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Posted by ブクログ 2017年01月04日
女優杏さんの『杏のふむふむ』で、この本に触れられており、興味を持って、購入。
読んでいて、とても新鮮だった、
幕末の武家の精神、教養の高さが出ており、また、躾の厳しさとそれに答える幼い作者の人格も素晴らしい。
ひとつひとつの文章が、読者に何か語りかけているようで、目の前に、作者がいるようで、あ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月07日
とても興味深かった。日本人の武士の娘として、厳しい躾を受け、そして海外での生活、そしてご主人を亡くされての生活。色々な立場に立たされながらも、悩み誇り高く生きられてるすがたがとても気持ちがよく読めた。また日本の伝統、歴史なども興味深い事がたくさん書かれていて私自身励まされることも!臍の尾が首に(著書...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月02日
平成の時代となり西欧諸国と文化もあまり変わらなくなった、「現在の一点的」な考え方では、理解できない人もあるかもしれないが、とても素晴らしい本だ。
下手な感想を書くと誤解されるかもしれないので、
一読していただくことを是非おすすめする。
文章をよんでこれほど「上品」で「凛」とした雰囲気を感じたのは初め...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月05日
明治初期に旧長岡藩の家老武士の旧家に生まれ、お嬢様育ちの書者が生活習慣の違うアメリカに嫁に行くという。「当時婚約は、私個人の問題ではなく家全体にかかわる事と思っていましたから、誰方のところへと尋ねてみようと思いませんでした。まだ十三歳にも満たない私のことでございますから、何もかも人任せでありました...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月25日
原題は「A daughter of the Samurai」で、自伝として書いたのではないから「The」ではなく「A」としたそうである。
著者は明治維新後の明治6年、長岡藩家老の家に生まれ、武家の娘として厳格に育てられたという。その後結婚のためにアメリカに渡るが、開放的なアメリカの風土にも順応...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月21日
著書杉本鉞子さんは、日本の武士の古いしきたり、ものの考え方をニューヨークの新聞に掲載、数カ国語に訳されたそうだ。
印象に残ったのは明治維新の時自ら屋敷に火を放った母上の話。数世紀前のご先祖の側室が家来と不義密通し、手打ちにあった話。子供の教育はすごく厳しく、結納の日から、会った事も無い婚約者のために...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月15日
旧長岡藩家老の娘として明治維新後に生まれた著者。長岡を離れ東京へ移り住み、さらには米国に住む日本人の元へ嫁ぐ…時代の大きな変換期を誇りと気概に満ち溢れた精神で生き抜き、新しい時代の扉を開けた著者の体験談は時代の変革の中でも逞しく生きた当時の名もない人達の姿を浮き彫りにする。
一般人の渡米などが珍し...続きを読む
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