[ 内容 ]
中野重治が亡くなって三十年が過ぎた。
「中野が生きていたら、何と言っただろう」さまざまな出来事が起きるたびに、多くの人がそう思う。
戦後も六十年以上を経過し、戦後民主主義も反戦平和も大きな変質を余儀なくされている現在、改めて中野の声に耳をかたむけたい。
中野重治は戦後の日本をどのように
...続きを読む生きたか。
その作品をたどることにより、戦後日本を問い直す。
[ 目次 ]
序 反戦平和思想の文学者として
第1章 日本国憲法と天皇制
第2章 戦後文化運動のなかで
第3章 占領という現実
第4章 朝鮮戦争とサークル運動
第5章 中国の旅
第6章 戦後の転換点
第7章 一九七〇年代の思想
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]