作品一覧

  • 釈迦
    3.3
    1巻935円 (税込)
    仏教の開祖・釈迦の生涯を、人間愛を唱えた武者小路実篤(1885─1976)が伝記小説にまとめた。人を超えた人への尊崇の思いと共に、一言一句に同じ人間としての釈迦への篤い共感が、全篇に溢れる。真摯さと共にユーモアも感じさせる名文から、人として記憶に刻んでおきたい人類の至宝の道程が分かり易く丁寧に語られる。(解説=石井公成)

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  • 愛慾・その妹
    -
    1巻440円 (税込)
    自分の眼となっている妹を手放すことに怯える貧しく盲目の作家広次が、世間からも人間からも疎外されていく悲劇を描いた「その妹」。兄と妻が通じたことで人間不信に陥る画家英次の苦悶の心理を描く「愛慾」。肉体へのコンプレックスが招く孤独と暗い運命に翻弄されながらも、そこからの密かな救済を暗示させる、作家の個性が光る2つの戯曲。
  • 幸福な家族
    3.4
    1巻495円 (税込)
    馬鈴薯や玉葱や南瓜に美を見いだして、あくことなく野菜の絵を描く老ドイツ語教師・佐田とその妻、聡明で個性的な息子、娘とその恋人たちが、人類の意志としての幸福を愛し、幸福を極めようとする、どこまでも素朴な善意を基調として構成された小説。彼らの周辺でさかんに交される、真情こもった当意即妙のユーモラスな会話は、読者の心を明るい希望で満たして尽きることはない。
  • 人間らしく生きるために ―新しき村について―
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 武者小路実篤が創設以来、生涯にわたって書き続けた「新しき村」についての言葉から、実際に村の建設を進めた渡辺貫二が、その体験から選んだ「新しき村」の真実を語る文章が集められています。

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  • 小僧の神様・一房の葡萄
    3.5
    1巻1,265円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヒューマニズムを讃える白樺派作家の名作! 〈収録作品〉志賀直哉「小僧の神様」「網走まで」「母の死と新しい母」「正義派」「清兵衛と瓢箪」「城の崎にて」「雪の遠足」「焚火」「赤西蠣太」、武者小路実篤「小学生と狐」「ある彫刻家」、有島武郎「一房の葡萄」「小さき者へ」。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
  • 美愛眞
    -
    1巻430円 (税込)
    「美を感じるのは、愛が心に生まれるからである」「愛があるので人生には意味がある」――人と自然、人と人との美しい関係を謳い上げる様々な“愛の言葉”。身のまわりの小さきものに愛の眼をそそぎ、自然を愛し、人を愛して逝った作家・武者小路実篤の珠玉のエッセイ集。

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  • 釈迦

    Posted by ブクログ

    文章が平坦、平易、とのことですが、読みやすかったとは思います。釈迦かどう生きたのか、そして、釈迦を取り巻く主要な比丘たちのことも、順を追って知ることができました。

    0
    2025年03月26日
  • 小僧の神様・一房の葡萄

    Posted by ブクログ

    作品紹介・あらすじ

    仙吉が奉公する店に、ある日訪れた一人の客。まるで自分の心を見透かすように鮨屋に連れていってくれたこの客の正体に、仙吉は思いをめぐらせ-。少年の心情を鮮やかに切り取った「小僧の神様」をはじめ、白樺派を代表する作家三人の作品を収録。

    *****

    わけあって志賀直哉の「小僧の神様」が読みたくて書店に行った。本当は岩波書店から出版されている旧かなづかいの一冊が欲しい、なんて大それたことを思っていたのだけれど、残念ながら書店の検索機に引っ掛からず。たった一冊引っ掛かったのがこの「少年少女日本文学館」シリーズの中の一冊だった。対象年齢がいくつなのか分からないけれど、僕は多分「少年

    0
    2024年09月20日
  • 幸福な家族

    購入済み

    幸福な家族

    昔懐かしいほのぼのとした幸せな家族の物語りでこういう人生も良いかなと思った。

    #癒やされる #ハッピー #ほのぼの

    0
    2022年06月28日
  • 幸福な家族

    Posted by ブクログ

    絵を描くのが好きなお父さん。ちょっと影が薄いけどしっかりと家族を切り盛りするお母さん。ひたすら性格がまっすぐな長男。お父さんのことが好きな長女。

    そんな家族の話。
    ただそれだけ。

    それだけなのにとっても幸福。

    0
    2009年10月04日
  • 小僧の神様・一房の葡萄

    Posted by ブクログ

    小僧と神様 志賀直哉 日本文学館

    武者小路実篤と共に学習院で学んだと言う
    とても繊細な人だったらしい
    小説の神様と呼ばれてもいたようだが
    夏目漱石とは別の文体で
    言葉使いが違うせいか馴染めない所も多く
    「小僧と神様」と「雪の遠足」を読んで閉じた
    どちらも寂しい話で尻切れとんぼであるところが気になったし
    現象面に引き摺られてしまう主人公の悩みがわかるような気がする

    0
    2023年05月21日

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