武者小路実篤のレビュー一覧

  • 小僧の神様・一房の葡萄

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    有島武郎の一房の葡萄を読みたくて借りたが、小さき者へが圧倒的に良かった。父からの手紙という設定も面白かった。子を持つ親は、これを子供に言えることがいかにカッコいいか。わかるのではないかなと思う。

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    2026年08月01日
  • 小僧の神様・一房の葡萄

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    小五が読んだ。
    知らない言葉の解説が同ページ内にあるので読みやすいとのこと。

    志賀直哉の文体は簡潔でわかりやすいらしい。拒否感なく読んでくれて親はホッ。
    私自身は読んだことがないので評価はなし。
    興味を持った時に渡す本としてはこのシリーズがいいんだろうなと思っています。

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    2025年09月27日
  • 小僧の神様・一房の葡萄

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    作品紹介・あらすじ

    仙吉が奉公する店に、ある日訪れた一人の客。まるで自分の心を見透かすように鮨屋に連れていってくれたこの客の正体に、仙吉は思いをめぐらせ-。少年の心情を鮮やかに切り取った「小僧の神様」をはじめ、白樺派を代表する作家三人の作品を収録。

    *****

    わけあって志賀直哉の「小僧の神様」が読みたくて書店に行った。本当は岩波書店から出版されている旧かなづかいの一冊が欲しい、なんて大それたことを思っていたのだけれど、残念ながら書店の検索機に引っ掛からず。たった一冊引っ掛かったのがこの「少年少女日本文学館」シリーズの中の一冊だった。対象年齢がいくつなのか分からないけれど、僕は多分「少年少女」の範疇外だと思うので「どうしようかな」と躊躇したのだけれど、結局購入。「現代かなづかい、現代送りがな」が使用されており、全ての漢字にルビが振られている。また分かりづらいと思われる言葉(例えば「触角」「君子」「カンテラ」)などには図解付きの注釈が付いている。至れり尽くせりの一冊なのだけれど、注釈はちょっと煩わしく感じられた。とは言っても、例えば「行李」「掛け茶屋」「按腹」など僕の知らない言葉にも注釈があり、「なるほどそういうことか」と頭が良くなったようにさせてくれるのだから、始末に悪い。それはそうとして。

    収録されているのは志賀直哉の「小僧の神様」「網走まで」「母の死と新しい母」「正義派」「清兵衛と瓢箪」「城の崎にて」「雪の遠足」「焚火」「赤西蠣太」、武者小路実篤の「小学生と狐」「ある彫刻家」、有島武郎の「一房の蒲萄」「小さき者へ」の全13編。作者の名前は勿論、作品名も知っていたものが多いのだけれど、恥ずかしながらどれも読んだことはなかった。今回読んでみて「なるほど」とそれなりの面白さを感じることは出来た。特に志賀直哉の人間の心理状態の移り変わりを巧みに表現している内容にはぐっとくるものがあった。「小僧の神様」のA氏の仙吉や自身の行動に対する微妙な心の揺らぎや、「赤西蠣太」の女
    性に対する心理に軽く振り回される様は、自分に置き換えることで読み手である僕も妙にドキドキさせられた。

    明治から昭和初期くらいにかけての日本の小説家はあまり読んでこなかったのだけれど、これを機に少しずつ読んでみようかな、と思わせてくれた読書体験だった。

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    2024年09月20日
  • 幸福な家族

    購入済み

    幸福な家族

    昔懐かしいほのぼのとした幸せな家族の物語りでこういう人生も良いかなと思った。

    #癒やされる #ハッピー #ほのぼの

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    2022年06月28日
  • 幸福な家族

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    絵を描くのが好きなお父さん。ちょっと影が薄いけどしっかりと家族を切り盛りするお母さん。ひたすら性格がまっすぐな長男。お父さんのことが好きな長女。

    そんな家族の話。
    ただそれだけ。

    それだけなのにとっても幸福。

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    2009年10月04日
  • 小僧の神様・一房の葡萄

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    小僧と神様 志賀直哉 日本文学館

    武者小路実篤と共に学習院で学んだと言う
    とても繊細な人だったらしい
    小説の神様と呼ばれてもいたようだが
    夏目漱石とは別の文体で
    言葉使いが違うせいか馴染めない所も多く
    「小僧と神様」と「雪の遠足」を読んで閉じた
    どちらも寂しい話で尻切れとんぼであるところが気になったし
    現象面に引き摺られてしまう主人公の悩みがわかるような気がする

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    2023年05月21日
  • 釈迦

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    分かりやすくてエッセンスを凝縮した本を書いたと実篤は言っているが、登場人物なども多く出てきて、どれも掘り下げが薄く、誠実なダイジェスト、といった印象。武者小路実篤が敬愛する釈迦の人物像や考え方に迫りたかったが、感じきれなかった。読み取り不足かもしれないが。

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    2021年04月06日
  • 釈迦

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    1950年代初版のものが再版されたもの。釈迦の生涯をまとめ的に吸収するには最適な著書。数々の教えについてはほとんど触れていないので、あくまで人物を知るのが目的。
    釈迦が説いたとされる万人向けの教え(法華経とか)のスケールの大きさに比べて、自身の解脱だけを目指す上座部向けの細々とした戒律が相矛盾しているのが仏教最大の問題点で弱点だと思うが、つまりは生きることが苦しみなのか喜びなのかのどちらを取るかで選択が分かれるのだろう。釈迦にしたってスジャータとの出会いは僥倖だったに違いないし、それが因となり悟りを開くのだから女性と目を合わすなというのはあんまりではないか。苦しみばかりにフォーカスしても正しい認識とは言えないだろうし、それに臨終の時に「俺の人生は苦しみの連続だったが、これでやっと死ねる!」というのもあんまりではないか。釈迦の教え自体が両極端でバランスに欠けていると敢えて記しておく(もっとも釈迦は法華経以外は全て方便であり仮の教えだからそれらの一言一句たりとも用いてはならないとのことだが)。

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    2017年07月07日
  • 幸福な家族

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    口語体(?)で書かれているのが面白い。

    日本人にありがちな男女の心のすれ違いだなと思った。

    今読んでも普通に理解しやすいというか"あるある"というか、戦争という単語さえなければ現代の話に十分思える。

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    2011年12月04日
  • 幸福な家族

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    はじめは、幸福すぎてつまらない、と内心皮肉りながら少しずつ読み進めていたのに、じわじわと引き込まれていった。どっかできっと不幸になるはずなんていう期待を持っていたのに、危機をうまく乗り越えられていき、本当に幸福な家族が描かれている。こういう場合、平凡だと思ったりするのに、読後のさわやかさと余韻は何なんだろう。
    解説で、今の若い人が読むとどう感じるのかと、あった。私がこの解説者にとっての若い人に分類されるかはさておき、この作品は世代を超えて受け入れられるのだろうと感じた。
    幸せになった。

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    2010年06月16日
  • 幸福な家族

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    ドイツ語の先生の佐田正之助は、野菜や果物の油絵に夢中。息子の正蔵の友人の川上は、正之助の絵に美点を見出す。娘の綾子は、父の絵のモデルに不幸な境遇にある千津子を推薦し、千津子は佐田家に通うようになる。

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    2009年10月04日