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Posted by ブクログ 2020年12月30日
著者・佐藤が言うように三島の行動の軌跡を「前意味論的欲動」を軸として描くことに成功しているかどうかはともかく、幅広い爪痕を文学と社会に残した三島のコンパクトな評伝として受け取ることができる。新書というコンパクトな形にこれだけの史料内容をよく収め得たな、とその編集力(編集者の力量かもしれないが)にまず...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月21日
「三島由紀夫」という人物は、自分がこの世に生を受けた時には既に没しており、またある種の神格化が進んでいた。
いかなる著作もその悲劇的最期と分かち難く結び付けられ、そのためか「難解」「国粋主義的」そういった印象を持っていた。市ヶ谷での顛末が大きくクローズアップされる以上、それはある程度は仕方あるまい。...続きを読む
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