本牧亭の灯は消えず 席亭・石井英子一代記

本牧亭の灯は消えず 席亭・石井英子一代記

924円 (税込)

4pt

5.0

日本最後の講談定席として惜しまれつつ平成二年に休場した東京・上野の本牧亭。その席亭を務めた著者が四十二年間の軌跡を振り返る。家族ぐるみで交流した芸人達の素顔、伝統話芸を守らんと試行錯誤を重ねた日々。江戸っ子の爽やかな人柄がにじむ「おかみさん」奮闘記。




目 次



序 章 雪の夜の楽屋

第1章 生い立ち

第2章 娘時代の私

第3章 戦中から戦後にかけて

第4章 本牧亭再興

第5章 寄席の経営

第6章 父のこと

第7章 『巷談本牧亭』のこと

第8章 中国旅行

第9章 鉄筋ビルの寄席に

第10章 休席の顚末

第11章 講談の灯は消さない

第12章 人との縁

終 章 幸せな星の下に

あとがき



文庫版あとがきにかえて 清水孝子



年 表

本書に登場する主な講釈師たち



〈対談〉本牧亭がつないだ講談の昔と今 宝井琴調×神田伯山

〈解説〉客と演者とおかみさん――本牧亭をめぐる人間模様 長井好弘



人物索引

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本牧亭の灯は消えず 席亭・石井英子一代記 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    講談専門の演芸場として、昭和23年から平成2年まで東京は上野にあった、「本牧亭」。本書はその2代目席亭である著者による、半生記と本牧亭の興亡を当時の芸人たちのエピソードを交えて記している。

    なお、本書は長く絶版となっていたが、2021年に文庫化されて復活。復活の功労者は現在の人気講談師、六代目神田

    0
    2022年05月05日

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