新選組 粛清の組織論

新選組 粛清の組織論

896円 (税込)

4pt

3.9

殺した敵は26人、殺した「味方」は40人!

近藤勇、土方歳三、沖田総司らが、京都で剣を振るい、最期は武士らしく散っていった――そうした新選組のストーリーは「勝者」による一面的なものにすぎない。

新選組約520人の隊士のうち、40人が内部粛清や・暗殺で命を落としたとされる。そのなかには創設者の芹沢鴨や、新見錦、副長の山南敬助、参謀の伊東甲子太郎、隊長・藤堂平助といった幹部クラスも含まれる。

主導権争い、路線対立、裏切り・・・粛清された“敗者”の視点から、組織が抱える暗部をえぐり出す、全く新しい新選組論!

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新選組 粛清の組織論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新撰組といえば、武士よりも武士らしく生きた集団。滅びの美学に殉じたことでも有名。しかし、組織としての新撰組は内部粛清を繰り返した。芹沢鴨、山南敬助、伊東甲子太郎などの幹部クラスを含めて約40人もの組織員が死罪や暗殺などに処されている。その数は戦闘で命を落とした者よりも多い。

    オウム真理教やあさま山

    0
    2017年07月14日

    Posted by ブクログ

    粛清された側からみる新選組論。個人的には山南と芹沢が面白かったな。新選組の本格的な研究はまだ始まったばかり、だからこそ面白かった。

    0
    2016年05月20日

    Posted by ブクログ

    新選組は清河八郎が幕府に働きかけて浪士が集められた集団が母体だが、清河はすぐに朝廷側につき江戸に帰った。残された芹沢・近藤らは攘夷活動経験を有する芹沢のつてで会津藩主松方容保預かりの立場を得た。芹沢は酒癖が悪く酔うと強盗や放火をやらかしたため、会津藩から近藤土方らへ暗殺命令が下った。土方と沖田が寝込

    0
    2022年01月07日

    Posted by ブクログ

    【殺した敵(26人)より、粛清した味方(40人)の方が多い! 】
    この触れ込みに興味を持って読んでみましたが、別段取り立てるものもなく、また組織「論」と言うには疎かな内容でした。また史実と著者の説が混同していて、本当の事なのか定説なのか分からなくなる部分も多く、そのあたりをすっきりさせてほしいと感じ

    0
    2017年01月15日

    Posted by ブクログ

    幕末に幕府方として一陣の風をおこした新選組に関する一冊。
    反幕の諸士暗殺よりも組織内での粛清で命を落とした人が多かったのは意外ですが、それだけ乱れていた一団を英雄のように扱う、歴史というより世間の見方にはあきれてしまいます。

    0
    2018年03月21日

    Posted by ブクログ

    新撰組粛清されし者達にスポットを当てた本。読んでみると永倉新八とかよく粛清されなかったものだと思う。本書は淡々と時系列に沿って粛清された芹沢鴨、伊藤甲子太郎などを取り上げているが彼らは暗殺されなかったらどうなっていたのか想像してしまった。近藤が最後に官軍に粛清されるというのが痛烈なオチ。

    0
    2017年08月13日

    Posted by ブクログ

    新選組を好きな人なら、そんな新たに買うこともないかなぁと思った。
    組織論とうたっているが、特に論でもない。事実が書かれているのみ。

    0
    2016年05月05日

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