ガンディーの真実 ――非暴力思想とは何か

ガンディーの真実 ――非暴力思想とは何か

935円 (税込)

4pt

4.7

★中島岳志氏推薦! 「今後、この本を抜きにしてガンディーを語ることはできないだろう」★ 贅沢な食事をしないこと、搾取によってつくられた服を着ないこと、性欲の虜にならないこと、異教徒とともに生きること、そして植民地支配を倒すこと――。ガンディーの「非暴力」の思想はこのすべてを含む。西洋文明が生み出すあらゆる暴力に抗う思想・実践としての非暴力思想はいかに生まれたのか。真実を直視し、真実と信じるものに極限まで忠実であろうとしたガンディーの生涯そのものから、後の世代に大きな影響を与えた思想の全貌と限界に迫る。ガンディー研究を一新する新鋭の書!

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ガンディーの真実 ――非暴力思想とは何か のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ガンディーの思想・生涯を、批判的に考察する良書。
    非暴力運動が、単に暴力を使わない抵抗運動という二項対立のもとで捉えられる概念ではなく、日常生活の実践を下敷きにした多分に宗教的な概念であったというのは新鮮。

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    インドが如何にしてイギリスから独立できたのか?現代の日本が如何にしてアメリカきら独立できるのかという問題と被るのではないか?アメリカは日本を独立国家として扱っていると言っておるが果たしてそうか?
    非暴力不服従、宗教的なカリスマ、チャンドラボース、コストがかかる植民地経営、等々。
    最後にヒンドゥー教徒

    0
    2025年07月15日

    Posted by ブクログ

    ガンディーとはインドの仙人のような人かとおもっていました。が、違っていました。
    生身のガンジーの姿がありました。

    宗教の普遍性、共通性に気が付いたのですが、その相違の部分に注目しなかったことが
    インドの分離が、ガンディーの悲劇を生んだのです

    気になったのは、以下です。

    ・非暴力は臆病とことなる

    0
    2023年11月22日

    Posted by ブクログ

    ガンディーは、非暴力思想に興味があって、時々、読む。よく考えると、評伝とか、研究書は読んでいなくて、基本、本人が書いたものを読んでいる。

    「ガンディーは聖人といわれるが、実はこういう問題もあった」みたいな本はあまり興味がない。ガンジーも自分の人間的な悩みを持っていながらも、真実を探究し続け、活動し

    0
    2023年09月23日

    Posted by ブクログ

    非暴力不服従の神髄が語られている、本当にわかりやすい概説書である。不正がはびこる原因は不正をおこなうものがいるからではなく、無関心、無思想、無気力による不正への暗黙の了解であり、それに対して真の力、サティヤーグラハによる抵抗を続けていくガンディーに感銘を受けた。また、食事との関係などテーマによっては

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    インドのガンジー博物館に行ってからもっとガンジーのことを知りたいと思い、手に取った本。偉大なガンジーでもやっぱり人間的側面があるんだって少し安心。

    0
    2025年04月13日

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