双葉文庫の検索結果
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だから家族は、
認知症を患う父が失踪した――。父の浮気が原因でバラバラになった家族は、父の失踪により再びひとつ部屋の下に集う。「愛人のところに自分の意志で行った」と主張し行動を起こさない兄。「私が目を離したせいだ」と自分を責め、家族の問題を背負い込もうとする姉。まるで他人事の僕。どこにでもいる「仲の良くない普通の家族」は父の失踪を機に家族のカタチを見つめ直す。Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』の脚本を務めた新進クリエイターが「家族とは!?」に“巨石”を投じる小説デビュー作。 ※本作品は2020年10月に小社より刊行された『されど家族、あらがえど家族、だから家族は』を文庫化に際し改題したものです。 -
太宰府オルゴール堂 独身貴族の探偵帳
ところは福岡・太宰府市。参道でオルゴール店を営む32歳イケメン独身貴族、伊東秀。そして、彼の店でアルバイトをすることになった、東京出身の女子大生、坂下茉奈。2人の周りで起こる不思議な出来事に、切れ味鋭いイケメンと天然女子大生が挑む――2015年度エブリスタ・ミステリー大賞入賞! 太宰府天満宮を舞台にした、ご当地ライトミステリー。 -
地方の教師がいやらしすぎて
こんな姿を見られたら、もう教壇には立てない――。 隠れドMの人妻教師、女子校育ちの実習生、肉食系美人コーチ……etc 真面目で生徒思いの女教師が、こんなにハレンチなことまで!? 一人暮らしの老母の面倒を見るため、東京の住まいを引き払って岡山に戻ってきた平岡周作は、独身の四十路男。知人の紹介で高校の職員となった周作は、学校の校外行事の手伝いで一泊二日の広島行きに同行することに。その晩、人妻教師の吉沢道代と共に消灯後の見回りをしていた周作は、敷地内の暗がりで絡み合う若い男女の野外セックスを目にしてしまう。自校の生徒かどうかを見極めようと、ふたりでそのプレイを覗いていると、普段は厳格な学年主任の道代の息づかいが徐々に乱れはじめ――。書き下ろし長編柔肌エロス。 -
沈没船で眠りたい
2044年、AI技術の高度発展により様々なタスクが機械化され、人間の就く職は減少していた。未来を憂いた人々が起こす機械の打ち壊し運動の最中、首謀者と関わりを持っていたと思しき一人の女子学生・奥平千鶴が機械を抱いて海に飛び込んだ。彼女が謎めいた行動に至った原因は、事件の起こる3年前から続く、千鶴と一人の女性が紡いできた物語の中にあった。機械がパーツを換えていくように変化していってしまう人間を、あるいは絶えず入れ替わっていく世界を、変わらずに愛することが出来るかを問う、慟哭のシスターフッドSF! -
蔦重の教え
55歳、仕事で大ポカをして依願退職を強要された人生がけっぷちの広告代理店営業マン、武村竹男(タケ)はお稲荷さんの怒りを買い、1780年代の吉原にタイムスリップしてしまった! しかも自分を揺さぶり起こしたのは吉原のガイドブックで当てている出版界の風雲児、蔦屋重三郎(蔦重)だった! なぜか20代の体に戻ったタケは蔦重のもとで働くことに。そこには後に世界で知られる浮世絵師、喜多川歌麿の若き姿があり、タケは葛飾北斎らとも交流し、蔦重に叱咤されながら、ものづくり、商売、ひいては人生の極意を学んでいく。タケはこのまま江戸の住人となるのか!? ユーモア満点の実用エンタテインメント小説! -
ツツヌケ
辻井未来は、小学2年生の娘・茉優と二人暮らし。モラハラ夫と離婚し、介護センターに勤めて派遣のヘルパーをしている。あるとき、ひとり暮らしの介護利用者の家に、夜中、何者かが侵入するという問題が起きた。同僚ヘルパーのイケメン、晴馬が暗視カメラを置いてみることを提案。スマホにつなげ、ほどなく犯人は判明したが、最先端のAI機器の便利さに触れた未来は、一人で家にいることが多い茉優を心配して、自宅にもAIスピーカーと連動するカメラを導入した。しかし、後日、家に帰ると茉優の姿が消えていた――。現代に潜む、思いがけぬ危険を炙り出すサスペンス、文庫書き下ろしで登場! -
罪と眠る ヤメ検弁護士・一坊寺陽子
福岡で弁護士事務所を開業する一坊寺陽子のもとに同期の弁護士・桐生晴仁から2つの依頼がくる。ひとつは少女による実父殺しの弁護で、もうひとつは桐生自身にかけられた懲戒請求の請求人捜しだった。独身の陽子は桐生に淡い思いを抱きながらも、ふたつの事件を調べていくと、思わぬ真実が見えてくる。過去と現在、「ふたつの親殺し」があぶり出した衝撃の結末とは!? 現役弁護士作家によるリーガルサスペンスの傑作、待望の文庫化! ※本作品は2022年2月に刊行された単行本『正義の段階 ヤメ検弁護士・一坊寺陽子』を文庫化に際し改題し、加筆修正をしたものです。 -
鉄ヲタ探偵 曳野鉄の事件簿
探偵を夢見る女の子・宇佐美操。家の事情で学校を中退して就職した探偵事務所の所長・曳野鉄は、鉄道をこよなく愛する“鉄ヲタ”だった! 電車にしか興味のない曳野に、最初は引き気味の操。だが、鉄道知識を使って依頼された事件を颯爽と解決する曳野に、徐々にドキドキに…!? 「この探偵、鉄ヲタなのにカッコいい…」――エブリスタ・ミステリー大賞を受賞した大人気キャラミスが登場! -
天国の声、お伝えします 父が遺した不思議なミシン
東京のアパレルで働く中村みどりのもとに幼い頃に生き別れた父親が突然亡くなったと知らせが届く。唐津でテーラーを営む父は大事な遺品を小物などにリメイクする仕事をしていた。残った数件の注文を引き継いだみどりが年代物のミシンを使い始めるとなんとミシンの中から遺品の持ち主だった故人が話しかけてきた。生前伝えられなかった秘密や想い。託された伝言をみどりが遺族や関係者に届けると……「ほろりとさせつつ、前へすすむ元気がもらえる作品でした」などの声が寄せられた感動作、待望の文庫化。 ※本作品は2022年5月に刊行された単行本『奇跡のミシン 天国の声、届けます』を文庫化に際し改題したものです。 -
桃鬼城奇譚
時は戦国――。桃鬼城落城の折に生を受けた太郎丸は、城主であった父桃乃木道政によって一振りの太刀と文とともに川に流される。かつての道政の軍師片岡恫年のもとで修行を積み、立派な若者に育っていた太郎丸だが、平穏だった故郷が突如現れた鬼たちに蹂躙され、復讐の旅に出る。落城以来、鬼の住処となっていた桃鬼城を目指す太郎丸は、旅の途中で知り合った仲間たちと、怨念渦巻く敵地に乗り込むのだが――。第二回歴史群像大賞を受賞した圧巻の戦国伝奇ファンタジー、二十五年の時を経て待望の初文庫化。 本作品は1995年9月に学習研究社より刊行された作品を加筆修正し、改題したものです。(原題 『桃鬼城伝奇』) -
東南アジア全鉄道制覇の旅
バックパッカースタイルの旅取材を通して、東南アジア各国のローカル鉄道に長年乗ってきた著者。あるとき路線図をぼんやり眺めていて、気づいてしまった。あと一歩で東南アジアの鉄道の全路線制覇だと。残りの路線を完全乗車する旅が始まった。それがどれほど大変なことなのか、やがて思い知らされる。短い盲腸線を行ったり来たり、降りたら誰もいない真っ暗な駅で呆然としたり、時刻表にも載ってない謎の路線を求めてさまよったり。ディープでほっこりするアジア目線で綴った、東南アジア鉄道完乗紀行の第一弾、タイ・ミャンマー編。 -
時穴みみか
小六の美々加は、シングルマザーのママに恋人ができて以来、学校の帰り道に道草をするようになった。ある日、黒猫のあとをつけて巨木の根元の空洞をくぐり抜けると、知らない家で目を覚ます。くみ取りのトイレやダイヤル式電話、学校ではこっくりさんに夢中な級友……。どうやら昭和49年にタイムスリップしたらしい。当たり前のように美々加を「さら」と呼び、たっぷりの愛情を注いでくれる小岩井家の次女としての日々が始まった。優しさと温もりに包まれた、ノスタルジックな冒険譚。解説・田中兆子 ※本書は2015年2月に講談社から刊行された作品を文庫化したものです。