麻宮ゆり子の作品一覧 「麻宮ゆり子」の「敬語で旅する四人の男」「下町洋食バー高野」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 下町洋食バー高野 4.0 小説 / 国内小説 1~2巻748~858円 (税込) オリンピックまで二年、昭和三十七年の東京。十七歳の郷子は、二年半前に集団就職で上京したものの、劣悪な労働環境から工場を逃亡した。そのまま上野駅でうろうろしていたところを、浅草にある「洋食バー高野」のおかみ・とし子に拾われ、そこで働くことに。美味しく温もりあふれる絶品料理と、一緒に働く人々や、訪れるお客さんに出会い、郷子は新しい“仲間”と“居場所”を見つけていく──。下町の社交場「洋食バー高野」を舞台に描く、少女の上京物語。 試し読み フォロー 世話を焼かない四人の女 4.0 小説 / 国内小説 1巻825円 (税込) 住宅メーカーの総務部長を務め、土曜の夜は会社に内緒の別の顔を持つ水元闘子。宅配便のドライバーをしている元ソフトボール選手の榎本千晴。鋭敏過ぎる感覚を持ち、ドイツパン作りに情熱を燃やす石井日和。女と逃げた夫の小さな清掃会社を育て上げた会沢ひと美。仕事の悩みや将来への不安に揺れる4人の女たちが踏み出す一歩。読めばすっと心が軽くなる連作短編集! 試し読み フォロー 花電車の街で 4.5 小説 / 国内小説 1巻770円 (税込) 戦後の高度経済成長が始まった昭和30年代。碧は母と二人、名古屋の繁華街・大須で暮らしている。娯楽施設や商店がひしめき、個性的な面々が集うこの「ごった煮の街」で、アルバイトしながら足繁く映画館に通う碧の夢は将来、映画監督になること。人々が、つらいことを一瞬でも忘れるような映画を作りたい――。そんな碧の前にある日、一人の男が現れて……。街の移ろいや大人たちとの交流を通して描く、瑞々しい成長物語。 ※本作品は2018年4月に小社より刊行された『碧と花電車の街』を文庫化に際し改題したものです。 試し読み フォロー 仏像ぐるりのひとびと 4.3 小説 / 国内小説 1巻770円 (税込) 浪人時代の交通事故や不本意な進学など屈託を抱える大学生・雪嶋直久。唯一の心の支えは仏像だった。ある日、アルバイト募集を見かけて踏み込んだ仏像修複の世界。修復師の門真と過ごす日々の中、その作業の困難さと大好きな仏像のより深い魅力を知る。そして積み重なる出会いは、雪嶋の凝った心を解きほぐしていき……。仏像に魅了された人々の再生と成長の物語。 試し読み フォロー ポーチの中のロマンス - 小説 / 国内小説 1巻1,100円 (税込) 育児と仕事に追われて暮らすある日、元カレから電話が……「イケナイ密会」(渡辺淳子)/姉から急に預かった姪を連れて、憧れの人に会いに行くと……「バージンチーク」(大西智子)/総務部女部長の、知られざる夜の顔とは……「ありのままの女」(麻宮ゆり子)/憧れの女友達との同居生活に疎遠だった弟が加わり……「塗りたくった赤」(くぼ田あずさ)/新鋭作家4名による、女たちの複雑で脆い心の様を描いたアンソロジー。 試し読み フォロー 敬語で旅する四人の男 4.2 小説 / 国内小説 1巻825円 (税込) 真面目さゆえに他人に振り回されがちな真島。バツイチの冴えない研究者、繁田。彼女のキツイ束縛に悩む、愛想のよさが取り柄の仲杉。少し変わり者の超絶イケメン、斎木。友人でなく、仲良しでもないのに、なぜか一緒に旅に出る四人。その先で待つ、それぞれの再会、別れ、奇跡。他人の事情に踏み込みすぎない男たちの、つかず離れずな距離感が心地好い連作短編集! 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 麻宮ゆり子の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 敬語で旅する四人の男 小説 / 国内小説 4.2 (11) カート 試し読み Posted by ブクログ 少し変わったアラサーの4人の男子が、ひょんなキッカケで旅行に行く事から始まる。4人のキャラがうまく出来ていて、絡み合うのが面白い。特に斎木さん。ただ、最後の章の斎木さんが女性と一泊旅行に出掛た夜の場面は、辛くなってしまった。 0 2025年09月02日 仏像ぐるりのひとびと 小説 / 国内小説 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 仏師の話や仏教の話に興味があるので修復にもそそられる。まだアルバイトで進路も定まっていない主人公が修復の仕事を通して自分のやりたい仕事に誇りを持って親の承諾から必要な資料を探したり将来不安定な職業の決意に至るまでの想いと成長に自分の過去を振り返りながら読む。 しっかり定まっていたらこんなフラフラな生活していないし相手を傷つけなかったのだろうなぁと思うと思春期にこの本に出会っていたらなぁと恋愛小説しか読んでいなかった自分を叱りたい。 0 2025年08月15日 下町洋食バー高野 ビーフシチューとカレーは何が違うのか? 小説 / 国内小説 5.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 下町洋食バー高野。立て続けに読めた、とても良く花電車もきっとこんな風に自分に合ったからなんだろうな。おキョンが自分を見つめ直して成長する様が良い、実際に成長しているし女将の会合に興味を持って実際に大きな会得する。挫ける度に自分を否定して落ち込んでいる、お客のジイさんに冷やかされて心臓がドキドキして耐えられない緊張感が場面が1番響いた、自分をちゃんと受け入れてないんだ、自分にも当てはまるから尚更だよ。とし子さんも気付いんだろう上野駅に付き添い頼んで気分が落ち着いた。その後ジイさんを哀れに思う成長した。 0 2023年08月16日 世話を焼かない四人の女 小説 / 国内小説 4.0 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 花電車、高野、の次がどうしてなかなか購入出来ずにいたが新刊の文庫本出たのが喜 水元さんを読んでいて生き方も考え方も飲み込めるし部下に対しての想いと背中を押してくれるっていい場面だなぁと思った。猫って登場するだけで幸せな気分になるって事、ごめんねやっと旅から帰ってくれたのがフリが効いていて回収できているので上手だと思います。構成がしっかりしているからか、読みづらさ0ですね。これだけで長編小説出来ると思いきや次から全部素敵でした。斎木がスパイスになるとは 解説で敬語で旅するからの登場とは、まだまだ浅い自分です 0 2023年08月16日 花電車の街で 小説 / 国内小説 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 凄く良い、凄く良かった。大須は名古屋でもまた違う独特の色合いがあると思っていたが、ごった煮が似合う街なんだよ。花電車が走るくらいだから、ごった煮の言葉が1番似合うのかな。街の出来事が起きるのだけど、その合間合間に入れる動作、秀治がおはようと近付くと洗濯する手に力が入ると、そして富江さんが早く学校へ行けと代わってくれるって、日常が浮かぶのがいいかな。映画館で過ごして映画監督になるって言う、そして有言実行に敬意を表する。大変な男社会で挫けないのは大須で芯が鍛えられたこと。花電車が浮かんだ、つつじのが浮かんだ 0 2023年08月16日