敬語で旅する四人の男

敬語で旅する四人の男

825円 (税込)

4pt

真面目さゆえに他人に振り回されがちな真島。バツイチの冴えない研究者、繁田。彼女のキツイ束縛に悩む、愛想のよさが取り柄の仲杉。少し変わり者の超絶イケメン、斎木。友人でなく、仲良しでもないのに、なぜか一緒に旅に出る四人。その先で待つ、それぞれの再会、別れ、奇跡。他人の事情に踏み込みすぎない男たちの、つかず離れずな距離感が心地好い連作短編集!

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敬語で旅する四人の男 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    少し変わったアラサーの4人の男子が、ひょんなキッカケで旅行に行く事から始まる。4人のキャラがうまく出来ていて、絡み合うのが面白い。特に斎木さん。ただ、最後の章の斎木さんが女性と一泊旅行に出掛た夜の場面は、辛くなってしまった。

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    最初の真島が前面に出るのかと思いきや、4人全ての人が主人公で それぞれ違うキャラクターで斎木さんだけではない 全員が面白いって事。ラストでも3人が熱海に来ていてまるでそうなるだろう、斎木さんをアシストする感じがする それくらい友情が出来上がって深くつながっているんだな、お互いの内面には踏み込まないけ

    0
    2023年08月16日

    Posted by ブクログ

    30歳前後の男性4人の話であるが、それぞれの特徴をよく捉えていて面白い。
    好き嫌いでいうと個人的に好きな物語である。

    まず、敬語で旅する四人の男ってのが不思議で、成り立つのか、楽しめるのかが実に興味深かった。

    いや、スッーと入り込んできたのに驚いた。
    よくできている、というかこの四人に好感が持て

    0
    2023年07月09日

    Posted by ブクログ

    四人の男がそれぞれ主人公になる、短編集のような感じですが、気持ちよく読めました。

    やはりダントツで斎木くんが印象に残ります。
    人の心を推しはかるのが苦手な斎木くん。
    でもそんな斎木くんが、母に教わったことを思い出し
    実践して何とか対応している姿が、愛おしく思える。

    そして他のメンバーも、適度な距

    0
    2024年09月09日

    Posted by ブクログ

    短編でそれぞれ主人公が違うけれど
    敬語で旅する4人の男が主人公だからわかりやすい。

    斎木の言動が気になり過ぎてどんどん読み進めてしまう。

    4人の距離感が本当に絶妙!

    0
    2024年06月25日

    Posted by ブクログ

    ブク友さんの本棚からタイトルに惹かれて。
    敬語を使うぐらいの仲同士での旅行って、
    これから仲間になって打ち解けていくのだとしたら
    ワクワク感があって面白そうと読み始めた。
    4人がそれぞれの事情で主人公となって4人で旅をする。微妙な距離感からちょうどいい距離感へ
    「即戦クンの低空飛行」鳥取砂丘と最後の

    0
    2023年09月03日

    Posted by ブクログ

     ひょんなことから旅をともにすることになった4人のアラサー男たち。
     全員に共通するのは不器用で世渡りベタなこと。

     微妙な距離感。噛み合わないところを何とか噛み合わせながらの4人の不思議な友情を育む旅を描く連作短編ヒューマンドラマ。第7回小説宝石新人賞受賞作。
              ◇
    真島

    0
    2023年08月07日

    Posted by ブクログ

    「登場人物に発達障害のある人がいる」と知って読んでみた初めましての作家さん。
    「スーツケースの半分は」はアラサー仲良し女子4人の旅がテーマの短編集だったけど、こちらは知人以上友人未満の30代男性4人の旅。あとスーツケース~は海外旅行でこっちは国内旅行。「敬語で旅する」距離感が意外と良い。

    みんな、

    0
    2020年08月27日

    Posted by ブクログ

    斎木さんには踏み込まない人も必要だけど、
    踏み込んでくる人も必要なのかも。

    ちなみに私はいつも前者。
    たぶん前者の方が多いのかな。
    非現実なようでけっこう現実的な話で、身につまされた。

    0
    2017年11月17日

    Posted by ブクログ

    旅したいなぁ〜と、読んでみた。

    ひょんな事から、旅に出る事になった4人の男。彼らの関係性が何とも言えず、面白い。

    斎木の行動には驚かさせるものがあるけれど、今では多少なりとも認識されてきているように思う。
    難しいものだけどね。

    何だろ、こんな風にある程度歳を取ってからも旅に出てみたいものだ。

    0
    2023年02月02日

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