緋色の残響

緋色の残響

737円 (税込)

3pt

強行犯係の刑事にして一人娘の母親でもある羽角啓子。中学生の娘、菜月の将来の夢は新聞記者になることだ。そんな菜月がかつて通っていたピアノ教室で、女子生徒が急死した。死因は食物アレルギー。不慮の事故かと思われたが、菜月のある行動によって真実が明らかに(表題作/『推理小説年鑑 ザ・ベストミステリーズ2019』選出)。45万部超ヒット作『傍聞き』で圧倒的な存在感を放った母娘コンビが、身の回りで起きた事件の真相に迫るシリーズ第一弾!

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緋色の残響 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    長岡弘樹『緋色の残響』双葉文庫。

    日本推理作家協会賞受賞作『傍聞き』で主人公を務めたシングルマザー刑事の羽角啓子と一人娘で中学生の菜月を全編の主人公にした5編収録の連作短編集。裏表紙の解説によれば、本作がシリーズ第1弾ということなので、今後シリーズ化されるようだ。

    刑事である啓子の推理や洞察力も

    0
    2023年06月19日

    Posted by ブクログ

    長岡弘樹さんといえば『教場』シリーズが有名だが、短編集「傍聞き」の中に登場したシングルマザー刑事の啓子と一人娘の菜月の親娘が印象に残った。この『緋色の残響』はそのコンビが全編の主役を飾る連作短編集であり。小学生だった菜月は中学生となり、新聞部に所属、今回も母親である啓子の追う事件の解決のヒントになる

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    気が強く優秀な強行犯課の刑事、羽角啓子。
    将来新聞記者を志す中学生の娘、菜月の母娘が様々な事件を解決する連作短編集。
    5編、何れもおもしろいが多少設定に無理があるところもあるが真実を知れば奥深い。
    良く出来た短編集です。

    0
    2024年08月20日

    Posted by ブクログ

    強行犯係の刑事で、母親でもある羽角 啓子。そして、その娘・中学生の菜月。
    母娘の名コンビが、謎の事件を追い詰める。
    連作短編なので、サクッと読めます。

    0
    2024年07月28日

    Posted by ブクログ

    強行班の刑事羽角啓子と中学生の葉月との母子が協力して、身のまわりに起こる事件を解決する連作短編集。
    このふたり『傍聞き』でも登場しているらしいが、読んだのは10年前なのですっかり忘れていた。
    5編からなるが、やはり題名の「緋色の残響」が出色。
    葉月が、刑事の母親顔負けのテクニックで犯人を落とす。

    0
    2023年12月06日

    Posted by ブクログ

    黒い遺品/翳った水槽/緋色の残響/
    暗い聖域/無色のサファイア

    刑事の母と中学生の娘。
    中学生の周りで事件がこんなに起きるの??
    という気持ちは横に置いといて、おもしろかった。
    身近な事件の謎解きは身近なことで出来るんだ。ふむふむ。

    0
    2023年08月16日

    Posted by ブクログ

    刑事の母と中学生の娘の話だが、変にウェットな表現もなく、終始落ち着いたトーンでさらっと読みやすい
    が、ずいぶん治安の悪い学区だな、と冷静に思ってもしまう
    このトーンなら、殺人じゃなくて傷害くらいの方が現実味もあって合うかも

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

     「傍聞き」「赤い刻印」で活躍した母娘コンビを主人公にした5編収録の短編集。
     どの作品でも、最初に何気なく話題に出た物事が事件解決の鍵になっている。ただ、それを心理的に応用するか、執念的に応用するかの違いはあるが、短編らしく複雑なトリックを介することなく、すんなりと進むところが分かりやすい。それで

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    シングルマザーの啓子と中学生の娘、菜月。
    菜月は新聞記者を目指している。
    周囲で起こった事件を、娘の行動や母娘の会話から気づきを得て解き明かしていく短編集。
    黒い遺品
    翳った水槽
    緋色の残響
    暗い聖域
    無色のサファイア

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    いやー面白かった
    探偵と刑事の組み合わせはよくあるが
    それにプラスして母と娘のコンビは
    相性が良かった
    娘の些細な言動と行動が物語を少しずつ
    動かす感じが最高だった
    続編を早く見たい

    0
    2023年11月12日

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