夏凪空の作品一覧
「夏凪空」の「命をつなぐ猫のいる教室」「言葉は君を傷つけない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「夏凪空」の「命をつなぐ猫のいる教室」「言葉は君を傷つけない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
可愛らしい表紙絵に心ひかれました。筆者の優しさ、人を大切にする思いが伝わる、素敵な本でした。
舞台となっているのは、放課後デイサービス施設。発達に特性のある子どもたちと、指導員の方の様子が目に見えるように描かれています。自己肯定感の高め方や、パニックへの対応の記述等、筆者は経験のある方かと思われるほど、的確でした。
指導員として働くことになった主人公、夏帆と重い病気で、余命いくばくもない中、けなげに生きる愛猫のツムジくん。ツムジくんが施設にくる許可を得てからの、子どもたちの心の変化と成長。
終盤にいくにしたがい、涙が出ました。「困難に立ち向かう力」「運命は変えることができる」……様々に、
Posted by ブクログ
主人公は、“後天的に性別が変化していく奇病”であるASMに罹患した男子高校生の真赤。
性別が変わる病気というあまりにも斬新な設定で、物語にどんどん引き込まれた。
女性へと変わっていくなかで、身体や心の変化に戸惑うこともさることながら、真赤は周囲の反応の変化に傷ついたり、“女性”と思われるからこその苦しみを受けたりする。読んでいて、辛いシーンもあった。そういった苦しみが”リアル”だなとも思った。
真赤が理不尽な目に合い、
『男の俺に対しては怖がって何も言えないような人でも、女になりかけの、強くなさそうな見た目の俺に対しては「クソが」なんて簡単に罵れるのか?女の人達は、毎
Posted by ブクログ
☆4
発達に特性のある子供の学習を手伝う放課後等デイサービス施設「パルマ」が舞台の物語。
悪性リンパ腫を患った余命僅かな一匹の猫(ツムジ)とハンディキャップを持つ子供たちの交流を通じて、生きることの難しさと尊さを描いた作品。
夏凪空さんの作品は初めて読ませて頂いたのですが、とても心に響く素敵な作品でした。
生来の特性により、これから先子供たちが成長していくにつれて困難に直面したり、生きづらいと感じることもたくさんあるかと思います。
この作品を読んで、子供たちが困難に立ち向かう力と、もしそれが難しい時には周りに助けを求められる素直さを持てますように。そして未来が幸せでありますように…。と願