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ダム建設工事の作業中に、縄文人男性と弥生人女性の人骨が発見された。二体はしっかりと手を重ね、互いに顔を向け合った姿であった。三千年近く前、この男女にいったいどんなドラマがあったのか? 新聞記者の佐藤香椰は次第にこの謎にのめりこんでいく――。時代のうねりに翻弄された悠久の愛の物語。
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Posted by ブクログ
久しぶりに読書。 荻原浩氏の『二千七百の夏と冬』 縄文・弥生時代のあいだくらいの少年の物語。 ほんとに、久しぶりに夢中で読んだ。 これ、ほんとに面白いよ。
おじいさんのおじいさんの…とたった30世代遡っただけの、縄文時代と弥生時代の狭間のお話。 150年しか人が生きていない私の街と違って、日本中のあちこちにきっとこんな物語があったんだと思う。
現代で見つかった古い時代の人骨を記事にしようとする香椰の物語と縄文時代の少年ウルクの成長の物語。 ついウルクの物語にのめり込むと、ふと現代に引き戻されるようなありさまだった。 縄文時代は当然、文献が残っているわけでもなく、個人的に興味があることも手伝って夢中になって読み進めた。描写も細かく、ひと...続きを読むつひとつの単語も現代の言葉に近い単語になっているため情景が想像しやすく、頭の中に映像が広がる。 ウルクの物語と香椰の物語がどうつながって行くのか、次の巻も楽しみ。
日本史の授業の最初にサラッと通った縄文時代 あまり興味も記憶もなかった縄文時代が 小説で鮮やかに描かれている 本当に人が、心が動いていたんだなあ 本当に縄文時代はあったのだなあと少し感動 まだまだストーリーはこれからだけれど 少年ウルクに待ち受けているものが何なのか 続きが気になる
現在と縄文時代を行ったり来たりでお話が進みます。 最初はちょっと読みにくそうな本かなと思いましたが、話が進むうちに引き込まれていきました。 現代で見つかった二体のミイラの出会いのお話です。
縄文時代と弥生時代に生きる少年の今までありそうでなかった斬新なテーマ設定。 ピナイの村で呼ばれる動物や植物の名前から、現代のもので何なのか想像しながら読むのがなぞなぞのようで楽しい。 ウルクはどのような最後をとげるのか、遺跡として発見される経緯は何だったのか、下巻に期待。
わくわくしますが、・・・
古代と現在を行き来することで、国家論、国家と個人の関係を述べたいのであろうと思いますが、この点はうまく書けていません。古代の話だけで充分にわくわくさせてくれますので、それに特化していればと思い、星を一つ下げました。
ダムの工事現場で発見された「縄文人」と「弥生人」の人骨、二体は男女でお互いに手を重ね向き合っていた。三千年近く前、この男女にいったいどんなドラマがあったのか?
題名に惹かれて買いました。 ダム工事で見つかった古代人の骨!何故かその骨は手を繋いでいた!? 新聞記者と大学の教授が現代でそれを解説してくれるA面 縄文時代から弥生時代への時代の転換期、ヒナイの村に住む少年ウルクの物語がB面! 縄文時代の生活様式が読んでいてワクワクさせられるのと、現代の言葉で...続きを読むはなく仮想古代の言葉を使う事で読みながらコレはコレ、ソレはソレと分かっていく。 今まで、この時代を取り扱った小説に出逢った事は無い!
荻原さんの本は好きなので、書店で見かけて「あ!」と思って手に取りましたが、あらすじを読んで「うーん、縄文人……」と思って一旦はやめた本です。 パラパラと見るとカタカナの名前の羅列だし、苦手なタイプだあと思って。 「でも荻原さんだし、いずれは絶対読むな」と今回買ってみたら、あーおもしろい。 カタカナの...続きを読む名前も、すぐに区別がついたし、何よりとても興味深い。 イーとかカァーとかが何のことかもすぐわかったし。フキの名前の由来って、ほんとにそれなの? モノの名前とかが一体どこまでが荻原さんの創作なのだろう……と考えてしまいました。全部創作だとしたら、説得力ありすぎ。 少し前に「クマもの」の話にはまっていた私ですが、この話にもクマ、出てきます。 縄文時代とか弥生時代とか、授業で習ったけど、なるほど確かに私も、「ある日突然、はいっ、今日から弥生人が登場しまーす!」みたいな感覚だった。よく考えたらそんなはずはないんだよね。 上巻ではまだウルクとカヒィがちょっと出会っただけだったので、これからの展開が楽しみ。
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二千七百の夏と冬
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荻原浩
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