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Posted by ブクログ 2017年07月16日
現代で見つかった古い時代の人骨を記事にしようとする香椰の物語と縄文時代の少年ウルクの成長の物語。
ついウルクの物語にのめり込むと、ふと現代に引き戻されるようなありさまだった。
縄文時代は当然、文献が残っているわけでもなく、個人的に興味があることも手伝って夢中になって読み進めた。描写も細かく、ひと...続きを読む
古代と現在を行き来することで、国家論、国家と個人の関係を述べたいのであろうと思いますが、この点はうまく書けていません。古代の話だけで充分にわくわくさせてくれますので、それに特化していればと思い、星を一つ下げました。
Posted by ブクログ 2017年08月14日
題名に惹かれて買いました。
ダム工事で見つかった古代人の骨!何故かその骨は手を繋いでいた!?
新聞記者と大学の教授が現代でそれを解説してくれるA面
縄文時代から弥生時代への時代の転換期、ヒナイの村に住む少年ウルクの物語がB面!
縄文時代の生活様式が読んでいてワクワクさせられるのと、現代の言葉で...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月16日
荻原さんの本は好きなので、書店で見かけて「あ!」と思って手に取りましたが、あらすじを読んで「うーん、縄文人……」と思って一旦はやめた本です。
パラパラと見るとカタカナの名前の羅列だし、苦手なタイプだあと思って。
「でも荻原さんだし、いずれは絶対読むな」と今回買ってみたら、あーおもしろい。
カタカナの...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月21日
直木賞受賞作家の山風賞受賞作。個人的には、荻原作品初挑戦はこれしかないって感じで、文庫化を待って早速ゲット。日本史でありながら、まだまだ解明されていないことだらけの時代。研究に励む現代人をとっかかりに、物語は一気に悠久の古代へ。遊牧から定住を表のテーマに、井の中の蛙を裏のテーマに、山奥でひっそり暮ら...続きを読む
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