無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
この本の物語はもちろん創作だけれど、縄文時代(やその前)から歴史や命は続いていたという事実の壮大さにやられる。
1万年続いたという縄文時代の後、たった2700年の間に、人類は進化したのか退化したのか…いろいろ考えてしまう。
人種のこと、争いのこと、話全体にすごく重くて大切な主題が流れているが、ひとりの人間の想いや人生も大切に描かれている。人類の大きなテーマはいつでも個人のテーマだと思った。
そして荻原浩さんの軽快で暖かくチャーミングな文体が好き。
この本を読んだしばらく後にいろいろなキッカケがあり縄文時代の文化にハマり、その後再読した。縄文博物館で見る遺物や資料がより鮮やかに見えた。
Posted by ブクログ
たくさんの飾り物をつけた人間は、大抵人に物を分け与えるのが嫌いだ。
「地震(じふるえ)、怖い」 「そうかな」家を直せば済むことだ。地震えで潰れるような家は、皆でひと働きすれば元通りになるし、柱が細いから大きな怪我もしない。地震えは、土の中に埋まった人や獣の塊が、蘇りのために一斉に外へ抜け出るときに起きる。ピナイではむしろ喜ばしい出来事だった。
ウルク(縄文人)には、このクニの人間(弥生人)は面倒事が好きで、自分たちで勝手にそれを増やしているふうに見える
、、、
面白かった。最初から2人の運命はわかっていたから最後もそこまで悲しくはならずにすんだかな。
Posted by ブクログ
2000年以上前の縄文時代が舞台とは思えないほど、描写は目に浮かぶように美しく、寒さも冷たさも花の色の美しさも匂いまで感じられるような物語。
自然と共に生きること、
文明の進化と便利になることで失うこと、
違う民族を受け入れないこと、
幸せとはなんだろうか、
といろいろ考えさせられました。
時代区分は現代の線引きであって、縄文人と渡来系弥生人がこのように出会い、交流している時代もあったのだろうな。
縄文人にお米がもたらされたように、今私たちがいる時代も、新しいAIというものがもたらされ、どんなふうに価値観が変わっていくのだろう、と思いを馳せています。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。