作品一覧

  • 理想の家はどこにある

    理想の家はどこにある

    小説・文芸

    3.5
    1巻836円 (税込)
    賃貸マンションに暮らす真奈美は家を買おうと決意する。しかし近年の価格高騰により、夫と共働きでも手が届かない物件ばかり。諦めかけたある日、同級生だった蝶野あさりが建築士になったことを知る。真奈美は再会したあさりから、予想外の提案をされて……。田舎の格安物件を探す青年、古くなった我が家を持て余す老夫婦、ローン審査でつまずくフリーランスの中年女性。それぞれの“理想の家”を実現するため、建築士・蝶野あさりは図面を引く。人生を切り拓く温かな住宅小説!
  • 猫も歩けば文豪にあたる

    猫も歩けば文豪にあたる

    小説・文芸

    3.6
    1巻748円 (税込)
    少年のロクはある晩、盗みに入った家で主人の夏目金之助に見つかってしまう。しかし金之助はロクを新しく来た書生と勘違いしたようで、そのまま夏目家で生活を共にすることになり……。(「夏目家どろぼう綺談」) 離婚して実家に出戻った君江は、路上で猫を拾い可愛がる。しかしその猫は高名な小説家・内田百閒の飼う「ノラ」だった。失踪した愛猫を探し東奔西走する百閒のもとへ、ノラを帰そうと試みるが――。(「内田家うらない綺談」)テレビ朝日新人シナリオ大賞を受賞した脚本家が描く、猫を愛した文豪たちの心温まる物語。

ユーザーレビュー

  • 理想の家はどこにある

    Posted by ブクログ

    今1番建築士の知り合いが欲しいと思った。新築購入以外の選択肢も前向きに考えられるようになり、面白かった。

    0
    2026年10月11日
  • 理想の家はどこにある

    Posted by ブクログ

    人生の中で1番大きいイベントといえば、家関係のことだろう。扱う金額が高いことやその家で死ぬまでのことを踏まえるだろう。だからこそ慎重になるし、こうしたいというものは譲れなくなる。またそうして手に入れた家は中々変えようとするのも難しい。建築関係のテーマであるため、色々と考えることができる1冊。リフォーム詐欺や貯金事情など他人事ではない。読後の満足感は低めだが今後続いていきそうな本なので期待しつつと言ったところ。

    0
    2026年10月07日
  • 猫も歩けば文豪にあたる

    Posted by ブクログ

    文豪と猫の心温まる話。

    『夏目家どろぼう綺談』
    『吾輩は猫である』の誕生秘話的な話。なんかすごく良かった。泥棒のロクが漱石の家に盗みに入る。ロクはそのまま漱石の家に居着くことになり、2人の奇妙な生活が始まる。漱石は色々とあり心が病んでしまっている。ロクは育った環境が悪く人間不信になっていて孤独な青年。この2人気が合ったみたい。仲良く暮らしている。漱石はロクを通して教える喜びを思い出し、心が戻っていく。ロクは漱石に文字を教えてもらい世界が広がっていき、心が豊かになっていく。この2人の師弟関係にジーンとくる。
    この話の中に私にとって嬉しい人がちょっとだけ登場する。朝ドラのヘブン先生。「え‼︎ここで出てくるの‼︎」とびっくり。

    『内田家うらない綺談』
    百閒の愛猫が行方不明に。名前はノラ。ノラを見つけるために百閒は全力投球。その姿がすごいなと思いつつ、イラッとすら。奥さんのこいさんの気持ちが所々で出てくるのだけど、奥さんの苦労を思うと百閒を「いい加減にして」と怒りたくなる。でも、百閒は人たらしなんだろうな。百閒の周りにはこいさんを含め人が集まってくる。私もその場にいたらイラッとしつつも猫一緒に探しちゃうかも、と思う。
    最後にノラの本音が出てくるのだけど、それに笑ってしまいました。

    夏目漱石 吾輩は猫である
    内田百閒 ノラや
    絶対に読みたいと思いました。

    0
    2026年01月15日
  • 猫も歩けば文豪にあたる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    猫好きはこの表紙とタイトルは素通りできないでしょう(笑)。

    夏目漱石『吾輩は猫である』、内田百閒『ノラや』はこんな背景で書かれたのでは?と思ってしまうほどでした。
    『ノラや』は未読でしたので、読んでいたらもっと楽しめたかもしれません。

    『夏目家どろぼう綺談』では、夏目家に泥棒に入ったロクが金之助に見つかり、新しくきた書生だと勘違いされ、いつの間にか一緒に生活するようになり…という話。
    『内田家うらない綺談』は百閒の愛猫ノラがしなくなり、必死で探す百閒と、迷い込んできた猫がノラだと知ったもののうっかり逃がしてしまった君江の話。
    どちらも読後は心がほっこりしました。

    0
    2025年10月26日
  • 猫も歩けば文豪にあたる

    Posted by ブクログ

    おもしろくて一気読み。
    「夏目家どろぼう奇譚」はシナリオ大賞取って 映像化もされてるんですね。全然知らなかった。
    夏目漱石の「吾輩は猫である」と内田百間の「ノラや」を書かれたきっかけ。小説なのに 本当にこんな事があって お2人共こんな風な性格だったのかなと思えるほど。
    ラストには両方とも ホッとできました。

    0
    2025年05月31日

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