学術・語学 - 岩波書店作品一覧

  • 孝経 儒教の歴史二千年の旅
    -
    東アジアで『論語』とならび親しまれてきた『孝経』は,儒教の長い歩みを映し出す鏡のような存在だ.古代における経典の誕生と体系化,解釈学の興亡と皇帝によるテキスト編纂,失われた書物をめぐる日中の学問交流,そして「孝」の教えをめぐるせめぎ合い――小さな古典から,儒教の大いなる流れをスリリングに案内する.

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  • 公共性
    4.2
    公共性とは、閉鎖性と同質性を求めない共同性、排除と同化に抗する連帯である。現在さまざまなかたちで提起されている「公共性」の理念は、異質な声に鎖され、他者を排除してはいないだろうか。開かれた公共性への可能性は、どこにあるのだろうか。互いの生を保障しあい、行為や発話を触発しあう民主的な公共性の理念を探る。

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  • 孝経・曾子
    4.5
    「孝は徳の本なり,教えの由りて生ずる所なり」──孔子がその高弟曾子に,「孝」について説いた『孝経』.「孝」とは何か,「孝」によってあるべき世をいかに実現しうるかを語る本書は,『論語』とともに読み継がれ,東アジアの伝統的な道徳観の基底をなす,儒家の経典の一つ.曾子学派が師の言動と思想を伝える『曾子』を併収する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 高校生活100のアドバイス
    4.0
    大人への入り口にさしかかり,多くの教科を学び,勉強に部活に忙しい.迷い悩むことも多く,いろいろな局面で適切な助言がほしい.そんな高校生のために,100個の具体的なアドバイスを贈ろう.小テストへの取り組み方,苦手教科が好きになる方法,部活をつづける意味,休み時間の過ごし方など,ほんとうに頼りになる1冊.

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  • 高校生、災害と向き合う 舞子高等学校環境防災科の10年
    4.7
    全国で唯一「環境防災科」をもつ兵庫県立舞子高校の生徒たちが長期にわたって被災地で活動を続けている。瓦礫の中で泥かきに専念する生徒、写真のクリーニングに精を出す生徒、壮絶な体験を聞いて衝撃を受ける生徒……。災害と向き合う若者たちの姿を通して防災教育やボランティアのあり方を考える。

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  • 高校入試に英語スピーキングテスト? 東京都の先行事例を徹底検証
    4.0
    2022年11月に実施され,都立高校の入学者選抜の資料として利用された「ESAT-J」(東京都の英語スピーキングテスト)にはさまざまな問題点が指摘されている.今後の改善レベルにとどまらないこのテストとその入試への利用が孕む深刻な欠陥を検証し,全国で同種のテストが導入されることの危うさを訴える.

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  • 孔子
    3.0
    孔子の言葉を書き残した論語は、二千数百年たった今も多くの人びとに読みつがれている。なぜ、こんなにも広くかつ長く読まれたのだろうか。春秋末期の都市国家から領土国家への推移と孔子の思想的発展を照応させながら、古代アジアが生み出した「偉大な啓蒙家」――学者、思想家、教師および政治家としての孔子の全貌を再現する。

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  • こうして治すアトピー 〈カラー版〉
    3.3
    アトピー性皮膚炎は決して難病ではない。それなのになぜ日本でだけアトピー性皮膚炎の医療はこれほどまでに混乱してしまったのか?-氾濫・混乱する医療情報や医療現場の背景も解説しつつ、日本皮膚科学会が定めた治療ガイドラインに即して、薬の塗り方、医者の選び方、医師との信頼関係をどう築くかを具体的に示す。

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  • 高次元代数多様体論
    -
    本書の主目標は「代数多様体の標準環は有限生成である」という大きな定理の証明である.証明で用いられる極小モデル理論は,様々な国々に散らばった数多くの数学者たちが代数・幾何・解析の手法を総合し,近年になって大きなブレークスルーを生み出してきた.この三十数年間にわたる成果の集大成ともいえる書である.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 抗生物質と人間 マイクロバイオームの危機
    4.3
    増加する生活習慣病、拡大する薬剤耐性菌。その背後には抗生物質の過剰使用がある。抗生物質の服用によって攪乱され失われていくヒト常在菌叢(マイクロバイオータ)。万能の薬はいまや効力を失い、私たちは「ポスト抗生物質時代」に突入しつつある。最新の科学的知見をもとに、その逆説の意味を問う。

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  • 後世への最大遺物・デンマルク国の話
    3.9
    普通の人間にとって実践可能な人生の真の生き方とは何か。明治27年夏期学校における講演「後世への最大遺物」は、人生最大のこの根本問題について熱っぽく語りかける、「何人にも遺し得る最大遺物――それは高尚なる生涯である」と。旧版より注・解説を大幅に拡充し、略年譜を新たに付した。「デンマルク国の話」を併収。改版(解説=鈴木範久)

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  • 構想力の論理 第一
    完結
    -
    全2巻1,078~1,155円 (税込)
    パトスとロゴスの統一はいかにして可能か.この難題に挑むも,非業の死により未完に終わった,三木清(1897-1945)の主著.情念や感情に形を与える能力=構想力を軸に,社会,文化,歴史といった人間の行為全般をこの「形」の論理で捉えようと試みた.〈第一〉では,「神話」「制度」「技術」を収録.注解=藤田正勝.(全2冊)

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  • 江南の発展 南宋まで
    4.0
    ユーラシアを見わたせば,中国は,北は遊牧世界,南は海域世界へと開かれている.第二巻は,長江流域に諸文化が展開する先秦から,モンゴルによる大統一を迎える南宋末までの長いスパンで「海の中国」を通観.中原と対峙・統合を重ねながら,この地域が経済・文化の中心として栄えゆく姿を,社会の重層性にも着目しつつダイナミックに描く.

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  • 国語学史
    4.0
    日本語とはいかなる言語か? 『万葉集』『古事記』の注釈や,「てにをは」の役割,仮名遣いや表記法など,平安から明治期までの長い歴史のなかで,文人・国学者らが捉えてきた日本語の姿を明らかにする.西洋から移入された言語学の枠組みではなく,自前の「国語学史」から日本語の本質に迫らんとする時枝誠記(1900―67)の高らかな宣言とその豊饒なる成果.(解説=藤井貞和)

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  • 国際法からとらえるパレスチナQ&A イスラエルの犯罪を止めるために
    4.2
    多数の子ども・民間人が殺される事態は犯罪ではないのか? 事態の見方をあいまいにしてイスラエルに利する政治家の発言や報道がある中で,国際法の専門家が明快に解説する.国際法での重大犯罪とは? 歴史的にみて現状は? 法は無力なのか? 事態を国際法で捉える私たちの声が,力の支配を終わらせる.用語解説・年表付き.

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  • 国際法で世界がわかる 新版 ニュースを読み解く33講
    -
    「国際ニュースの疑問から国際法を学べるユニークな入門書」として好評を博した初版を九年ぶりに改訂.今回はウクライナとガザでの戦闘,トランプ関税,ビジネスと人権など新たなテーマを取り上げ,背景にある国際法の問題を解説.楽しみながら国際法の基礎知識が身につき,激動の国際社会を見通す確かな視点が得られる本.

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  • 〈黒人自由闘争〉のアメリカ史 公民権運動とブラック・パワーの相剋
    -
    1巻4,620円 (税込)
    キング牧師に代表される公民権運動と、マルコムXに象徴されるブラック・パワー運動。非暴力/暴力の二分法のもと分別されてきた両者を「黒人自由闘争」という枠組みに統合し、1930年代から続く一つの歴史として描き直す。

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  • 国土の変貌と水害
    5.0
    わが国は古くから水害に悩まされてきた.水害を防ぐための多くの苦心と努力にもかかわらず,水害そのものは一向になくならないばかりか,むしろ被害も大きくなってきているようにみえる.大がかりに国土に手を加えることによって,恐るべき水害の要因をつくり出してはいないか.水害史をふり返りつつ,新たな水害について警告する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 国民の天皇 戦後日本の民主主義と天皇制
    5.0
    万世一系の天皇から象徴天皇へ,戦前から戦後へと天皇像は著しく変化し,戦後60余年,皇室と国民の距離は甚だしく変容した.とりわけ現天皇即位後の20年,象徴としての天皇制のしなやかな適合力が国民の支持を獲得してきた現実をどう見るか.国民の皇室に対するまなざしはどこへ.戦後天皇制を総合的に考察した労作.

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  • こころと身体の心理学
    4.2
    SNSやバーチャルリアリティが普及し,身体の捉え方は多用化している.一方でリアルな痛みは自分の存在を実感させ,他者の痛みにも気づかせてくれる.金縛り,絶対音感,文字に色や形に味を感じる共感覚,全盲者がつくりあげる空間世界――様々な事例をもとに第一線の科学者が自身の病とも向き合って解説した,今を生きるための身体論.

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  • 心と脳―認知科学入門
    3.6
    人間とは何か? 社会や環境の中で、何かを感じ、知り、考える心のはたらきとはどのような仕組みか? それは脳の中でどのようにできているのか? 20世紀半ば、情報という概念を軸にして芽吹いた認知科学は、人間の思考や言語などを解き明かし、社会性や創造性の核心に迫っている。その全体像を描く、またとない入門書。

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  • 心の病 回復への道
    3.7
    職場で学校で、大きな問題となっている心の病。なぜ人は心を病むのか? どのような対処が適切で、回復には何が必要なのか? チームケアに取り組む精神科医が、身近な具体例と共に、精神障害者のおかれた歴史、精神医学の最新知見や、日本・世界の新たな潮流を紹介する。ハウツーにとどまらず、心にしっかり効く一冊。

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  • 心の理論 心を読む心の科学
    3.7
    他人の心や行動が読めるのはなぜだろう。心が分かるとはどういうことなのだろう。人は行動の背景にある心について理論を構成し、次の行動を予測する。ではいつその理論を身につけるのか。動くものに感じ、見つめあい、分かちあって、人は心を育てていく。動物の心、機械の心、人の心をつなぐ新たなキーワード-心の理論。

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  • 心は前を向いている
    3.0
    三か月児から大人までを対象とした多くの心理学実験が,人の心の基本設計をどう描きだしているのだろうか.信頼,想像,錯覚,がまん,疲労,悲しみなどのキーワードごとに,実験を通して心の向き方を解説していきます.後ろ向きになりやすく,ネガティブな感情にも役立つ機能があることから,前を向くための秘訣は?

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  • 故事成句でたどる楽しい中国史
    3.8
    覆水盆に返らず、一網打尽、背水の陣、登龍門…。中国四千年の歴史のうねりが生み出した数々の名場面。そこには名君、暴君、英雄、詩人はたまた美女たちが入り乱れ、数々の含蓄ある言葉が発せられた。それら珠玉の言葉は古びることなく、今も人の世の営みを照らし出す。故事成句をキーワードにたどる、ものがたり中国史。

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  • 古生物がもっと知りたくなる化石の話 恐竜と絶滅した哺乳類の姿にせまる
    3.5
    恐竜の羽毛の色を調べる意外な方法,恐竜時代に生息した個性豊かな哺乳類の生態,チベット高原に隠された進化の謎など.化石に残された情報から,太古の動物の姿を明らかにしていく研究者たち.その挑戦的な発掘の様子とアイデアを駆使した研究の過程を,世界各地で化石発掘を行う古生物学者がわかりやすく解説します.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 古代ギリシアの民主政
    4.7
    1巻1,100円 (税込)
    およそ二五〇〇年前,古代ギリシアに生まれた民主政.順ぐりに支配し,支配されるという人類史にかつてない政体は,いかにして考え出され,実施されたのか.公共性を,一人ひとりが平等にあずかり,分かちあうことを基本にして古代の民主政を積み重ねた人びとの歴史的経験は,いまを生きる私たちの世界とつながっている.

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  • 古代への情熱
    3.9
    トロヤ戦争の物語を絵本でよんだ少年シュリーマンは美しい古都が必ず地下に埋もれていると信じその発掘を志す。長年にわたる猛烈な勉強と経済的苦闘の結果ついに独力をもってトロヤ、ミケネの発掘事業に着手、少年の日の夢は実現して多くの遺跡を発見、考古学、美術史学界に莫大な貢献をした。これはその生涯と事業の克明な記録。

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  • 国家神道
    4.7
    国家神道は、近代天皇制国家がつくりだした国家宗教であり、明治維新から太平洋戦争の敗戦まで八十年間、日本人を精神的に支配しつづけた。本書は、国家神道の成立から解体までの過程を詳細にたどり、その構造と思想を分析して本質的性格を明らかにすることによって、神道が日本人にとっていかなる意味をもったかを追求する。

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  • 国家と宗教 ヨーロッパ精神史の研究
    -
    戦時下,国体思想に支えられた天皇制ファシズムに対して批判者として立ち続けた南原繁(1889-1974).プラトンから危機神学に至るヨーロッパ精神史をたどり,カントに依拠して,正義としての「永久平和」の実現こそが国家の使命であると謳う.理念への信頼に立脚する批判精神の可能性を示す書.(解説=福田歓一・加藤節)

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  • 古典がもっと好きになる
    3.0
    古文の授業がおもしろくない,というだけで日本の古典が嫌いになってしまってはもったいない! 実は,オカルトあり,恋愛ありのわくわくの宝庫なのです.教科書でもおなじみの作品を〈超訳〉で紹介しながら,自称「古文おちこぼれ」だった国文学者が,奥深い古典の世界の楽しみ方,文法にしばられない原文の読み方を案内.

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  • 古典物理の数理
    -
    1巻2,640円 (税込)
    古典物理学で扱うさまざまな方程式は,どのような法則から,いかに導きだされるのか.数学を物理に利用するには,このことを理解しておくのが重要である.本書は,力学,電磁気学を学ぶための道具として数学をながめ,その取扱い方を解説する.「岩波講座 応用数学」からの単行本化.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • ことばあそび 同音漢字問題集
    -
    4行詩形式の同音漢字問題が500あまり。遊びながら漢字を覚えよう。読みが同音、異なる漢字。何が入る? 熟語のよみは? 「キョウ味を感じて熱キョウ的に 勉キョウしたので キョウ師はキョウ嘆」「緑ショウ浮いた この梵ショウは かの名ショウの 汗の結ショウ」(答えは本書)。常用漢字音訓表の同音異字をカバー。

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  • ことばと算数 その間違いにはワケがある
    3.6
    「かける数とかけられる数,どっちがどっち?」「マイナスのマイナスは…とってもマイナス?」──混乱するのは子どもだけとは限らない.ことばのしくみに原因があることも.『ちいさい言語学者の冒険』で子どもの言語習得の旅を案内した言語学者が,小学生の宿題やテストの間違いを通して,意外に深いことばと算数の関係にせまる.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • ことばと思考
    4.3
    私たちは、ことばを通して世界を見たり、ものごとを考えたりする。では、異なる言語を話す日本人と外国人では、認識や思考のあり方は異なるのだろうか。「前・後・左・右」のない言語の位置表現、ことばの獲得が子どもの思考に与える影響など、興味深い調査・実験の成果をふんだんに紹介しながら、認知心理学の立場から語る。(カラー口絵2頁)

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  • ぼくらは赤いうたうさぎ
    -
    「くも」は空にうかぶ雲,それとも,えものを待ちかまえるクモ? よく知られた同音異義語にはじまり,ことばの区切りかたで意味がかわる文など,ひとつの文がふたとおりやそれ以上の意味にとれる,あいまい文を集めました.つぎつぎくりだされるちがった種類のあいまいさがぜんぶわかりますか?※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • ことばの由来
    3.8
    「どっこいしょ」とは何か、「べそをかく」とは何をすることか。日常生活でなにげなく使っていることばや言い回しを取り上げて、その由来を丁寧に説き明かす。ことばというものの思いがけない生い立ちに目を見張り、日本文化と深くかかわりながら変遷してきた日本語の面白さ、豊かさ、隠されている先人の知恵などを感じ取っていただきたい。

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  • 子どもとことば
    4.0
    子どもがことばを話しはじめる。これほど愛らしい光景はないが、その内部では、ことばを獲得するための激しい戦いが繰りひろげられている。子どもはある時点に至らないとなぜ話しはじめないのか。ことば以前のコミュニケーションに注目し、どのようにことばが生み出され、そのことばが子どもの発達をどう方向づけるかを語る。

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  • 子どもと本
    4.0
    財団法人東京子ども図書館を設立、以後理事長として活躍する一方で、児童文学の翻訳、創作、研究をつづける第一人者が、本のたのしみを分かち合うための神髄を惜しみなく披露します。長年の実践に力強く裏付けられた心構えの数々からは、子どもと本への限りない信頼と愛が満ちあふれてきて、読者をあたたかく励ましてくれます。

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  • 子どもの宇宙
    4.6
    ひとりひとりの子どもの内面に広大な宇宙が存在することを、大人はつい忘れがちである。臨床心理学者として長年心の問題に携わってきた著者が、登校拒否・家出など具体的な症例や児童文学を手がかりに、豊かな可能性にみちた子どもの心の世界を探究し、家出願望や秘密、老人や動物とのかかわりが心の成長に果す役割を明らかにする。

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  • 子どもの危機をどう見るか
    3.5
    1巻682円 (税込)
    小学校低学年で急速に広がり出した学級崩壊、キレて凶悪事件を引き起こす十代の少年たち、いじめ、幼児虐待、援助交際、不登校…。いま、子どもの世界では、何が起きているのか。危機の実態とそれを生み出す背景を徹底的に解明し、教育再生への考え方と実践例を提示。これまでの学校観や子育て観の転換を迫る。

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  • 子どもの算数,なんでそうなる?
    4.1
    その突拍子もない発想や間違いの奥には何があるのだろう.子どもの言動は,一見意味不明でも,よく聞き出すと,子どもなりに一貫した考えや理由をもっていることが多い.数学者である父親が,わが子と算数を考えることを楽しみながら,子どもの頭の中で何が起きたのかを推理する.学びとは何かを深く問いかけるエッセイ.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 〈個〉の誕生 キリスト教教理をつくった人びと
    4.3
    イエスの隣人愛の思想がその死後ギリシア・ローマの哲学的言語によって教義化されていく過程で,新たな存在論が作り出された.個の個的存在性(かけがえのなさ)を指し示す概念を中心とするこの存在論が古代末期から中世初期に東地中海世界の激動のうちで形成された次第を,哲学・宗教・歴史を横断し伸びやかな筆致で描き出す.(解説=山本芳久)

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  • この人を見よ
    3.7
    『この人を見よ』が書かれたのは一八八八年の秋、ニーチェ四四歳のときであり、以後彼は死の年まで十一年間を狂気の闇に生きることになる。この破天荒な自伝は、あらゆる価値の根本的転換を説きつづけたニーチェの全思想について自らなされた解明であって、われわれはこれによって彼の内面的全体像を把握することができる。

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  • 古墳と埴輪
    3.7
    三世紀から六世紀の日本列島で造られた,おびただしい数の古墳.人びとはなぜ,憑かれたようにそれらを造ったのだろうか.考古学研究の第一人者が,中国,朝鮮半島の葬制からの影響も視野に入れつつ,古墳の宗教的,社会的役割を考察.ヤマト王権成立との関わりにとどまらず,古墳と埴輪の本質と古代人の他界観に迫る.

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  • コミュニケーションの準備体操
    3.0
    コミュニケーションの力とは何でしょう? 上手く話す能力のことでしょうか? この本では「ことば以前のコミュニケーション」と「ことばによるコミュニケーション」の2部構成でレッスン形式で学ぶ実用書です.読むだけでもよし,実際にやってみるとすぐに役立つコミュニケーションの力が身につきます.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • コミュニケーションのための英会話作法
    -
    英会話上達のためには、ちょっとした発想の転換が必要です。たとえば、まずI think~と言って立場を明らかにすること、次に、相手が答えやすいような訊ね方を工夫すること。たったこれだけのことで驚くほど会話がスムーズになります。ボキャブラリーが少なくても本書で紹介するコツさえマスターすれば、もう英会話は怖くない。

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  • コミュニケーション力
    3.7
    1巻1,012円 (税込)
    いま、若い人たちのコミュニケーション能力が確実に低下している。それは一体なぜなのか。豊かな会話、生きいきしたやりとりは、どのようにして成り立つのか。話の流れをつかむ「文脈力」や基盤としての身体の重要性について説き、響き合うコミュニケーションのための知恵を伝授する。旺盛な発言と実践をふまえた決定版。

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  • コルチャック先生
    4.5
    「私は子どもたちの父親なのです。私だけがどうして」自分だけにさしのべられた救いの手を拒絶し、教え子たちとともに死の収容所トレブリンカ行きの貨車へ……。ポーランド系ユダヤ人で「子どもの権利条約の精神的な父」と言われる教育者コルチャック(一八七九‐一九四二)の壮絶な生涯を描き、その先駆的な人権思想を辿る。

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  • これからのエネルギー
    3.0
    石油の終わりが近づき,原子力の危険性が再確認された現在,私たちは真剣に未来のエネルギーを考えなければならない.世界でつぎつぎ発表されている再生可能エネルギー100%シナリオをながめ,いまの技術レベルと今後の展開予測をあわせて,どんな形が可能なのかを検討する.さらに必要な省エネにも新しい技術が登場している.

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  • コレモ日本語アルカ? 異人のことばが生まれるとき
    4.3
    「これながいきの薬ある.のむよろしい.」この台詞から中国人を思い浮かべる人は多いだろう.だが現実の中国人は今,こんな話し方をしない.近代の日中関係のなかでピジンとして生まれたことばは,創作作品のなかで役割語としての発達を遂げ,それがまとう中国人イメージを変容させつつ生き延びてきた.(解説=内田慶市)

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  • コロンブス 全航海の報告
    4.0
    新天地を発見した第一次航海、大船団を組み出帆するも、部下の反抗、原住民の蜂起に遭ってエスパニョーラ島の統治が困難となった第二次航海、鉄鎖を付され本国に送還された第三次航海、そして失意の第四次航海――。四回にわたる航海の様子と成果について、コロンブス(1451-1506)自らが国王や貴顕に宛てて認めた報告書簡。

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  • こわれている電卓
    -
    1巻1,281円 (税込)
    足し算やかけ算が入り組んだ式を計算するときには、カッコをたくさん使いますね。すると、どのカッコとどのカッコが対応しているのかわからなくなります。でも、簡単に見分ける方法がありますよ。

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  • 昆虫の交尾は、味わい深い…。
    4.2
    ワインの栓を抜くように、鯛焼きを鋳型で焼くように――!? 昆虫の交尾は、奇想天外・摩訶不思議。その謎に魅せられた研究者が、時には吸血昆虫を飼育するため自らの血を与え、観察中のメスが受精すれば自分が虫のオスになったように感動しながら、徹底した観察と実験で真実を解き明かしてゆく知的探求サイエンス・エンタメノンフィクション!

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  • こんどこそ! わかる数学
    4.5
    小学校・中学校時代には、算数・数学に興味関心を持つどころか大嫌いだったという著者。それだからこそ、大学は法学部に進んだのに、なぜか予想に反して数学者になってしまう。そんな著者が自身の悲惨な経験を踏まえ「もし中学生に教える機会があれば、こんな教え方をしてみたい」と思い立って書いたのがこの本だ。数学イメージが変わる。

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  • コンプレックス
    4.4
    「コンプレックス」という言葉は日常的に用いられるが、その意味を正確に理解している人は少ない。それは、現代なお探険の可能性に満ちている未踏の領域、われわれの内界、無意識の世界の別名である。この言葉を最初に用いたユングの心理学にもとづいて、自我、ノイローゼ、夢、男性と女性、元型など、人間の深奥を解き明かす。

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  • コーラン 上
    3.3
    イスラム教は、仏教、キリスト教と共に世界三大宗教の一つになっている。『コーラン』はイスラム教の聖典。その中にはイスラム教を興したアラビア人マホメットの行動と、彼を通してえた神の天啓とが鮮かに写し出されている。当時のアラビア民話も織りこまれており、アラビア人の本質を理解する上で、本書は大いに役立つ。口語訳。

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  • 『コーラン』を読む
    4.5
    イスラーム哲学研究の第一人者が,『コーラン』をテキストにそって,多角的な観点を用いながら解読する.イスラームの根本概念である「終末論」「預言・預言者」「啓示」等を通して,『コーラン』の深い精神性が明確にされる.本書は,優れたコーラン入門としてはもとより,井筒哲学の基礎的構造を論じた「井筒俊彦入門」の書でもある.(解説=若松英輔)

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  • 語感トレーニング 日本語のセンスをみがく55題
    3.6
    〈正確〉なだけでは物足りない!「快調」「好調」「順調」、もっとも調子がいいのはどれ? 「過日」「先日」「この間」、どう使い分ける? 誰もが思いあたる、「些細」だけれど「瑣末」ではない日本語の感触の違いを、語感研究の第一人者が解説する。Q&A形式で楽しく読める、〈伝えたい思い〉を〈適切なことば〉で届けるための55のヒント。

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  • ご近所のムシがおもしろい!
    3.8
    家の庭で、通学の途中にある田畑や川、雑木林で、身近にすむ昆虫や小動物をよ~く見てみよう。祈る虫カマキリ、土の管理人ミミズ……、かれらのユニークな習性にあっと驚き、環境や生態系での役割を知れば感心してしまう。昆虫から「虫へん」のつく小動物まで、「プチ生物研究家」谷本氏の観察・飼育おもしろ体験談や、古今東西のエピソードがつまった絶好のムシガイド。虫が苦手な人にもオススメ。(カラー16頁)

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  • 語源でふやそう英単語
    4.0
    英単語をおぼえるのは大変ですね。aではじまる語からおぼえようとしたけれど、aの最後までも進まなかった。そんな経験をした人も多いでしょう。そこで、語源という整理ボックスに入れて、まとめておぼえていこう――というのが本書の提案です。英文読解で新しい単語に出くわしても、語源から意味を連想できる力もつきます。

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  • 五輪書
    3.4
    一身の切合いに勝ち数人の戦いに勝つのが武士というものだ、それには、といって武蔵(一五八四―一六四五)は、構え方、足の踏み方、目のつけ方等をつぶさに述べ、相手の強弱を知って先にしかけよとも説く。本書が長く読みつがれてきたのも、剣法の奥義が、具体的・合理的に書かれているからに相違ない。読み易さに意を用いた。

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  • ゴルギアス
    4.5
    ソクラテスと三人の人物との対話は、弁論術が立身栄達の術とされている現実や若い人の実利主義的道徳意識などを次々と明るみに出す。プラトンは本編によって、個人の道徳と同時に政治の問題を追求し、アテナイの現実の政治に痛烈な批判を投げかけた。後に『国家』において発展させられた哲人政治の思想の第一歩である。

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  • 最高裁長官 石田和外 日本的司法を定礎した天皇主義者
    3.0
    1巻3,190円 (税込)
    一九六九年,第五代最高裁長官に就任した石田和外.新憲法の精神に即したリベラルな法解釈や東大安田講堂事件へと続く学生運動の激化を「国難」と憂えた自民党保守派の意向だった.裁判・人事の両面で人権よりも秩序重視,今日に至る「日本的司法」の礎を築き,退官後は「日本会議」の前身を結成した天皇主義者の実像を描く評伝.

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  • 最高裁に告ぐ
    3.7
    1巻1,870円 (税込)
    ツイッターを止めるか,裁判官を辞めるか──SNS上での投稿が原因で,異例の「分限裁判」の当事者となった現職判事は,何を考え,何と闘っていたのか? 続出する不可思議な判決,ずさんな手続,自信のない判事の増加……自らの体験を機に,時代に逆行する裁判所に警鐘を鳴らし,司法の未来を問いかける.渾身の書き下ろし.

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  • 最高裁判所と憲法 私が考える司法の役割
    -
    1巻6,380円 (税込)
    現役時代から少数意見を多数表明してきた元最高裁判事の著者が,退官後もその立場を貫き執筆した憲法論文の集大成!最高裁は憲法の番人として役割を十分に果たしているか?「足りない」というのが著者の答えだ.司法はなぜここまで立法・行政に対して謙抑的なのか?日本の司法消極主義を批判し,本来の司法の在り方を問う!

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  • 西郷隆盛 西南戦争への道
    4.0
    維新の最大の功労者、西郷はなぜ反乱をおこしたのか。またなぜ、復権されるのか。根強い民衆的人気の秘密は何か。その実像をさぐるには、西郷が打倒しようとした明治政府権力の性格こそ検討されなければならない。気鋭の近代史家が、幕末動乱から征韓論争、西南戦争にいたる、西郷の栄光と悲劇の意味を読み解いていく。

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  • 済州島四・三事件 「島のくに」の死と再生の物語
    -
    かつて朝鮮半島の南の島・済州島で,130余りの村が焼かれ3万人近い島民が犠牲となる凄惨な事件が起きた.本書は長年タブーとして封印されてきたその実相を解明し,事件の歴史的背景,真相糾明に向けた困難な闘い,そして歴史と真実を恢復し島共同体が再生するまでを描く.事件70周年を期して文庫化.

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  • 最澄と徳一 仏教史上最大の対決
    3.8
    これは問答か,謗法(ほうぼう)か.平安時代初期,天台宗の最澄と法相宗の徳一が交わした批判の応酬は,仏教史上まれにみる規模におよぶ.相容れない立場の二人が,五年間にわたる濃密な対話を続けたのはなぜだったのか.彼らは何をどのように語り合ったのか.「真理」を求める論争を解きほぐして描く,仏教史の新たな見取り図.

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  • 栽培植物と農耕の起源
    4.0
    野生時代のものとは全く違った存在となってしまった今日のムギやイネは、私たちの祖先の手で何千年もかかって改良に改良を重ねられてきた。イネをはじめ、ムギ、イモ、バナナ、雑穀、マメ、茶など人間生活と切り離すことのできない栽培植物の起源を追求して、アジアの奥地やヒマラヤ地域、南太平洋の全域を探査した貴重な記録。

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  • 裁判官が答える 裁判のギモン
    3.0
    「開かれた司法へ」と言われますが,裁判は身近な存在になったでしょうか? 現役裁判官とOBでつくるユニークで熱い組織「日本裁判官ネットワーク」が,裁判の基本的しくみ,裁判用語の謎,漠然とした疑問,当事者になった場合の考え方や裁判官の日常まで,幅広くお答えします.初学者からプロまで,28のQ&Aで盛りだくさん.

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  • サイボーグ昆虫、フェロモンを追う
    3.4
    数キロ離れた所から漂うフェロモンの匂いを頼りにメスを見つけ出すオスのカイコガ。米粒ほどの小さな脳でありながら、優れたセンサと巧みな行動戦略で、工学者に解けなかった難題をこなす。そんな昆虫脳のはたらきが、ひとつひとつのニューロンをコンピュータ上にモデル化し、シミュレーションすることで明らかになってきた。

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  • さえずり言語起源論 新版 小鳥の歌からヒトの言葉へ
    4.0
    ジュウシマツの歌には「文法」がある――これが転機をもたらす大発見だった.進化的な起源の異なる小鳥の歌が,言語進化の謎に迫るカギとなるのはなぜなのか.初版刊行から七年半,性淘汰起源説に相互分節化仮説が加わった.「言語の起源は求愛の歌だった」とする進化のシナリオを,苦労と喜びと興奮が満載の研究者人生とともに描く.

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  • 桜

    4.3
    花は桜──。古来より日本人はこの花を愛し、格別な想いを寄せてきた。里の桜、山の桜。豊かな日本の自然に育まれ、桜は各地で多種多様な姿を見せながら息づいている。都会にも咲く‘染井吉野’は、日本人の美意識を象徴する。植物としての基礎知識から、歴史・文化とのかかわりまで。心をとらえてやまない、花の魅力のありかを伝える。カラー口絵4ページ。

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  • 桜が創った「日本」 ソメイヨシノ 起源への旅
    3.8
    一面を同じ色で彩り,一斉に散っていくソメイヨシノ.明治初めに見出されたこの桜は,凄まじい勢いで全国に拡がって行った.さまざまな語りが生み出される中で,どんな意味をあたえられてきたのか.語られた桜と現実の桜の往還関係を追いながら,そこから浮かび上がってくる「日本」の姿を,近代という時代とともに考える.

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  • さとやま 〈知の航海〉シリーズ 生物多様性と生態系模様
    3.8
    ヒトによる適度で多様な自然の利用と管理によって維持され、多様な生きものたちを育んできた豊かな「さとやま」。なぜいま消滅の危機にさられているのでしょう。古代遺跡や万葉集をたどりながら人類誕生からその成立の過程を考え、再生の試みを紹介。さとやまの現在・過去・未来を描きます。

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  • 佐渡鉱山と朝鮮人労働
    3.0
    佐渡金山をユネスコ世界遺産に登録すべく,国・自治体をあげた取り組みが加速している.しかし,そこが古から過酷な労働の場であること,とりわけ戦時の朝鮮人が苦しんだ「負の歴史」を否定する声がその伝統賛美を後押ししている.埋もれかけた貴重な史料や戦後の証言から,鉱山に生きた人たちの苦しみを活写する.

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  • サバからマグロが産まれる!?
    4.0
    クロマグロの生息数が激減するなか、サバを代理の親にして増やそうという研究が進められている。この技術は応用の幅が広く、すでにクニマスをはじめとする国内外の魚類の保全にも実用化されている。魚をこよなく愛する研究者たちの試練と発見に満ちた挑戦を紹介する。

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  • サボり上手な動物たち 海の中から新発見!
    4.0
    一生懸命だからこそ、サボるんだ! 動物搭載型の記録装置による「バイオロギング」や「音」を使った最新の記録・分析システムで、予想も常識も覆す、驚きの新発見が続出。南極のペンギンやアザラシから、身近な日本のイルカ、ウミガメまで、謎に包まれた生きものたちの生態と〈本気の姿〉を明らかにする、新しい海洋動物学。[カラー版]

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  • 猿橋勝子という生き方
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    女性が理系の道を選ぶことも困難な時代に地球化学の分野で世界的な業績をあげ、さらに後進を育てようと女性科学者を顕彰する「猿橋賞」を設けた猿橋勝子。自らも猿橋の精神を受け継いで後進育成に尽力する著者が、その直向な生き方を伝えることで若い女性に勇気を与えたい、と次世代へのエールを込めて綴る渾身の評伝。

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  • 三国志が好き!
    3.8
    曹操,劉備,孫権,諸葛亮など個性あふれる英雄たちの人間模様,官渡の戦いや赤壁の戦いなど知略の限りを尽くした手に汗握る攻防戦,そして道半ばで志を絶たれる悲運…….三国志には私たちの心を躍らせる魅力にあふれています.「群雄割拠」「軍師」「悲運」など様々な入り口から三国志の面白さに迫ります.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 『三国志』を読む
    3.3
    日中両国でいまも書きつがれ,読みつがれている“三国志”の物語.その原点である正史『三国志』をひもとき,曹操,劉備,孫権らそれぞれの伝記の史実のなかに,英雄たちの真の姿を読む.『三国志』と『三国志演義』の両方を訳した第一人者が,平明な語り口で歴史の醍醐味と物語のおもしろさを存分に語る.解説=井波陵一

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  • サンゴは語る
    3.0
    カラフルな映像やアニメで多くの人を魅了するサンゴ.妊娠・出産,子どもの成長など,その神秘的な世界をサンゴ自身が紹介します.また絶滅の危機を乗り越えるために人間が今できることは何でしょうか.サンゴの言葉に耳を傾けてみませんか.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 算数でわかる天文学
    -
    天文学の基礎から最新宇宙論の入り口まで,「いまさら人に聞けない」レベルからていねいに解説.重力や光の基本法則,望遠鏡で観測できる仕組み,恒星やブラックホールの理論などが,簡単な計算だけで驚くほどよくわかる.豊富な授業経験をもとに,つまずきやすいポイントを意識して書かれた,読者にやさしい入門テキスト.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振
    4.1
    つまずきの原因を「読解力が足りない」で済ませては支援につながらない.著者らは学習の認知メカニズムにもとづいて,学力の基盤となることばの知識,数・形の概念理解,推論能力を測るテストを開発.その理念と内容,実施結果を紹介し,それで測る力が算数・国語の学力とどのような関係にあるのかを質的・量的に検討する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 「在日」の精神史1 渡日・解放・分断の記憶
    -
    1~3巻2,860~2,970円 (税込)
    植民地時代,そして敗戦/解放後の70年を,「在日」はどのように生きてきたのか.1944年に在日朝鮮人二世として生まれ,「在日」の歴史と戦後日本70年の歩みを自らの人生そのものに体現してきた著者が,一世たちへの聞き書きや自伝的叙述も交えながら,「在日」の歴史と思想,そして生きざまの深部まで光を当てて描き出す体系的な精神史の試み.第1巻は植民地期から朝鮮戦争と日韓会談の開始前後まで.

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  • 在来植物の多様性がカギになる 日本らしい自然を守りたい
    -
    オミナエシ,キキョウ,カワラナデシコといった在来植物の野生の個体を都会で見ることはほとんどありません.それは生物多様性ほどに,在来植物の多様性の保存は進んでいないからです.日本らしい自然を守るにはどうしたらいいのでしょう? 外来植物との関係は? 各地の保全活動をふまえ,今後の課題と将来を展望します.

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  • 材料革命ナノアーキテクトニクス
    -
    ナノメートル、すなわち原子・分子の大きさになると、物質のふるまいが日常世界とは一変する。その性質を利用して、ナノ構造どうしが連携しあって機能する新材料を「構築」する。これが、ナノ建築学=ナノアーキテクトニクスだ。原子スイッチから貼る制癌剤まで、ナノテクノロジーの次にくる近未来の科学技術を見通す。

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  • 紫外線の社会史 見えざる光が照らす日本
    -
    人類は見えざるモノに期待をかけ、また恐怖と不安を覚えてきた。誰もが浴びる紫外線は人間の生活を豊かにもまた損ないもする。紫外線への着目は、近代以降の日本の社会観、健康観、美容観、環境観の変遷を覗き見る上で有効であり、ジェンダーや人種に関する言説までをも浮き彫りにする。見えざるモノを主人公にした異色の科学史。

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  • 四季の地球科学 日本列島の時空を歩く
    4.5
    地震と噴火は日本列島を生み出し、今も刻々とその相貌を変えている。気候変動が進行する現代に、四季の変化をもたらす天の運行、大地の動き、生態系の成立ちを考えてみよう。大地の生い立ちを現場で学ぶ、日本と世界のジオパークも紹介。日本列島が生まれ育った数億年の時空を歩き、各地に提供される恵みとともに愉しむ。

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  • 史記列伝 一 全五冊
    3.8
    中国最初の史書「史記」の最後に置かれた70の列伝.宰相,武将,循吏,酷吏,刺客,侠客,素封家等,司馬遷は貴賤を問わず〈正義を保持し,ひとに屈せず,機を失わずして世にあらわれた人々〉をとりあげ,それぞれにしたたかなこれらの人間の生きざまを,躍動する筆致で描き,「史記」の全体像を構成した.

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  • 思考のフロンティア 壊れゆく世界と時代の課題
    -
    世界が大きく揺れ動き、時代は未曾有の転換点を迎えている──こうした言葉がレトリックではなく、実感として私たちに迫りくる現在、思考の向かうべき課題とはなにか。姜尚中、高橋哲哉、杉田敦をはじめとする「思考のフロンティア」の編集協力者たちが再結集し、危機的状況からの突破口をさぐる。五つのテーマをめぐって展開される白熱の討論。

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  • 思考をひらく 分断される世界のなかで
    3.0
    我々を震撼させた9.11のテロ事件は、果たして「文明の衝突」の帰結なのか。世界を「文明」と「野蛮」に分割する暴力は、無制限なグローバリゼーションによって我々の社会をも分断しようとしている。その暴力に対抗し、境界線を超えてゆく新たな構想力の可能性はどこにあるのか。4人の編集協力者による白熱の徹底討議。

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  • 死者と霊性 近代を問い直す
    5.0
    原発事故とコロナ禍は,否応なく見えざるものの力を思い知らしめた.見えざるものである死者たちと私たちの関係にも,いま新たな変化が生じている.末木文美士,中島隆博,若松英輔,安藤礼二,中島岳志,眼に見えない領域をめぐって独自の思索を続けてきた五名が,死者と霊性をキーワードに,来るべき時代について討議する.

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  • 死者を巡る「想い」の歴史
    -
    1巻2,750円 (税込)
    古代・中世を生きた人びとは,人の死をどのように受けとめ,死者をどのような想いで送ってきたのだろうか? 亡くなっても遠い彼岸に旅立たないで身近にいてほしい,夢でもいいから時には語りかけてほしい.多くの人びとは,そうした想いでいたのではないか? 死と死者を巡る日本人の「想い」を,和歌・物語などを手がかりに探る.

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  • 思春期センサー 子どもの感度,大人の感度
    -
    「いつメンはいるけど友達じゃない」「いつメンはインフラ」「キャラかぶりはNG」「世界中にいじめられてると知られた」…….空気を敏感に察知し友達関係に腐心,SNSに縛られる子どもたち.日常と非日常を往還し,ときに劇的な変化を見せる姿に出会ってきた臨床家がエピソード豊かに描き出す,今どきの思春期.

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  • 思春期ってなんだろう
    3.3
    保健室で思春期を生きる生徒たちの悩みと長年向き合ってきた著者は,教室で「からだ・こころ・性の学習」に取り組んでいます.成長によるからだと心の変化を知ることで,自己肯定感が生まれ,意欲的に生きていく基盤がつくられていきます.本書は,その実践にもとづいて思春期を豊かに生きる知恵や考え方を助言します.

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  • 市場
    3.8
    市場の自動調整能力というイメージにもかかわらず、市場原理主義者の説明は、現実からますます乖離している。いかにして市場の暴走を食い止めうるか。「市場を我らの手に」という思考にむけた根本的転換への知的戦略とは何か。

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  • 自然災害からいのちを守る科学
    5.0
    地震、津波、火山噴火、集中豪雨、豪雪、台風、竜巻……。これらの自然現象が山崩れや地滑り、液状化、火砕流、洪水、雪崩などの自然災害を引き起こす。なぜ日本にはこんなにも自然災害が多いのだろう? 学校で教えてくれないそのメカニズムを知り、自分の住む地域の防災・減災を考える。自分の判断でいのちを守ることができるようになる!

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  • 川との出会い
    -
    1~4巻2,200円 (税込)
    ぼくは,雪どけの川でイトウの産卵を見ました.自然の川との初めての出会いでした.すっかり自然のとりこになったぼくは,カヌーに乗って湿原のツルを観察したり,川の水源を探検したり,サケの産卵に立ち会ったりします.そして,ダムのために変えられた川を見て,本当の生きた川とはどのようなものなのかを知っていきます.

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