渡部倫子の作品一覧
「渡部倫子」の「算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渡部倫子」の「算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
コロナがあって、人の顔や口や表情を見ながら話す機会が少なくなった。zoomやskypでは比較的一方通行の会話になりがちで、会話のキャッチボールがしにくい。画面越しで話を聞く際に、本質的に「耳を傾ける」動作が減った。家族の食事の時間がバラバラで、食事を摂りながらの会話が少なくなった。文字でのコミュニケーションは増えても、語彙は少ない。短文、単調、絵文字。空気を読む、正しいかの答え合わせは無い。もしくは間違えていた場合は、全て終わる。空気を読むのは、行間を読んだり行間を埋めたりする事とイコールでない。
読書から得られる文章能力の個人差が顕著になっている?ネットニュースは、興味がある事ばかり出てくる
Posted by ブクログ
先日読んだ広瀬有紀さんの『ことばと算数』で取り上げられていたこともあり、こちらも読んでみることにした。
子どもが誤ったスキーマを身につけてしまうこと、それを修正するメタ認知が働かないことなどが印象に残っている。
ではどうするのか、についてはあまり具体的なことが書かれていなかったので、そういったことが分かればと思い、少し専門的ではあるけれど、この本も読んでみることにした。
(思いがけない自分の向学心?に自分で驚くよ。)
小学生のつまずきの原因をさぐるために、アセスメントとなるテストを開発し、その結果を分析したもの。
だから、本書でいう学力は、受験でいい学校へ受かるための学力とは少し違う。
こ
Posted by ブクログ
ゆる言語学ラジオから今井むつみ先生の魅力に触れ、書作初挑戦。
最近の子供たちは読解力が不足している、学力低下の危機と巷で騒がれ始め久しいが、認知心理学という学問の観点からのアプローチの軌跡を読み知れる。決して〇〇のせい!とは断定せず、複合的な要因があるのだと真摯な姿勢で説いているのが非常にアカデミックで好感が持てる。
言語能力が学力に深い関わりを持つという一般的な評判に対する金言
個別でことばを多く知っているのではなく、学力とは組み合わせによる推論力が重要
P164
しかし、そこで想定されている「言語能力」は、ほとんどが語彙のサイズ(どれだけ多くのことばを知っているか・・・)であった。しかし