語感トレーニング 日本語のセンスをみがく55題

語感トレーニング 日本語のセンスをみがく55題

814円 (税込)

4pt

〈正確〉なだけでは物足りない!「快調」「好調」「順調」、もっとも調子がいいのはどれ? 「過日」「先日」「この間」、どう使い分ける? 誰もが思いあたる、「些細」だけれど「瑣末」ではない日本語の感触の違いを、語感研究の第一人者が解説する。Q&A形式で楽しく読める、〈伝えたい思い〉を〈適切なことば〉で届けるための55のヒント。

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語感トレーニング 日本語のセンスをみがく55題 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年07月01日

    日本語を正確に使えるための参考書。とても面白かった。

    シーンにぴたりと合う言葉の使い方や表現方法をたくさん紹介してくれる。
    普段使用している言葉の語源や間違った用法なども多く解説されており、面白いと同時に非常に参考になった。
    ふとした時に本書を思い出して、言葉の使い方や選び方を改めたい。

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    Posted by ブクログ 2012年05月28日

    突然ですが・・・

    洋食屋でお米を食べたくなったとき、店員になんと頼みますか?

    「ライス、お願いします!」

    ですよね。

    では、和の定食屋でさばの味噌煮定食でも食べているときに、お米をおかわりを頼む場合はなんというでしょうか?

    「ライス、お願いします!」

    ・・・・・・。

    はい、違和感ありで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月22日

    同義語・類義語を考える上で「語感」は大切である。

    単語の持つ「語感」に敏感になれば、話者の表現意図をより一層深く理解できるようになるだろう。

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    Posted by ブクログ 2019年02月17日

    意味とは少し違う,意味の周辺に存在している「語感」についていくつかの例を挙げて説明した本。単純な言葉の意味を超えた意味がとても奥深い。読み終わると同じ作者の『語感の辞典』が欲しくなってしまう。ちょっと残念なのは引用の例に偏りが多いこと(特定の人の話題がよく出てくる)。辞典を書くような方なのだから,そ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月28日

    語感に関する55問があり,その解説で日本語の語感を説明している好著だ.問題はほぼできたので,ほぼ正常な語感を持っているものと感じたが,ここまで詳しく丁寧に言葉自体を考えていく姿勢は素晴らしいと思った.「語の感じ」の分類として<日常語>,<文章語>,<俗語>の3段階を挙げ,さらに<雅語>と<口頭語>を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月11日

    「空」と「天」似たような意味を持つ言葉だが、
    "スケールの大きな「天と地」も「空と地」になると、
    一瞬「空き地」に見えて、雄大な雰囲気は消える"
    なるほど、仰る通り。
    個々には些細な意味の違いでも、文章の中に組み込まれると、
    大きく印象が変わることもある。
    言葉の持つ微妙なニュア...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月17日

    普段何気無く使っている言葉。
    それでも、時々言葉の持つ微妙な語感に迷う時がある。そんな時読むとすごく勉強になる一冊。

    語感辞典もチェックしたいと思う。

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    Posted by ブクログ 2011年05月12日

    おもしろかった。壮年以上の年齢にならないと「そうだ、そうだ」とはならないかも。経験と知識があってこそ語感のおもしろさがわかる気がする。あらためて言っていただくことで、こんなにも日本語を自分が選択して表現しているのかと、いまさらながら驚きです。

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    Posted by ブクログ 2014年03月02日

     たとえば「親戚」「親族」「親類」「身内」などといった言葉に、大きな意味上の違いは見出せない。しかし、僕たちは明確にこれらを使い分ける。「正月なので(?)が集まった」の(?)には迷いなく「親戚」を入れるだろう。「親族」や「親類」では「なんかちがう」。
     意味がそう違わないのに、使える場面と使えない場...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月12日

    意味と語感。言葉を発信することが多くなった時代、今、に求められるものではないでしょうか。

    言葉の内包を捉えたものは意味の拡張を促す。恐れる、怖れるの違いをそれによって把握することで、あえてそれらを混同した撞着的用法がありうる。

    一方、実際に文章にしていく作業には外延的な定義が役立ちそうだ。「湯殿...続きを読む

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