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Posted by ブクログ 2013年10月11日
2010年に発行された『語感の辞典』の著書中村明氏が書かれた本ということで興味があり購入。本書はこの辞典が発刊される16年も前に書かれたもので、辞典とは違い、覚え書き風に記されている。『語感の辞典』は私も(愛用とまではいかないが)時々利用している。辞典と併用して読むのも面白い。「一生懸命」と「一所懸...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月30日
共約不可能性、翻訳の不確定性、指示の不可測性という概念があります。ものすごく噛み砕いて説明すると、翻訳や指示は必ずしも一対一にはならない、というものです。例えば、「リンゴ」と言っても、人によっては真っ赤なリンゴを想像したり、ウサギ型の可愛いリンゴを想像したり、樹になっているリンゴを想像したり……と、...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月22日
日本語の語感について、さまざまな例を取り上げて考察した本です。
ややとりとめのないエッセイのような書き方で、気軽に読むことができる本です。著者も「あとがき」に代わる最終章の中で、「漫筆 語感のはなし」といった調子で書かれた本だと述べています。内容はたいへんおもしろく読めましたが、やはり語感というも...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
(私の表現力が、人様のそれをどうこう言えるレベルじゃないことは分かってます。それをあえて無視した感想〜)まず。この本のタイトル。「センスある日本語表現」を論じる本にしては普通すぎるのでは。
全体として、色々な言い回しを比較して、そこから受ける感覚の違いや、時代による変遷などを書き表した本。著者は色々...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月06日
[ 内容 ]
「語感」ほど、誰もが確信を持ちながら、逆に普偏的な説明の困難な言葉も珍しい。
感覚的な言語論を超えた語感の整理・分析は、いかに行なわれ得るのか。
本書は、言語行動の三つの要素、つまり、表現主体である人間、評現対象である物事、そして表現手段であることばから語感を分類し、さらに、語彙体系の...続きを読む
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