子どもの宇宙

子どもの宇宙

1,012円 (税込)

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ひとりひとりの子どもの内面に広大な宇宙が存在することを、大人はつい忘れがちである。臨床心理学者として長年心の問題に携わってきた著者が、登校拒否・家出など具体的な症例や児童文学を手がかりに、豊かな可能性にみちた子どもの心の世界を探究し、家出願望や秘密、老人や動物とのかかわりが心の成長に果す役割を明らかにする。

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子どもの宇宙 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「子どもの宇宙」という題にふさわしい。
    誰しも子どもの頃に宇宙を持っていた、その宇宙は果てしなく広く、大人は何もわからないし、分かろうとしてくれただろうか。

    「大人になるということは、子どもたちのもつこのような素晴らしい宇宙の存在を、少しずつ忘れ去ってゆく過程なのかとさえ思う。」1

    子どもに接す

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    学生の頃読んだものを再読。

    子どもの心や頭にある(そして大人である我々が手放してしまった)広い宇宙に想いを馳せながら、その宇宙を汚すことなく子どもと向き合うための指南書。

    教育や福祉で子どもに関わる人にはぜひ読んでほしい。

    0
    2023年07月31日

    Posted by ブクログ

    かつて子どもだった時の、あの、言葉では言い表すことができなかった様々な思いとこの本の中で再会することができた。あの時はとてつもなく重要なことだったのに、いつの頃からか段々と考えることをやめてしまったなぁ…

    子どもには子どもなりの道理がある…そのことを忘れずに子どもの話に耳を傾けることができる大人で

    0
    2023年01月19日

    Posted by ブクログ

    子を持つ親として大変勉強になった。
    約35年前に書かれた本だが、今の子供にも変わらず宇宙はあるはず。
    児童文学の深さにも驚き。大人こそ読むべきなのかもしれない。

    子供の秘密や自立などの「時」が来たときに、親の言動が子供の魂を殺していないか、また思い出して読みたい本。

    0
    2022年11月22日

    Posted by ブクログ

    教育や心理学で、これまでの中で一番いい本に出会えたと思った。

    やさしい時代があった。親が子を変えるのではなく、子が親を整える。現代では身体性を見失って、妄想がコレクトネス化して来ているように感じる。子供を教育するのは一定の人間と考えるようになってしまっている。自分達は、自然や環境から影響を受けると

    0
    2022年07月23日

    Posted by ブクログ

    (基本星をつけるのは、システム上評価によって新しい本と出会いたいがためにやってるんだけど、)著者の子どもへの強い思いに共感して☆5にしたい。
    子どもの内にある宇宙は途方もなくすばらしいのに、基本この世界でかれらの声はかき消されがちだから。
    著者の他の本での引用時以上に、ここで引用した児童文学を読んで

    0
    2021年05月27日

    Posted by ブクログ

    河合隼雄先生のまなざしを追体験できたような、そんな読後感をもった。いいかえれば、すこし優しくなれるかもしれない、と思った。児童文学への導きとしても参考になる。引用された作品はどれも知らないものだったが、その魅力をひきだす河合先生の語りに誘われ、いくつも興味をもった。以下引用。


    私は心理療法という

    0
    2020年05月23日

    Posted by ブクログ

    p.47
    子どもが成長し、傷ついた心が癒されてゆく過程において、秘密をもつことがどれほど大切であるかがよく示されている。しかしその秘密は、育てられ、親しい人と共有され、最後にはすべての人の前に開示されるものへと変化し、発展してゆくものなのである。
    → 読書会入門で紹介される猫町UGの魅力とは「仲間

    0
    2019年11月18日

    Posted by ブクログ

    遊戯療法の事例や児童文学を例にあげながら、子どもの心がもつ深くて広い宇宙について解説する。子どもへの温かい敬愛の情が、全編に渡って文章を通して伝わってくる。子どもは単なる小さな半人前の存在ではなく、それぞれに確固たる心を持って成長してゆく存在であることを、自分もそうだったと重ね合わせて思い出した。も

    0
    2019年10月07日

    Posted by ブクログ

    なぜ、こんなにも読み返してしまうんだろう。
    特に、「子どもと秘密」「子どもと時空」は印象深い。 子どもの宇宙ってタイトルだが、大人にもそれぞれ宇宙があるはず。 “子ども”という存在を通して、私たちは宇宙を感じやすいのだろうけど、 みんな宇宙を持っている。大人の宇宙を大切に出来ていない人が、子どもの

    0
    2013年08月07日

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