文京洙の作品一覧
「文京洙」の「済州島四・三事件 「島のくに」の死と再生の物語」「在日朝鮮人 歴史と現在」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「文京洙」の「済州島四・三事件 「島のくに」の死と再生の物語」「在日朝鮮人 歴史と現在」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
戒厳令のニュースで韓国の近代史を知らないなと思って読み始めた
読み終わる頃に弾劾訴追案が可決されてホッとした
第二次世界大戦後日本から解放されたところからの内容なのだけど、地獄のドミノって感じでこれ以上悪くなることないよねってビクビクしながら読むけど一番最悪の選択肢が選ばれ続けてどんどんドミノが倒されていくのを止められない…!!ってなって読んでてかなりへこんだ
今回の伊大統領、李承晩の戒厳令の言い訳(北朝鮮のせいとか)と同じこと言ってて、歴史を踏まえるとこんなことする人がマトモなわけないよね…
李承晩をやっとやめさせられて多少民主化できるかもというところでクーデターが起こってさらに最悪に
Posted by ブクログ
【これまで韓国の市民社会は,外国支配や分断,独裁権力といった生活世界の外部からやってくる脅威に身構え,そのことを通してそのアイデンティティを育んできた。だが,もはや韓国社会は,その内的なアイデンティティそのものの深刻な揺らぎや危機に直面している】(文中より引用)
知っているようで知らない韓国の現代史を時系列的にまとめた作品。民主化運動の高まりや急速な経済成長といった国内面に加え,北朝鮮や日本との関係といった外政面についてもコンパクトに詳述した一冊です。著者は,立命館大学の国際関係学部で教授を務める文京洙。
教科書的な記述であることに加え,特に現在に時が近づけば近づくほど著者の韓国内政に対す
Posted by ブクログ
韓国併合以前から現代に到るまでの在日朝鮮人の歴史を概説したレビュー。特に併合以前(1910年まで)の国内朝鮮人労働者は、当時の風景としては一般的であったようだが(清水宏監督の映画「有りがたうさん」など)、本書のような概説はあまり見かけないので貴重かもしれない。日本政府の移民対策・管理の考え方や方法論は、基本的に明治以後から現在に到るまで変わっていないという印象を受ける。終戦直後の在日朝鮮人連盟形成などのくだりは、同時期を舞台にした東映やくざ映画などの(映画自体は劇的に演出されているとはいえ)基本的な背景になっている。また、戦後在日社会の内部抗争などについても触れられており、一言で「在日」といっ