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日本の植民地支配から解放されて七〇年。分断、戦争、独裁、軍事政権、民主化運動、経済破綻……盧武鉉から李明博を経て朴槿恵政権へと移り変わる中で激しい変化をとげる韓国。いったいどこへ向かおうとしているのだろうか。日韓関係はどうなるのか。近年の動向を反映した、グローバル時代の新たな通史。
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Posted by ブクログ
戒厳令のニュースで韓国の近代史を知らないなと思って読み始めた 読み終わる頃に弾劾訴追案が可決されてホッとした 第二次世界大戦後日本から解放されたところからの内容なのだけど、地獄のドミノって感じでこれ以上悪くなることないよねってビクビクしながら読むけど一番最悪の選択肢が選ばれ続けてどんどんドミノが倒...続きを読むされていくのを止められない…!!ってなって読んでてかなりへこんだ 今回の伊大統領、李承晩の戒厳令の言い訳(北朝鮮のせいとか)と同じこと言ってて、歴史を踏まえるとこんなことする人がマトモなわけないよね… 李承晩をやっとやめさせられて多少民主化できるかもというところでクーデターが起こってさらに最悪になってたけど、こういうことはもう起こってほしくない
【これまで韓国の市民社会は,外国支配や分断,独裁権力といった生活世界の外部からやってくる脅威に身構え,そのことを通してそのアイデンティティを育んできた。だが,もはや韓国社会は,その内的なアイデンティティそのものの深刻な揺らぎや危機に直面している】(文中より引用) 知っているようで知らない韓国の現代...続きを読む史を時系列的にまとめた作品。民主化運動の高まりや急速な経済成長といった国内面に加え,北朝鮮や日本との関係といった外政面についてもコンパクトに詳述した一冊です。著者は,立命館大学の国際関係学部で教授を務める文京洙。 教科書的な記述であることに加え,特に現在に時が近づけば近づくほど著者の韓国内政に対する政治的立ち位置が如実に反映された書きぶりとなっているため,その点は若干認識した上で読み進めた方が良いと思います。他方,それ故に本書の評価が低くなるというものではなく,わかりやすく包括的な記述のおかげもあり,韓国について学びたいと考える方の最初の一歩として十分にオススメできる作りになっていると感じました。 類書も多いですが☆5つ
尹錫悦のクーデターで隣国のことを全然知らないと気づかされて購入したもの。 李承晩以前から朴槿恵時代までの波乱に満ちた歴史を、日韓関係や市民運動の記述を織り交ぜつつ分かり易く書いていて勉強になった。日本もまぁ当然酷いんだけどアメリカも悪辣国家過ぎてびっくりした。 韓国もまた日本と同じく、80〜90年代...続きを読むの問題の清算が必要な時期が来ているんだなぁ
お隣の国のことを全然知らなかった。 読んでいる最中に戒厳令があり、民主化を国民の手で獲得した歴史があるから戒厳令にも抗えたんだなと、日本では見る影もない、国民が民主主義を守ろうとし実際に勝ち取る姿に感動した。 盧武鉉大統領への期待の大きさについては当時ほとんど無関心だったのが悔やまれる。 朴槿恵大統...続きを読む領当選の意味合いも全然知らなかったし、当時は女性が大統領なんて進んでるとしか思ってなかった。 世界史学び直したい。
本書では江戸時代の朝鮮通信使から主に日本とどのような関係を結んできたかから始まり、その後脱亜入欧へと加速した日本による植民地支配、第二世界大戦終戦後の米ソによる南北の分割占領、その後の軍事政権から脱却を図るための民主化運動、アジア通貨危機による経済破綻など、朴槿恵大統領政権までの歴史を概観すること...続きを読むができる。本書を読むことによって、『K-POP 新感覚のメディア』に書かれていた韓国で共有されているという「恨」(ハン)の感情のルーツの一端を見ることができた気がする。
かつてないほど混迷する日韓関係を読みほどきたくて、本書を手に取る。 日本が戦後復興、高度経済成長を謳歌していたとき、安定した社会、政治構造をもてない韓国は苦しみ続ける。それは、現在も続く。草の根レベルと指導者レベルの団結、離散の対比になんとも言えない気持ちになる。
韓国の近現代史。日本の敗戦から解放された朝鮮半島は、しかしながら北からの共産勢と南からの資本主義勢との間で引き裂かれた。双方の勢力で国土は蹂躙され、多くの住民が亡くなった。解放から、朝鮮戦争、李承晩時代、軍事クーデタによる朴時代、光州事件、軍事政権、そして金大中、盧武鉉、李明博、朴槿恵までの期間を描...続きを読むく。日本は朝鮮半島に対して何をなしてきたか。隣国に対して、もっと冷静に向き合わないといけないだろう。
韓国の歴史がわかりやすくまとめられていて、とても勉強になった。正直なところ、どうして韓国と北朝鮮に分かれているのか、そんな基本的なこともよくわかっていませんでした。韓国と北朝鮮が別々に存在し続けることと、韓国と北朝鮮がひとつの国になること、韓国と北朝鮮の国民にとってはどちらが幸せなのでしょうか。
大変まじめな韓国現代史の教科書という内容。近世の歴史から繙き、直近(2015年まで)を政治・経済を軸に書いている。大きな事件の顛末や歴代大統領の当選経緯や政策内容などが遺漏なきようまとめてある。 限られた紙面で網羅的に書くご苦労は評価すべきだろうが、細かい記録ばかりが目について、内容は記憶に残りづら...続きを読むく、理解が深まらなかったと思う。本書では著者の首長は言葉の使い方にわずかに現れているにすぎず、無味乾燥な教科書を読んでいる感じだった。(先生だから教科書に指定してるのか?) もっと著者自身のざっくりした感想や評価を私見として大きく打ち出して書いてほしかった。多少偏った意見になろうとも、著者の立場がわかるほうが、読者としてはわかりやすいと思う。
湖南が蔑視されたりする遠因に任那、百済があるなんて・・・。韓国も「ひとすじなわ」でくくることはできないのですね。
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