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  • 国際法からとらえるパレスチナQ&A イスラエルの犯罪を止めるために

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ステファニー・クープ(青山学院大学準教授)は国際人権法や国際刑事法の研究者。
    この本では徹頭徹尾国際法によって、イスラエルの国際法違反を糾弾する。
    以下読書メモより

    ⚪︎国際法に違反するイスラエル
    ・ジェノサイド犯罪に該当する。
    ・2024.9.15までにパレスチナ人は少なくとも4万1206人が死亡。そのうち1万7000人が子ども。
    ・イスラエルが攻撃前に退去命令を出したが国際人道法に違反しながら守っているふり、人道法を悪用している。
    ・そもそも退去命令を出すこと自体が不法。
    ・22023.10.7の攻撃に関与したと主張しUNRWAの施設を攻撃。日本政府は拠出金を一時停止した。証拠示できず。

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    2025年11月21日
  • 国際法からとらえるパレスチナQ&A イスラエルの犯罪を止めるために

    Posted by ブクログ

    なんとなくパレスチナやイスラエルのニュースは見たけど何が起きてるのか……という人の最初の1冊目にも、ある程度何が起きてるのか把握してるけど法的に何がどう問題になるのかまとめて整理したい人にもおすすめ。歴史については他の入門書を読んだほうが良いけど、とっかかりに良いと思います。

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    2025年08月02日
  • 国際法からとらえるパレスチナQ&A イスラエルの犯罪を止めるために

    Posted by ブクログ

    岩波ブックレットNo.1101です

    No.1099ではイスラエルが現在行っていることを「宗教」という”ものさし”で見たわけですが、今回は「国際法」という”ものさし”で見てみます

    さすが岩波さんです
    多角的な視点を提供してくれてるわけですな

    で、もちろん国際法違反しまくりの犯罪行為なのは最初から分かっていたんですが、細かくこのことはこういう訳でこの国際法に違反しているとかなり詳しく解説してくれたことで、より確証を得ることができました

    つかね、がっつりジェノサイドなわけ

    国際社会が協力して即刻止めさせないといけないのよ

    わいは常々これってさー50年後くらいにまた「あの悲劇を繰り返しては

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    2025年02月03日
  • 国際法からとらえるパレスチナQ&A イスラエルの犯罪を止めるために

    Posted by ブクログ

    シオニストとユダヤ人とは違う。
    戦前、少数ながらパレスチナには、ユダヤ人が住んでいてセファルディムは、ヘブライ語またはイディッシュ語とパレスチナ人の言葉を話していた、
    アシュケナジムは、ラティノ語とパレスチナ人の言葉を話し、パレスチナ人と良好な関係を築いていた。
    シオニストではないユダヤ系アメリカ人は、パレスチナ人に同情的だ。
    ある種ユダヤ系過激派なんだろうな。
    ユダヤの戒律とズレていないか?

    第二次世界大戦時、ナチスに迫害されイスラエルへ行ったユダヤ人は79年後ナチスと同じ過ちを犯している。
    ナチスの真似すりゃ良い、よくご存知だもんね。
    しかし、イスラエルを非難する決議を反対したアメリカ、

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    2024年12月10日
  • 国際法からとらえるパレスチナQ&A イスラエルの犯罪を止めるために

    Posted by ブクログ

    ガザで現在起きている「ジェノサイド」が、国際法的にやはりジェノサイド以外の何ものでもなく、そのほかにも人権や戦争に関する多くの条約に反しているということ、そしてメディアがそこに言及せずに、イスラエルとハマスの間の対立の問題として、事実を客観的、中立的に伝えるようなスタンスで報道していることの問題をこれでもか、というほどあげてくれている。

    そして、イスラエルの行動を容認し、保護しているのがアメリカであり、国際法の適用を自分の都合のように運用するそのダブルスタンダードが、第二次世界大戦の悲惨な経験の産物である国際法の形骸化、ひいては世界の秩序を切りくづしているのだ。

    大まか、そんなことだろうな

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    2024年12月08日

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