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一生懸命だからこそ、サボるんだ! 動物搭載型の記録装置による「バイオロギング」や「音」を使った最新の記録・分析システムで、予想も常識も覆す、驚きの新発見が続出。南極のペンギンやアザラシから、身近な日本のイルカ、ウミガメまで、謎に包まれた生きものたちの生態と〈本気の姿〉を明らかにする、新しい海洋動物学。[カラー版]
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Posted by ブクログ
動物にカメラやセンサを取り付けて生態を解析するバイオロギングという手法で、海洋生物の生態を探る研究者の方が書かれた本。こういった本こそ電子書籍で出版すると、面白さが増すように思います。
佐藤克文さんの本は、エビデンスと自身の言葉がうまく混ざっていて面白い。それでいて過去への反省もあったりするので、著作は出来れば順に読んだほうがいい。 最新作の「サボり上手な動物たち」は、カラー写真も多く、「サボる」という、バイオロギングによって見つかった動物の「動かない」ことに着目している。チーター...続きを読むが速い(のを、はかりに行くエピソードも面白い)、なんてのは、ある瞬間にそういうこともある、というだけで、そうじゃない時間のほうが長いのだ。スナメリのソナーも、ときどききちんと音を出さないことがある。サボるというのは、適度に間引きして、生活のコストを抑えること。 しかしだから人間もサボろう、というのは自然主義の誤謬であると。あぶねえ、そう思っちゃった。でも動物は、死ぬほど頑張るときもある。とにかくこれからも、バイオロギングでわかっていく水の中の世界が楽しみすぎる。
動物の行動を記録するバイオロギング。 動物たちにカメラや計測器を取り付け、その生態を隈なく調べるというもの。 そもそもは、ある場面での生物の行動に注目したところから計測が目論まれたが、結果として何もしていない、注目していなかった時の行動も知るところとなり、そこから思いがけず「サボる」動物たちの姿が...続きを読む浮かび上がってきたのだという。 つまるところ、生物であるが故に、やたらなエネルギーの無駄遣いはせず、利用できるもの(ほかの仲間たちや自然の摂理など)は利用して効率よく生きている、ということなのだが。 いろいろな計測結果を披露したに留まった感はあるものの、写真や図解も多く、単純に楽しんで読むことができた。
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サボり上手な動物たち
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