五輪書

五輪書

616円 (税込)

3pt

一身の切合いに勝ち数人の戦いに勝つのが武士というものだ、それには、といって武蔵(一五八四―一六四五)は、構え方、足の踏み方、目のつけ方等をつぶさに述べ、相手の強弱を知って先にしかけよとも説く。本書が長く読みつがれてきたのも、剣法の奥義が、具体的・合理的に書かれているからに相違ない。読み易さに意を用いた。

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五輪書 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    剣術が処世術であった時代に書かれたビジネス書と思って読むと、今でも通用する考え方が多数述べられていて興味深い。相手の身になって考え、事を有利に運ぶ。見えないものを見る。守りの行動も含め、すべては次の瞬間に敵を斬るためと心得よ。等々。
    武術をやっている人なら、より一層楽しめると思う。

    0
    2010年10月30日

    Posted by ブクログ

    二天一流で知られる宮本武蔵の兵法観が、「地水火風空」の五大五輪にかたどって編成されている。
    当時の武士の価値観に触れるとともに、現代の剣道にも通じるところが多々あり、面白かった。

    0
    2020年05月19日

    Posted by ブクログ

    武蔵さんの熱い心が印象的でした。
    今でも十分に通じる内容で、興味深いところがあります。
    読んで良かったと感じた本でした。
    原文が難しく思えるようならば現代語訳で読んでもいいと思います。

    古典を必ず原文で読む必要はないですよね!

    0
    2019年06月14日

    Posted by ブクログ

    小林秀雄がたしか、この宮本武蔵をいう男について「観察」ということばを使っていたような気がする。
    時にこういう人間がやっぱりどこかで生きて死ぬというのを知ると、続く精神のバトンというものが息づいていることがうれしくてたまらない。
    剣の鍛錬というものは、生きるか死ぬかいつもその境界にあって考えなければな

    0
    2016年12月18日

    Posted by ブクログ

    強く生き抜く意思を、単に言葉を並べているだけではなく
    とことん実用的な戦い方、具体的な例を出して事細かに教えてくれます。
    生きるうえで、バランスは大切です。
    この本は、そのバランスをふっと心に思い出させてくれる一冊。

    0
    2012年08月11日

    Posted by ブクログ

    語注だけで口語訳は付されていないが、だいたいの意味は読み取ることができる。
    具体的な刀術を記した「水之巻」は、さすがに言葉だけでは具体的なところがよくわからなかった。

    0
    2024年07月03日

    Posted by ブクログ

    心境を綴った著作ですから、素人目からは生き方論にも読み替えることができました。このような視点で読むと、居着きの件に興味を惹かれます。武道と禅、をテーマに、読書を繋げていこうと思います。

    0
    2022年08月14日

    Posted by ブクログ

    やはり完璧に意味を理解するのは難しかった。

    けど、武蔵が考える武道者の在り方や心構え、または人の在り方なんかは、現代にも通じるものがありました。

    次は解説付きの分かりやすいものを読んでみたい

    0
    2021年05月23日

    Posted by ブクログ

    もうすぐ五輪なので読んでみた。当然ながらオリンピックとは何の関係もなかった笑

    二刀流とはどういう考えで、どういう心構えで戦うものなのか。漠然としているけれども、逆に小手先の技に囚われず基礎的な教えとも読めて、剣道とかの人にはイメージしやすいのではないでしょうか。
    「P56先づ太刀をとつては、いづれ

    0
    2019年08月21日

    Posted by ブクログ

    現代語訳されていなかったため、読むのに苦労した。
    二刀流である宮本武蔵の、武士としてなすべきことや構え、型などがまとめられている。
    内容理解に苦しんだが、興味深いものばかり。

    0
    2017年12月18日

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