マキァヴェッリ 『君主論』をよむ

マキァヴェッリ 『君主論』をよむ

ビジネス・実用
946円 (税込)

4pt

3.3

権謀術数を是とする政治家、人心掌握に長けた戦略家……政治学の古典として、あるいは帝王学のバイブルとして愛され続けるマキァヴェッリ。しかし、その本当の姿は、彼が生きた時代から理解しなければ見えてこない。家族と祖国を愛し、自由と人間を愛するマキャヴェッリが真に伝えたかったことは何だったのか。

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マキァヴェッリ 『君主論』をよむ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    君主論自体の内容を知らずに読みました。マキャヴェッリといえば漫画嘘喰いのゲームに出てきたなーというイメージ。一般的に誤解されているマキャヴェッリの主張は、君主は悪徳を為さなければならないということ。つまり、けちで残酷で恐れられ約束を破るような君主。転じて目的達成のためなら手段を選ばないという理解になったのでしょう。しかし、君主論はその当時の、新君主に宛てたものであり、君主の性質としての一般論ではなかった。著者のあとがきにもあるように、古典は今読んでみると当たり前のことを書いているように感じられることが多いが、それはその時代背景や政治、文化情勢を考慮に入れていないだけであり、その当時としては画期的で斬新であってから現在も名著として残っている。古典に答えを求めるのではなく、本質を追求する姿勢や飽くなき探究心というものに触れることが、古典を読む最大の魅力では?

    0
    2020年03月30日

    Posted by ブクログ

    詳しい時代背景と重ね合わせて語られているので、比較的わかりやすい。それでも、イタリアの歴史的・地理的状況や人間関係を知らないとわかりづらい。再度『君主論』を手に取り、できれば『ディスコルシ』にも目を通したい。前者の訳本は英語訳のものも含めて数冊所有しているが、後者の適当な訳本を探してみたいと思う。

    0
    2019年08月03日

    Posted by ブクログ

    君主論の情報をあとから入れた。
    所謂、「切り抜き」された"君主論"が言い伝えられ席巻し、人々のいいような解釈で悪用されたことを理解した。

    ケチで残酷で愛されるより恐れられ、善良であるフリをしながら暴力を駆使する存在が必要であるというのは当時の時代背景ありきの話である。
    また、この"極論"をうまく後から使ったリーダーが多かったことが君主論が広まった理由ではないか。

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    君主論についての詳細な説明があるかと思っていたがそうではなかった。マキァヴェッリについての詳細な説明とその当時の歴史的政治的背景の説明であった。
     君主論を読んだ後でこれを読むと理解にプラスされるであろう。

    0
    2024年04月12日

    Posted by ブクログ

    君主論は、メディナ家にあてた就職論文、ES。

    1~11章は国家分類、12~23章は君主への助言、24~26章はイタリア論。
    12~14章は軍事論。15~23章は君主の振る舞い方について。
    多くの論者は君主は徳を備えるべきと説いたが、マキァヴェッリは、悪徳な資質を両方とも備える必要がある。
    気前良さよりもケチ。
    新君主国=併合された国家または、完全に新しい君主国、に対する助言。
    メディナ家に対して、自前の軍隊の必要性を訴えた。
    残酷は、殺戮や略奪を抑止することで、結果的に慈悲深い。
    ケチは税金を上乗せしないため。
    よくない人間になることも学び、必要に応じて行使すること。
    軍事力と悪徳を行使する以外に、憎悪を受けないようにするべき。
    新君主は臣民の武装を解いてはいけない。新しい臣民は非武装にするべき。
    野心を消し去ることは不可能、せいぜい制度や力で抑制するしかない。任期は厳格に。ローマは権力分散の仕組みを整えていった。
    都市国家としての思想家。

    0
    2021年04月24日

    Posted by ブクログ

    昔中公文庫の塩野七生と君主論読んだよね、くらいの知識で読んでみました。塩野七生が物語としてオモロいからな、そもそも学術新書、入門書なんで比べるのもおかしいねんけど。中公文庫読む時に副読本として役に立ちそうではあるけど、もう一度手をつける時間的な余裕がなかなか…

    0
    2019年09月03日

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