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Posted by ブクログ
息子へ)
叔父さんが、父親をなくした中学生の甥っ子に、人生とは社会とはをノートを通じて伝えようとする、、、。
といった内容の小説。
このブログの主旨と驚くほど合致している。
お父さんも、このブログを通じて、君になるべく多くのことを伝えたいと思っている。
それにしても、本書の、叔父から甥へのメッセージは、感動に値する。とても、お父さんがまねできるような内容ではない。シンプルでいてディープなメッセージを伝え、甥が自ら考えるような内容だ。
お父さんは、本書に書いてあるようなメッセージを君に残してあげることはできない。ただ、お父さんにはいい方法がある。
「息子よ!この本を読め!」
お父さんは、偉そうに、君に対してメッセージを残し続けているが、本書のような本からは、お父さんがメッセージを受け取る側だ。(本書はあきらかに子供へのメッセージが書かれた本なのだが、、、、)
本書のメッセージとして、、、。
・自分中心に考えることの幼稚さ。
・消費ではなく生産してこその大切さ。
・自分の良心から反してしまったときの反応のしかた。
を、37歳ながら、いまさら深く考えこんだ。
「君たちはどう生きるか」
「お父さんはどう生きようか?」
「息子よ、君はどう生きるか?」
この本を読んで、考えよう。
(お父さんの本の買い方)
BOOKOFF \350
(読め、もしくは、読むな)
必ず読め!
(君が・・・歳のころに)
中学生のころ。
20才のころ。
子供をもったころ。 3回は読んで欲しい。
Posted by ブクログ
『君たちはどう生きるか』を読んで。
この本には「正解」が書かれているわけではない。
答えはいつも自分の中にある。
そんな、自分自身とじっくり対話する時間を与えてくれる一冊だった。
物語は、コペル君と叔父さんとの対話を中心に進んでいく。そこで交わされる言葉からは、本当に多くの気づきをもらった。
内容は道徳的でありながら、決して説教くさくはない。コペル君の日常に起こるちょっとした出来事をきっかけに、多角的なものの見方、深く思考することの大切さ、そして豊かな心の育て方などが、じんわりと心に染み込んでくる。
なにより文章が素晴らしく、純粋に小説としても非常に面白い。子どもにはもちろん、大人も含めて「誰もが人生で一度は読んでおきたい」と思える名著だった。
Posted by ブクログ
主人公コペル君が感じたこと、気がついたことを歴史的な史実と紐付けて叔父さんが分かりやすく諭してくれる。
一章の人間は無数の分子なんだ、というコペル君の気づきが最初から最後までの教訓に共通していた気がする。
分子の一つとして為すべきこと、成し遂げられることを日常的にも人生的にも考えていく必要があると感じた。
正義感、倫理観がしっかりあって、育ちも良いコペル君が途中卑怯者になってしまう場面があったが、人間らしさを感じ少しホッとしてしまった。誤りに後悔を念を抱ける、ということが人間らしさでもあり、そこから正しい方向に行けるのも人間分子ならでは。
話の本質とは関係ないが、1937年当時の生活の上品さに驚くばかりだった。鯛焼きが粗末なお菓子として描かれてて笑えた。
Posted by ブクログ
■僕たちは“個”?それとも“全体の一部”?
“人間て、叔父さん、ほんとに分子だね。”
駅に吸い込まれていく人々、吐き出されてくる人々を近隣商業ビルから眺めていると、コペル君のそんな感覚とシンクロする。僕もその駅に吸い込まれる分子の一つだ。
もちろん人間は一人一人異なる存在としての“個”であるという見方が間違っているというわけではない。みんなちがって、みんないい(金子みすゞ )。ただ行き過ぎると、世界は自分を中心に回っている、そうでなければならないという考えに近づく危険をはらんでいると思う。
得てして物事は思いどおりには運ばない。“個”としての思いが強すぎると、こんなに頑張っているのに…、なぜ自分だけ?という葛藤、あるいは理不尽さ、不公平感への不満や苦しみが生まれる。もちろん理由なんて見つからない。
そんなとき、自分はこの複雑で巨大な世界を構成する一要素、全体の一部に過ぎないという一歩下がった謙虚さが必要なのかもしれない。分子の一つとして全体の波に押し流されながら、あるいは飲み込まれながらも、ただ存在することで与えらえた役目を果たしている。個性や多様性が尊重される現代社会だけど、そういう価値観、感覚も大切にしていきたいと思う。
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