【感想・ネタバレ】君たちはどう生きるかのレビュー

あらすじ

著者がコペル少年の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か.それは,人生いかに生くべきかと問うとき,常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ,というメッセージであった.著者の没後追悼の意をこめて書かれた「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」(丸山真男)を付載.

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Posted by ブクログ

15歳のコペル君の心の成長を通して読者に対して問いを投げかける作品でした。
小説的に進むのでとても読みやすい。
またコペル君の経験は読者が生きてきたなかでどこかで経験してきたようなものであり、自分の過去を回想しながら読みました。
最初にこの本が出たのは1937年。日本は日中戦争から太平洋戦争へと向かっているとき。そこから90年近く時が経ちましたが、人間の根本的な部分は同じであり当時を生きる人も今を生きる私たちもどう生きるか、その問いは変わらないのだと思いました。
28歳で読みましたが、10代のときに読んでみたかった作品です。

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

1937年昭和12年発刊の青少年への生き方の本。山本有三が編纂のもとでの日本少国民文庫の全16巻の第12巻。岩波書店の吉野源三郎が眼病でペンを持てなくなった山本有三に代わって書いた本。
 どういう生き方をしろとは書いてない。社会に惑わされず、人間社会の一分子として個々人が主体性をもって考えて生きろと言うメッセージを銀座のデパートの屋上から外界を眺め雪の日の事件での友への裏切りに心悩むコペル君の悔恨を悔いを持ってこそ人間は善に向かって生きるのだと手を差し伸べている。
 軍国主義、ファシズムが世の中の風潮の時良く個人の尊さを書き上げたかと思うと、山本有三、吉野源三郎の思想には敬服するばかりだ。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

コペル君。本名は本田潤一。中学二年生。十五歳。
大きな銀行の重役だったお父さんが二年前に亡くなって、都内の邸宅から郊外に引っ越してきました。
叔父さん。コペル君のお母さんの弟。大学を出てからまだ間もない法学士。
ときどき、コペル君のうちを訪ねてきます。

本書は、
・ 学校での出来事、友だちとのつきあい、デパートの屋上から通りを眺めていて気づいたこと。多感な時期を送るコペル君の物語。
・ その話を聴いて叔父がコペル君に語る「ノート」
の二面で構成されます。

僕は小学生の時、毎朝少しずつ担任の先生が読んでくれたのを聞いたのが最初です。
マンガ化の報に接し、
「漫画 君たちはどう生きるか」(マガジンハウス2017/8)
「あ、この本は!」と思い、購入しました。
購入して初めて気づいたのは、この本が1937年に「日本小国民文庫」の一冊として最初に出版されたこと。軍国主義が浸透し、小学生が「小国民」と呼ばれ、教育が荒廃してゆく中、時勢の悪い影響から守りたいと山本有三を中心に編纂されたこと。
たぶん、先生から読み聴かされたのは、戦後ポプラ社から刊行されていた「ジュニア版吉野源三郎全集1 君たちはどう生きるか」(1967年4月15日刊)だと思います。
小学生の僕は、
コペル君がデーパートの屋上から繁華街を行く人を見下ろしていて、社会学上の大発見を再現してしまったり、
ナポレオンにあこがれる級友の姉に影響を受けてしまったり、
友だちとの約束を破ってしまったり。
はらはら、どきどき、
「僕も利発に成長したいものだなぁ。」なんぞと思った記憶があります。
まさか、戦前に書かれたものだなんて思いも寄りませんでした。
小学校を卒業して二十年目の今年。初めて自分で読んで愕然とするのは、「今の自分に、必要な教訓が多すぎる!」でした。僕たちの将来を思って、毎朝読んでくれた先生に申し訳なく思うとともに、せめて、再度この本に出会えたことを切っ掛けとして、著者がコペル君の精神的成長に託して語り伝えようとしたことを考えていきたい、と思ったのでした。

先日趣味の温泉に浸かっているとき、小学生の息子を連れた親子と一緒になりました。
海辺の露天風呂で、フナムシが寄ってきます。
息子曰く「この虫もカンブリア紀に進化したものなのかな?」
お父さん曰く「そうだよ。カンブリア紀には、沢山の生物が多様な進化を遂げたんだ。」
と。
子どもが自然に興味が沸いたことを大人に尋ねることができる環境が、
いかに学習意欲に役立つものか思いながら海辺の温泉に浸かっていました。
そういえば僕も、小学生のころ、父親と風呂につかりながら、
昼間、自転車に乗っていて気が付いたこと
「走っている自転車から、他の人の自動車を観ると、ゆっくり走っているように見えるよね。」
と相対速度の概念の発見を父親に話した記憶が甦りました。
この本のコペル君とおじさんの関係は、子どもが自然と学習意欲を持つ動機付けになるものです。
子どもに「勉強しろ」と言うよりは、子どもの興味を膨らませる会話を持つ機会を充分にとるようにする方が効果的だ、と思い至りました。
子どもと充分に会話ができないのであれば、
この本を読んであげるのも良いか、と思いました。2001年3月3日

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2026年02月08日

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社会に「善」を生む人でありたい、これが最大の感想である。
転職市場で価値の上がるキャリアを積みたいと悩んでいたが、その悩みを一段俯瞰する気持ちを得た。今の構成員としての役割への責任を果たすのは大前提。ただ苦痛はその人の「正しい」センサーが揺さぶられる証拠でもある。ありたい生き方ができる自分になりたい

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2026年02月04日

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自分自身が心から感じたこと、動かされたことを大切にしなければならない。
限られた時間を無駄に過ごさないためにも、後悔しないように過ごすためにも、心がけたい。

人間が人間同士、好意を尽くし合い、それを喜びと感じている、そのような人間らしい人間関係を大切にしたい。


心に思ったとおりにしておかなかった後悔、
その瞬間は取り返しのつかないことをしてしまった、と大きく落胆するかもしれないが、人間としては、偉くなっているし、神様も見届けてくれてるはず。

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2026年01月25日

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2026年、新年一発目に読むにふさわしい本だった!

上司に「僕のバイブル」とお勧めされて読んだが、何度も読み返したくなる本だった。

コペルくんの周りの年長者はみんな落ち着いていてコペルくんに気付きを与えてくれるような存在ばかりだが、

かつ子さんだけ勝気で安直ですごく好き。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

感じたことを考え抜くこと。
言葉で説明できるほど解像度をあげること。
最近SNSなどでショートして集中力も思考力も崩壊してる私には感じるとこがたくさんある。
続いたことのない日記ですが、私もノートという形でもう一度始めてみようとおもう。

惰性で生きている気がしている今日。
一体どう生きたらいいのか

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2025年11月25日

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目に見える世界だけを生きるのはもったいない。本当に大切なものは目に見えない世界にある。自分が心からしみじみと感じたことを大切に生きようと思う。

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2025年10月27日

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ネタバレ

貧富の差によって人間の優劣は決まらないと思うし、お金を持っていなくても尊敬するべき人間は山ほどいるのだと思う。人間同士本当に相手のことを思って愛し合うということは、見返りを求めない好意の積み重ねだと思う。私は概ね、叔父さんと似た価値観を持って生きてきた。

けれどこの歳になって、自分と全く正反対の価値観を持つ人と会い、やっぱり自分は未熟だったから、受け入れられなくて、自分から離れてしまって、そしてその日から今までずっと考え続けている。

正しさとは一体何なのか。貧乏なんかにはなりたくないと、自分はお金持ちになることに執着するなんて、馬鹿げた考えだと思った。自分よりできない人に手を差し伸べるのではなく、なんでこんなこともできないんだと一笑に付すなんて、どうしてそんなに心が冷たいんだと叫びたくなった。でも、そんな世界で今まで、負けないように頑張って生きてきたんだねと、認めてあげることもできたのではないか。正しさと正しさの衝突が戦争なのだとしたら、相手の考えを間違っていると断定してしまうのではなく、そんな世界もあったのか、そんな世界で頑張って生きてきたのはさぞ大変で、切なかったろうねと、寄り添う力こそが自分には必要だったのではなかろうか。

大人になると、コペル君のいる場所よりもより広い場所で生きなければならない。生きることがかなり複雑になってくる。それと共に、どう生きるかもかなり難しい問いになってくる。ただ、自分はこれからも今まで自分なりに培ってきた倫理観で、周りの人たちを大切に思って生きていける自分でありたい。そしてその倫理観を分かち合える人々が、周りにいてくれると良い。

残念ながら自分は人類の進歩に結びつくような英雄的精神を持っている訳では無い凡人中の凡人ではあるけど、いろいろな考えを持つ人に接する中で、できるだけ学び取り、考え、自分というものを見つめ直しながら、生きていきたいと思った。

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2025年10月02日

Posted by ブクログ

小学生の時に母がコレいい本だから読んでご覧、と言って手渡されたのが日本少国民文庫の「きみたちはどう生きるか」。戦前に刊行された本で旧仮名遣いでとても読みにくかった。挿絵入りで分からないところは母に聞きながら読んだ。親友がいじめられているのに勇気がなくて助けに行けなかったことで悩むコペル君とおじさんのエピソードが心にのこりました。時が移り変わり次男がが中学校から副読本として岩波文庫を持ってかえりました。彼が使い終わった後譲り受けて再読。挿絵もそのままだったので嬉しく思いました。

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2025年10月02日

Posted by ブクログ

ジブリ映画に取り上げられたことからこの小説を知った。ジブリ映画の元なのだから児童小説であることは容易に想像つくが、世間ではそのような扱いをしていないように感じてたし、なので、この本を手に取って改めて、児童小説なんだ!と驚きを覚えた。
でも大人にもメッセージ性があると感想を述べている方がいたので、どんな内容かと興味が湧いた。
感想は、児童向けとはいえ、経済論や哲学がこんなに散りばめられているなんて!!と感動した。
叔父さんが日記を通してコペル君に、コペル君の感じたことや体験をそれだけで終わらせずに、想像力を働かせて人としての成長に繋げなければいけないことを伝えていく。
叔父さんの年齢の2倍以上の人生を生きているが、その言葉はグッとくるし、叔父さんが伝えたい生き方がどんなに難しいことか。
まえ書きの追記の中で丸山真男氏が、かつ子さんに対して「何をいうか、生意気な小娘が」と、辛辣な印象を述べているが、かつ子さんが女性ではなく男性であれば違う印象をもつのか?女性が男性の前でナポレオンの偉大さを雄弁することが、何故そんなに鼻白む必要があるのか?
この小説の初刊は1937年で、当時は女性に参政権も与えられていない。女性は家に入っていろ、そんな時代だから、丸山氏はかつ子さんの言動に不快感を感じたのか?丸山氏は著者がかつ子さんをどのような位置付けとして登場させたのかは不明だがとおっしゃっているが、現代を生きる私としては、著者はこれからは性別関係なく女性も活躍していくべき、その象徴として、男性に負けじ劣らず自分の考えをはっきりと述べるかつ子さんを登場させたのだと信じたい。かつ子さんのような女性を見て、何を感じ、これからをどう生きるかを問いたかったのではないかと思う。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

タイトルどおり、学生時代にこれから残された時間をどう生きるかということを問うた作品です。人間の悩みと過ちを自分自身がどう受け止めるかが大切なことを改めて感じました。たいてい、自分中心に物事を考え、自分の都合の良いように解釈しようとするから、言い訳が生まれます。言い訳から自分の中で認めようとしない方向へ自然と傾いていくのを、どれだけ止められて、それを認めていけるかというこ戸を若い世代に説いているものです。コペル君と同世代のときに読むこと、そしてコペル君のお母さん、おじさんの世代になったっときに読むことで、このタイトルの答えを少しでも答えられるようになるのではないかと思いました。

この作品を読んで考えて欲しいと宮崎駿監督は思って、映画にしたのでしょうかね。世界中のコペル君と同じ世代の人々が読んだら、きっと地球の破滅を防ぐ一歩になるかもしれないという希望を持ちたくなりました。

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2025年09月14日

Posted by ブクログ

何年まえだろうか、映画「君たちはどう生きるか」が話題になった時、本書が漫画化された書籍が注目された。それを手に取ってみたはいいものの、当時の自分には全くと言っていいほど刺さらなかった。

そして今、本書を読み、心の底から感銘を受けた自分がいることに驚いている。
読み進めるほどに、今の自分のために書かれたものだと錯覚してしまうほどに、ものすごく素直に受け止めていた。
中でも印象的なのは、第五章におけるナポレオンの精神性と第七章におけるパスカルの引用。これは紛れもなく今の自分のために書かれたものだ。
「人類の進歩と結びつかない英雄的精神も空しいが、英雄的な気魄を欠いた善良さも、同じように空しい」
自分はまさしく、人類の進歩と結びつかない英雄的精神を追い求めていた。それがいかに空しいものなのか。なるほど。
「王位を奪われた国王以外に、誰が、国王でないことを不幸に感じる者があろう。」
人間の悲しみや苦しみ、後悔にどんな意味があるのか。これを省みることにこそ、人間を人間たらしめる所以がある。なるほど。

本に書いてあることをこれほどまでに素直に受け止め、これほどまでに感銘を受けたのは初めてな気がする。ついついこんな長々と感想を残したくもなっちゃったよ。

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2025年09月12日

Posted by ブクログ

「そこで、最後に、みなさんにおたずねしたいと思いますーーー君たちは、どう生きるか」

高層デパートの屋上から、粉ミルクから、学友から、
主人公のコペルくんはあらゆるものから人間関係とはなにか、あるいは社会とはなにか、想像力を発展させ、時には思考し中学生という幼さあられど、一つ一つを学んでいく。
それは大人になっても決して消えない、生きるにあたって重要な価値観の形成である。
もう1人の語り手「叔父さん」は、コペルくんの思考をフィードバックしながら私たち読者に問いかけている。さて、君たちはどう生きるのか、と。

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

映画を知らずに、池上彰さんの本で薦められていたから読んだ。とても良かったし、全ての人が読んだ方が良いし、この本を中学生高校生で読みたかった。

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

叔父さんのノートブックからは、大人になった私にまだ欠けていた事を教えてもらいました。大変恥ずかしくもなり、コペル君と一緒に成長させてもらいました。

叔父さんのノートブックでは、人間同士が敵対することは痛みや苦しみを感じる事なのだから、それは人間の本来の姿ではないといいます。本来は人間同志調和して生きていくべきなのだといいます。なのに現実世界は戦争があり、憎しみ合いが尽きません。
コペル君はこういった人間世界の矛盾に気がついたからこそ、自分がこれからどう生きていくのか、なんとなくわかり始めたようでした。

最後に問われたあの言葉で、既に大人になってしまった自分は、今までどう生きていたのかな?これからはどう生きるのかな?と自問するよい機会になりました。

コペル君と同年代の中学生にぜひ読んでほしいです。
私も若い頃に呼んでおきたかったです。
とても良い本だと思います。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

当たり前だけど大事なこと。
日々忘れてるけど大切なこと。
心の奥にグッと芯をたてて、色んな経験や感情で包んで 作り上げていけたら どんなに素晴らしいか。

子供に読んでもらいたいなー。
どうしたら読んでくれるかなー。

親からじゃなく叔父さんから。ってとこがコペルくんはいいのよね。親からだと 押し付けだったり希望だったり期待だったりが 露骨に出ちゃうもの。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

父親から紹介されて読んだ。
自分がしみじみと感じた事に対してより深く考えてみることが大切だと思った。そして、実際に見えていない事に探究心を抱くことで人生が豊かになると考えさせられた。

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2025年12月29日

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ぼろぼろと泣いてしまいました。著者の吉野源三郎は、帝国主義下の日本で、数少ない自由派のうちの一人だったそう。自分もリベラルな視点を持ち続けられるように毎日勉学に励まなければな、と思わせるような作品でした。

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

青少年向けの作品だけど、大人にも響く。
一見当たり前のようだけどなかなか難しい、とても大切なことが散りばめられている。

特に雪の日の話やその後のお母さんの石段の話が印象的。
「こうしたらよかった」という後悔はいくつもあるけど、それを経験として自分の中に蓄積していき、次に活かせば良いという話に少し救われた。

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2025年08月12日

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哲学?倫理?タイトルらしく深いテーマを物語の中でストレートに、また学生の子どもに対しての語り方で伝えてきてくれるのでわかりやすい。後半の仏像のあたりはちょと難しかったけども。叔父さん博学すぎやし、コペル君とても良い子。自分に嘘をつけない正直なところ、胸がキュゥーってなった。昔の時代の口調?が個人的にほっこりして、心地良かった。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

同名ジブリ映画を観たことがきっかけで手に取りました。

一番印象に残ったのは、上級生たちの行動を言い表した言葉たちでした。

上級生たちは学校のためにという大義名分をもって、自分が気に喰わない イコール 間違った奴だと頭から決めつけてよくない行動に出ます。
「大きな誤りは、この人々が、他人の過ちを責めたり、それを制裁する資格が自分たちにある、と思いあがっていることです。同じ中学生に、そういう資格はないはずです。」

わかる、自分と違う考えの人ってなかなか受け入れられない。そして自分の間違いなんて本当になかなか認められない。
そして自分が正しいから正しくない人を攻撃してもいいような気になってしまう。

私はコペル君たちより上級生の考え方に近い大人になってしまった。(最悪)
でも、
「僕たちは、自分で自分を決定する力をもっている。
だから誤りを犯すこともある。
しかし―
僕たちは、自分で自分を決定する力をもっている。
だから、誤りから立ち直ることも出来るのだ。」

私はもうすっかり大人になってしまったけど、変わることもできる。
この本はどの章でも一貫して気付くことが大事と教えてくれました。

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

子供がいたら読ませたい 大人なのに、何度も泣いてしまった。古いのに新しい。誰にでもオススメできる本当に良い本。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

心に感じる苦しみやつらさは、正常な状態でないことを知らせている。正常な状態とは、良心をもっていることである。そう考えることで、後悔している自分は、正常ではない現実をちゃんと認識しているので、立ち直ることができるのかもしれない。そう信じて前向きに生きる勇気をもらった。

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2026年01月17日

Posted by ブクログ

道徳的な内容だけど、年齢によっては今更感しかないかも。話としては、ほっこりする古き良き日常。

30年前に読んでいたら、もっとマシな人間になっていたかな、、

いや、活字を読まなかったから今があるのか。



と思わせられた一冊。

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2026年01月17日

Posted by ブクログ

本作がすごく好きとか、心から感銘を受けたとか…言ってみたかった。
学ぶべきことはとても多いのだけれど、一般教養として読んでおきたいといった気持ちの方が勝ってしまった読書体験。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

全体感想
良い本だと思ったが、あまり刺さらなかった。
すでに見聞きしたり考えたりして目新しさがなかったのか。でも結局こういうことが原点にして一番大切さだということでもあるのかも。

印象に残った点、3点

・貧乏であっても卑屈になってはいけない。誇り高く、自分に自信を持ち肯定しなければならない。

・友達が殴られているところにコペル君は助太刀しに行けなかった場面。保身を優先して仲間を裏切ることは、マックスで自己嫌悪感じることといっても過言ではないと思う。自分の弱さを痛感させられる。
コペル君の偉いとこは、心から反省して正直に謝罪できたこと。ただそれも権力もなく守るべきものもない状況ではなく、自分に権力あったり弱さを見せちゃいけないポジションだったり、守るべきものがある状況なら難しさは違う。そういった場面でも人間として良心に従った行動を取れるようになりたい。

・戦時中〜戦後にかけての知識人に興味が湧いた。どういったことを考えて世の中に発信してたんだろう。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

物語になっている。正直、苦手な文章。
哲学的だった。
戦前に書かれた名著。
読むのにかなり時間がかかった。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

映画を見て読み始めた。道徳の教科書のような、善く生きることの重要さを伝える内容であったが、堅苦しくなく読み進められた。戦前の東京の空気感が読み取れるという面でも興味深かったし、それでいて古臭さは感じず洗練されている印象だった。

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

長年、たなざらしにしていたこの本をやっと読む機会ができた。もともと少年向きの本として書かれているので、老人となった私が読むと面はゆい。やはり、十代、せめて二十代前半によむべき本だ。今更、どう生きるか、なんていわれても、あまり修正の効かない年になってしまっているからな。
ちなみに、私は、この本を、四国を歩き遍路しているときに、夜に宿で読みました。

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2025年09月15日

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