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いま、若い人たちのコミュニケーション能力が確実に低下している。それは一体なぜなのか。豊かな会話、生きいきしたやりとりは、どのようにして成り立つのか。話の流れをつかむ「文脈力」や基盤としての身体の重要性について説き、響き合うコミュニケーションのための知恵を伝授する。旺盛な発言と実践をふまえた決定版。
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Posted by ブクログ
人との関わりが広がるなかで、もっとコミュ力が必要だなと感じた。そもそもコミュ力とは何だろうと考え、大学時代に読んだこの本を再度読み直すことにした。 コミュニケーションとは、意味や感情をやりとりする行為。そして、「相手の経験世界と自分の経験世界を絡み合わせ、一つの文脈を作り上げていくことで、次の...続きを読む展開が生まれる。これがコミュニケーション力のある対話」(p.22)であり、コミュ力とはすなわち「文脈力」であるという。 1章では、上述のコミュ力とは何かということと重要性、文脈力を磨く方法が書かれる。2章では、コミュニケーションを行う上で、相手と共鳴するために響く基盤づくりの方法論が書かれる。3章では、コミュニケーションに必要な技法(基本は、相手の話に沿いつつ、話を広げて推進させるべくずらすこと)について書かれる。 コミュニケーションでやりとりされる「意味」「感情」のうち、意味のやりとりについての言及が多い。だが、とりわけ2章で紹介される方法論は意味・感情両方に通ずるものであるし、両方のやりとりが良いものを生み出すのだということを全体を通じて感じる。 コミュニケーションの方法論に関する本というよりも、他者との対話をはかることの重要性を認識できる本。 ともすれば焦ってしゃべり過ぎてしまい対話の本質を見失ってしまいがちな私にとって、なぜ対話するのか、なぜ対話は重要なのか、対話はどうあるべきなのかを改めて考えさせてくれる本であると感じた。
自分が読んできたコミュニケーションについて書かれた本の中で、一番わかりやすく何度も読みたい気になった。
タイトルを見て、「この本を読んでる姿を誰かに見られたら、コミュ障って思われるかも」なんて安易な考えで、この本を読むのを辞めるのは余りにももったいないと思います。 コミュニケーションを円滑にする方法だけでなく考え方・発想etcが説かれています。それが引いては自分の考え・思いを如何に上手く、誤解を招く...続きを読むことなく相手に伝えるかということに繋がる、と感じました。人は1人では生きていけない。誰かに思いを伝えずにはいられない。コミュニケーションの失敗したパターンが、イジメによる自殺であったり戦争であったりする… 第3章は身近な事柄に触れられているので、特に読み易いと思います。第3章から読み始めるのもいいかもしれません。オススメの1冊です。
他の著者の、コミュニケーションや対話に関する本もいろいろ読んでいるが、書かれている内容や、踏まえられている実践や経験の濃密さは、齋藤氏のこの本が群を抜いている。学生時代の「対話」に費やされた情熱や、大学の教室などでの膨大な実践での経験が凝縮されている。 この中で紹介されたいくつもの方法が、それぞれ...続きを読む独立の本となっている。『偏愛マップ』や『質問力』がその例だ。 現代の若者に欠けている対話やコミュニケーションの力、かつての日本には満ちていたが、現代の教育現場に欠けている身体に深く根差した教育力など、今の日本に欠けている大切なものを取り戻すために、この人の紹介する数々の実践的な方法を、もっと普及させるべきだと思う。
言語コミュニケーションは身体コミュニケーションを基盤にしている。 これが、この本で1番学びになったポイントでした。コミュニケーションというとどのような言葉遣いをするか等気にしてしまいがちでしたが、身体のモードを切替えるようなやり方もあるんだと思いました。 この本は、実践してみてはじめて意味のある本だ...続きを読むと感じたので、まずは4つの基本原則である目を見る、微笑む、頷く、相槌をうつからやっていこうと思いました
昼休みに古本屋で50円で購入。 手に取った理由:入社2年目で去年より慣れてきて楽になったけれど職場でのコミュニケーションにほとほと疲れてきていたので。 そこそこ参考になった。 自分は人間1人と話しているのではなく、相手は相手の背景にいる家族・友達・近所の人等何十人との関わった結果の人間であり、背景...続きを読むには何十人がいるのだということを理解すべき、という箇所が気に入った。
コミュニケーションに関するエッセイ。 本書でのコミュニケーションの定義は『感情や意味をやりとりする行為』である。第一章では、『コミュニケーション力』の意味と重要性が説明され、コミュニケーション力を養う方法が紹介されている。第二章ではコミュニケーションを行うための基盤やそれを形成するためのメソッドが...続きを読む、第三章ではコミュニケーションのテクニックを紹介されている。 一応、各章でテーマはあるが、いろいろな話がごったになっていて、楽しく読むことができる。その中に、気づかされる点があったり、なるほどと思わせる点があったりする。 軽く読んで、自らのコミュニケーションを再考するきっかけとするにはちょうど良い本。
これ一冊あれば十分かも? すべてのトラブルは具体的なアイデアによってのみ乗り越えることができる。
斎藤の「対話スキル啓発」としては、もっとも良い出来ではないだろうか。文脈を押さえる。沿いつつ、ずらす。相槌。言い変え要約を活用する、相手の癖を見切る、など。
第一章と第二章はたぶん、とても深遠な意味でコミュニケーションを語っているのでは、と思いました。 しかし、それにしては第三章があまりに陳腐すぎる。この章を最後に持ってくると、本書の眼目がここにありそうだと勘違いされそうで、もったいない。 いわば、今ちまたで言われているようなコミュニケーション力は第三章...続きを読むのものなのではないか。本書を読んでも思ったが、やはりそのような力を身につけるのはとても不毛なものやなあと。 もちろんそれも大切なものであるが、ひととコミュニケーションをしていて、あまりよくないシチュエーションを迎えたときに「あ、これはよくないな」とわかるセンスを磨くほうがよっぽど大事であって。 コミュニケーションを人間のエネルギーのぶつかり合い、と考える齋藤さん、とても共感しました。やっぱこのひとはアツいなあ。
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