ノンフィクションの検索結果

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  • 生ビールの向こう 思い出がよみがえる

    生ビールの向こう 思い出がよみがえる

    小説・文芸
    -
    1巻1,782円 (税込)
    生ビールの向こうの笑顔──夢を語り生き様を見せてくれたあなたをいつまでも忘れません。私が歩けなくなった時 毎日電話くれて 叱ってくれ 励ましてくれ ありがとう あらためて 西脇さんへ 見事に歌いきり 生ききったね──詩人・プロデューサー・作曲家……さまざまな顔を持ち「ボニージャックス」の一員として生きた西脇久夫氏とのこころの交流の記録。
  • 終わりなき挑戦

    終わりなき挑戦

    小説・文芸
    -
    1巻1,782円 (税込)
    「石原廣一郎はずっと考えていた。立命館大学の中川小十郎先生のおかげで、八幡製鉄に国の根幹をなす鉄の鉱石を納入して相応の財をなし、事業地マレーのジョホール国王の紹介で徳川義親侯の知遇を得、今は同じ中川先生の紹介で西園寺公望公や近衛文麿公にも面会ができる身分となったが、所詮は一介の実業家である」(本文より)。石原産業の創設者である、石原廣一郎史伝。
  • 力道山未亡人

    力道山未亡人

    第30回小学館ノンフィクション大賞受賞作! “戦後復興のシンボル”力道山が他界して60年。 妻・田中敬子は80歳を越えた今も亡き夫の想い出を語り歩く。 しかし、夫の死後、22歳にして5つの会社の社長に就任、30億円もの負債を背負い、4人の子の母親となった「その後の人生」についてはほとんど語られていない──。 〈未亡人である敬子には、相続を放棄する手もあった。 しかし、それは考えなかった。 「そんなことを、主人は絶対に望んでないって思ったんです」 敬子は社長を引き受けることにした〉(本文より) 「力道山未亡人」として好奇の視線に晒され、男性社会の洗礼を浴び、プロレスという特殊な業界に翻弄されながら、昭和・平成・令和と生きた、一人の女性の数奇な半生を紐解く傑作ノンフィクション! 選考委員絶賛!  ●辻村深月氏(作家) 「未亡人・敬子さんの人柄がくらくらするほど魅力的」 ●星野博美氏(ノンフィクション作家) 「戦後日本の闇の深さを際立たせることに成功した。過去と現在がうまく共存し、そこから日本の変遷が透けて見えた」 ●白石和彌氏(映画監督) 「アントニオ猪木や周りの人との関わりも、プロレスファンが読んでも堪らなかった」 (底本 2024年5月発売作品)
  • 日本初の女性裁判所長 三淵嘉子

    日本初の女性裁判所長 三淵嘉子

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2024年春のNHK朝ドラ「虎に翼」のヒロインのモデル・三渕嘉子(1914‐84)。日本初の女性裁判官の果敢な生涯をたどる。
  • 「泣き虫」チャーチル 大英帝国を救った男の物語(集英社インターナショナル)

    「泣き虫」チャーチル 大英帝国を救った男の物語(集英社インターナショナル)

    チャーチルには、それが弱点なのか強味なのか、よく分からないクセがある。……泣き虫。感きわまると目をうるませて涙を浮かべる。人前であろうとおかまいなし。弱味を見せてしまうなどとはまったく考えない――「20世紀における最高の戦争指導者」と言われたチャーチルの素顔を最新資料を駆使して描ききった、著者渾身の本格評伝。巻末にはチャーチル名言集を日英対照で収録。
  • 今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。

    今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。

    地雷と国境、賄賂と車中泊。5 0 歳から軽自動車で大陸横断の旅に出て7年目、まだ楽園( 移住先)探しの旅は終わらない。 ノマド夫婦、稚内からロシアに渡り、軽自動車で北海道から南アメリカ・ケープタウンの往復ドライブ中。
  • スーツアクターの矜恃

    スーツアクターの矜恃

    わずかな視界しか確保できない面をつけ、危険なアクションをこなし、感情まで表現する。今、特撮作品の本当の主役であるヒーローや異形の敵役を演じるスーツアクターが注目されている。長年にわたり影の存在だった彼らだが、今やアニメの声優同様、顔を出さずとも余人をもって代え難いと認識されるようになり、ファンはなお拡大中だ。ハリウッドでさえ真似できない日本独自の演者・スーツアクターの真価を、50人以上への取材をもとに、歴史や問題なども交えながら考察する。
  • 9冠無敗 能代工バスケットボール部 熱狂と憂鬱と

    9冠無敗 能代工バスケットボール部 熱狂と憂鬱と

    のちに日本人初のNBAプレーヤーとなる絶対的エース・田臥勇太(現・宇都宮ブレックス)を擁し、前人未踏となる3年連続3冠=「9冠」を達成した1996~1998年の能代工業(現・能代科技)バスケットボール部。 東京体育館を超満員にし、社会的な現象となった「9冠」から25年。 田臥とともに9冠を支えた菊地勇樹、若月徹ら能代工メンバーはもちろん、当時の監督である加藤三彦、現能代科技監督の小松元、能代工OBの長谷川暢(現・秋田ノーザンハピネッツ)ら能代工関係者、また、当時監督や選手として能代工と対戦した、安里幸男、渡邉拓馬など総勢30名以上を徹底取材! 最強チームの強さの秘密、常勝ゆえのプレッシャー、無冠に終わった世代の監督と選手の軋轢、時代の波に翻弄されるバスケ部、そして卒業後の選手たち…… 秋田県北部にある「バスケの街」の高校生が巻き起こした奇跡の理由と、25年後の今に迫る感動のスポーツ・ノンフィクション。 【目次】 ▼序章 9冠の狂騒(1998年) ▼第1章 伝説の始まりの3冠(1996年) ▼第2章 「必勝不敗」の6冠(1997年) ▼第3章 謙虚な挑戦者の9冠(1998年) ▼第4章 無冠の憂鬱(1999年) ▼第5章 能代工から能代科技へ(2000-2023年) ▼第6章 その後の9冠世代(2023年) ▼終章 25年後の「必勝不敗」(2023年)
  • シン・鎖国論 日本の消滅を防ぎ、真の独立国となるための緊急提言

    シン・鎖国論

    本書の提言の一部を箇条書きにすると ・なし崩しの「移民解禁」にNO!! ・労働力不足を海外の「低賃金労働者」で補おうとした欧州のような地獄化を避けよ。 ・国境を乗り越えて稼ごうとする強欲グローバリズムに対して門を閉じよ。 ・WHOから脱退せよ=パンデミック条約に調印すれば「世界政府」の家畜になる。 ・日本企業の利益も情報も知財も健康も文化も奪われてきた。今からでも守ろう。 ・今、戦後レジームから本当に脱却しないと、永久に占領は終わらない。 ・現状のままの日本では「米国」と「中国」に山分けされてしまう。 ・「正しく鎖国」し、「正しく戦い」、国力を整えて誇らしい日本を次世代に渡そう。
  • カミカゼの幽霊 ~人間爆弾をつくった父~

    カミカゼの幽霊 ~人間爆弾をつくった父~

    父はなぜ別人になって生きようとしたのか? 1994年5月、大阪市東淀川区に住む大屋隆司の父親・横山道雄が突然、失踪した。この失踪騒ぎの後、みるみる衰弱していく父を看病する中で、隆司はこれまで知らなかった父の過去を知る。 父の戸籍上の名前は「大田正一」といい、死亡により除籍されていた。 大田正一といえば太平洋戦争末期に「人間爆弾」と呼ばれた特攻兵器「桜花」を発案したとされる人物である。大田は終戦の三日後に遺書を残し、茨城県神之池基地を零戦で飛び立ち、そのまま帰ってこなかった。 ところが、大田は生きていた。「茨城で牧場をやっている」「新橋の闇市に連れて行った」「青森で会った」「密輸物資をソ連に運んでいる」……断片的な目撃談や噂はあったものの、その足取りは判然としなかった。 1950年、大阪に「横山道雄」となって現れた大田は、結婚した女性との間に三人の子供をつくり、幸せな家庭を築き、94年にその生涯を終えた。 それから20年後の2014年、大田の遺族を名乗る女性からの電話に興味を持った著者は、大田の謎多き人生について調査を始める。それは隆司ら家族にとっても父を知るための貴重な時間となっていく。 「本当の父親」を探す旅の結末は――。
  • 宝塚少女歌劇、はじまりの夢(集英社インターナショナル)

    宝塚少女歌劇、はじまりの夢(集英社インターナショナル)

    大正3年(1914)に誕生した宝塚少女歌劇は、当初生徒たちが舞台で私語をしたりして、観客動員に苦労したこともあったが、やがて人気が過熱していく。本書は、雑誌「歌劇」の投稿欄に踊る歯に衣着せぬファンや関係者の言葉を丹念にすくいあげ、大正時代の息吹とともに、宝塚少女歌劇を蘇らせる。今に続く「組」が生まれたいきさつ、過労で倒れる生徒たちのことや、劇場の火災と再建、当時の作品の特徴、小林一三の知られざるエピソードなども詳述。大正時代の宝塚少女歌劇の放つ魅力がリアルに感じられる1冊。
  • 日本再興 経済編 グローバリズム支配から日本を取り戻し、世界をリードする財政・通貨革命

    日本再興 経済編

    過去の約30年間で、アメリカやヨーロッパのOECD加盟国は、ほぼ軒並み給与レベルが2~2・5倍、スイスなどは3倍ほどになっているのに、日本人の賃金だけは全く伸びていない。中国に抜かれるまで世界2位だったGDPの伸び率にいたっては、世界200カ国の中でも最下位レベル。国民一人当たりGDPも27位(IMF World Economic Outlook Database,Oct.2022)まで低下している。 「失われた30年」と言われ、日本の経済的な地位は著しく低下してしまった。なぜだろう? あれほど勤勉だった日本人が急に怠惰になったのか? 優秀だった日本人の能力が低下したのか? それとも、日本企業の経営陣がボンクラ揃いだったのか? 日本国内では、1997年あたりから資産デフレが進行し、現在では主要上場企業も海外ファンドの持ち株比率が高くなり、伝統的な日本企業の社名ではあるが、実質的オーナーは外資という企業も激増した。大手製薬企業で最大株主が外資系ファンドでないところは、実はほとんど残っていないし、都銀をはじめとする金融機関とて同様だ。主要都市の不動産をはじめ、地方の防衛関連で重要な地域の土地や水源地に至るまで、日本の根幹が、次々と外国資本に買われてしまっている。メディアは触れないが、日本に歴史上最大の危機が迫っていると言ってもいい。 本書は、元大蔵・財務官僚で、その後、危機感にかられて政界に身を置き、現在は国政政党となった参政党代表の著者が、日本の「失われた30年」が始まった歴史的経緯を詳らかにし、その背景に「ワシントン・コンセンサス」というグローバリズム勢力の明確かつ具体的な意図が存在していたこと、そして現在もなお継続中であることを示したものだ。 同時に、外国勢力による意図を国内側から下支えした勢力が存在していること、また、財務省の振る舞いがさまざまな制度的な軛、象徴的に言えば、国債発行残高を減らすという財政規律、プライマリーバランス論に縛られ、日本国を豊かに富ませ、国民の幸福を増進するという本質を見失ってしまっていることを指摘し、これに対し本質的かつ最終的な解決案を提示している。 著者のスペシャリティーでもある「ブロックチェーン技術」の本格活用により、世界中で主導権争いが進められつつある「デジタル通貨制度」において、中国の「デジタル人民元」の傘下に組み入れられないように、「デジタル円」の制度設計を早急に進めよとのプラン、すなわち「松田プラン」の提案である。このプランとの組み合わせにより、60年償還ルールに縛られ、世界でも特異な「国債返還強迫神経症」に陥っている日本の財政当局を無用な軛から解放できるとの画期的な呼びかけは、今後国民的な議論を経て、実現に向けての着実な一歩を踏み出すものと思われる。他に、残された道はないのだから。 2023年10月からのインボイス制度の導入については、実質増税であり、現今のデフレ構造下において中小・零細企業や個人事業主、フリーランスを必然的に圧迫するため、強行すべきでないと主張する。制度導入以前に広がる具体的な不安の声によく耳を傾けてのものである。 読者は、この松田プランの実現により、日本は輝かしく再興を遂げるであろうとの、大いなる希望を共有できるに違いない。【著者略歴】 松田 学(まつだ・まなぶ) 参政党代表。松田政策研究所代表。元衆議院議員。1957年京都生まれ。1981年東京大学経済学部卒。同年大蔵省入省、西ドイツ留学。大蔵省など霞が関では主として経済財政政策を担当、マクロ経済学のスペシャリスト。内閣審議官、財務本省課長、東京医科歯科大学教授等を経て、国政進出のために2010年財務省を退官。2012年衆議院議員。2015年東京大学大学院客員教授。松田政策研究所代表のほか、(一社)デジタルアイデンティティ推進コンソーシアム代表理事ほか多数の役職に従事。YouTubeの松田政策研究所はチャンネル登録登録者数26万超、ブロックチェーンなどデジタル通貨・財政論の第一人者。『日本をこう変える』(方丈社)など著書多数。
  • 人生上等! 未来なら変えられる(集英社インターナショナル)

    人生上等! 未来なら変えられる(集英社インターナショナル)

    主人公・廣瀬伸恵は、中2で家出、温泉街のコンパニオン、ヤクザによる監禁を経験。その後、暴走族「魔罹唖」を結成し、覚せい剤の売人になり二度服役。だが獄中出産を機に更生の道へ。建設業界で起業し、やがて刑務所の出所者を雇用するように。「母ちゃんになってやる」「私は決して見捨てない」と、従業員のため毎日ご飯を作る。いまでは従業員のほとんどが出所者だ。北尾トロが、相棒のカメラマン、中川カンゴローと共にその半生に迫り、犯罪を生み、更生を阻む社会の現状も問う。
  • コソボ 苦闘する親米国家 ユーゴサッカー最後の代表チームと臓器密売の現場を追う(集英社インターナショナル)

    コソボ 苦闘する親米国家 ユーゴサッカー最後の代表チームと臓器密売の現場を追う(集英社インターナショナル)

    ベストセラー『オシムの言葉』の著者、木村元彦が描く「旧ユーゴサッカー戦記」シリーズの決定版。旧ユーゴスラビア7つ目の独立国として2008年に誕生したコソボ。1999年のNATOによる空爆以降、コソボで3000人以上の無辜の市民が拉致・殺害され、臓器密売の犠牲者になっていることは、ほとんど知られていない。才能あふれる旧ユーゴのサッカーを視点の軸に、「世界一の親米国家」コソボの民族紛争と殺戮、そして融和への希望を追う。サッカーは、民族の分断をエスカレートさせるのか、民族を融和に導くのか……!?
  • どんがら トヨタエンジニアの反骨

    どんがら トヨタエンジニアの反骨

    会社のために働くな。 「絶対に売れない、儲からない」と言われた、時代に逆らう最後のスポーツカーを、命がけで造り上げた男がいる。 日本最大の自動車会社・トヨタでもがき、苦しみ、サラリーマンでありながらも夢を追い続けるエンジニアたちの、心ふるわすノンフィクション。 スポーツカー「86」「スープラ」の復活を手掛けた元トヨタチーフエンジニア・多田哲哉を主人公に、技術者やその家族の苦闘と人生の喜びを描いた「週刊現代」の人気連載「ゼットの人びと」を大幅に加筆修正。 これまで秘密のベールに包まれてきた、トヨタエンジニアの牙城「技術本館」内部で繰り広げられる人間模様、スポーツカー開発の詳細なプロセス、そしてトヨタを世界企業に押し上げた歴代チーフエンジニアたちの「仕事術」にも、綿密な取材で肉薄する。スポーツカーファンのみならず、人生と仕事に悩むすべての人へ贈る物語。
  • 同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史

    同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史

    政界でもメディアでも知らぬ者はいない「京都のドン」が初めて語った。没落と反抗、暴力と抗争の修羅場を経て、自民党系同和団体のトップとなった上田藤兵衞は、あらゆる差別と闘ってきた。その人生は、そのまま戦後の暴力団・同和・経済事件史そのものでもある。山口組五代目と親交を結び、野中広務とタッグを組み、部落解放同盟と拮抗した上田が見たもう一つの戦後史とは何か? 発売前から業界を賑わせている本格ノンフィクション。
  • ボーダー 移民と難民(集英社インターナショナル)

    ボーダー 移民と難民(集英社インターナショナル)

    佐々涼子はかつて司法試験予備校で机を並べていた児玉晃一と偶然再会する。児玉は弁護士として難民問題のエキスパートとなっていた。彼の案内で茨城県牛久の入国管理センターを訪れ、そこに長期収容されている外国人たちと面会した筆者は、その窮状にショックを受ける。イラン、アフガニスタン、カシミール……。内戦で命からがら日本に避難してきた「難民」たちを本国に強制送還しようとする入管。帰還すれば死刑になる状況でも意に介すことはない。さらに日本で家族をもっていようが容赦なく親と子を引き離す非道な仕打ち。長期収容で身体を壊し、命さえ落とす収容者がいながら、一向に改善されない日本入管の待遇に対して、国連も国際法違反と指摘する。四半世紀にわたり、難民の受け入れ、入管の改善のために闘い続ける児玉の奮闘の日々を、日本語学校教師として在留外国人と関わってきた自身の体験と、現在入管に収監されている在留外国人の取材とともに綴る。
  • 逃亡の書 西へ東へ道つなぎ

    逃亡の書 西へ東へ道つなぎ

    逃げるはふつうに役に立つ!? 韓国に流れ着いたイエメン難民に会うために済州島に渡り、スペイン・フランスではカタルーニャの音楽家パウ・カザルスとドイツのユダヤ系作家ヴァルター・ベンヤミンの亡命行を辿った。牛久入管収容所で難民申請者の絶望を目の当たりにし、祖国を追われたウクライナ人とはディズニーシーでビールを飲み交わす。時代も場所も異なる人びとの「逃げる技法」――それは、彼らの生きる知恵であると同時に国を守る術でもあった!?  銃で国を守るのではなく、逃亡者の傍らで平和を生きる。そんな呼びかけが戦争の時代に胸を衝いた――東浩紀(批評家) 逃げていいぞ逃げていいぞ逃げていいぞ逃げていいぞ逃げていいぞ逃げていいぞ逃げてくれ――本書より
  • 大阪ヤクザ秘史 私が見た「明友会事件」から「山一抗争」まで

    大阪ヤクザ秘史 私が見た「明友会事件」から「山一抗争」まで

    三代目山口組進出以前の「大阪極道界」の裏側と、明友会事件後の全国進出によって各地で繰り広げられた血で血を洗う抗争の歴史。四代目山口組跡目を巡る山一抗争が勃発。「裏切り者」として竹中正久暗殺した石川裕雄が最初に狙ったのが筆者だった。伝説の極道「石川裕雄」の知られざる素顔とは――三代目山口組で渡世入りした関西極道界の「伝説」元北山組若頭 原松太郎が人生の締めくくりとして「山口組」の秘史を明かす。
  • 世界は五反田から始まった

    世界は五反田から始まった

    30年前に手渡された、祖父が残した手記。便箋に綴られていたのは、家族の物語と、地元五反田を襲った「もうひとつの東京大空襲」の記録だった。戦時下を必死で生きた祖父の目を通して、タワーマンションの光景が町工場の記憶と重なり合う。 大宅壮一ノンフィクション賞作家が描く、 東京の片隅から見た等身大の戦争と戦後。

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  • 爆弾と呼ばれた極道 ボンノ外伝 破天荒一代・天野洋志穂

    爆弾と呼ばれた極道 ボンノ外伝 破天荒一代・天野洋志穂

    山口組広しといえど、天野ほど殺されかけた男もいるまい――。そう言われるほど、天野組・天野洋志穂組長のヤクザ人生は波乱に満ちている。菅谷組、波谷組、宅見組と山口組直参になるまでに籍を置いた組織と無縁ではない。繰り返し訪れる難局と抗争を、「爆弾」と呼ばれた激しい気性で乗り越えてきた。そんな破天荒な半生を著者の綿密な取材のもとに活写。唯一の親分と敬服するボンノこと菅谷政雄組長の秘話、勝新太郎をはじめとする映画スターたちとの交遊、そして天野組が引き起こした中野会副会長射殺に至る報復戦の真相に迫った衝撃のノンフィクションノベル。
  • ペガサスの記憶

    ペガサスの記憶

    桐島洋子と三人の子供たちが繋ぐ家族の物語。 「この伝記を読めば、なぜ私たちが桐島さんにあれほど熱狂したかわかる」・・・林真理子(作家) フリージャーナリストとしてマス・メディアで活躍するかたわら、未婚のまま、かれん、ノエル、ローランドの三姉弟を育て上げ、「女性の自立と成熟」の代名詞として女性の絶大なる人気を集めた桐島洋子による、破天荒で波瀾万丈な自伝に加え、三人の子供達が、母への思いを存分に綴った、最初で最後の「桐島家」本格自叙伝。長年の桐島洋子ファンをはじめ、自分らしく生きることを模索する現代の女性たちに、年代を超えて勇気と元気を与えてくれる1冊。 「大胆不敵で聡明で驚くばかりの行動力。お嬢様育ちで女王様のようでもあり、恋をすると熱烈――」(桐島かれん) 「人間としての母に対する私たちのリスペクトは揺るぎないものです。その絆はどんなことがあっても変わりません」(桐島ノエル) 「現代のシングルマザーたちが置かれている環境も大変ですが、母の生き様が少しでも励みになってくれたら幸いです」(桐島ローランド) 今こそ知りたい! 「桐島洋子」という生き方。
  • それでも闘いは続く コロナ医療最前線の700日

    それでも闘いは続く コロナ医療最前線の700日

    2020年1月末、武漢からの帰国者793名を受け入れて検査、ダイヤモンド・プリンセス号乗客乗員の隔離、検疫、治療と、新型コロナウイルスが日本に上陸以来、常に新型コロナ対策最前線で治療、研究、対策に取り組んでいる国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)。メディアでもおなじみの、東京都のアドバイザーでもある大曲貴夫医師(NCGM国際感染症センター長)、忽那賢志医師(前NCGM国際感染症センター医長)らが、「未知の感染症」との闘いを同時進行で語り、収束までのロードマップを示す。コロナ禍の実像、医療現場の舞台裏が明らかに。
  • プカプカ 西岡恭蔵伝

    プカプカ 西岡恭蔵伝

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    「俺のあん娘」はもうひとりいた――。 タバコ好きで、いつもプカプカ吸っている奔放な女性に恋する男の心情を歌ったヒット曲『プカプカ』。これまで50人を超えるアーティストにカバーされ、リリースから半世紀を経た今も多くの人に歌い継がれるこの名曲を生み出したのは、関西出身のシンガーソングライター・西岡恭蔵だった。 『サーカスにはピエロが』『君住む町に』『春一番』といった関西フォーク史に刻まれる定番曲、細野晴臣プロデュースによる『街行き村行き』やNHK「みんなのうた」で放送された『バナナ・スピリット』など、ファンに愛され続ける名曲は数えだしたら切りがない。矢沢永吉のスタンダード・ナンバーである『トラベリン・バス』や『A DAY』『あ・い・つ』などの作詞を手掛けたことでも知られている。 誰にも真似できない独自のサウンドを生み出した西岡恭蔵は、しかし、1999年4月に50歳という若さでこの世を去った。あまりに突然の訃報に言葉を失った友人・知人も多く、これまで1冊の評伝も出されていなかった。 本書は、その初めての本格評伝となる。 『プカプカ』誕生にまつわる“謎”の数々。 三重・志摩の海を見て育った少年時代の音楽的原点。 「君住む街」大阪へ出てから経験した初めての恋。 関西フォークの聖地・喫茶店「ディラン」での日々。 東京でのレコード・デビューと作詞家KUROとの結婚。 中米からアフリカまで世界中を旅して作ったラブソング。 創作に懸ける情熱と苦悩、最愛の伴侶KUROとの別れ。 そして、「ゾウさんとKURO」を支え続けた仲間たち――。 “不世出のシンガーソングライター”の知られざる生涯が、いま明かされる。
  • 狩猟に生きる男たち・女たち 狩る、食う、そして自然と結ばれる

    狩猟に生きる男たち・女たち

    ドキュメンタリーTV番組『情熱大陸』に、“日本でも数少ない「山頂を目差さない登山家」”として出演歴のある著者渾身の狩猟ルポルタージュ。ベストセラー『山の仕事・山の暮らし』で山に生きる男女の生き様を描き切った著者の視線が、今度は狩猟に注がれる。「マタギ」への憧憬からはじまる著者の狩猟をめぐる自然と人の暮らしの旅は、やがて取材者の立場を越えて、自らも猟の実践者への道を歩き始めていく―。“令和のマタギたち”のリアルな姿がいま、鮮やかに本書から立ち上がる!

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  • 愛を描いたひと イ・ジュンソプと山本方子の百年

    愛を描いたひと イ・ジュンソプと山本方子の百年

    第27回小学館ノンフィクション大賞受賞作。 イ・ジュンソプは韓国の国民的画家である。 朝鮮半島の平原(現在は北朝鮮)に生まれ、日本統治時代に東京で絵を学び、朝鮮戦争により釜山へ避難。1956年にソウルで没した。 その人生は映画や演劇の題材とされ、美術の教科書にも掲載されている。 しかし、日本で名を知るものは少ない。 その妻・山本方子は日本人である。方子は、貧困と混乱の極みにあった朝鮮半島に夫を残し、幼な子とともに日本に帰国した。 夫への愛を胸の奥にしまい、ひたすら子供のために暮らしを支えた。 筆者は、韓国での現地取材に加え、方子へのロングインタビュー、夫婦が交わした数々の手紙から、運命に引き裂かれた夫婦の実像を描く。 カラー口絵に26点の絵・手紙を収録、未公開書簡も多数掲載。 第27回小学館ノンフィクション大賞受賞作。 この作品を通じて彼という画家の存在を多くの人たちに知ってほしいと純粋に願う――辻村深月(作家) 太く短く生きた情熱的な画家と、日々を懸命に生きた寡黙な妻。その非対称性が胸に迫り、日韓の微妙な関係性まで映し出しているように思えた――星野博美(ノンフィクション作家) 朝鮮戦争時に、家族に怒濤の勢いで押し寄せてくる歴史の荒波が、あたかもそこにいるかのような臨場感で迫ってくる――白石和彌(映画監督) ※いずれも選評より。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • ぼくがアメリカ人をやめたワケ

    ぼくがアメリカ人をやめたワケ

    青年は「世界最高にして最強の故郷アメリカ」をなぜ捨てたのか? ロシア語を学びソ連、東欧を経て、日本に辿りつき、ついには国籍を捨てオーストラリア人になった作家の回顧録・エッセイ。ホロコーストから逃げ延びたユダヤ人を祖先にもつ自分のルーツ、ケネディ時代からトランプに至るアメリカの真実、白豪主義の色濃く残った70年代から現代にいたるオーストラリアとオーストラリア人、1960年代から現在まで、50年にわたる日本と日本人の姿などをテーマに、宮沢賢治、石川啄木への熱い情熱、そして、井上ひさし、アンジェイ・ワイダ、大島渚、坂本龍一らとのエピソードを交えながらダイナミックに描いていく。
  • ぼくは挑戦人

    ぼくは挑戦人

    在日コリアンが集住する京都ウトロ地区出身。根強い民族差別を背景に、小学校時代は苛烈ないじめに遭う。中学2年の時にジャグリングに出会い、各種大会で優勝。ビートたけし氏からの助言を受け、翌日大学に退学届を提出し、プロパフォーマーとして海外で活躍。これまで82の国と地域で舞台を踏んだ。現在は大阪を中心とした学校での講演活動が話題を呼んでいる。これまでのいじめ体験、そして自らのアイデンティティに悩むも、世界での様々な出会いによって答えを見出した著者が、半生を振り返る一冊。
  • やまゆり園事件

    やまゆり園事件

    2016年7月26日未明、神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が死亡、職員2人を含む26人が重軽傷を負った「やまゆり園事件」。 犯人は、元職員の植松聖。当時26歳。 植松死刑囚はなぜ「障害者は生きるに値しない」という考えを持つようになったのか? 「生産性」や「有用性」で人の命を値踏みする「優生思想」は、誰の心の内にも潜んでいるのではないか? 命は本当に「平等」なのか? 分断しない社会、真の「共生社会」はどうしたら実現するのか? 植松死刑囚との37回の接見ほか、地元紙記者が迷い、悩みながら懸命に取材を続けた4年間のドキュメント。 〈目次〉 第1章 2016年7月26日 未明の襲撃/伏せられた実名と19人の人柄/拘置所から届いた手記とイラスト 第2章 植松聖という人間 植松死刑囚の生い立ち/アクリル板越しに見た素顔/遺族がぶつけた思い/「被告を死刑とする」 第3章 匿名裁判 記号になった被害者/実名の意味/19人の生きた証し 第4章 優生思想 「生きるに値しない命」という思想/強制不妊とやまゆり園事件/能力主義の陰で/死刑と植松の命 第5章 共に生きる 被害者はいま/ある施設長の告白/揺れるやまゆり園/訪問の家の実践/“成就”した反対運動/分けない教育/学校は変われるか/共生の学び舎/呼吸器の子「地域で学びたい」/言葉で意思疎通できなくても/横田弘とやまゆり園事件 終章 「分ける社会」を変える
  • 幻のオリンピック~戦争とアスリートの知られざる闘い~

    幻のオリンピック~戦争とアスリートの知られざる闘い~

    東京五輪中止! そのときアスリートたちは。 新型コロナで東京五輪は延期。今、アスリートたちは夢の舞台を信じ、黙々と練習に励んでいるが、かつての日本には、夢のみならず命までも奪われたアスリートたちがいた――。 1940年に開かれる予定だった“幻の東京五輪”。活躍が期待された選手たちは、戦争一色に染まる時代の中でスポーツの晴れ舞台から去り、戦地へと送られた。有名なアスリートたちは、国威発揚のために “宣伝効果”の高い激戦地に送り込まれ、多くの者が遠く離れた地で無念の死を遂げた。 いま再び、東京五輪が混乱する中、アスリートの尊厳を奪った戦争の事実を明らかにし、彼らの激動の人生を見つめる。 2019年8月18日に放送されたNHKスペシャル「戦争と“幻のオリンピック” アスリート 知られざる闘い」の書籍化。同番組は、北島康介や長谷部誠がガイド役となり“幻の東京五輪”で活躍が期待されたアスリートたちの無念の人生を辿り、話題となった。戦地に赴いたアスリートたちが家族に宛てた手紙や遺族の証言など、番組で放送できなかった重要資料も加え、個人のエピソードを軸に、戦争とスポーツの関係を改めて問う。
  • 独裁者ヒトラーの時代を生きる 演説に魅入られた人びとと「つまずき石」

    独裁者ヒトラーの時代を生きる 演説に魅入られた人びとと「つまずき石」

    この世に強権的な指導者が現れるたび、常に引き合いに出される「稀代の独裁者・ヒトラー」。大衆を熱狂させたのは、その類まれな「演説力」。飛行機でドイツ全土を飛び回り、ラジオ放送を牛耳って全国の家庭を演説会場に変え、国民の心を掴み、破滅的な戦争へと突き進んでいった。そんなヒトラーの時代を体験した人びとの多くが鬼籍に入り、生の証言を聴ける機会も残り少ない。ヒトラーの演説を聞き熱烈に支持した人、ナチスに肉親を奪われた人、反発を覚えながらも抗えなかった人……。本書では、当時、様々な立ち位置にいた人びとをドイツ各地に訪ねて得た貴重な証言に加え、そうした街に埋められていた金色のブロック、ヒトラーにより命を落としたユダヤ人の名前が刻まれた「つまずき石」に注目。75年の時を超え、ヒトラーの時代を「追体験」していく。NHK BS1スペシャルで話題を呼んだ番組『独裁者ヒトラー 演説の魔力』をベースとした待望の書籍化。
  • わたしは分断を許さない

    わたしは分断を許さない

    「真実を見極めるためには主語を小さくする必要がある」 ファクトなき固定観念が人々を分断する。 香港、朝鮮半島、シリア、パレスチナ、スーダン、福島、沖縄。 いま、分断の現場では、何か起こっているのか? 分断の細部を文字として描いた、ジャーナリスト堀潤の渾身のルポルタージュ。 民主主義を、自由を、考える。 <序章より> そんなに難しいことを言いたいわけではなかった。金よりも大切なものがあるはずだ、ということを伝えたかっただけだ。一度失ってしまったら取り返しがつかない悲しみを背負うことになる人々を、冷笑さえする空気があることが辛かっただけだ。ささやかな幸せを手にするために懸命に生きてきた人々の努力をなかったことのようにして、大義を振りかざし、沈黙を強いる権力者がいることに憤っただけだ。そして、そうした強者に媚びて、忖度し、現実を見るべきだと開き直るメディアで働く人間がいることが虚しかったからだ。マスメディアだからこそ、かき消されそうになる小さな声を伝え続けるべきであるのに。 (中略) この10年でメディア環境も大きく変化し、SNSを中心に誤った情報や一方的な強い表現が跋扈するようにもなっていた。ヘイトスピーチやフェイクニュース現象が国際的な社会問題にもなった。こうあるべきだ、こうに違いないという偏った情報により分断が深まり、分断はやがて排除、排斥を加速させていった。政治はそれを利用し、自らに利する都合の良い情報発信に邁進するようにもなった。暮らしが豊かになるのであれば、誰かの人権が制限を受けても構わないという、誤った認識も広まったように思う。  そうした状況を鑑みると、福島で起きている問題の解は、世界各地で孤立する分断の当事者たちへの処方箋に繋がるかもしれない、そう思うようになった。その逆もある。各現場では分断を手当てするための様々な取り組みが試行錯誤を繰り返しながら続けられている。世界を見ることで、国内の分断を乗り越えるヒントが見つかるのかもしれない。わたしはその答えを知りたくて、世界を旅することにした。今、この原稿もアフリカ、スーダンで書いている。昨年、市民のデモによって30年続いた独裁政権が倒れた現場だ。今、ここでも新たな分断が生まれようとしている。
  • 渡辺錠太郎伝 ~二・二六事件で暗殺された「学者将軍」の非戦思想~

    渡辺錠太郎伝 ~二・二六事件で暗殺された「学者将軍」の非戦思想~

    小説・文芸
    4.7
    1巻1,782円 (税込)
    渡辺和子の父はなぜ二・二六で殺されたのか。 昭和11年2月26日未明――。 雪に覆われた東京・荻窪の渡辺邸で何があったのか? 「非戦平和」を訴え続けた「良識派」軍人の思想と生涯が、初めて明かされる。 ベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』などの著作で知られるシスター渡辺和子の父・錠太郎は、日本が戦争へと突き進む中で起きた史上最大のクーデター未遂事件「二・二六事件」で、陸軍軍人としてただ一人“襲撃目標”にされた人物だった。 戦争だけはしてはいけない――。第一次大戦後のドイツなどを視察し、戦争の実相を知悉していた錠太郎は帰国後、戦争を避けることがいかに重要かを説いて回った。 「私は戦い破れたドイツ、オーストリーばかりでなく、勝った国のイギリス、フランス、ベルギー、オランダなどもつぶさに見て来たが、どこもかしこもみじめな有様であった。日本も世界の列強にならねばならぬが、しかし、どうでも戦争だけはしない覚悟が必要である。」(評伝『郷土の偉人 渡邉錠太郎』より) 無類の読書家でもあった錠太郎は、俸給の多くを「丸善」での軍事書などの支払いにあてていたという。 「非戦平和」を唱え続け、志半ばで凶弾に斃れた悲劇の軍事エリートは、なぜ同じ陸軍の兵士たちの手で殺されなくてはならなかったのか。残された娘は、父の死に何を学び、どう行動したのか――。 第26回山本七平賞奨励賞を受賞した気鋭の歴史研究者による傑作評伝。
  • 唯誠 さらば矢野康生

    唯誠 さらば矢野康生

    民族派右翼活動家から三代目山口組北山組に渡世入り。 四代目山口組分裂を一和会きっての武闘派として生き抜き、 あの石川裕雄に 「もっとも影響を与えた」 と警察資料に書かれた「矢野康生」。 中野会副長として引退して17年経った今、 自らの半生に別れを告げるべく全てを明かす。 山一抗争の真実とは――。 近畿大学に在学中、空手道部で主将を務めた私は、ある事件をきっかけに民族派の右翼活動家になる。その後、あるトラブルをきっかけに三代目山口組北山組内森組に若頭として渡世入りした。ヤクザの世界から右翼活動家になる者は多いが、その逆は極めて珍しい。心奥にあったのは、任俠と民族派の合流だ。 修羅の世界にあって、私は武人としての義と礼に従って喧嘩に明け暮れる。当時のヤクザは、喧嘩の強い者こそ上に行くという、わかりやすい構造ということもあって、29歳で北山組直参に昇格。だが、ほどなく三代目山口組・田岡一雄組長による「右翼団体所有禁止」の通達が出る。 任俠と民族派の道は、狭いものとなり、私には暴力の世界が残された。 山一抗争において、北山組は一和会に参加。悟道連合会・石川裕雄(やすお)会長の後に私は北山組若頭となった。穏健派とされる北山組にあって、私は行動隊長として最前線で戦い、矢野組と矢野康生(やすお)の名前が知れ渡ることになる。 四代目山口組・竹中正久組長暗殺の首謀者として知られる石川会長との関係を「ライバル」のように扱うメディアは多かったが、実際は肝胆相照らす兄弟分の関係だ。大阪府警などの資料には 「石川裕雄に一番影響を与えたのは、矢野康生である」 と書かれていた。そうした仲であるにもかかわらず、石川会長については、取材で問われても長く口を閉ざしてきた。本稿では伝説と化してしまった石川会長を「等身大」に戻すことを試みた。それは、竹中組・竹中武組長と交わした約束があってのことだ。 北山組解散とともに、益田組傘下として山口組に戻った私は、五代目山口組跡目問題から始まる激震の時代を経験した。宅見若頭射殺事件によって中野会は絶縁されたが、事件の首謀者の一人、中野会・弘田憲二副会長とは一和会時代の兄弟分だった。02年に弘田副会長は沖縄で射殺されるが、葬儀に出席したことで、私も五代目山口組から絶縁される。その後、独立組織となった中野会に副会長として迎え入れられ、02年に引退する。 一本独鈷となった中野会に移籍したことや、すぐに引退したことなどは「謎」とされているが、その真相も明かしたい。 私自身は引退し渡世を去ったつもりでも、周囲は認めていなかったということだ。本書は「武闘派ヤクザ 矢野康生」への別れの表明である。「矢野康生」に対する惜別の気持ちは一つもない。 (本文より抜粋)
  • 父 渋沢栄一 新版

    父 渋沢栄一 新版

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    人を愛し、国を愛した実業家。 息子の視点から描かれる、渋沢栄一の素顔とは? 栄一の生涯を俯瞰する、随一の伝記!! 2024年、経済人として初めて紙幣の顔となる、渋沢栄一。 彼は、江戸から昭和へと、四つの時代を駆け抜けた。明治維新の志士、大蔵省の官僚、数多くの企業の創立や発展に携わる企業人として生きていく中で、多くの意思決定を迫られていた。 その際判断基準となったのが、〈その行動で社会をも利することができるか〉、つまり公益の追求である。道徳に照らし合わせた活動でなければ経済活動の継続も難しいというのである。 令和に生きるビジネスマン必見、持続可能な経済実現のヒントがここに。 巻頭には栄一の歩みを写真で振り返る、豪華12頁のグラビアページも収録!
  • 異能の男 ジャニー喜多川 悲しき楽園の果て

    異能の男 ジャニー喜多川 悲しき楽園の果て

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,782円 (税込)
    謎のベールに包まれたジャニー・擴(ひろむ)・喜多川氏の真の姿を、この半世紀に出てきた本人の言葉、証言や資料を分析して明らかにしていく。そこで見えてきた、「滝沢秀明の引退」「嵐の活動休止」などに揺れるジャニーズ帝国の真実とは? そして、誰も書けなかったジャニー氏の肉声を掲載し、アイドルを「輩出し続ける力」や「プロデュース力」、類まれな「戦術」「戦略」の源泉をひも解いていく。取材歴50年の著者が赤裸々に描く渾身の評伝!
  • アティカス、冒険と人生をくれた犬

    アティカス、冒険と人生をくれた犬

    アメリカ東部、ニューベリーポート。ひとりで新聞を発行する著者トムは、独身の太った中年男だ。ひょんなことから犬を飼い、初めて念願の家族を得る。ミニチュア・シュナウザーのアティカスと登山をはじめると、ふたりともたちまち夢中になった。アティカスはトムを先導し、山頂で悠然と景色を堪能する。山に通ううちに、疎遠だったトムと父親の距離も少しずつ近づいてきた。やがて友人のがんをきっかけにチャリティ登山に挑み、1シーズンで1200メートル以上の冬山、81峰登頂を成し遂げ、多くの寄付を集める。ところが町に戻ると、アティカスの様子が急変した――。アティカスのおかげでどんどん変わる人生。トムは次の一歩を踏み出した。
  • 破界 山口組系組員になったゴッドファーザー末裔の数奇な運命

    破界 山口組系組員になったゴッドファーザー末裔の数奇な運命

    「ゴッドファーザー」のドン・コルレオーネのモデルの1人と言われるラッキー・ルチアーノ。ニューヨークでマフィアとなったその末裔は、父とともに武器商人に。やがてフィリピンへ流れ着く。マルコス政権下のフィリピンでは日本の政財界の大物がカジノを楽しむ場。そこには山口組の関与があった。革命によって日本に流れ着き、関東ヤクザから山口組系組員へ。さまざまな経済事件に関与していく。バブル経済の裏面史ととも数奇なる運命が明らかになる!
  • 「心の除染」という虚構 除染先進都市はなぜ除染をやめたのか

    「心の除染」という虚構 除染先進都市はなぜ除染をやめたのか

    福島第一原発から50キロ離れた伊達市には、風にのって多量の放射性物質が降り注いだ。避難できる家と避難できない家の格差を生む政策で、分断される市民の心。先進的に取り組むはずの除染事業は失速。行政は「心の除染」を強調するようになる。不安の中、子どもたちを守るため立ち上がる市民たち、引き裂かれた地域社会を修復するため奔走する若き市議会議員……。「誕生日を知らない女の子」で開高健ノンフィクション賞を受賞した著者が、放射能汚染に揺れる故郷・福島県伊達市の実態と、そこに生きる人々を描くヒューマン・ドキュメント!
  • ゴルバチョフに会いに行く

    ゴルバチョフに会いに行く

    21世紀はどこへ向かうのか? ゴルバチョフと考える、世界、そしてロシアの現在――ロシア文学者・亀山郁夫が、ゴルバチョフ氏に行ったインタビューを中心に、社会主義の功罪、冷戦終結がもたらしたもの、ウクライナ問題、世界はこれからどこへ向かうのかについて、鋭く深く迫る。
  • 続く者あるを信ず 楯の会一兵卒の見た三島由紀夫

    続く者あるを信ず 楯の会一兵卒の見た三島由紀夫

    作家の自決に、時代が震えた 作家・三島由紀夫はいかにして学生たちを集め、何を託そうとしたのか。民兵組織・楯の会の会員だった著者が、三島が若者と日本に求めたものを、当事者の記録と三島の作品から探っていく。

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  • 我が師 石原慎太郎

    我が師 石原慎太郎

    石原慎太郎は日本のゲーテだ! 弟子として受けた薫陶 伴走者として作品を創り上げた日々を綴った、作家同士の回想録 弁護士の牛島信は、1998年に石原慎太郎と出会った。 作家としても活動していた牛島の才能を高く評価した石原。 その後2人の作家は、時に師弟として、時に伴走者として濃密な時間を過ごす。 そしてその交流の日々は、大作『火の島』として結実することになる。 作家同士だからこそ分かり合えた、垣間見ることができた、石原慎太郎の素顔とその存在意義に迫る。
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

    ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

    一晩で10万人以上の命を奪った東京大空襲は、いかにして現実のものとなったのか。精密爆撃のための照準器を発明した天才オランダ人、市街地爆撃に罪悪感を感じないイギリスの司令官。ナパームを生み出したハーバード大の化学者。そして航空機に戦争の未来を夢想した「ボマー(爆撃機)マフィア」こと米陸軍航空隊戦術学校のリーダーたち――それぞれの思惑を通して空前の殺戮の裏側を描くノンフィクション。
  • 室生犀星

    室生犀星

    なぜ、詩人・犀星が、小説を書くようになっていったのか? なぜ、小説家となった後も、生涯にわたり、詩を書き続けたか? 同じく詩人として出発し、小説へと舞台を移した後、詩を書かなくなった「犀星ファン」の著者は、犀星の詩を丹念に読みながら、稀有な詩人・小説家の生涯と内奥、そして「詩」と「小説」の深淵に迫っていく。類い稀な個性と個性の邂逅が生んだ、傑作評伝。
  • 小林秀雄

    小林秀雄

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,771円 (税込)
    人は詩人や小説家になることができる。だが、いったい、批評家になるということは、なにを意味するであろうか(本文より)ーー中原中也、富永太郎らとの交友関係、未発表の書簡や広汎にわたる資料を駆使して、小林秀雄の批評の成立、構成、その精神に迫る。『夏目漱石』『作家は行動する』などで出発した批評家・江藤淳の自身への問いは、確固たる地位を築く記念碑的評伝となった。新潮社文学賞受賞。
  • ジャニーズ崩壊の真実 命を懸けた35年の足跡

    ジャニーズ崩壊の真実

    「ジャニーズ性加害問題当事者の会」元代表の平本淳也氏にスポットを当て、 35年以上にわたるジャニーズ事務所との関係を詳細に記した一冊。 2023年に英国のBBCで放映された 『J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル』に出演。 同番組はジャニー喜多川氏の性加害問題を世間に知らしめたドキュメンタリーであり、 5年前の制作当初から協力してきた経緯を解説。 本書では、ルポ形式でメディアが触れていない事件の真実を明かします。 ■序章 まだ戦いは終わらない ・ストレスで満身創痍 ・ジャニーズ事務所に「実質勝利」 ■第1章 ジャニーズの実態 ・ジャニー喜多川氏からの電話 ・華やかな芸能界 ・性被害の実態 ■第2章 戦いの原点 ・北公次氏の誘い ・全裸監督vsジャニーズ事務所 ・北公次氏の反転~終息 ■第3章 孤独な戦い ・出版社設立 ・文春裁判 ・BBCからのオファー ・ジャニー喜多川氏の死 ・国連への手紙 ■第4章 ジャニーズ消滅 ・被害者の会設立 ・交渉開始 ・止まない誹謗中傷との戦い ■終章 補償の現状と未来 ・人権と尊厳の回復のための戦い

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  • 完全永久保存版 大谷翔平「蒼き覇道~二刀流の極みへ~」BEST SHOT 2026!!
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    完全永久保存版 大谷翔平「蒼き覇道~二刀流の極みへ~」BEST SHOT 2026!!

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人史上初の6年連続30本塁打達成! 投手本格復帰シーズンの名場面&全成績をプレイバック! 現地カメラマンが捉えたスーパースターの「笑顔」と「苦悩」 CONTENTS 第一章     蒼き覇道 始動 開幕~ 第二章     専門家が徹底解説 極みに達した二刀流の「神髄」 第三章    「素顔の大谷翔平」スーパースターが見せた「笑顔」と「苦悩」を独占公開! 第四章     蒼き覇道 終幕 ~シーズン終了 第五章     特別寄稿 「ルーキー・大谷翔平の真実」 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 色街 昭和に消えたニッポンの悪所
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    色街 昭和に消えたニッポンの悪所

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和を彩り、平成に消えた、日本の猥景。 時代が変われば街も変わる。怪しい魅力に吸い寄せられるようにして人が集まった「悪所」は、忌み嫌われて消えていった。だがそこには今の街にはない、人々が忘れてしまった「熱狂」があった……。 新宿、渋谷、池袋、六本木、銀座、上野、町田、横浜、横須賀ほか、闇に蠢く男と女を半世紀に渡って記録した路地裏のフォト・ルポルタージュ。
  • スマイルカットでみんな笑顔に! 発達障がいの子どもによりそう美容師さん
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    スマイルカットでみんな笑顔に!

    京都府伏見にある美容室「ピース・オブ・ヘアー」を営む美容師・赤松隆滋さんは、発達障がいのある子どもたちとの出会いをきっかけに、髪を切ることが苦手な子どものためのヘアカット「スマイルカット」を立ち上げました。発達障がいのある子どもたちの中には、じっとしていることが苦手だったり、感覚過敏があって、髪を切ることが難しい子が多いのです。最初はその子が何を嫌がるかが分からず、泣かせてしまったりして大失敗しました。しかし、「見通しを立てる」というキーワードと、子どもたちとの関わりの中から得たヒントによって、時間を可視化するためのタイマー、ヘアカットの工程をわかりやすく子どもに伝えられる「絵カード」を使うなど工夫し、スマイルカットの方法を確立させていきます。さらに、赤松さんは、「美容師法」の問題でスマイルカットが受けられない人がいると聞けば、京都府に協力をあおいだり、スマイルカットを広げるために戦隊ヒーローや絵本まで作ってしまいます…!髪を切るのがニガテな子は、「こまった子」でなく、「こまっている子」。相手の立場になって少しずつ工夫すれば、世界はきっとやさしくなる。パワフルな赤松さんのすがたに、勇気がもらえる1冊です。

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  • ダーウィンが来た! 生きものたちの奇跡の名場面と取材秘話

    ダーウィンが来た! 生きものたちの奇跡の名場面と取材秘話

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 "大人気番組「ダーウィンが来た!」 放送開始20周年刊行! 世界初大スクープの数々を収録!! 取材班が多くの試練を乗り越えて迫った知られざる生きものたちの素顔 厳選65放送回を再現。 「かわいい人気者」、「親子愛・家族愛」、「最強伝説」、「幻・謎・珍獣」等、もう一度会いたかったあの生きものたちがここに大集合! NHKの人気自然番組「ダーウィンが来た!」放送20年の歴史から、選りすぐりの名場面と感動の取材秘話を一冊にまとめた決定版。 アマゾンの水没ジャングルで1メートルも大ジャンプする古代魚アロワナ、愛らしい姿のラッコやシマエナガ、野生では世界初撮影となったチンアナゴの産卵、そして命がけで子どもを守るライオンやヒョウの母親たち――。 本書には、番組が20年にわたり追い続けてきた生きものたちの驚きの生態と、心を揺さぶるドラマが詰まっています。 さらに本書の大きな魅力は、放送では語り尽くせなかった「取材こぼれ話」。 秘境での過酷なロケ、何週間も粘ってようやく撮影できた奇跡の瞬間、世紀のスクープの裏側など、ディレクターやカメラマンたちの奮闘もたっぷり収録されています。 ページをめくるたびに「こんな生き方があったのか!」という発見と、「生きるってすごい」という感動に出会える一冊。 「ダーウィンが来た!」ファンや動物好きはもちろん、自然の不思議に心を動かされるすべての人に贈る、地球に生きる命の壮大な物語です。"
  • ヤングケアラーの僕が東大に合格するまで―家事、介護、そして勉強 それでも僕はこの家から東大に行く

    ヤングケアラーの僕が東大に合格するまで―家事、介護、そして勉強 それでも僕はこの家から東大に行く

    ◆「生きる希望と勇気の書」教育評論家 尾木直樹(尾木ママ)推薦◆ 小さな勇者が挑んだ、1000日間の記録。 「両親の病気」「一家心中未遂」「生活保護」「家事」「介護」「偏差値52」 ――絶望から始まった奇跡の実話。 「美談ではありません。本当のことを書きました」 ◆家族を諦めないために挑んだ、日本で最も過酷な合格体験記◆ 高校3年生の10月。 僕は涙をこらえながら、手に持っていた教科書を強く握り締めました。 寝室の片隅で勉強していたら、 父が「勉強している場合じゃないだろ」と言って、 教科書を奪い取ろうとしたのです。 僕が家事をやらなかったことが原因でした。 東大受験を目前に控え、勉強に集中したかった僕は、 料理も洗濯も掃除もしなくなりました。 心の余裕がなくなって、家のことがどうでもよくなってしまったのです。 両親ともに精神疾患を抱え、不安定な状態だったので、 僕が家事をしなければ誰もする人がいない、という状況でした。 それなのに、僕が家族のことよりも勉強を優先したので、父は激怒したのです。 ――「プロローグ」より抜粋 ◆著者からのメッセージ この本では、「努力をすれば東大に合格できる」ということを 伝えるつもりはありません。 努力できる環境だって、才能だって不平等です。 でも、ヤングケアラーだからといって、夢を諦める必要はありません。 逆境に置かれているすべての人へ、少しでも希望を届けられたら。 ――そんな思いから、この本を執筆しました。 これは病気の家族を抱えて、生活保護世帯から東大に現役合格した実話です。 ぜひ、最後まで読んでみてください。
  • 面白すぎる!幕末史の授業――ドラマチック講談×最新歴史研究で一気にわかる
    完結

    面白すぎる!幕末史の授業――ドラマチック講談×最新歴史研究で一気にわかる

    小説・文芸
    5.0
    全1巻1,760円 (税込)
    薩長同盟、江戸無血開城、戊辰戦争 などの有名な事件から知られざるエピソードまで! 人々の思惑が複雑に絡み合い、 全貌がつかみにくい激動の幕末を、 ドラマチック講談 × 最新歴史研究で一気に紐解く! 2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』で描かれる、 天才幕臣・小栗忠順の時代を大解剖! ●最新研究でイメージが覆る! 幕末の新常識 講談の後には、歴史作家・河合敦が最新研究をもとに史実を解説。 近年の研究成果から見えてきた新しい幕末像を紹介します。 ・長州藩は実は幕府に忠実な藩だった!? ・「船中八策」は本当にあったのか問題 ・誤解され続ける井伊直弼 ・西洋式の巨大な星形要塞・五稜郭のひみつ ・池田屋事件の真相は……? など 坂本龍馬、西郷隆盛、小栗上野介、土方歳三、高杉晋作など、 幕末の志士たちの破天荒な生き様から恋模様まで、 講談師・神田蘭師匠が臨場感たっぷりに語り、 NHK「歴史探偵」でおなじみの河合敦先生が、 最新研究をもとにわかりやすく解説します! ■目次 ・はじめに ・幕末史年表 ・幕末人物相関図 ●PART1 長州・薩摩・幕府――それぞれの幕末史 ・1時間目 長州藩から見た幕末 長州藩の若者たちが大暴れして幕府を倒しちゃった件       長州藩は実は幕府に忠実な藩だった ・2時間目 薩摩藩から見た幕末 チェスト関ヶ原でちょっとズルもするでごわす       薩摩藩の運命を変えたのは絶望的な借金!?  ほか ●PART2 あの事件はなぜ起きた?――そうだったのねの幕末 ・1時間目 桜田門外の変 井伊直弼をそんなに責めないで!       幕府内の派閥争いが幕府の力を弱めた ・2時間目 公武合体と寺田屋事件 外様でもやれます。薩摩藩、政治の中心へ       ゆらぐ幕府と意気揚々の薩摩藩 ほか ●PART3 超有名なあの人もこの人も――俺たちの幕末 ・1時間目 西郷隆盛 官軍 ⇒賊軍 ⇒名誉回復 ⇒そして偉人となった西郷どん       新政府の中心人物として活躍しましたが・・・ ・2時間目 高杉晋作 恋も人生も型破りだった高杉晋作       新作の人生をかたちづくった友の存在 ほか ■著者 河合敦(かわいあつし) 歴史作家。1965年、東京都町田市に生まれる。青山学院大学文学部史学科卒業。 早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。 都立紅葉川高等学校、都立白鷗高等学校、文教大学付属高等学校などをへて現在、多摩大学客員教授。 早稲田大学で非常勤講師もつとめる。 著書は『早わかり日本史』(日本実業出版社)、「侍は「幕末・明治」をどう生きたのか」(扶桑社)、 「豊臣一族秀吉・秀長の天下統一を支えた人々」(朝日新聞出版)、 『戦国武将は戦がないとき、何をしていたのか』(ポプラ社)など多数。 その他「歴史探偵」(NHK)、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)、 「大人が知らない日本史の新常識」(BSフジ)、「にっぽん! 歴史鑑定」(BS-TBS)、 「ごごカフェ」(NHKラジオ)など、テレビやラジオにも多数出演。 「ぬけまいる~女三人伊勢参り」「大富豪同心」「大奥 Season2」などNHK時代劇の時代考証も多く手がける。 [受賞歴] 第17回 郷土史研究賞優秀賞(新人物往来社主催) 第6回 NTTトーク大賞優秀賞 2018、2021年雑学文庫大賞(啓文堂主催) ■著者 神田蘭(かんだらん)  講談師。東京都生まれ埼玉県育ち。 女優・ナレーター・パーソナリティーとして活動する傍ら、 寄席で講談の魅力に惹かれ、2004年に神田紅師匠へ入門。 4年半の前座修業を経て、BS笑点の若手大喜利メンバーに抜擢される。 2008年に二ツ目昇進、2018年5月に真打昇進を果たす。 歴史をこよなく愛し、「木村長門守重成の最期」「南部坂雪の別れ」「伊達政宗の堪忍袋」など 数多くの古典ネタを持つ一方、婚活をテーマとした講談をはじめ、 歌、踊りを取り入れたレビュー講談「ココ・シャネル」「田中絹代」などを発表。 また、「北条政子」「樋口一葉」「和泉式部」などの女性を主人公にした創作講談から、 古典、新作、文芸講談まで幅広い演目を手がける。 「趣味どきっ! 源氏物語の女君たち」(NHK-Eテレ)、「バラエティー生活笑百科」(NHK)、 「ラジオ深夜便『近代日本150年 明治の群像』」(NHKラジオ)などテレビ、 メディアでも活躍し、長寿番組「恋する日本史」(JFNラジオ)にはレギュラー出演中。 著書に『女と男の恋する日本史講談』(辰巳出版)、『恋する日本史講談』(ぶんか社)がある。
  • 世界駐在放浪記 A Nomad expat went around the world.

    世界駐在放浪記 A Nomad expat went around the world.

    五つの国で暮らして知った、世界の広さと人間の面白さ。 海外駐在員として、スペイン、メキシコ、オランダ、ロシア、フランスの五か国に赴任した著者が、各地での仕事と暮らしを通して得た実感を綴る異文化体験記。 情熱と頑固さを併せ持つスペイン、陽気さの奥に哀しみをたたえるメキシコ、合理性と独自の価値観が息づくオランダ、広大な大地と深い文化を持つロシア、洗練と複雑さが交差するフランス。旅では見えない国の素顔が、駐在員ならではの視点で描かれていく。 食、歴史、芸術、国民性、ビジネス習慣、そして現地で出会った人々との交流。異国で戸惑い、驚き、時に笑いながら働いた日々を通じて、世界の多様さと人間の面白さ、さらには日本を外から見つめ直す視点が浮かび上がる一冊。

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  • 「人生二度なし」森信三の世界

    「人生二度なし」森信三の世界

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    「人生二度なし!」という冷厳な事実を魂の最深奥において捉え、教育者として活躍した森信三の生涯と思想をたどる。彼の薫陶を受けた教育者、詩人、経営者らへのインタビューも収録。

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  • スキャンダル雑誌のつくりかた 『噂の眞相』人名録

    スキャンダル雑誌のつくりかた 『噂の眞相』人名録

    「人は、これをスキャンダル雑誌と呼ぶ」──タブーなき反権力を標榜し、政治から芸能、メディアにいたるまでありとあらゆる権威に挑んだ雑誌が、休刊してから20年以上が経つ。いかにしてこの雑誌が作り上げられていたのか? その内幕を、長期連載執筆者でもあった佐高信が描く。
  • ルポ 電通 「日本最大のタブー」決壊の深層

    ルポ 電通

    「電通離れ」は、ここから始まった…… 雑誌記者デビューから56年、著書500冊超のジャーナリストの原点! 「地下室から入った」大下は、電通の実態をあまさず浮かびあがらせた。 特別対談・解説 佐高信(評論家) 大手出版社が刊行を躊躇ったノンフィクションノベルの問題作 『小説電通』を完全収録! 45年以上の取材で突き止めた「伏魔殿」崩壊の核心 わたしは、「小説電通」の雑誌連載を終えると、 一冊の書籍にまとめて出版しようと考えた。 数社から出版の話があったが、すべて最終的に潰れてしまった。 近年は、二〇二〇年東京オリンピック談合事件の影響と、 大手メディアが「オールドメディア」と化したことで、 深刻な国民の「電通離れ」が進んでいる。 それを機に、『小説電通』も再び世に問うことにした。 「電通」問題の核心とは何か。 はたして、これからどこへ向かおうとしているのか……。 第一部「ルポ 電通」から併せて読み取っていただきたい。――「はじめに」より

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  • 海をわたった母子手帳 かけがえのない命をまもるパスポート

    海をわたった母子手帳 かけがえのない命をまもるパスポート

    母子手帳は日本でうまれ、その後、世界に広まったことを知っていますか? インドネシアでの農村診療で日本の母子手帳の素晴らしさを再発見した著者は、その普及の先頭に立つことを決意。 その後、母子手帳は世界50か国以上に広まり、国際会議も開かれるまでになりました。 貧しい国の母と子のいのちを守りたい――小さな手帳が生んだ、大きな奇跡の物語です。 ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロローグ 海外ではじめて知った母子手帳のおもしろさ 「自分の母子手帳を見たことがありますか?」 あなたがお母さんのおなかの中にいたとき、生まれてきて「おぎゃー」と泣いたとき、子どものときの体重や身長のことが、一冊の手帳のなかに書かれています。 わたしは小児科のお医者さんをしていました。そして、赤ちゃんや子どもの病気をみるとき、いつも母子手帳を開きました。子どもがいつ、どこで生まれて、どのように成長したのかが一目でわかるからです。でも、そのときは、世界で最初の母子手帳が日本で生まれたことも知らず、世界には母子手帳がない国があるのだということも知りませんでした。 わたしが「母子手帳って、すごい!」と思うようになったのは1980年代、当時はまだ電気も水道もなかった、インドネシアの農村でした。 わたしはインドネシアの農村で家族とともに暮らしながら、小児科医として働いていました。そのとき、インドネシアには、母子手帳がありませんでした。母子手帳がないと子どもの病気や健康の記録がないのですから、お医者さんも困ります。 お母さんも、生まれたときの子どもの状態を聞かれても、なかなか答えられません。健康や医療に関する正確な情報がないことにより、子どもの病気の種類によっては、的確な診断ができず、適切な治療ができない場合もあります。母子手帳がないと、子どもに不利益が生じる可能性もあるのです。 (中略) いま世界の多くの国や地域で、「日本の母子手帳って、すごい!」と認められ、母子手帳を広げようと多くの人が日夜努力しています。どうぞ、一冊の小さな手帳から広がるグローバルな世界を楽しんでください!
  • LRT しんかした ろめんでんしゃ ライトレール

    LRT しんかした ろめんでんしゃ ライトレール

    お母さんとピクニックに出かける主人公。途中の乗換駅で友達のりゅうと君と待ち合わせてLRTで公園へ向かいます。主人公は、はじめて乗るLRTに興味津々。駅と呼ばずに電停と呼んだり、改札がなかったり、道路を走ったり、普通の鉄道とはちょっと違います。そうです、LRTは新しいタイプの路面電車なのです。本書は、2023年に開業した宇都宮ライトレールをとりあげて、LRTをたっぷり紹介した絵本です。

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  • 日本——没落か再生か―時代精神とアニマルスピリッツ―(新潮選書)

    日本——没落か再生か―時代精神とアニマルスピリッツ―(新潮選書)

    なぜ分厚い「中間層」が消えて格差が拡大しているのか? 子育て支援を強化しても出生率が改善しないのはなぜか? 企業のイノベーションが停滞する本当の理由とは? マクロ経済学の第一人者が、二人の天才経済学者ケインズとシュンペーターが共に重視した人間の衝動や情念に着目し、「心」と「国力」の相関を解き明かす。
  • 和歌と漢詩 古典日本語のイメージ

    和歌と漢詩 古典日本語のイメージ

    同じ月でも、万葉の空には暖かく明朗に輝いていたけれども、平安王朝の人びとにとっては孤独な悲哀感を伴う冷たく澄明な光を降りそそぐものだった。 「梅」と「桜」はともに春を代表する花ではあるが、それが表象するものごとには、微妙だが決定的な相違がある。 古典的景物の代表が「雪・月・花」であって、風や雲、雨、もみじや菊などではないのはなぜか。 日本の作品だけを見ていては、日本語のことばが担うイメージにどのような構造的な秩序があるのか、知ることはできない。 なぜなら、古典日本語は、中国大陸からもたらされた多くの文物、とりわけ漢詩文を基盤にして創られたものだったからだ。 奈良・平安びとは、膨大な漢文を書写・訓読・翻訳し、さらに模倣的創作を盛んに行った。 そうして形づくられた「王朝漢文世界」を基盤として、 「和と漢の相互干渉」という平安文学のダイナミズムが生まれ、 古典日本語固有のイメージが形成されたのである。 和歌と漢詩を丹念に見比べ、豊かな古典詩歌の深い森に分け入って、「イメージの文法」を見出す。 日本古典と漢文学の双方を比較「和漢比較研究」に取り組んできた著者がおくる、 古典の世界を深く味わうための、イメージやシンボル、比喩に注目する「読む辞典」。
  • これだけでいい!老けない!ボケない!和田式「アウトプット健康法」

    これだけでいい!老けない!ボケない!和田式「アウトプット健康法」

    作家デビュー40周年&累計1000万部突破記念作! 血圧220で薬を飲んでも170、血糖値は200~300前後、コレステロール値は300! 「病気のデパート」のような状態にもかかわらず、65歳になっても 医師、作家から映画監督、そして政党の党首と元気に働き続けられるのはなぜなのか? 著者自らが40年間、ずーっとやってきた老化知らずの幸せ習慣を初公開!! 〇数独もパズルも、脳の老化防止の役には立たない 〇会話で「アレ」「ソレ」が増えたら、若返りのチャンス到来 〇笑いながら話す人は、病気を寄せつけない 〇キーボードを打つだけで、脳に強烈な刺激が届く 〇健康診断の基準値越えは、元気に生きている“証し” 〇小太り、ぽっちゃりは、高齢者の“貯金”である 〇原発事故の現場で感じた、人の支えになるという幸せ 死ぬまで老けない体、ボケない脳をつくるいますぐ誰でもできる和田式メソッド41! <老化・ボケはこうして断ち切る!>  年寄りは、おとなしくしていろ――。  近ごろ、そんな世間からの圧力が、ますます強まるばかりな気がします。ですが、仕事や子育ても一段落したいまこそ、皆さんは他人の目など気にせず、好きに行動すべきです。  しかも、自分が思うがまま動き、発言・発信することで老化、ボケ防止になるのだから、まさに一石二鳥。であるならば、アウトプットしない手はありません。  大事なことなので繰り返しますが、脳、前頭葉を活性化させる「アウトプット健康法」こそが、若さを保つ最大の秘けつになるのですから。 (「はじめに」より)
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

    わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

    「言語化」が苦手なすべての人へ 本屋大賞受賞作家が贈る珠玉のアドバイス NHK「わたしの日々が、言葉になるまで」からスピンオフ書籍が誕生! 番組は、「大きな仕事をやり遂げたときの気持ち」や「ケンカのあと、仲直りのきっかけの言葉」など、 日常の中にある一場面を取り上げ、小説や歌詞、漫画のセリフなどを題材に表現の妙を味わう教養バラエティ。 本書では、番組にもゲストとして出演していた本屋大賞受賞作家の町田そのこさんを著者に迎え、 言語化に関する57の悩みに答えていただきました。 Q.自分の気持ちがモヤモヤしているときの 対処法はありますか?  Q.感情を言葉にするのが恥ずかしいです。 Q.話したあとに「違うことを言えばよかった」と 後悔してしまう。 といった自分の整え方やコミュニケーションに関する悩みから、 Q.日記、ブログ、SNSのどれが始めやすいですか? Q.文章に起承転結は必要ですか? Q.読む人を意識しすぎて書けなくなります。 といった文章に関する実践的な悩みに対して、一歩踏み出すヒントを伝えていただきます。 ここでしか読めない貴重なアドバイスが満載で、 きっとみなさんの背中を押してくれる言葉に出会えるはずです。 〈こんな方におすすめ〉 ・他人とのコミュニケーションが苦手な方 ・ブログや日記を始めたいけど、なかなか書き出せないという方 ・プロ小説家の発想を知りたいという方 【主な内容】 第1章 自分を整える ―自分の気持ちや考えがまとまらないとき 第2章 他者に気持ちを伝える ―人とのコミュニケーションで言葉に詰まるとき 第3章 文章で伝える ―表現をかたちにしようとするとき 第4章 言葉で自分を育てる ―表現を通じて自分を深める 第5章 特別企画 「# 一言で表せない感動」エッセイ
  • 成田空港秘話 三里塚闘争から「第2の開港」まで

    成田空港秘話 三里塚闘争から「第2の開港」まで

    激しい反対運動、成田闘争を経て1978年に開港した成田空港で今、「第2の開港プロジェクト」が進む。3本目の滑走路を新設、29年3月に供用開始し、発着回数を30万回から50万回に引き上げる。周辺地域には宇宙・航空、物流などの産業誘致も図る。開港前からの成田の歴史、何度も訪れた転機の舞台裏を関係者の秘話でたどる。 ●「前書き」より  「成田闘争」と呼ばれる激しい反対運動の歴史を刻みながら、1978年に開港した成田空港が今、生まれ変わろうとしている。空港や周辺では「第2の開港プロジェクト」と名付けられた計画が着々と進む。  空港用地を倍に広げ、2029年3月までの供用開始を目標に、三本目となるC滑走路(3500メートル)を新設、合わせて既存のB滑走路(2500メートル)を1千メートル延伸させて、年間発着能力を現在の34万回から50万回に引き上げる計画だ。  成田国際空港会社(NAA)は、さらなる機能強化で50万回化が実現すれば年間4千万人の旅客数が7500万人に、貨物の取扱量は200万トンから300万トンに、空港従業員は4万人から7万人に増えると見込んでいる。さらに周辺地域には航空・宇宙などの産業集積を図る構想も描く。  2006年4月から08年3月に朝日新聞成田支局に勤務、取材してきた筆者にとって、もう一つ新たに空港をつくるような、まさに「第2の開港」と言うべき内容だ。  成田は記者にとって特別な任地で、取材すればするほど興味が深まる場所だ。当時は08年の開港30年に向けて、空港がおかれている状況や、流血の歴史を含めた成田の歩みを、自分なりに取材してきたつもりだった。(中略)  成田空港の歴史を考えると、激しい反対が起きた開港前の混乱、話し合いによる歩み寄り、「『元祖』第2の開港」の平行滑走路建設、年間発着30万回化、そして今回のさらなる機能強化と、いくつもの転機がある。  成田は立場によって、物事の見方が異なる、とも言われる複雑さがあるなか、それぞれの転機にフォーカスし、舞台裏を関係者の証言で振り返った。「なぜ、どうして」の「謎解き」を試みたのが、この本だ。  多くの人たちの協力を得て取材ができた。朝日新聞デジタルで連載「成田秘話 第2の開港」(全7回)を2025年11月に配信したものに加筆したほか、主要なインタビューも収めた。また、08年2月~4月の新聞連載「30年の物語 1987成田開港」の主要部分も掲載した(いずれも敬称略、肩書、年齢はデジタル配信、新聞掲載時点)。  この本が、決して平坦ではなかった成田の歩みの記録、そして空港と地域の未来を考えていく一助になればと思う。 ●目次 Ⅰ 動き出した「第2の開港」 Ⅱ 開港前夜 Ⅲ 成田秘話 第2の開港 Ⅳ 成田の群像 各方面の人物のインタビュー
  • 少子化に打ち勝った保育園―熊本「やまなみこども園」で起きた奇跡―

    少子化に打ち勝った保育園―熊本「やまなみこども園」で起きた奇跡―

    「この園と共に生きていきたいからもう一人産みました」。保育のプロが注目する園は、保育士、保護者、地域住民が子育ての喜びを分かち合う「大きなおばあちゃんち」。常識を超えた遊びと、桁違いの刺激に満ちた日常。“関係性の束”を大切にしたら発達障害が消えた――人生の土台を一緒に育む現場から届ける感動のルポ。
  • 発達障害の私だからこそ、成功できた

    発達障害の私だからこそ、成功できた

    74歳で「発達障害」の診断を受けたニトリHD会長 「できないことの多い自分でよかった」 そう語れるまでの試行錯誤が1冊に 74歳で「発達障害」の診断を受けた似鳥氏は、 「ショックや驚きはなく、その診断はしっくりくるものだった」 「『困難の答え合わせ』ができたようだ」と言います。 発達障害の特性によるマイナス面ばかりが強調される昨今。 当事者やその周囲の方々は、社会や組織の中で生きづらさを感じやすくなっています。 そんな中、似鳥氏の大きな成功とあっけらかんと朗らかな姿は大きな希望、自信につながるものになるはず。 本書では似鳥氏に、「発達障害だからできない」ではなく、「だからこそできた」を語っていただきました。 ▼目次 序 章 74歳、発達障害であることがわかった 第1章 ほんとうに、発達障害はできないことばかり? 第2章 不思議だった自分自身 第3章 「できないだらけ」との付き合い方 第4章 とにかくやっちゃう。そういう勇気がある ……… 各章の間には似鳥氏の妻・百百代さんと秘書の方々によるコラムと、 ニトリHD社長の白井俊之氏へのインタビューを収録! また、巻末には発達障害の専門家である精神科医・岩波明氏による解説も。
  • 聞き出せる人が、うまくいく。

    聞き出せる人が、うまくいく。

    15万部超のベストセラー『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』『こうやって頭のなかを言語化する。』の著者で、業界トップ・コピーライターの最新刊。 コピーライターにとって一番重要なのは、じつは「書く」ではなく「聞く」ことって知っていましたか?  本書では、学校では習わない「聞く技術」からさらに一歩踏み込んだ、相手の言語化できていない思いと言葉を引き出す「聞き出す力」を解説。 シビアなビジネスの現場で培った実践的かつシンプルな聞き出しメソッドは、どの業種にも応用できる普遍的なものです。 聞き出し方が変わると、相手の言葉が変わります。 相手の言葉が変わると、世界の見え方が変わります。 本書では「あるある感」たっぷりの事例をもとに、すぐに試したくなるメソッドを紹介。 聞き出し力を身につければ、もう言語化の悩みに煩わされることもなくなります。 ぜひ、相手から深い言葉を引き出す「聞き出し力」を実感してください。 ●こんな方におすすめ ・会議で参加者の本音を引き出したい人 ・クライアントの曖昧な要望に振り回されて苦労している人 ・部下との会話が事務的になって悩んでいる人 【主な内容】 第1章 すべては「聞く」ことから始まる 第2章 うまく「聞き出す」5つのルール ルール1 まずは100パーセント受け入れる ルール2「でも」は使わない ルール3 相手の発言に共感も納得もできなければ、発言のプロセスを探る ルール4 会話をする時は相手の片目を見る ルール5 好きなところを一つ見つける 第3章 相手からより引き出す 4つのシンプル聞き出しメソッド メソッド1 まず、出来事から聞いていく メソッド2 必ず「追い聞き」する メソッド3 自分が傷つくことを恐れない メソッド4 相手が無言になる時間を歓迎する 第4章 ビジネスシーン別 聞き出しのコツ ビジネスシーン1 会議 ビジネスシーン2 クライアントワーク ビジネスシーン3 1on1 ビジネスシーン4 就職・転職活動での面接 ビジネスシーン5 テキストコミュニケーション 第5章 「聞き出す」の先にあるものとは   実践編 「聞き出し」におけるメモ活用
  • 高度経済成長期の日本で起き37の怖い事件

    高度経済成長期の日本で起き37の怖い事件

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 繁栄と希望の裏側にはもう一つの現実があった 1955~1973年。 高度経済成長による繁栄の影で、 凄惨な犯罪や社会を揺るがせた事件、 企業による公害問題などが相次ぎ、 社会のひずみが形となって吹き出していた。 本書は、 その19年の間に起きた37の事件を厳選収録。 当時の報道や世論の動きも踏まえながら、 豊富な資料写真と共に高度経済成長という時代の暗部に迫る。 好評を博してきた「日本の怖い事件」シリーズ、第3弾。 ■目次 ●第1章 震撼 ・美空ひばり塩酸事件……ひばりちゃんの美しい顔をいためなければ承知できない ・中1男児誘拐ホルマリン漬け事件……ついに理想の少年を見つけた。必ず連れ出そう必ず ・高島忠夫長男殺害事件……身勝手な嫉妬にかられ夫婦の愛児を溺死させた17歳の家政婦 ・18歳少年ライフル魔事件……繁華街が戦場に変わった恐怖の夜 ・金嬉老事件……差別と戦った朝鮮民族の英雄がたどった末路 ・横須賀線電車爆破事件……犯行動機は結婚を約束していた女性に振られた腹いせだった ・瀬戸内シージャック事件……20歳の青年が警察の狙撃手により射殺された衝撃の瞬間をテレビが生中継 ・千日デパート火災……死者118人 その全てが7階サロンにいた客ホステス従業員だった ・立教大学助教授教え子殺人一家心中事件……名門大学で起きた泥沼不倫の果ての凶行と悲劇 ●第2章 営利誘拐 ・雅樹ちゃん誘拐殺人事件……勾留期限最終日に自供を得た刑事の執念 ・吉展ちゃん誘拐殺人事件……多額の借金を背負った元映画俳優が凶行に及び死刑に ・智行ちゃん誘拐殺人事件……殺害の直接のきっかけは新聞による過熱報道だった ・新潟デザイナー誘拐殺人事件……映画天国と地獄を真似走行中の列車から身代金を落下させようとしたが ・正寿ちゃん誘拐殺人事件……犯行動機は身代金で贅沢な生活をしたかった ●第3章 血も涙もない ・小松川女子高生殺人事件……18歳の朝鮮人青年が身勝手な欲情を満たすために起こした凶行 ・ホテル日本閣殺人事件……手間賃2万 うまくいったら抱かしてやる ・熊本女性連続毒殺事件……金目的で姑茶飲み友達行商人を殺害し戦後2人目の女性死刑囚に ・四国3県連続強盗殺人事件……人を殺害し4人に重傷を負わせた四国の鬼熊 ・西口彰事件……日本中で詐欺と殺人を繰り返した史上最高の黒い金メダルチャンピオン ・古谷惣吉連続殺人事件……わずか1か月半で社会的弱者の高齢男性8人を葬ったシリアルキラー ・藤沢市女子高生殺害事件……死刑執行を告げられ激しく抵抗し50分間刑場で大暴れ ・永山則夫連続射殺事件……貧困と無知に招かれた19歳が全国で4人を銃殺 ・大久保清連続強姦殺人事件……性欲のおもむくまま若い女性8人を手にかけたボクちゃん ・連合赤軍山岳ベース事件……総括の名のもと12人の同志をリンチ殺害 ●第4章 謎と闇 ・BOACスチュワーデス殺人事件……交際相手と思しきベルギー人神父に疑惑が注がれたが ・狭山事件……犯人とされた被差別部落出身の男性は無罪を訴えたまま死亡 ・草加次郎事件……当時人気絶頂だった女優吉永小百合も犯行のターゲットに ・名張毒ぶどう酒事件……村で評判の美男子が確定死刑判決を受けるも冤罪の疑い濃厚 ・マルヨ無線強盗殺人放火事件……死刑確定から55年が経過してもなぜ執行されないのか ・3億円事件…今も語り継がれる日本犯罪史上最大の未解決ミステリー ・三崎事件…一家3人を殺害した男が無実を訴え続けた理由 ・第一ホテル女性歯科医殺害事件……夜遊び不倫で世間の注目を浴びた彼女は誰に殺されたのか ・霧積温泉女性殺人事件……被害者女性のカメラに残されていた写真の謎 ●第5章 公害という名の企業犯罪 ・イタイイタイ病……カドミウムを含む汚染米を食べた女性が激痛に苦しみながら衰弱死 ・水俣病……メチル水銀を海に垂れ流したチッソの隠蔽体質が住民の健康被害を拡大 ・四日市ぜんそく……空を覆い尽くす有毒な煙を吸い発病し自ら命を絶つ人も ・新潟水俣病……熊本県と同じ中毒症状が阿賀野川流域の住民に発生 ■著者 鉄人ノンフィクション
  • 天狗岳怪死事件まとめファイル ‐登山サークル男女6人失踪の謎‐

    天狗岳怪死事件まとめファイル ‐登山サークル男女6人失踪の謎‐

    「天狗岳怪死事件」の真相に迫る過程を、関係者の証言や資料をもとに週刊誌記者がまとめた記録集です。事件を追う中で、記者が直面する違和感は本書の中で穴埋め形式の設問として提示され、読者は記者とともに調査を追体験できます。1つ1つの違和感を解きほぐしていくうちに、事件を覆う霧は次第に晴れていき、やがて驚くべき真相が姿を現します。あなたは、その結末をどこまで予測できるでしょうか。
  • 新しい自分を探して車と過ごす小さな旅

    新しい自分を探して車と過ごす小さな旅

    YouTube総登録者数181万人超。自作の軽トラキャンピングカーで旅を続けるYouTuber・旅する家の物語、初エッセイ。 仕事終わりに軽トラで旅をし、車中泊やDIYの記録を淡々と綴る動画が、多くの人の心をつかんできました。 旅する暮らしに憧れ、軽トラの荷台にDIYで「家」を建てたことがすべての始まり。 暮らしの拠点が動けば、日常の見え方も人生の選び方も変わっていく。 そんな実感を胸に続けてきた旅は、気づけば多くの人の心を支える存在にもなりました。 「つらい時期に救われた」「小さな一歩で景色が変わることを教えてくれた」 寄せられる声の数々に、旅が人を自由へ導く力を感じています。 初の著書となる本書では、旅の裏側、DIY、YouTubeでは語らなかった思考、そして「自分サイズの旅」が日常をそっと揺らし、人生を変えていく理由を綴りました。 世界の見え方は、1センチ動くだけで変わる。あなたの毎日にも、小さな旅を――。
  • 忘れられない恋ではなく終わらない恋に

    忘れられない恋ではなく終わらない恋に

    “若いうちに知っておいたほうがいいこと” 「耳触りのいい言葉に縋っているうちはどうにもなりません」 「恋の四季、冬冬冬冬」 「磨けば輝くとでも?」 「泣くなら振らなきゃいいのにね」 みなさんはわさびが好きですか? それとも苦手ですか?
  • 休む勇気 人生で一番大事な仕事は「思い出づくり」

    休む勇気 人生で一番大事な仕事は「思い出づくり」

    「働き方改革」よりも「休み方改革」 気鋭の実業家で注目のインフルエンサーである著者が、世界100ヶ国を訪れて見えた「休みの本質」について、自身の体験やヨーロッパの事例などをもとに解説します。 社会、経済、文化といった面から日本人の休み下手の理由を分析し、「何もしないことの価値」や「人生の優先順位」、上手に休むための具体的なアクションを提案。 本書を読めば、休み方と働き方の価値観がガラッと変わります!  【こんな方におすすめ】 ・忙しいビジネスパーソン ・子育て中のお母さん ・将来に迷っている大学生 【序章より】 儲けたお金で、寿命が延びるとかなら話は別かもしれませんが、人が生み出した紙切れにそこまでの力はありません。 であれば、大切な人とすごすかけがえのない時間や、取り戻せない若さや健康をともすれば犠牲にしてまでお金を稼ぐことに、どれほど意味があるのでしょう。 いくら稼いで、通帳の数字や、目の前のお金や資産価値の高いものに一喜一憂したところで、急な事故や病気で死を迎えれば、それらは何の意味もなさなくなります。 そう考えると、「人生の究極の宝物」はやはり思い出であり、大切な人たちとの時間やつながりなのだと思います。 0か100かといった極端な話をしたいわけではありません。働いても働いてもギリギリの生活がやっとという状況にある人も、少なからずいらっしゃるかとは思います。 これは頭の隅に置いておいていただきたい、「人生の優先順位」の話です。 お金よりも大切なものはたくさんあるが、そのすべてにお金がかかる。だけど、「お金が優先順位の一番」になってしまったら、あなたはお金よりも大切なものを失ってしまう――。
  • 回想・長嶋茂雄 番記者だけが知っているミスター

    回想・長嶋茂雄 番記者だけが知っているミスター

    国民に愛され、国民を愛した、戦後最大のヒーロー長嶋茂雄。ジャイアンツV9時代に『週刊ベースボール』編集長として取材に明け暮れていた著者が、日がな追い続け関わりあった長嶋茂雄、そして「ON時代」への想いを刻む。ファンのために命がけで生きた「人間・長嶋茂雄」に、いま改めて迫る1冊。初めて明かされるエピソードも満載! 【もくじ】 01 国民的スター 永遠のヒーロー 02 少年時代は阪神ファンだった 03 母製の布ボール 白球を追う毎日 04 砂押監督と二人三脚の師弟愛 05 憧れはメジャー星(スター)ディマジオ 06 本領発揮の”燃える男” 07 努力の天才「練習量は誰にも負けない」 08 名勝負の山 ライバル目白押し 09 トップスター対談 笑いとジョーク 10 すべてが絵になり華になる星 11 明るさと笑い渦巻く体験エピソード 12 ジャイアンツ愛 野球界へ恩返し 巻末資料 など 【著者紹介】 首藤光春 (しゅどう・みつはる) 1940(昭和15)年3月生まれ。 出身は宮城県石巻市。石巻中・石巻高(30回生)、青山学院を経てベースボール・マガジン社入社。 石巻高時代よりラグビー部だった関係で専門誌創刊を夢見、実現へ漕ぎ着ける。 『ラグビーマガジン』、その後『ラグビーワールド』誌を創刊兼編集長。 その間『週刊ベースボール』編集長歴任。独立起業後は編集プロダクション「トライプロ」主宰。 さらに株式会社ワールド出版起業。町田市在住。
  • つながるごはん

    つながるごはん

    米は、安ければいいのだろうか。20年前、中山間地域である宮城県旧鳴子町は、高齢化・価格下落・大規模農家に支援を集中させる農政により、田んぼを諦める者が増えていた。そこで、農家だけでなく行政職員・鳴子温泉関係者といった地域住民が一丸となって「鳴子の米プロジェクト」を立ち上げた。 つくり手(農家)と食べ手(消費者)が、市場価格を超えた米の価値・食と農の大切さを共有するつながりは、今日まで続いている。 本書の執筆者はプロジェクトの実践者とそれに共鳴する識者たち。実践の歴史と仕組みについて振り返り、CSA(地域支援型農業)・地域づくり・食料主権といった様々な視点からプロジェクトに光を当てる。
  • 大谷翔平はなぜ、壁を越えられるのか?~仕事にも人生にも効く大谷イズム・クエスチョン57~

    大谷翔平はなぜ、壁を越えられるのか?~仕事にも人生にも効く大谷イズム・クエスチョン57~

    大谷翔平の言動やプレースタイルから「人生をよりよく生きる思考法」を学ぶ自己啓発書。キャリアを振り返りながらクイズ形式で構成。自分と大谷の考え方の違いを楽しく理解できます。著者・西沢泰生氏は、大谷がキャンプに持参した本の著者として知られるベストセラー作家。
  • ブーニン―天才ピアニストの沈黙と再生

    ブーニン―天才ピアニストの沈黙と再生

    ◎1985年、19歳の時にショパン国際ピアノコンクールで優勝した天才ピアニスト、スタニスラフ・ブーニン。ダイナミックで華麗な演奏は世界中を魅了し、日本では「ブーニン・シンドローム」とさえ呼ばれる熱狂を巻き起こした。その後、音楽活動の自由を求めてソ連から当時の西ドイツに亡命。ドイツと日本の二拠点で生活しながら充実した日々を送っていた。しかし、2013年10月。予定されていた公演を突然キャンセル。舞台から姿を消した。 ◎左肩の「石灰沈着性腱板炎」で左手がマヒ。さらに復帰を目指し始めた矢先、今度は自宅で転倒し、左足を骨折した。持病の1型糖尿病の影響で患部が壊死し始めたため、その部分を切除する大手術を行う。 ◎「それでもピアノを弾きたい」――。妻・榮子さんの後押しもあり、ブーニンは舞台復帰を目指す。2022年6月にはミニリサイタルを開催。さらに翌年は、代名詞のショパンを演目に据えたツアーを開催。復帰を目指す姿に密着したNHKのドキュメンタリーは大きな話題を呼んだ。 本書は過去のドキュメンタリーに2025年シーズンの公演の模様などを大幅に加筆し、ブーニンの人と音楽の魅力をあますことなく伝える。
  • 人が替わっても必ず結果を出す 決定版!青学流 「絶対王者の鉄則」

    人が替わっても必ず結果を出す 決定版!青学流 「絶対王者の鉄則」

    史上初! 箱根駅伝二度目の3連覇へ! #王者の挑戦は続く! なぜ、このチームだけが、 人がどれだけ入れ替わっても 勝ち続けられるのか? 箱根駅伝史上最多、 8回の優勝を誇る名将・原晋が 若い力をとことん伸ばす 「仕組み」と「極意」を明かす!
  • 能登半島地震 あのとき見た星空の下で 復興へ向かう5つの物語

    能登半島地震 あのとき見た星空の下で 復興へ向かう5つの物語

    ◆著者より◆  事実を早く広く端的に報じる新聞記事からは、ときにこぼれ落ちてしまうものがあります。でもその中にも、どうしても伝えたい話があります。この本は、それをまとめたものです。  朝日新聞の駐在記者として能登に来てから、たくさんの方に、2年前の元日のことを詳細に聞かせてもらいました。その中で度々、夜の寒さと澄み切った空気、停電で街の明かりがすべて消えたこともあったのだろうと思いますが、場違いに美しい星空のことを耳にしました。 「おとろしいほど、星が見えた」 「冬銀河が嫌みなぐらい、それはもう気持ち悪いぐらいのきれいさだった」 「飲まず食わずで、とにかく寒くて……。空を見上げたら真冬の星空がとてもきれいでした」  大きな余震が続く中、絶望と不安に押しつぶされそうになりながら見上げた星空のことを、多くの人が鮮明に語ってくれました。本書のタイトルには、そういった一つ一つの経験を書き留めて残したいという気持ちが込められています。  能登半島の先端にある50世帯100人の小さなまちの住民たちによる「復興会議」の歩み。地震と豪雨で「二重被災」したまちで再起の道を探るスーパーと、住民による住民のためのラジオ局。震災をきっかけに生まれた交流と未来をつくる拠点――。  能登に来て出会った人たちのこうした5つの物語を通して、ここで生きる人たちのいとなみの尊さが伝えられるといいと思っています。 ◆目次◆ 第1章 能登半島の先端、100人のまちの作戦会議 第2章 二重被災のまち 唯一のスーパーと新たなラジオ局 第3章 映画「幻の光」の恩返し 届けた1万人の気持ち 第4章 能登の悲劇も、やさしさも 海色の列車の「語り部」 第5章 茅葺き屋根から結んだ内と外 未来を耕せ
  • 人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日【新装版】

    人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日【新装版】

    【映画『ペンギン・レッスン』原作】 たった一羽、生き残ったペンギン―― 君を助けたあの日、すべては始まった。 22カ国で刊行の、ハートフル感動実話。 *映画『ペンギン・レッスン』 2025年12月5日より全国公開 冒険好きの若き教師トム・ミッチェルは南米旅行中、プンタ・デル・エステの海に立ち寄った。待ち受けていたのは、重油にまみれて浜辺で息絶えるおびただしい数のペンギンたち。だが、その中にただ一羽、生き残っていたペンギンがいた――。助けられたペンギンは彼になついてしまったのか海に帰ろうとせず、やがて「フアン・サルバドール」と名づけられ、学校の屋上で暮らすように。若き教師とペンギン、ふたりが最高の〝親友〟になるまでを綴った、感動実話。【映画『ペンギン・レッスン』原作】 装画・挿絵 伊藤彰剛 ――「君のことを本に書かないとね」 あの日、ペンギンと交わした約束が いま一冊の本になる。 --------------------------- 【目次】 プロローグ 1.ペンギンを拾う 2.マゼランペンギン 3.バスタイム 4.フォークランド諸島は禁句 5.おかしな税関 6.小魚をあげるから 7.紆余曲折を経て 8.新しい友人たち 9.掘り出し物 10.屋上談話 11.動物園を偵察に 12.マスコット 13.マリアの家へ 14.ペンギンを探して 15.黄金郷を探して 16.「僕、泳げる?」 17.そして、いつまでも幸せに暮らしました― 18.あのころを振り返って エピローグ --------------------------- *本作は、過去に配信された同タイトルに新たな素材を加えた新装版です。一部内容が重複いたしますので、すでにご購入済みの方はご注意ください。
  • 事件はラブホで起きている 秘密の「浮気」調査報告書

    事件はラブホで起きている 秘密の「浮気」調査報告書

    パートナーの不倫で奈落の底に堕とされたサレ妻、サレ夫を救うカリスマ名探偵、ここにあり! 狙った獲物は逃がさない―― 対象者よ、震えて待て……! 「他人のセックスを証明することで生活をしている社会不適合者」をキャッチコピーに新卒から探偵となった現役私立探偵「探偵小沢」。小学生の頃の趣味は「買い物をする友だちのお母さんの尾行」というように、ナチュラルボーンな探偵。手がけた浮気調査は1000件以上。見かけとは裏腹に、丁寧な調査と依頼者さんに寄り添ったホスピタリティの高さが評判を呼び、日々調査依頼が舞い込む超売れっ子探偵。 そんな探偵小沢が遭遇した数々の浮気調査現場のレポートから、「もしパートーナーが浮気した場合の対処法」「悪徳探偵の見分け方」「探偵のと~っても有効な使い方」「弁護士の相談方法」など、「浮気」というキーワードに「ピン」とくる世の皆様方には必携の書。 「他人のセ●クスを証明することで生活をしている社会不適合者」にして最強の私立探偵、「探偵小沢」による不倫現場のレポートや浮気された時の対応策などが詰まった「超濃厚探偵本」。 ブロローグ 探偵小沢、誕生の秘密 第1章 現実世界の探偵は「難事件」なんか解決しない 第2章 とんでもない浮気相手 第3章 浮気調査に必要不可欠な3つのスキル 第4章 使えるものは何でも使う――名探偵の超絶テク 第5章 不倫されたら、どうすればいいのか? 第6章 これって、浮気の証拠になりますか……? 第7章 探偵が先か、弁護士が先か……? 第8章 不倫の慰謝料~探偵が教える裏ゼクシィ~ 第9章 探偵の法律 第10章 探偵業界の闇 第11章 不倫妻たちの愛憎劇 第12章 ドラマがなければ仕事は受けない~探偵小沢の流儀~ 第13章 地獄のドリンクバー……そして、地獄のクリスマス 第14章 あなたはなぜ不倫されるのか エビローグ 探偵と対象者の禁断の恋秘密の恋 ――プロローグより 思うに僕の探偵の原体験は小学生時代にある。 幼少期からテレビゲームが大好きだった僕は小学1年生のとき、とある遊びを思いついた。 それは、「クラスメイトのお母さんを意味もなく尾行する」という遊びだ。 最初の対象者(ターゲット)は仲の良かった内林君のお母さんだった。 夕方に内林君の家の前で張り込み、お母さんが夕飯の買い物に行くのを尾行してみた。 尾行がバレないように、コソコソと電柱の影に隠れながら追ってみたら……これが楽しいのなんの! 近所のスーパーでお惣菜を選ぶ内林君のお母さんをドキドキしながら見守り、そして帰宅するまで無事に追い切ることができたのだ――!
  • 大谷のバットはいくら? スポーツを支える道具とひとびとの物語

    オオタニノバットハイクラ?

    ――スポーツがもっと面白くなる! 大谷翔平はなぜ米シェア5位のバットを使うのか?  羽生結弦は「軽いスケート靴の時代」をつくった?  北口榛花が空気抵抗の大きいやりを選ぶ理由とは?  「Number」人気連載を書籍化!  知られざるスポーツ用品の“値段”と“秘密”を大解剖。 空前の《お金×スポーツ》本!  「正直に告白すると、10年ほど前から世界中が盛り上がる大きなスポーツイベントにワクワクしなくなってきました。(…)そこまでしてやるようなものなのかな?と少々冷めてしまったのです。──そんな私の気持ちをスポーツにつなぎとめてくれたのが道具でした。」(本書「はじめに」より) 【著者プロフィール】 熊崎 敬〈くまざき・たかし〉 1971年生まれ、岐阜県出身。サッカー専門誌編集者を経て、スポーツライター。著書に『日本サッカーはなぜシュートを撃たないのか』(文藝春秋)、『カルチョの休日』(構成・内外出版)、『サッカーことばランド』(金井真紀との共著・ころから)などがある。難民・移民フェス実行委員としても活動中。趣味はリンガラ語をはじめとした外国語学習と日本に住む外国人の草サッカーの見学。
  • 小説のように家を建てる

    小説のように家を建てる

    どこか遠くへ行きたかった……なのに、どういうわけだか家を建てることになってしまった。その場所に縫いつけられ、どこへも行けなくなってしまうくらいなら、一生仮住まいでかまわない。死ぬまで無責任にちゃらんぽらんに生きていたい。そう思っていたはずの小説家が、どのように家を建てることになり、どのような観点を重ね、どのような家を建てたのか。物件を探しはじめ、新居の引き渡しにいたるまでの大冒険の記録。
  • 花宮莉歌 FIRST FAN BOOK

    花宮莉歌 FIRST FAN BOOK

    YouTube チャンネルの登録者数66万以上! 配信者歴15 年&VTuberデビュー1 周年を記念した花宮莉歌の初書籍! 幼少期から配信者にいたるまで、そしてこれからを綴った 大ボリュームの書き下ろしエッセイを特別収録! くわしいプロフィール、イラストや描き下ろしマンガなどのアート集、 配信者・声優からのメッセージなども大公開!
  • 地を耕し、人をつなぐ 農民、小林節夫の生涯

    地を耕し、人をつなぐ

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ■大地を耕す民として 農民の全国組織を結成し、農民運動、食を守る活動の第一線でリーダーを努めた小林節夫は、2016年に91歳で他界するまで、大地を耕し、農民・市民の心を鼓舞してきた。「科学者であり、農人であり、詩人であった」宮沢賢治に畏敬の念をいだき、自身も賢治のように生きたいと考え、行動した。 「鍬をもつ哲学者だ」と表され、傑出した農民運動の活動家・理論家 小林節夫の初めての評伝!
  • 最後の異端者 評伝 美輪明宏

    最後の異端者 評伝 美輪明宏

    「美輪明宏」とは何者か? 長崎の原爆投下の被爆者、戦後の銀座をパリに変えたファムファタール(魔性の女)。 三島由紀夫が恋し、寺山修司が憧れた戦後の天才の素顔とは? “最後の異端者”をひもとけば、 弱きをくじき、強きを助ける、アメリカナイズドされた戦後日本人の 軽佻浮薄なヒューマニズムに対する、美少年“天草四郎”による保守革命運動だった! 美輪を通じた「シャンソン」「日本映画」「左翼思想」の“シン昭和史”。 はじめに 美輪明宏と平成と僕 第1章 長崎と被爆体験 第2章 上京とブランスウィック、三島由紀夫との出会い 第3章 栄光と挫折、復権、メケメケからヨイトマケへ 第4章 「革命家」としての思想と社交 第5章 シャンソンとは何か 第6章 アングラ演劇 三島の寵姫か? 寺山の母堂か? 第7章 日本映画史と美輪明宏 第8章 スピリチュアリスト美輪明宏 第9章 LGBTと美輪明宏 おわりに 続・赫奕(かくやく)たる逆光
  • 脳は自分で育てられる~MRIから見えてきた「あなたの可能性」~

    脳は自分で育てられる~MRIから見えてきた「あなたの可能性」~

    「20歳の脳はまだ半分しかできあがっていない」「中年以降大きくなる脳の個人差」「定年退職後にボケない脳の秘訣」……。1万人以上の脳を解析してきた著者が明かす、脳の個性を知り、可能性を伸ばすヒント。
  • 1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日

    1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日

    HKT48時代に「はるっぴ」の愛称でファンに親しまれた兒玉遥は うつ病を患い休業した経験を持つ 「元気な姿に戻れる確率は1割」 医者にそう言われた彼女は、いかにして乗り越えたのか? 2度の休業を経てたどり着いた境地とは? 「デブ」「ブス」「痩せろ」 何年も反省ノートにダメ出しを続けた 真面目すぎて、不器用すぎて 真っ直ぐすぎて生きづらい… …そんな人たちに伝えたい 【目次】 はじめに 双極性障害(躁うつ病)になったアイドル CHAPTER1 アイドルになるまで と なってから CHAPTER2 アイドルと、うつ CHAPTER3 深く潜って、浮上する CHAPTER4 復帰 うつに向き合いながら生きる今 おわりに 生き方に正解も不正解もない
  • 調査報道記者――国策の闇を暴く仕事

    調査報道記者――国策の闇を暴く仕事

    山本太郎氏 (れいわ新選組代表) 推薦! 「こんな記者がスタンダードだったなら、私は政治家にはならなかった」 原発事故後、数多くのスクープを通じて隠蔽国家・日本の正体を暴き続けた職業ジャーナリストの、狂気と執念。陰湿な権力に対峙し民主主義を守るために報道してきた事例と方法論を、傍観者でありたくない全ての人におくる。10年をかけた〈原発戦記〉の集大成。 【小出裕章さん(元京大原子炉実験所)推薦文】 日野さんが書いたように、「新規制基準や安全審査とは原発を動かさないことが前提ではなく、再び動かすことが前提」です。政府の言う「復興の加速化」は「原発避難者」の消滅で、フクシマ事故そのものをなかったことにしてしまおうとする策謀です。 その冷酷なテーゼを、意思決定過程の解明を通して立証する日野さんの調査報道は、民主主義を破壊から守る大切な仕事です。そして、苦しむ被害者に向かって「あなたたちは間違っていない」と伝えることが、記者としての仕事ではないとしても、そうしたいと思う日野さんをありがたく思います。 しょせん、一人ひとりの人間はちっぽけです。日々の生活に追われ、少しでも楽な生活をしたいと思い、少しでも出世して偉くなりたいという「凡庸な悪」に囚われた人々です。「国策」はそんな人々によって作り続けられています。 これに抵抗するのは容易ではありません。でも「凡庸な悪」の世界に入ってしまえば、いったい自分の人生は何なのかと思わずにはいられません。日野さんの様な方もいてくれるし、私も私らしく生きようと思います。 【「おわりに――調査報道に関する一考察」抜粋】 ハンナ・アーレントは、親衛隊中佐としてユダヤ人を収容所に輸送する任務を担ったアドルフ・アイヒマンの刑事裁判を基にした著書『エルサレムのアイヒマン』(みすず書房)で、思想信条を持たずに、思考停止することで大量虐殺を担うことが可能になったと指摘している。この視点は「凡庸な悪」という言葉で広く知られることとなった。アーレントの著書はエルサレムにおける刑事裁判の記録が基になっている。国策が破綻した結果開かれた裁判によって「凡庸な悪」を表現できたと言えよう。 原発も官僚機構が支える国策であり、担当者が思考停止しなければ進められない点が共通している。そして、国策は意思決定過程を隠し、外部からの検証を激しく拒んでいる。日本型の行政不開示システムにあっては、本音と建前、温情的なスローガンと冷酷なテーゼという二枚舌がさらに検証を難しくする。このような「凡庸な悪」を追及する手段は調査報道しかない。 私の調査報道は、政治家や為政者のスキャンダルや人間性ではなく、官僚機構が構造的に内包する非人間性に焦点を当ててきた。原発事故処理、原発再稼働という国策はこうした非人間性が最も色濃い分野と言えよう。そこに従事する担当者の多くは忠実な「小役人」であり、たとえ形式的でも整合性があるかのように装うこと、いわゆる辻褄合わせに腐心しているだけだ。担当者個人の思考や人間性が反映する余地は乏しい。このような国策に適応するには思考停止せざるを得ない。 彼らと同じ立場に置かれたとき、「共犯者」とならずに良心を保てる人がどれだけいようか。その難しさを分かっているからこそ批判も盛り上がりにくい。それでも職業記者としての自らの使命感に問いかけたとき、これを看過できなかった。これこそが民主主義を破壊する「真正な悪」だと思えたからだ。 そこで提案したいのが、国策の隠されたテーゼを暴くという目的の達成を調査報道の「成果」とする意義づけだ。これまで述べてきた通り、テーゼを明らかにすることは役所の暴走を監視し、民主主義の基盤を守る効果がある。一人一人の記者・ジャーナリストが自らの問題意識に基づいて調査報道に取り組むモチベーションを構築しなければならない。 『フクシマ6年後 消されゆく被害』(人文書院)の共著者であるロシア研究者の尾松亮氏からは「日野さんを見て、調査報道に必要なものは狂気と執念だと感じた」という評価をいただいた。「執念」は一つのテーマに取り組み続ける粘り強さということで分かりやすい。「狂気」は誤解を招きやすい言葉であるが、固定観念にとらわれずに「真正な悪」を見抜く強い使命感だと私は解釈している。 プロの記者・ジャーナリストとは調査報道を担う人であるべきなのだ。そこに必要なものは「狂気と執念」だけである。
  • 伝説の相談員が教える幸せになれる老人ホーム探し ~マンガでわかる高齢者施設~

    伝説の相談員が教える幸せになれる老人ホーム探し ~マンガでわかる高齢者施設~

    “いい老人ホーム”なんてありません!? あなたと家族にぴったり“合う”施設を見つける方法教えます。 日本最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」編集長が監修。老人ホーム探しの重要なコツを、マンガでわかりやすく教える本です。ケーススタディ・マンガの各話に詳しい解説文が付いているので、知識ゼロからでも気軽に、確かな知識を得ることができます。親やご自身の「老後の住まい」を考えたい人のための1冊です。 【この本の特徴】 ・オムニバス形式のストーリーマンガで気軽に読める ・施設の種類や介護保険制度などのポイントを解説文でしっかり学べる ・業界大手「LIFULL 介護」の知見を結集 ・これだけはおさえておきたい、施設探し「かんたん6ステップ」収録 ・「LIFULL 介護」の調査をもとにしたコラムも充実
  • 女たちが語る阪神・淡路大震災 1995-2024
    完結

    女たちが語る阪神・淡路大震災 1995-2024

    『女たちが語る阪神・淡路大震災 1995–2024』——あの時、声を上げた女性たちがいた。今も変わらぬ不平等に、問い続ける。 1995年1月17日、阪神・淡路大震災が都市を襲ったとき、避難所や仮設住宅で、女性たちは苦しみに直面していた。性暴力、家庭内暴力、プライバシーの欠如。震災はただ建物を倒しただけでなく、社会の根深い不平等をも暴き出した。 本書は、あの震災から30年を経た2024年、女性たちの視点で綴られた貴重な証言と記録。 ウィメンズネット・こうべを中心に、支援活動を担ってきた女性たちは、性暴力防止、DV被害者支援、女性の居場所づくりなど、震災の痛みを力に変えてきた。 「避難所で男女雑魚寝は世界のスタンダードですか?」——国連人権委員会との対話の中で発せられた問いが、日本の災害とジェンダーへの関心の低さを浮き彫りにした。 男性中心で進められた復興政策に抗し、政治参画や防災計画へのジェンダー視点の導入を目指した彼女たちの闘い。 震災の記憶を風化させず、不平等な社会に問い続ける女性たちの記録は、いまを生きるすべての人にとっての希望と行動の手がかり。災害とジェンダーを見つめ直す、新しい一歩がここにある。
  • ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする

    ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする

    脳科学者である中野信子とメディア・コンテンツの研究者ながらVtuber「ゾンビ先生」としても活躍する岡本健がゾンビというフィルターを通して社会を捉え直した1冊。 中野信子 「岡本先生とのセッションはとにかく毎回楽しくて、議論が発散して思考が拡がっていく喜びを味わいました。制限を受けずに知的遊びができる方に出会うことのできる機会はなかなかありません。対談が終わってしまうのは、なんだかさみしく感じられたものでした。きっとわたしは、あとで本書を何度も読み返して、『あんなことも話したかった、こんなことも話せばよかった』と思うでしょう」 岡本健 「中野信子先生とお話をした後は、いつも頭がアツくなります。(略)対談は三回にわけて行われたのですが、毎回話題がどこに転がるかわからないスリリングな時間であるとともに、『どっちに転がっても面白くなる』という安心感がそこにはありました」 【内容について】 本書では、ホラーエンタメとしてのゾンビ映画の歴史を辿りながら、それがどのように社会を映し出す鏡となってきたのかを考察。ブードゥー教に端を発するゾンビが、科学の力で生み出される存在へと変化し、さらには「走るゾンビ」や「意識を持つゾンビ」が登場する中で、人間の階層社会や個と集団の関係性、そして現代人の「思考停止」や「リセット願望」といった心理が浮き彫りになります。 「ゾンビは、人間社会の歪みを鮮やかに描き出す媒介変数である」と語る二人の知的なセッションは、時に脱線しながらも、人間がなぜ物語を必要とし、変化を求めるのか、そして「終わりなき日常」をどうサバイブしていくのかという根源的な問いへと繋がります。ゾンビを介して、人間と社会の奥深さを探求する一冊です。
  • ガラスと雪のように言葉が溶ける 在日韓国人三世とルーマニア人の往復書簡

    ガラスと雪のように言葉が溶ける 在日韓国人三世とルーマニア人の往復書簡

    注目の人類学者と在日三世ライターが語る! 自分の子供と異国の言語で話す文化人類学者と自国の言葉を話せないライターが、自らルーツと言語、そして言葉で表現できないアイデンティティと身体感覚について語り合う。
  • うどん以上のことはできません 昭和5年創業「日の出製麺所」当主の年中無休・うどん人生

    うどん以上のことはできません 昭和5年創業「日の出製麺所」当主の年中無休・うどん人生

    営業時間は1日1時間。「日の出製麺所」のうどんはなぜ人を惹きつけるのか。三代目が初めて語る、麺づくりのすべて 香川県坂出市で三代続く「日の出製麺所」。 製麺を本業としているためうどんを提供するのは、 平日の11時半から12時半のわずか1時間ですが、 その時間をねらって、全国から熱烈なファンがかけつけ大行列ができます。 三代目の当主・三好修氏が目指しているのは、「何もつけなくてもおいしい麺」。 天候や湿度に合わせて小麦粉をブレンドし、その日その時に一番いい状態の麺を打つ。 店で提供するのは「あつい」「冷たい」「ぬるい」「釜玉」の4種類のみですが、 そのシンプルな一杯に、遠方から足を運ぶ人が後を絶ちません。 「自分は、うどん以上のことはできません」と語る三好氏。 飾らず、迷わず、まっすぐに麺と向き合う。 うどん好きがうなるひと玉はどうやって生まれるのか。 知られざる製麺所の舞台裏を記録したドキュメンタリー・ノンフィクション。 ■うどん店ではなく「製麺所」に生まれて ■1章 祖父のこと 父のこと ■2章 粉と私  ■3章 人生を変えた瀬戸大橋 ■4章 見えないお客様に会えることに感謝 ■5章 従業員さんと家族 ■うどんを美味しく食べるために大切なこと ■巻末付録 讃岐うどん七変化「麺大好きシェフの創作レシピ」( PARCO FIERA中條大輔氏、KOMB原田アンナベル聖子氏、Gallery&Restaurant舞台裏 箱石和行氏) 三好 修(ミヨシオサム):1964年香川県坂出市生まれ。’87年大学卒業後『吉野商店』(大阪)を経て(有)日の出製麺所入社。’94年香川県うどん品評会にて農林水産大臣賞受賞。’95年阪神淡路大震災の炊き出しに参加。2004年ニューヨークの讃岐を世界に広める団体によるイベントで手打ち実演。翌年は和食店とのコラボに招聘されニューヨーク・タイムズに掲載され、以後ジャパンデイなどで毎年のように実演に参加。’06年映画『UDON』の取材を受ける。’09年パリで行われたエキスポジャパンにてうどん学校実施。’11年東日本大震災の炊き出しに参加。以後ボランティア宅『こけめ農園』へ毎年うどんを送付。’14年アメリカ、ジャパンソサイティーでのイベントにてうどんで初の講演を行う。’17年全国育樹祭にて天皇陛下(当時皇太子殿下)に献上する讃岐うどんの調理人として招聘された。このほか、コンサート・フェスでのケータリング、全国の百貨店催事からの出店要請にも多数対応。趣味はうどん、そば、ラーメンの食べ歩き。 藤田 実子(フジタミコ):食にまつわる人、そしてその人々の 仕事 、人生、哲学を中心に取材・執筆。主な取材・執筆作品に『鮨 一幸のすべて』『鮨 さいとう 鍛錬と挑戦』(共にKODOKAWA)などがある。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。
  • 研究者、経営者になる。 がん新薬にかけるベンチャーの挑戦

    研究者、経営者になる。 がん新薬にかけるベンチャーの挑戦

    発売早々、業界・関係者が注目! ★医薬品科学 ★創薬科学 ★科学史・科学者 Amazon.com ランキング3部門でベストセラー1位を獲得! 世界を変えるのは、 研究者たちの勇気ある一歩だ。 研究者のキャリアパスに、起業という選択肢を。 本書は、日本の創薬ベンチャー界に新風を吹き込んだ一人の研究者の軌跡を綴ったビジネスドキュメントです。国内大手製薬企業でのキャリアから一転、組織再編を機に自らの創薬ベンチャーを立ち上げるまでの決断と、その後の挑戦の日々を描いています。 ・研究者から経営者への転身 ・理想と現実の狭間での葛藤 ・資金調達から人材確保 ・上場への挑戦とその挫折 ・そして、再起から現在まで それらをリアルに伝えると同時に、 日本におけるバイオベンチャーの将来性や可能性についても伝えています。 製薬業界に身を置く人にとって、 現在業界内で起こっている世界的な構造的変化は 自身のキャリアを考えるターニングポイントになっています。 その選択肢のひとつとして、 ぜひ起業を考えてみてほしいという願いがこもった1冊です。 【目次】 第1章 権威嫌いが東大のドクターコースへ 転機となった結婚 第2章 研究者としてのキャリア 第3章 起業という選択 第4章 最初のゴールは上場 ヨチヨチ歩きからはじまった今
  • 福島県原発事故被災者に関する実体と展望 被災者を支える研究と活動の記録から

    福島県原発事故被災者に関する実体と展望

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書の目的は、被災者の方々の健康維持のために実施した研究の紹介と、その過程の中で知りえた被災者の想いを描きだすことである。第1章では、勇美記念財団から助成を受けて実施した研究を紹介した。「コロナ渦でも安心、自宅で楽しく運動できる音が流れるかんたん体操絵本」を開発して、浪江町と浪江町の方が避難した二本松市で実施した運動プログラムを展開した内容を記載した。第2章は、2年間の研究期間での様々な出会いで伺った話をまとめた。第3章は令和2年に前浪江町商工会会長の原田氏が悠雲の里でお話された内容を紹介している。第4章は、帰還困難区域だった津島で、被災した当事者からうかがった話と被災した当事者の方の津島陳述書を提示した。第5章は、愛知こどもの幸せと平和を願う合唱団による福島第一原発の被災者をテーマにしたミュージカルについて指揮者の藤村氏の記事を提示している。第6章と第7章までは、著者の前任校で卒業研究を指導した学生の研究内容を、読み手にわかりやすく校正し、提示した。第6章は孤独に関するテーマのインタビュー第7章ではタッチングに関するインタビュー、第8章では被災された高齢者の方に健康の秘訣についてインタビューした内容を記した。あとがきに著者が考案した「コロナ禍でも大丈夫 自宅で楽しく運動できる音が流れるかんたん体操絵本」を紹介した。この本をもとに福島県二本松市の復興公営住宅で自治会長の田村氏が自ら動画を作成し、現在に至るまで復興公営住宅で毎週定期的に体操を行っている。
  • 本牧ルードボーイ

    本牧ルードボーイ

    横浜ロックのレジェンド、ついに登場! 戦後、米軍住宅施設ができて最先端の流行が集まった横浜・本牧(ほんもく)に、武闘派でハンパない不良がいた。 CHIBOW(チーボー/本名:竹村栄司。1947年生まれ)。デカい米兵を頭突きで倒し、仲間は絶対に守る。音楽、喧嘩に情熱を注ぎ、常にカッコよさを追求する熱い生き様にルーディーズ(不良たち)は憧れ、クレイジーケンバンドの横山剣、浅野忠信など多くの人々から、今も横浜ロック(不良音楽)のレジェンドとしてリスペクトされている。 時代と斬り結び進化し続けるワルのエネルギッシュな人生を描く!
  • 週刊文春 トップ屋魂 「文春砲」の創成期を走り抜けた男の半生記

    週刊文春 トップ屋魂

    「文春砲」は、ここから始まった…… 雑誌記者デビューから55年、著書500冊超のジャーナリストの集大成! その時代のことは、疾風怒濤と言うしかない。いま私は、とても感謝している。 特別寄稿 高山文彦 (作家) 日本のジャーナリズムが再生するためには、第二、第三の「大下英治」の出現が待たれる 特別解説 花田紀凱 (元『週刊文春』編集長、月刊『Hanada』編集長) 「首輪のない猟犬」が追いつめた昭和・平成の怪物たち わたしは、よく聞かれる。 「なぜ、そんなに取材し、書きつづけるのか。特に何が楽しいのか」 わたしは答える。 「取材相手にわたしが抱いている先入観が、 相手にぶつかることによって、粉々に砕ける瞬間がある。 昨日までのわたしの思いが、その瞬間に新しく生まれ変わる。 その瞬間がたまらなくセクシーなのだ」 どんなに苦しくても、人間を、社会の現実を描き迫ることほど 生きている実感を感じることはないよ。 その充実は、金銭には換えがたい。――「プロローグ」より

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  • 素敵なご縁に恵まれて結婚やめました

    素敵なご縁に恵まれて結婚やめました

    『結婚は?』という言葉を浴びながら、男女の結婚相談所に勤務していた著者は、 あることをきっかけに、40代で「ゲイ専用」の婚活所コンサルタントに。 そして自身は「結婚しない」ことを選択する。 それは「結婚ではない形」の幸せに辿り着くことができたから――。 無数の悩みと接した「非婚」の婚活コンサルタントが見つけた「自分らしい幸せ」とは? そして、「幸せな人の共通点」とは? -------------------- (本文抜粋) 「幸せを掴む人」と「幸せを遠ざける人」の違いを事例ごとに考察を重ねた結果、 運のアリナシではなく、職業も年収も容姿すら関係なく、 そこに存在する、あるとてもシンプルな「共通点」を発見したのです。 -------------------- 「他人の人生を生きないこと」、 「運命より現実を見ること」、 「悩み過ぎないこと」…… 読むだけで心が楽になる「自分らしい幸せ」のヒント集。
  • 断簡 ある音楽学生の生と死

    断簡

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 揚々と戦地へ赴いた若き音楽家。そして父の愛情と苦悩。こよなく音楽を愛し、師を得て東京音楽学校‎(現東京藝術大学)へと進み、オペラ《白狐》の作曲を進める。‎音楽の道に邁進する村野弘二は、しかし1944年11月、フィリピン・マニラへと出征し、還ることはなかった。‎戦地で果てた弘二、煩悶と悲しみの中苦しみ続けた父・貞朗、筆者が訪れたフィリピンのロラ(おばあさん)――‎戦争が一個人にもたらすものの真実を、私たちは忘れてはならない。
  • 斎藤一人「自己肯定感」最強の法則

    斎藤一人「自己肯定感」最強の法則

    自分を満たすってワガママなんかじゃない 自分を粗末にするから人間関係が悪くなる 反省も後悔もいらない。改良、改良、改良 欲深いのは見苦しい。それってホントかな? 欠点が憎い? だけどそれって宝物だよ などなど 自分がもっともっと好きになり、 人生がもっともっと面白くなる 斎藤一人さん流「自己肯定感アップ術」の集大成! 【本書の内容】 第1章 自分に喜びを与える。話はそこからだ 第2章 「正しいワガママ」っていいもんですよ 第3章 絶対に傷つかない、傷つけない人間関係がある 第4章 商売でも大事にすべきは、まず自分の心だよ 第5章 あなたの使命は「もっと自分を幸せにする」ことだ
  • Kamito イラスト+エッセイ集 かつて月に1万円しか稼げなかった配信者

    Kamito イラスト+エッセイ集 かつて月に1万円しか稼げなかった配信者

    50点以上の公式イラスト・ファンアートをはじめ、これまでの軌跡を綴った長編エッセイも大収録。トナカイト(ヘンディー)とのスペシャル対談も必見!

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