作品一覧

  • 大分水嶺 奥羽山脈の山と古峠
    -
    1巻1,584円 (税込)
    「頂が私を呼んでいる」……一度その魅力を知ってしまったら、誰もがとりこになってしまう「山歩き」。本書は「百名山登山」を制覇したら、次にお勧めしたい奥羽山脈の山歩きをナビゲートした一冊です。地形図を読み込み、ルートを設定し、登山時間を想定するところから始まる登山。苦労の連続で、決して思い通りにはいかないと思いますが、頂から見た絶景は格別ですよ。
  • 論文の書きかた
    3.5
    論文を書くとき、気をつけなければならないことはなにか。論文は、どんな基準で評価されるのか。本書は論文の書きかたについて、社会学を中心に、研究プロセスにおける作法にそって解説する。著者自身の体験を手がかりとしながら、問題設定や社会調査、資料批判、図表の論理、注の役割、研究倫理など、論文作成において外せないポイントを掘り下げていく。論とはなにか、文とはなにか、そして書くとはなにか。「論文を書く」という現象それ自体の社会学的な考察であるとともに、新たな認識を自分で生み出すためのレッスンでもある。
  • まんが脱ステロイド入門 みんなの脱ステ日記
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イギリスでは2021年1月に、国立湿疹協会とイギリス皮膚科学会が共同でステロイド離脱症候群(外用ステロイドを中止したときに生じる酷い症状のことです)について見解を発表しました。その中でステロイド使用中のアトピー性皮膚炎患者にとっては、ステロイド外用中止も一つの治療法であることを認めました。外用ステロイドが皮膚を悪化させたことを承認し、脱ステが治療法として認められはじめた、ということです。(はじめにより)
  • 明治大正史 世相篇
    -
    固有名詞にとらわれることなく、われわれの眼前にでては消える事実によって、立派に歴史は書ける──。衣服、食物、家、風景、交通、酒、恋愛、職業と労働、貧と病など、「生活の横断面」による現代史の記述に挑んだ実験。詳細な注と解説、初版時の写真を収めた新訂版。
  • 〈新版〉患者に学んだ成人型アトピー治療 難治化アトピー性皮膚炎の脱ステロイド・脱保湿療法
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    ステロイドを使いたくないと言っている患者の行動を「ステロイド忌避(きらいさけること)」という言葉で皮膚科医などが表現していることについて一言述べたい。私の所で脱ステロイド・脱保湿を行って1、2ヵ月経過した患者が「すべての外用を中止すれば1ヵ月ちょっとでこんなに痒みが減り、皮膚がよくなってしまった。私はこの10年間、一体何のために皮膚科に通い、ステロイドを外用してきたのかとつくづく思う。皮膚科へ行けば『きちんとステロイドを塗ってないのと違うか』『もっと真面目に治療せなあかん』などと怒られっぱなしだった。きちんと塗ってもいたし、言われた通りに保湿もしてきました。医師は私の言うことを信じてくれませんでした。だから、ときには民間療法にも高いお金を使っていました」と言う。そして、「腹は立つけど、医師に直接文句は言いにくいです」と言って自分を慰めている。忌み嫌われているのはステロイドであろうか、それとも患者の訴えを聞くことができず皮疹の変化を認識できないステロイドー点張りの医師なのであろうか。ステロイドの新しい副作用を認識できず、またその副作用の治療を知らない皮膚科医は、ステロイド外用剤を上手に使用する専門医とは決して言えない。
  • 〈景観〉を再考する
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後日本で、経済優先の都市開発が生み出した無味乾燥な〈景観〉を私たちはどのように内面化してきたのか。生活者の主体性を排した都市計画や、理念への羨望と現実への絶望の間で循環する議論を回避して、近代日本での〈景観〉の形成とその受容の過程をたどる。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 〈新版〉患者に学んだ成人型アトピー治療 難治化アトピー性皮膚炎の脱ステロイド・脱保湿療法

    Posted by ブクログ

    アトピーの方は必ず読んでほしい本
    脱ステロイド、脱保湿療法です。
    ステロイドはやめる、保湿剤もやめることが基本

    症状によっては少しずつやめるのも可

    風呂は入らなくてもいい、入るとしても極力控える
    水分を制限する。特に夕食後は水分を控える。
    など

    おそらく9割以上の医者が普通にステロイドを処方し、
    それで治らない患者が増えている。
    ステロイドにより逆に難治化アトピーが増加している。
    そこには医療利権が絡んでいる。
    ステロイドにより治らない患者は医者を転々とし脱ステロイドにたどり着きます。

    アトピーの方はごくわずかしかいないステロイドを使用せずに治療する
    医者にかかるべきです。

    ただし絶

    0
    2019年05月29日
  • 〈景観〉を再考する

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    乱立する高層建築、街中に張り巡らされた電線、均質な郊外風景。戦後の日本で、経済政策優先の都市開発が生み出した無味乾燥な“景観”を私たちはどのようなものとして受容してきたのか。マンション景観訴訟や景観法、景観行政などの従来の政策や議論が見落としがちな景観の社会的な意味や歴史的な形成過程について考察して、景観を語る言説に刻まれている歴史性や政治性を具体的に浮き彫りにする。生活者の主体性を排した都市計画や、理念への羨望と現実での絶望との間で循環する議論を回避して、近代日本で“景観”がどのように形成され変容し、そしてその過程でそれをどのように内面化してきたのかを探

    0
    2015年09月20日
  • 論文の書きかた

    Posted by ブクログ

    ハウツー本ではなく,(社会学の)論文を書くとはどういうことかについての学問的論考。
    社会学を正式に学んだことがないので色々参考になった。特に資料とデータの区別など人文科学にはない論点は新鮮だった。また,質的調査=非量的調査という指摘は単純な二項対立を超える視点を与えてくれた。

    0
    2024年06月29日
  • 論文の書きかた

    Posted by ブクログ

     いわゆる「論文の書き方」とはかなり違う。「論文」論といったところか。著書自身の研究・執筆ケースが何か一つでも、より具体的・詳細に説明されていると、さらに参考になるのではと思う。「わかりやすさ」という点では、これも著者のスタイルなのか、「回りくどい」、「小難しい」(失礼)表現が多く、上級者向け「読本」といったところか。

    0
    2024年06月04日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!