作品一覧

  • 昭和プロ野球の裏側 友情と歓喜のドラマの裏に何があったのか?
    4.0
    かつて2年連続日本一に輝いた広島カープ黄金期の立役者である衣笠祥雄氏と江夏豊氏。 昭和54(1979)年、広島対近鉄の日本シリーズ第7戦9回裏、ノーアウト満塁から生まれたドラマは、昭和プロ野球の名場面である。昭和プロ野球のレジェンド二人が、カープファンとしても知られる二宮清純氏を交え、初めて「あの時」を語り合う。個性と個性がぶつかり合い、数々のドラマや事件を生んだ昭和プロ野球の裏舞台が、今、明かされる! 「俺たちの昭和プロ野球―あの人、あの時代に俺たちは育てられた」「『江夏の21球』の裏側――主役と名脇役が初めて語り合う、昭和プロ野球の名場面」など。

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  • 強打者
    4.0
    江夏豊による“プロ野球の歴史書”第二弾! 長嶋茂雄、王貞治、野村克也、衣笠祥雄、イチロー、松井秀喜、大谷翔平、佐藤輝明……など、現役時代に対戦した数多くの伝説的打者から、解説者として見てきた現代の強打者まで、独自の目線で大分析。 年齢関係なくすべてのプロ野球ファン必読の一冊です!
  • 名投手 - 江夏が選ぶ伝説の21人 -
    4.0
    プロ野球史に数々の伝説を残してきた江夏豊が語る、本当の「名投手」とは―― 自身の現役時代はもちろん、引退後も積極的に現場に赴き、常にプロ野球の「今」を見続けてきた著者が、半世紀以上に及ぶ記憶の中から名投手について語り尽くします。 金田正一、稲尾和久、北別府学、野茂英雄、松坂大輔、ダルビッシュ有、菅野智之…… 登場する投手は総勢50名! プロ野球の歴史書と言っても過言ではない一冊です!!
  • 燃えよ左腕 江夏豊という人生
    4.0
    人一倍遊び、人一倍野球に取り組み、常に逃げずに真っ向真剣勝負。 プロ野球黄金時代、“最強の敵役”としてライバル球団ファンをも魅了した伝説の左腕の苛烈な生き様。 中学では「やんちゃな少年同士の決闘が日常茶飯事」で、高校からは「弱い球団で巨人など強い者を倒すことを生きがい」にし、「三振か四球か」ノーコンでカーブもほうれぬままドラフト1位で阪神入団。契約金は「800万円の札束を見てみたかった」と一括現金でもらい、プロに入ると「勝っては繁華街に繰り出し、毎晩お祭り騒ぎ」「もらったらもらった分使って、人よりいいものを食べ、いい服を着て、いい女性と付き合う。これぞプロ野球選手ではないか」。奪三振記録は「取るなら王(貞治)さんしかない」と実行し、甲子園伝統の一戦、巨人・阪神戦では逃げずに真っ向勝負。縦ジマのエースは“最強の敵役”として巨人ファンをも魅了した。南海移籍後は、野村克也監督に「野球界にいっぺん、革命を起こしてみろよ」と言われ、意気に感じてストッパーに転向、これが広島移籍後にあの「江夏の21球」につながったのか。日本ハム移籍後は、複雑な家庭環境で育ったがゆえに大沢啓二監督に「父」を見て奮闘。最後は大リーグに挑戦し引退。個性派が影を潜め、選手が平均的になってしまった現在の管理野球に苛立ちながら、今も野球解説の現場に立つ――野球のロマンを追い求め、独得の美学をつらぬき通す男の履歴書。
  • エースの資格
    3.4
    いま「エース」と呼べるのはダルビッシュと杉内だけだ。「投手分業制」「飛ばないボール」「球数制限」――ピッチャーを取り巻く環境は確実に変化しつつある。それでもなお、変わってほしくないものがある。エースの資格。チームの勝ち負けを一身に背負う絶対的な存在感。味方をも恐れさせる無言の力。年間20勝、完投翌日の連投も辞さなかった以前にくらべ、「真のエース」はもう生まれないのか? 阪神時代はエース、移籍後はストッパーとして輝かしい記録と記憶を残した伝説の左腕が、いまプロ野球界に厳しくも熱きメッセージを贈る。「もっともっとわがままになれ! 優等生はいらない!」【内容例】澤村が「巨人のエース」と呼ばれる日はそう遠くない/キャッチャーに「わがまま」と言わせたダルビッシュ/松坂が故障から復帰後どう転身していくのか見守りたい/速いだけが「いい真っすぐ」ではない/藤川が抑えで成功したのはめずらしいケース etc.

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ユーザーレビュー

  • 強打者

    Posted by ブクログ

    1950年以降の打者から37人(うち現役9人)を選んで江夏豊さんの想いを語ったものです。

    江夏vs主要打者の通算成績は本書ならではのデータです。
    また選ばれた打者の通算成績(試合、安打、打率、本塁打、打点)が一覧で見れるのもいいです。

    強打者ということで、守備や盗塁数は重視していません。
    昔からの野球ファンなら、間違いなく面白く読める内容です。

    めったに三振しない若松から結構な割合で三振を取っているなど、vs江夏の面白い話題もチョコチョコある。
    本書では明言していないが、江夏のことだから三振狙いで投げていたに違いありません。

    プロ野球ファンなら10年に一度はしたくなるのが、「私が選ぶベ

    0
    2021年10月24日
  • 名投手 - 江夏が選ぶ伝説の21人 -

    Posted by ブクログ

    金田正一、村山実、稲尾和久、北別府学、野茂英雄、松坂大輔、田中将大、菅野智之…。伝説の左腕・江夏豊が豊富な経験、知識を駆使してプロ野球史に残る名投手から令和時代の新戦力まで語り尽くす。

    21人の中には私が現役時代にプレーを見たことがある投手も、見たことはないが知っているだけという投手もいたけれど、超一流は超一流を知る…さすが江夏、眼の付けどころが素人とは違うし、どこがどう優れているのか描写も適格だ。長嶋茂雄に憧れた江夏、江夏が憧れた甲子園のヒーロー松坂大輔…読み応えのある本だった。
    (A)

    0
    2021年02月05日
  • エースの資格

    Posted by ブクログ

    ピッチャーの心理をわかりやすく解説された名著だと思う。
    歴代の活躍されたピッチャーと、その中の一握りのエースの違いを、自身の経験も交えて解説されています。

    0
    2012年11月26日
  • 名投手 - 江夏が選ぶ伝説の21人 -

    Posted by ブクログ

    つい先日「強打者」という本のレビューを書きましたが、この「名投手」の方が先に出版されていたものです。

    伝説の21人というサブタイトルが付いていますが、候補者42人が選ばれています。
    何故21人なのかは、野球ファンならわかりますよね。
    一通り評価ポイントを述べて、「おわりに」で21人を選んでいます。

    今回も「私の選ぶ名投手21人」を考えて楽しみました。(現役選手と外国人は除きました)
    勝利数が多い順に、先発投手優先で選んでいます。

    金田正一 米田哲也 小山正明 鈴木啓示 山田久志
    稲尾和久 東尾修  工藤公康 村山実  山本昌
    村田兆治 江夏豊  堀内恒夫 黒田博樹 平松政次
    野茂英雄 杉

    0
    2021年11月05日
  • 燃えよ左腕 江夏豊という人生

    Posted by ブクログ

    江夏豊の自伝。
    江夏といっても、私くらいの年代の人間でなければ、彼の全盛期のすごさを直接は知らないはずだ。1967年に阪神タイガースに入団、その後、南海ホークス・広島カープ・日本ハムファイターズ・西武ライオンズを経て、1984年限りで引退。引退してからでも、既に30年近くが経過している。
    私は広島カープのファンなので、一番印象に残っているのは江夏の広島時代、特に、ノンフィクションの傑作と言われる山際淳二の「江夏の21球」のもとになった、日本シリーズでの投球は忘れられない。実働18年間、206勝193セーブという素晴らしい実績を誇る。私が見たことがあるサウスポーの中では、最高の選手の1人だと思う

    0
    2021年06月07日

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