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いま「エース」と呼べるのはダルビッシュと杉内だけだ。「投手分業制」「飛ばないボール」「球数制限」――ピッチャーを取り巻く環境は確実に変化しつつある。それでもなお、変わってほしくないものがある。エースの資格。チームの勝ち負けを一身に背負う絶対的な存在感。味方をも恐れさせる無言の力。年間20勝、完投翌日の連投も辞さなかった以前にくらべ、「真のエース」はもう生まれないのか? 阪神時代はエース、移籍後はストッパーとして輝かしい記録と記憶を残した伝説の左腕が、いまプロ野球界に厳しくも熱きメッセージを贈る。「もっともっとわがままになれ! 優等生はいらない!」【内容例】澤村が「巨人のエース」と呼ばれる日はそう遠くない/キャッチャーに「わがまま」と言わせたダルビッシュ/松坂が故障から復帰後どう転身していくのか見守りたい/速いだけが「いい真っすぐ」ではない/藤川が抑えで成功したのはめずらしいケース etc.
...続きを読むPosted by ブクログ 2014年11月16日
【速読】江夏といえば論理的であり無骨なところもある&アウトローな人で、本書もその辺の雰囲気がよく出てます。初球外角へのカーブで入る話なんて面白いですしね。江夏が感じている今の野球への物足りなさ、つまり真のエースの不在というのは、突き詰めれば日本野球のエンタメ的な側面の欠如かもしれません。吉田義男が8...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月16日
「投手分業制」「飛ばないボール」「球数制限」―ピッチャーを取り巻く環境は確実に変化しつつある。それでもなお、変わってほしくないものがある。エースの資格。チームの勝ち負けを一身に背負う絶対的な存在感。味方をも恐れさせる無言の力。年間20勝、完投翌日の連投も辞さなかった以前にくらべ、「真のエース」はもう...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月17日
江夏さんならではの視点が出ている個所は、やはり面白い。
たとえば、ダルビッシュがすごい所以、二死一塁の場面でシングルヒットが出たときに、三塁のベースカバーに行っているところなど。
抑えの投手には変人が多いこと、江夏の興味を持っている選手は西武の牧田というところも良し。
ただ、もっと現役選手についての...続きを読む
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