死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

1,799円 (税込)

8pt

2011年3月11日、福島第一原発事故。暴走する原子炉。それは現場にいた人たちにとって、まさに「死の淵」だった。それは自らの「死の淵」だけではなく、故郷と日本という国の「死の淵」でもあった。このままでは故郷は壊滅し、日本は「三分割」される。使命感と郷土愛に貫かれて壮絶な闘いをつづけた男たちは、なにを思って電源が喪失された暗闇の原発内部へと突入しつづけたのか。また、政府の対応は……。「死」を覚悟しなければならない極限の場面に表れる、人間の弱さと強さ。あの時、何が起き、何を思い、どう闘ったのか。原発事故の真相がついに明らかになる。菅直人、班目春樹、吉田昌郎をはじめとした東電関係者、自衛隊、地元の人間など、70名以上の証言をもとに記した、渾身のノンフィクション。

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  • ドラマ化

    「THE DAYS」

    2023年6月1日~ Netflix
    出演:役所広司、竹野内豊、小日向文世

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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あのとき、あの場所で何が起こっていたのか。
    フクシマ50を見てから読みました。
    当時のことはよく覚えているけれど、あの爆発の元、必死に事態収束のために命をかけていた人がいたことを知らなかった。
    というか、自分自身も平和ボケをしていて、今の日本で、まさか放射線の危険がある中で作業をするまい、という思い

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    門田隆将さん著「死の淵を見た男」
    3.11東日本大震災、福島第一原発が舞台。そこで生死をかけて原発事故を凌いだ東電の社員さん達のノンフィクション。

    当時、14年前になるが自分は東京にいた。
    15時Openの自分の経営する居酒屋の仕込み中で、営業開始前の慌ただしさの最中にあの地震が起きた。東京は大混

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    2011.3.11の日に福島第一原発では何が起こっていたか、詳細な内容が書かれていた。
    震災から10年以上が経ち初めて知る内容であった。

    東電の社員、自衛隊、消防士の方々は命懸けで日本を救ってくれた。いま、日本が、、東北が住める状態なのは、極限の精神状態の中、命懸けで頑張ってくれていた東電の職員や

    0
    2024年11月04日

    Posted by ブクログ

    あのときの現場の人達が何を考えてどう行動したのか
    文字通り命懸けで闘ってくれたことが分かった
    ただただ感謝


    以下メモ

    地震の揺れを感じている時にスクラム(欣喜停止)すると直感をした
    実際に揺れのあとすぐスクラムした
    ちゃんとスクラムして逆に安心した

    地震による停電で電源がなくなってしまった

    0
    2024年08月08日

    Posted by ブクログ

    当時の現場状況がよく分かリました。
    筆者が指摘している慢心、日々の仕事でも教訓としたいと思いました。

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

    こんなことがあったなんて。
    想定外で済ませてしまうけど、原発は一度事故を起こしたら、国が滅ぶかもしれない。
    こんなのはやめなくてはいけない。

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    フォローしてる方のお勧めで。Netflixでもやってるドラマの原作。
    ただ、ここに描かれてるのは事実、とてつもなく重い事実と言う事で読み進めるのが怖くなる程。
    放射能との戦いだけでなく、無策な政府、東電の幹部、、、命を賭して福島を守った男達に感謝。

    0
    2023年11月28日

    Posted by ブクログ

    とても小説に入り込んで、引き込まれて読みました。特に最終部分の原発にて津波で亡くなられたご家族のお話には涙が出ました。門田さんは本当によく取材されてれいると思う。あの時福島原発で何が起きていたか。必死で原発を守った方々の勇姿が描かれている。
    それにしても、政府の対応は良くなかっただろう。

    0
    2023年04月28日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災後に起こった大津波によって福島第一原発は危機に直面した。チェルノブイリの10倍の大事故に発展する恐れのあった原子力のメルトダウンを可能な限り事故を最小化しようとした人たちの生死をかけた仕事ぶり。生きているということは、人は何かに生かされていくこと、何かに引き寄せられるように生きていくこと

    0
    2022年09月20日

    Posted by ブクログ

    福島原発事故で、北海道と西日本しか人が住めなくなる事態になるということが、最悪の事態としてあったということをはじめて知った。震災後アメリカが日本はもう終わりだと言ったらしいが宜なるかな。

    当時は東京電力の本社の対応の遅さに不信感を覚えていたけど、現場の社員や協力企業の方々、自衛隊員の方々の決死の対

    0
    2022年08月12日

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日 の詳細情報

  • ドラマ化

    「THE DAYS」

    2023年6月1日~ Netflix
    出演:役所広司、竹野内豊、小日向文世

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