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年間20万組超が離婚する現代――。ある日、子どもたちと会えなくなってしまった父親が急増している。彼らはなぜ子どもに会えなくなったのか? 男たちが歩むそれぞれの人生を、自身も当事者であるライターが描く。別れてから現在までのこの2年半の間にお会いした当事者の方々。彼らの声を集めたのが、この本である。本のタイトルを『わが子に会えない』としたが、今は会えている人、再び会えなくなった人も証言者に含めている。子どもに会えなくなった男たちとはいったいどのような人なのか。別れに至るまでにどのように出会い、子どもをつくり、そして別れたのか。そして別れた後、どんなことを思い、どのような人生を歩んでいるのか。善悪では計りきれない多くの人生、つまりはより多くの視座を伝えることで、“会えない”という現象に可能な限り接近したいと思っている。(本書「プロローグ」より)。『僕の見た「大日本帝国」』、『本で床は抜けるのか』の著者による最新作!
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年06月08日
女性側の『子どもを連れて、逃げました』を読んで、こちらにも興味を抱いて読みました。
こちらの方が読んでいてかなりしんどかったです。
『連れて』の方は、男性の幼稚さが目立つと同時に女性の側にも首をかしげたくなるように感じる言動もあり、そういった意味では性別での偏りをそこまで歪ませずに読めた気がしました...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月14日
近年「痴漢冤罪」の議論が賑やかであるが、「DV冤罪」もまた根深いものがある。
自身も離婚により子の親権を失った著者が、同様に子供を「奪われた」男親へのインタビューをまとめた書。
男親からの証言であり、女性側からの聞き取りはない。それゆえに相当に偏って脚色された部分もあるだろう。ポジショントー...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月26日
離婚で子供を失った18人のエピソード集。
それぞれ問題がない訳ではないが、いずれも子に対する愛情のある父親。
DV防止法が悪い方向に機能しているのと逆に調停や裁判が当事者の期待ほどに機能できていない。掠取はできるが奪回はできないのも根拠不明。民事不介入というが、警察や裁判でのより強制力のある制度が必...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月10日
自分にも関わりのある問題であるため、前のめりで興味が尽きず一気に読み終えた。自分の問題を差し引いたとしてもドラマ性が高く、言葉にするのは気が引けるが凄く面白い。
痴漢冤罪のようにDV冤罪が悪用されており、客観的にDVを判断することなく措置がなされることが大問題だ。そして悪徳弁護士とDVシェルタ...続きを読む
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