子どもを連れて、逃げました。

子どもを連れて、逃げました。

1,870円 (税込)

9pt

3.5

DV、モラハラ、浮気、貧困――
それでも「家族」に希望を見出すために。

16人のシングルマザーたちは
困難な状況をどのように生き抜いたのか。
迫真のルポルタージュ。

「妻は私に別れを告げ、まだ3歳の娘の手を引いて去っていった。
私を父親にしてくれた妻と娘にはもちろん愛情はあった。
ずっと一緒にいるのだと思っていた。けれど、実際、そうはならなかった」

なぜ、彼女たちは「子どもを連れて、逃げ」たのだろうか。
妻子に去られた著者は自らの過去を振り返りながら、
女性たちの声に耳を傾け続ける。
はたしてそれは彼の救済へとつながっているのだろうか。

現代の家族と離婚の姿を立体的に描く。

【子どもを元夫に会わせるのは、別れた後、幸せになるため】

第1章:子どもを連れて家を出た
第2章:会いたくない、会わせたくない
第3章:家庭内別居という地獄……からの解放
第4章:会わせたかった。だけど縁が切れてしまった
第5章:離婚して、シングルになっても私は自由に生きる
第6章:再婚すれば関係も変わる……
第7章:「夫」との別れ、昔と今
第8章:夫婦の別れと父子の別れは別
現代の家族をどう考えるか――専門家にうかがう
男女はなぜもめるのか? しばはし聡子さん(一般社団法人りむすび代表)
仕事を減らしてでも子どもの面倒をみる覚悟はありますか 古賀礼子さん(弁護士)
昭和の頃から行われていた共同養育 円より子さん(政治家・作家)

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子どもを連れて、逃げました。 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年05月31日

    「連れて逃げた」女性へのインタビューがメイン。
    片側の話だけだから実際のところはわからないけど、元夫たちの”幼稚博覧会”のようでちょっとクラクラ。
    反面、女性側にも「?」と思うような行動もちょこちょこあり、一概に「逃げられた側」ばかりが悪いこともないケースもあるよね…という思考には至りました。
    丁寧...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月26日

    『わが子に会えない』に続き、反対に母親側へのインタビューで構成されたルポルタージュ。
    前著の悲惨さに比べて、相手方がダメだというのは共通するも、調停や裁判で理不尽なこともなく、状況がより多様で平和に生きている。タイトルとは印象は少し違う。
    前著の会えない夫とは逆に、父親に合わせたいという言葉も多い。...続きを読む

    0

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