本で床は抜けるのか

本で床は抜けるのか

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

大量の本を抱えて引っ越し、「床抜け」の不安に襲われた著者は、解決策を求めて取材を開始。井上ひさしや草森紳一らの事例を調べ、床が抜けてリフォームした人、蔵書をまとめて電子化や処分した人、私設図書館や書庫を作った人、等々を訪ね歩き、「蔵書と生活」の快適な両立は可能かを探る。愛書家必読のノンフィクション。〈解説〉角幡唯介

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本で床は抜けるのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本を収集していくうちに、本の重さに耐えきれずに、床が抜けてしまうケースがみられる。実際、読書家の著名人のなかには、気がついたら本に囲まれて、本によって生活が翻弄される人がいた。本書は、蔵書、収集、処分、電子化など本に関連するテーマを扱った書籍である。

    0
    2026年07月04日

    Posted by ブクログ

    本で床は抜けるのかということから始まる本の収集保管にまつわるエッセイ、取材記。
    直接的な原因ではないかもしれないが、最後は著者は離婚してしまう始末。

    0
    2022年03月23日

    Posted by ブクログ

    ごく普通のアパートの二階で、大きめの本棚から本が溢れだした時にふとよぎった「床抜けたらどうしよう」。そこから色々調べているうちにこの本に出会った。
    読み始めた瞬間、私の不安はほぼ杞憂となった。あまりにも登場する人々のレベルが違う。蔵書の桁が違うのだ。
    増え続ける本と戦う人々の苦悩と解説でも言われていた"業"。最終的に著者が一番本に人生狂わされてるようでちょっと泣きそうになってしまった。引越し準備の中で絵本レスキューするところなんて正に本読みとしての"業"なのでは。
    この本を読んで自分の床抜けの心配は無くなったが、本との付き合い方に関してはかなり考えさせられた。完全に思わぬ着地点であったが読んで良かったと思う。

    0
    2021年02月26日

    Posted by ブクログ

    生きているはずはないのに、本当は生きていて、明かりの消えた夜中や、昼間に仕事で家を空けている間に、勝手に増殖しているのではないかと疑ってしまうもの。
    それは、本。
    読書家は収集家の一面を持っていることも多く、居住空間にまで本が増殖して侵食してきている、という経験をしている人は多いのではないだろうか。
    勝手に増殖していく紙の本との向き合い方について、著者の西牟田靖が真剣に考えているのがこの本である。
    本で床は抜けるのか?
    ケースにもよるが、どうやら答えはイエスのようだ。
    床抜けの憂き目に合わないために取れる方策は、多くはないことが読んで取れた。
    蔵書が多いなら一階に住むこと。
    上階に住むなら、部屋の中央部には本を置かないこと。
    木造ではなく鉄筋コンクリートの家に住むこと。
    本棚の種類を考えること。
    床抜けはしない、大丈夫と思い込むこと。
    紙の本にこだわるなら、こんなところだろうか。
    床抜けは免れたとしても、地震大国日本、もし大地震が襲ってきたら、そして本棚のある部屋で寝起きしていたら…
    本が一瞬にして凶器となって襲いかかってくることも考慮しなくてはならない。
    それなら電子書籍に乗り換えれば良い、全て解決する。
    だがそう簡単に割り切れないのが、これも読書家の性。
    この本を読んで、みなさんはどんな感想を抱くだろうか。
    そして、自分なりのどんな対策を取るのだろうか。

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

    本好きにとっては切実で恐ろしい話。
    本の置き場をどうするか。分散する、書庫を建てる、電子化する、処分する、寄贈する。
    様々な事例を挙げて、当事者に話を聞き、蔵書と生活の快適な両立を探る。本に埋もれて生きていくのか。
    まさかの怖いオチに戦慄する。

    0
    2024年03月25日

    Posted by ブクログ

    大量の本で床が抜けてしまうのではとの不安から始まり、大量の蔵書を抱えた先人はどう保管してきたのか、持ち主亡き後の蔵書たちの行方は…などなど蔵書問題の取材記。
    結論があるようなまとまった話ではないけれど、事例が色々紹介されて、紙の本派としては興味引かれる内容でした。
    タイトルからたまたま手に取り、ルポ?作品は初めてでしたがなかなか面白かった。
    蔵書だけの問題じゃない気もする著者の大変エピソードも。
    とりあえず我が家レベルでは床抜けの心配はなさそうです。

    0
    2024年01月28日

    Posted by ブクログ

    ここまで来ると本棚に全然収まっていないことも多く、本が溢れた家屋の話がたくさん載っている。ただそれだけではなく、著者の本に執着するゆえの話がとても辛いなと感じたり。
    本好きには耳が痛い話でもあるし、本過ぎでない人もこんな人たちがいるんだと思ってもらえるのではないかなと。

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    子供の頃からの本好きでいつも身近に本を並べていたが、そんな私の小さな夢は部屋4面のかべ上まで作り付けの本棚が好きな本で埋まっている風景だった。
    それがいまは2本の本棚以上に本棚の増架を許してもらえず、それ以上に増えた本は引っ越し用段ボールに10個に詰めてしまい中身を忘れてしまって、それを確認するために重いダンボールを積み替えながら入れ替えをすることの繰り返し。それでも本は増えていくため、むりやり処分する本を選んでBOOKOFFに持ち込んでいる。
    そこで得たお金でまた新古本を購入しているのだから仕方ない。
    広い家を持てない自分と本を読む喜びを理解できない妻を選んだ自分をあわれみながら夢を実現しているひとの書物を読むとジェラシーと何とも言えない悲哀も感じる。
    家族をも巻き込む「蔵書問題」という恐ろしい世界を知った。

    0
    2022年12月31日

    Posted by ブクログ

    文庫本の解説は角幡唯介さん。
    「予期せぬ重たいノンフィクション」との評。
    人生の底が抜けてしまった、本読みの業がここにある。

    0
    2022年09月28日

    Posted by ブクログ

    取材内容が淡々とかかれていた。

    解説での、本というのは読むペースより買うペースの方がはやい、に関しては妙に納得。

    さて、今月も新しい本を手に取ろう

    0
    2021年09月01日

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