岩井秀一郎の作品一覧

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作品一覧

2023/07/21更新

ユーザーレビュー

  • 多田駿伝~「日中和平」を模索し続けた陸軍大将の無念~
     多田駿の名前は参謀次長として聞いたことはあるが、ぞの前後での活躍は見た覚えがなく、どのような人なのか気にはなっていたが知りようがなかった。
     だからこの新鋭の作家によって、まさに伝記が発刊されたのを知り、喜ぶと同時に地味なこの人の伝記におもしろいところはあるのだろうか、と余計な心配もした。
     この...続きを読む
  • 渡辺錠太郎伝 ~二・二六事件で暗殺された「学者将軍」の非戦思想~
    二・二六事件で暗殺された陸軍教育総監渡辺錠太郎。貧しい境遇から士官学校、陸軍屈指の読書家で独自の非戦思想。歴史の狭間に埋もれた人物の実像に迫る傑作評伝。

    本書の主役渡辺錠太郎の二女の名は渡辺和子。あの「置かれた場所で咲きなさい」の筆者。二・二六事件、青年将校の凶弾に父が倒れた時、8歳の娘は正に同じ...続きを読む
  • 渡辺錠太郎伝 ~二・二六事件で暗殺された「学者将軍」の非戦思想~
    「渡辺錠太郎伝:二・二六事件で暗殺された学者将軍の非戦思想」(岩井秀一郎)を読んだ。
    これは力作です。
    見事!
    渡辺の言葉で印象に残ったのが、
    『それから少数の者が実権を掌握して久しきに溺れば必ずその内容が腐敗して来る』(本文より)
    いつの時代においても権力が腐敗していくのは同じか。
  • 渡辺錠太郎伝 ~二・二六事件で暗殺された「学者将軍」の非戦思想~
    渡辺錠太郎は2.26事件で非業の最期を遂げました。学者将軍と言われていた渡辺錠太郎。そんな彼は非戦思想を持っていました。

     そんな渡辺錠太郎と、同じ日に殺害された高橋是清が、もし生き延びていたら、と思います。


     「もしもあの時、父が青年将校たちの手で殺されていなかったら、後年キリスト教の洗礼を...続きを読む
  • 多田駿伝~「日中和平」を模索し続けた陸軍大将の無念~
     対中不拡大派の多田駿氏の評伝。近衛内閣が蒋介石率いる国民政府に対し、相手とせずという声明を出す前、陸海両相、外相を相手に、閣議で交渉継続を訴えた中国通の軍人。
     本書を読むと、対中国については、陸軍と海軍というよりも参謀本部の不拡大派(主に作戦実務を司る二課)に対して、拡大派が陸軍その他ならびに海...続きを読む

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