哲学・宗教・心理作品一覧
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3.0古来、農耕民族として生きてきた日本人には、祖先を敬い、互いを尊重し、助け合うという文化が根付いていた。じつは、そのあり方は、儒教の思想と深く親和してきた。江戸時代の朱子学が倫理道徳を強く押し出したため、とかく、四角四面、堅苦しく受けとめられ、誤解も多い。本書は、儒教を歴史的に繙きながら、家族のあり方や冠婚葬祭、死の迎え方、祖先との向き合い方、老後の備え、お墓や仏壇の継承など、儒教に学び、儒教を生かす、知恵とヒントをやさしく解説する。 【主な内容】家族主義と個人主義/儒教のイメージ/血縁共同体/冠婚葬祭/盆など年中行事/儒教と仏教の相違/死後はどうなるのか/生命の連続/儒教の成り立ち/道徳と法/儒教の徳目/現代人と儒教
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4.0啓蒙主義は、すでに乗り越えられた浅薄な思想なのか。のちの思想家たちから「反省哲学」「過去の思想」という烙印を押されてきたが、はたしてそうか。18世紀啓蒙主義の「明るい鏡」を現代批判の鏡として位置づけ、自らそれとの内面的対決を果たした著者は、批判精神に満ちた鋭い洞察力で、啓蒙主義の思考形式から「美学」の誕生までの諸側面を余すところなく分析し、その統一的結びつきを解明する。哲学者カッシーラーが従来の批判を排し、啓蒙主義思想の再評価を打ち立てた古典的名著。文庫化にあたり全編改訳。上巻は啓蒙主義の思考形式、自然観と自然科学、心理学と認識論、宗教の理念を収録。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 直観が磨かれると、こんなことが起こります! 物事がうまく運びやすくなる ミラクルが起こりやすくなる いつも穏やかでいられるようになる 仕事や勉強がサクサク進むようになる 人間関係が良好になる お金のめぐりがよくなる 財運と運気がアップする 願ったことが叶いやすくなる ……などなど さまざまな「よいこと」が雪だるま式に増えます!! この本は、やすらぎと希望が湧き上がり、奇跡を呼び込むための、さまざまなコトダマとアファメーションが333個、載っています。その言葉を選びながら、直観力を高めていこうというものです。 ライフ・イズ・ビューティフル! 人生は素晴らしい旅路! この宇宙でただ一人の大切な存在―あなたという贈りものを、地球ライフの中で、めいっぱい楽しみ、生ききりましょう。 ※天使のしおりは電子版には付きません。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★神道のことをよくご存じでない方でも、図やイラスト、写真などを交えて神道・神社・祭などを正しく理解できることを目指した入門書です。★★ 神道についての面白いコラムも満載。*本書は、当社ロングセラー「決定版 知れば知るほど面白い!神道の本」(2010年12月発行)をオールカラーにリニューアルして再編集し、書名・判型・価格を変更したものです。 【目次】 【1章】日本神話と神々の系譜 【2章】神社に祀られる神々 【3章】全国展開した神社信仰の分布 【4章】神社の仕組み 【5章】全国の有名な神社 【6章】暮らしの中の神々と神社 【付録】全国の主な神社一覧 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
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5.0この国に生まれたことを、 心から誇りに思える。 日本という国は、いつ始まったのか。 日本の神々は、どこから来たのか。 『古事記』『日本書記』以前に書かれた 古代文献『ホツマツタヱ』―― そこに記されていた天御祖神が、 ついにその姿を現し、真実を語られる。 〇歴史の定説をくつがえす―― 日本文明の始まりは3万年前だった 〇古代神話のツールは宇宙に!? 日本神道の驚くべき秘密とは 〇ホツマ文字やメソポタミア文明の 楔形文字は宇宙語だった 【著作二千五百書目にあたる記念すべき一書!】 ■■ 天御祖神(あめのみおやがみ)の人物紹介 ■■ 『古事記』や『日本書紀』よりも古いとされる古代文献『ホツマツタヱ』に出てくる「祖」に当たる神。幸福の科学では、「イエスが『父』と呼んでいた主と同一霊存在である」と説かれている。
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4.4「女って、何考えてるかわからないよな~」。 これって、どの時代になっても、言われていることではありませんか? 「何時間も電話や喫茶店で話し込む」 「SNSにアップする写真が、外食、カフェラテ、花、空ばかり」 「本当にかわいい子には『かわいい~』とほめない。正直、微妙なコには言う」 「何度言っても『愛してるの?』と質問してくる」 どれも、女の不思議“あるある”ですよね。 でも、これらはまだ序の口。 本当に困るのは、例えば次のようなことではないでしょうか? 「話を聞いて欲しいだけなのか、アドバイスを求めて話しているのかわからない」 「意見を求められたから真面目に答えたのに、不機嫌になる」 「家で守らないといけない『謎のルール』をどんどん設ける」 「いくら家事を手伝っても『ちゃんとやっていない』と妻は怒る」 そんな「周囲(特に夫)を困らせる女」をどうするか? それが本書のテーマです。 「周囲を困らせる女」は、職場、友だちなど、いろんな所に潜んでいます。 ただ、一番関わることが多くて、実際に困らせることが多いのは、妻ではないでしょうか。 本書は「周囲を困らせる女」の取扱説明書ですが、 中でも妻に対する策を中心にしているのが特徴です。 また、単に対策だけではなく、 「なぜ困らせる女はこのような行動に出るのか?」 を大事にしているのも、本書の特徴です。 原因がわかれば、冷静になれるのでストレスがたまることが減りますし、 彼女たちの気持ちに寄り添うこともできますし、 解決策も見えやすくなります。 心療内科であり医学博士でもある、男女の違いを知り尽くした著者が、 医学、心理学、さらには食物学などあらゆるツールから分析しつつ、 原因と解決策を提示します。
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-松陰が教える本物の『孫子』。松下村塾での幻の授業がよみがえる。吉田松陰は長州藩の兵学師範であり、『孫子』は座右の書であった。その松陰が最晩年に松下村塾で講義し、遺したのが『孫子評註』である。この書は、松陰が、江戸期の『孫子』研究を集大成しつつ、欧米列強が迫る時勢もふまえて読み解いたものであり、まさに、生涯を賭けて到達した「本当の主著」といえる。高杉晋作、久坂玄瑞ら松下村塾の教え子たちの維新戦略の淵源も、この『孫子評註』にあった。実は、『孫子』の思想の意味するところは、具体例に当てはめて考えなければ腑に落ちないことも多い。だが、事例の選択を誤れば、まったく見当違いの話にもなりかねない。その点、吉田松陰が真摯に取り組んだ解釈を一つの手がかりとすることで、『孫子』を一段深く理解することができるようになるのである。日本周辺の安全保障の危機がかつてないほどに高まる今、改めて手に取り、学びたい、日本人のための『孫子』研究の決定版。
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-何度も生まれ変わった記憶を持っている著者が、 「この世」にいる人に教えたい10の伝言。 ----------- ある日、明晰夢の中で、私はあの世に行き、 自分のスピリチュアルなガイドと出会った。 たまごの形をした、ちょっと変わったガイドだ。 そのガイドが、私の頭の中にテレパシーでささやいたり、 明晰夢や現実でさまざまな人と私を出会わせたりして、 少しずつ「あの世」と「この世」のことを教えてくれるようになった。 出会った人の中には、地球外生命体のバシャールもいた。 ----「はじめに」より ----------- 人は死にません。 肉体が朽ちるだけで、 あなたの魂は永遠に生き続けています。 「あの世」から「この世」の地球に遊びに来て、 また「あの世」に戻る。 それを繰り返しながら、「この世」で魂を磨きあげていくのです。 本書では、自分の魂の磨き方をお伝えします。
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4.2日本の反原発運動は、毛沢東理論の「誤読」による近代科学批判が大きな転機となった。それが「1968年」を媒介にニューエイジ・サイエンスやエコロジーと結びつき、工作舎や「宝島文化」を背景にしたサブカルチャーの浸透によって次第に大衆的な基盤をもつようになったのである。複雑に交差する反核運動や「原子力の平和利用」などの論点から戦後の思想と運動を俯瞰し、「後退りしながら未来へ進む」道筋を考える。
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4.0・選挙結果は顔つきで予測できる。・赤ちゃんはすでに信頼できる人を知っている。・採用試験に面接は必要ない。・人は自分の部族のメンバーに似た者を信用する。「私たちが読み取っている地図は…私たち自身の中にあり、自らの文化、個人的経験、バイアスによって形作られたものだ。それは他者の顔を読み取るときに出現する。こうした地図の意味はつかみどころがないものであるにもかかわらず、私たちは読まずにいられない。乏しい情報から過大な意味を引き出して顔の価値を作り出しているのは、実は私たち自身なのだ。本書は、いかにして人は世界で一番面白い地図を作り出すかについて語るものである。この地図とは、すなわち顔の地図だ」(プロローグ)。印象の数学的モデルを構築することによって、数々の成果をあげてきた研究者による、顔研究のすべて。
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3.8「僕が本当に言いたいことは、なぜ分かってもらえないのだろう?」 自分の悩みをあり方の謎として捉え、哲学の問題を考える82の対話。 社会問題よりも、自分をとりまく社会の成立に不思議さを感じる学くんの疑問は、いつも友だちや先生には分かってもらえない。自然法則は「今までそうだった」だけなのに、なぜ未来もそうだと分かるの? なぜ僕は今、この世に存在しているの? 学くんの問いに哲おじさんが答えることが、さらなる問いを生む。 「哲学を本気でやれば、君は決して孤独ではない。君は必ず真の友人を見つけることができる。君が君の思考を進めれば進めるほど、隠れていた友人たちが次々と現れてくるはずだ。この世界は、当初そう見えたようには、そう捨てたものでもないということが分かってくるだろう。」(第82話の哲おじさんの言葉から引用抜粋)
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-●初心者に最適な入門ガイド クラウゼヴィッツ『戦争論』は『孫子』と並ぶ戦略論の名著だが、『孫子』が簡にして潔であるのに対し、『戦争論』は大部かつ未完であったため読解が困難であった。多くの人が読破に挑んだが、ほとんどの人は挫折している難攻不落の書の代表だ。では、良いガイドがあったかと問われると、『戦争論』のプロが書いていない、戦争を論じるばかりでクラウゼヴィッツの『戦争論』を解説しない--などの課題が残されていた。 本書は、長年クラウゼヴィッツ研究に携わり、『戦争論(レクラム版)』の翻訳にも参加した日本の第一人者が、もっとも平易に解説する入門。102の項目と10のコラムで『戦争論』の本質を簡潔に示す。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 オールカラーの図解とイラストで 戦略の名著が早わかり! 初心者にも楽しく学べる超入門書 ビジネスや人生、スポーツ、恋愛にも通ずる「負けないため」の戦略とは? ◆勝てなくても、不敗でいることは可能だ ◆戦いの基本は、何より情報格差をつけること ◆やる気や勢いは、人の戦いの必須の要件 ◆横綱相撲と奇襲のコンビで勝つ ◆人や組織は利害で操れる ◆彼我の勢いの波を見極める ◆戦う環境を知り尽くしておく ◆すべての戦略は情報に行き着く ◆流れから一歩引いて流れを操る
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3.0ハーバード大学の超人気教授にして《Newsweek》中国版が選ぶ「最も影響力のある外国人」、マイケル・サンデル。彼の共同体主義は、儒教を始めとする伝統的な中国哲学とどのように共鳴するのか? 気鋭の研究者9名の論考にサンデルが応答する、正義論の新展開。東洋の「正義」の話をしよう。
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5.0あなたのまわりにも存在するスーパー・ナチュラルな力。 2019年2月22日に全国公開された映画「僕の彼女は魔法使い」。 ファンタジーや想像を超えた、魔法の真実が解き明かされた。 話題作はいかにして誕生したのか。 あの世界的文豪ゲーテが、魔法の秘密と映画の見どころを語った。 ☆姿を変えた「現代の魔法」とは ☆「白魔術」と「黒魔術」の違い ☆運命を取りかえる「お振りかえの秘儀」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本書は作品原案の一つを世界的文豪ゲーテから降ろされて、その案がどのように投影されたかを知るための鍵の一つである。 (「まえがき」より) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■■ ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの人物紹介 ■■ 1749~1832年。ドイツの文豪、政治家。フランクフルトの裕福な家に生まれる。 ライプツィヒ大学等で法律を学んだ後、小説『若きウェルテルの悩み』などで一挙に名声を高める。 ドイツ古典主義文学を確立した。代表作に『ファウスト』『ウィルヘルム・マイスター』『西東詩集』などがある。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、 その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
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3.0現代思想を塗り替える思弁的実在論をホワイトヘッドを媒介に論じる名著。メイヤス、ハーマンらを横断しながら哲学の新しい地平の上に「新しい唯物論」を拓く。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人々の進む道を示す教えでありながら、 多くの争いの元凶ともなってきた宗教。 グローバル化と情報化が加速度的に進む現在、信仰をめぐる状況もまた、大きく変わろうとしている――。 ●対談「正統なき異端の時代に」五木寛之×森本あんり ●「日本の『こころ教』とイスラーム『神の法』池内恵 ●「広がりを見せる『信仰なき』宗教」岡本亮輔 ●「『新・人間革命』完結にみる創価学会のゆくえ」佐藤優 ●「宗教ブックガイド2019」渡邊直樹 (敬称略)
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4.0【ご購入の前に】 本電子書籍には、紙版に掲載されている写真は収録しておりません。あらかじめご了承ください。 アメリカ・GHQが日本人から隠し、奪いたかった「日本精神」とは何か? 戦前のベストセラー『日本二千六百年史』が復刻ヒットし、今、注目を集める大川周明だが、本書では横井小楠、石田梅岩、宮本武蔵、織田信長、上杉謙信、上杉鷹山など9人の歴史的偉人を取り上げ、さまざまな面から日本精神を分析。その影響力の大きさから、本書は戦後GHQから発禁処分を受けた。「戦後の終わり」が近づくいま、日本と日本人の本質を再確認するための必読書!
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4.7遺された「獄中手記」5000枚が明かす驚愕の真実――。想像を絶する犯罪を繰り広げ、多くの犠牲者を生んだオウム真理教。若者たちは、いかにこの教団に魅入られ、なぜ事件に走ってしまったのか。教団で見たものとは。そして獄中の絶望と反省の日々の中で辿り着いた境地とは――。本書は、「修行の天才」「神通並びなき者」と呼ばれ、教団の“諜報省長官”を務めた井上嘉浩の48年の生涯を通して、オウム事件の核心に迫った「究極の人間ドラマ」である。なぜ、井上嘉浩なのか――。井上への取材は、オウム事件当時(1995年)にさかのぼる。『週刊新潮』のデスクだった著者に刑事が語った、「いざというときに、井上は殺人から“逃げている”」という言葉から始まったのだ。高校生の頃から瞑想や信仰に熱心だった井上嘉浩は、ふとしたきっかけでオウムに出会い、巧みに洗脳され、はまり込んでいく。だがやがて、教祖・麻原から死に直面するほどの様々な苛烈な扱いを受け、苦悩と葛藤の果てに、遂に犯罪に手を染める……。逮捕後、両親との交流をきっかけに良心を取り戻した井上は、オウム幹部のなかでは最初期に教団から脱会し、裁判では、教祖や教団と対決する。だがその結果、四面楚歌の境涯に置かれることにもなった。井上嘉浩が遺した手記と、膨大な取材から浮かび上がってくるのは、誰もが闇に落ちかねない恐ろしさである。だからこそ、「極限の状況下で、人間としていかに生きるべきか」という問いが眼前に浮かび上がり、心が揺さぶられる。カルトの悲惨な事件を二度と引き起こさないためにもぜひ手に取りたい、人間の心の深奥に迫る傑作ノンフィクション。
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4.3「私の持つすべての力をこの作品に投入した」 原稿用紙約1000枚、著者が全精力を注いだ、過去と現在を大規模に往還する大型論考がついに文庫化!! 宗教改革の知識を欠いて、近代を理解することは出来ない。 なぜなら、宗教改革は近代、民族、国家、ナショナリズムの起源となったからだ。 「この作品は私の著述群の中で特別の意味を持つ。 表題は『宗教改革の物語』で、扱っているのは中世末期のボヘミア(チェコ)の宗教改革者ヤン・フス(1370頃~1415年)である。 ただし、深層においては、私の過去と未来と現在が、すべて盛り込まれた作品だ。 佐藤優という作家が何を考え、何をしようとしているかに関心を持つ読者に是非読んでもらいたい」 時代状況が大きく変化する時こそ、長く頒布されてきた概念・事象がどう生成し、影響力を持つに至ったのかを分析することが、 個人・中間団体・国家それぞれの段階において、事態を打開する糸口を発見することに繋がる。 フスの「教会論」は、長く頒布されてきたものへの問題提起であり、その後、長く頒布されることとなるものとして、近代と現代の連関を見るには最適だ。 私たちは、“愛のリアリティー”を希求し、希求されている存在である。 『宗教改革の物語』が時代の危機を超えるための、読者にとって人生の実用書たる作品になることを願う。
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4.0「将棋×哲学」の知的異種格闘技戦! これは哲学者と棋士という異色顔合わせによる哲学的対話の記録です。 棋士の糸谷哲郎さんは羽生善治さん他を下して竜王獲得、久々の20代タイトル保持者となった方です。 また現役棋士として初めて国立大学へ進学し、大学院ではハイデガー研究で修士学位取得。 当時同じ研究室で議論し合った哲学者の戸谷洋志さんは、ドイツの哲学者ハンス・ヨナスを研究する一方で、 アカデミズムにこもることなく市民とのワークショップ「哲学カフェ」を各地で開催してきました。 例えばいまAI(人工知能)を搭載した将棋ソフトが驚異的な進化を遂げる中、現場の棋士はAIと人間の関係をどう捉えているのでしょうか。 「人間」の自明性が問われる現在、1988年生まれの同世代の二人が勝負論や幸福論などを切り口に、「人間」を巡る様々な問いを考察していきます。 [目次] 1章 勝負論 2章 AIとどう向き合うか 3章 哲学と社会の関係 4章 僕らの幸福とは
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4.3世界で一番有名な禅僧ティク・ナット・ハンがわかりやすく伝える「本当の愛のかたち」。親しみやすいイラストとともに綴られて米国でベストセラーになったマインドフルネスの神髄。
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4.0なぜキリスト教徒は戦争に強いのか? なぜキリスト教圏とそこから派生した世俗国家が覇権を制しているのか? そして、西欧とイスラームの衝突の思想的な原因はどこにあるのか? 本書は、この大きな「なぜ?」に答えを提示している。西欧思想に通じた社会学者とイスラーム学者による、互いの立場に妥協せずに展開されるスリリングな対話からは、紛争の時代を見通す智慧が見えてくる。一神教とその社会、そして戦争の関係を考察する文明論の決定版。【目次】はじめに 橋爪大三郎/第一章 戦争観の違い イスラームvsキリスト教/第二章 ナショナリズムと戦争/第三章 キリスト教徒はなぜ戦争がうまいのか/第四章 ヨーロッパのシステムは普遍的なのか/第五章 核の脅威と国際社会/第六章 イスラームは国際社会と、どのように調和するのか/第七章 破滅的な核戦争を防ぐ智慧を持てるか/おわりに 中田 考
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3.8徹底した当事者取材! 発達障害の認知が広まるなかで増える「グレーゾーン」に迫る 近年、NHKが特集するなど話題になることが多い「大人の発達障害」。 「学生時代は大丈夫だったのに、社会に出たらミスばかりする」 「雑談が苦手で、周りから“空気が読めない人”と言われてしまう」 「衝動的にカッとなったり、一か所にジッとしていられない」 そういった悩みを抱えた人が今、「自分もそうかも?」と専門外来に殺到し、病院によっては数か月待ちという状況すら生まれています。 しかし、発達障害の“傾向”を指摘されながら、正式な“診断”には至らない「グレーゾーン」と呼ばれる人たちが相当数いるのをご存じでしょうか。彼らの多くは「クローズ就労(=会社には隠した状態)」で働き、「家族や友人にもなかなか理解してもらえない」という困難を抱えたまま暮らしています。そして、「自分もそうかも?」と思う人は、かなりの確率でこのグレーゾーンに当てはまる可能性があるのです。 「結局、どんな医者に診てもらったかで発達障害かどうかが決まっちゃう」(当事者談) 今では発達障害に関してさまざまなコンテンツが生まれていますが、グレーゾーン(成人)にフォーカスしたものは、ほぼありませんでした。そこで著者の姫野桂さんは「グレーゾーンを可視化する」という試みを始めます。当事者インタビューや当事者会への参加、精神科医、就労支援団体などへの取材を通じて、グレーゾーンとは何か?なぜこれほどまでに生きづらさを抱えるのか?を解き明かしていきます。 また、本書ではこれまで著者が見聞きした、発達障害の当事者やグレーゾーンの人が実践する「ライフハック」も収録しています。発達障害について知りたい人や、発達障害らしき症状に悩んでいる人にとって、少しでも生活向上のヒントになってくれたらうれしいです。 =============【著者プロフィール】============= 姫野 桂 フリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やウェブなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。猫が好き過ぎて愛玩動物飼養管理士2級を取得。著書に『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス) 特別協力/OMgray(オムグレイ)事務局 軽度の発達障害特性に悩む人の当事者会「ぐれ会! 」や「グレーゾーンのための問題解決シェア会」を運営する。同会が立ち上げたイベントにはこれまで400人以上が参加。代表のオム氏は支援機関などに呼ばれて講演活動も行う
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4.5理想を追って、挫折と漂泊のうちに生きた孔子。中国の偉大な哲人の残した言行は、『論語』として現在も全世界に生き続ける。史実と後世の恣意的粉飾を峻別し、その思想に肉薄する、画期的孔子伝。 367ページ
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-建国と同時にチベット・ウイグルを占領 そして数千万もの人民を虐殺…… 毛沢東――その虚像を打ち砕く。 死してなお拡大する毛沢東の恐るべき影響力。 言論統制、人権弾圧、そして覇権拡大…… 習近平を世界支配へと突き動かす、 “暗黒思想”の正体が明らかに。 現代中国の「建国の正義」を再判定/「アジアは中国のもの」という思想/全世界同時革命の目標と工作/大躍進政策、文化大革命の動機/毛沢東思想が引き起こした大虐殺/いま、国家主席にあるとしたらどんな政策をとるか/死後、どんな世界にいるのか 共産主義がなぜ間違っているか。 それは嫉妬心が集まれば「正義」となり、その「正義」が暴力的手段で支配階級を打ち倒し、結果「全体主義の悪魔」が生まれ、最後には一人一人の国民の生命(いのち)と言論が圧殺される逃げ場のない地獄が、果てしなく広がるからである。 (大川隆法「まえがき」より) ■■ 毛沢東の人物紹介 ■■ 1893~1976。中国の政治家。中国共産党の創立に参加し、日中戦争では抗日戦を指揮した。戦後は、蒋介石の国民党軍を破り、共産党一党独裁の中華人民共和国を建国し、初代国家主席となる。大躍進政策や文化大革命などを推進したが、4、5千万人もの国民が犠牲になったと言われている。
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4.1どれだけの富を得ても、大成功をおさめても、素晴らしい家庭を持ったとしても、自分の心と向き合わない限り、私たちは穏やかに生きられない。 世界的企業のCEO、ウォール街の大物投資家、アラブの王族などが集まるインドの教室――。 そこで学ぶのは、怒り、悲しみ、プライド、恐れ、焦りを消し去り、「美しい心」をつくる方法。 心を理解することから、すべては始まる。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人が長い間に培ってきた叡智を、今、この時代に再発見してみたい! その第一弾が「密教」です。 智の巨人とも称される弘法大師空海とは何者か? 絢爛たる仏や菩薩、恐ろしげな明王や異形の神々が集うマンダラの世界観とは何なのか? 「即身成仏」というキーワードが私たちに教えてくれることとは何だったのか? 知りたいことはたくさんあります。でも、本当に知りたいことはこちらから門を開かなければ明かしてはくれません。 今もっとも刺激的で、奥深く、ときにヤバい「秘密の教え」、密教。 ここには、今を力強く生きていくためのたくさんのヒントが隠されています! <目次> ◎巻頭カラー よみがえる空海のマンダラ ◎門前 門前の小僧、密教を端的に説明してほしいと懇願する ◎第一門 空海を知る ◎第二門 密教を知る 特別講和・宮坂宥洪師(真言宗智山伝法院長、照光寺住職) ◎中庭 門前の小僧、密教の深淵を体感する ◎第三門 密教の現場を知る 祈祷僧・羽田守快師(金翅鳥院住職)に聞く ◎遊行 門前の小僧、日本と密教の関わりを探ろうと旅に出る ◎第四門 仏尊の世界 マンダラの仏尊を総解説
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5.0仏陀にはダイバダッタ、イエスにはユダ……。 新しい宗教が説かれるとき、 必ず暗躍する悪魔の正体とは。 事実のすり替え、嫉妬の合理化、 そして欲望の肯定―― 正しく生きる人びとをかく乱する、 その巧妙な手口を見破る“智慧”を。 本書からは生々しい悪魔の言葉が伝わってくるが、ある意味で、人間としての自己保存欲に全てが起因していることが判る。 だから「諸行無常」「諸法無我」の教えが必要となる。この世は怨憎会苦、愛別離苦の世界であり、肉体は仮の姿で、あの世に持って還れるものは「心」しかない。この世のみに栄えようとする諸欲を捨て、苦しみの炎を吹き消して「涅槃寂静」の平安の世界に入るべきなのである。 (著者「あとがき」より)
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3.095歳、脚下照顧という生き方 頭は明晰に、心は穏やかに当たり前の日常が変わる68の「視点」 かぜと個性 たまにはかぜで寝てみるのもいいものだ。自分の生き方をふりかえられる。かぜは生活の句読点のようなものでもある。テンもマルもない文章は気味が悪い。かぜひきはそんな理屈を考えて、自分を慰める。 それにかぜは個性である。同じかぜでありながら、人によって千差万別。 またなおりかけの気分が実によろしい。弱気を強気にし、悲観的な人間にも希望というものがあると考えさせる。ー本書より 本書は、毎日新聞出版から二〇一〇年三月に刊行された『頭の旅』を改題、加筆修正したものを新書化したものです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かつては未成年の問題だと思われてきた発達障害が、「大人の問題」として急速に認知され始めている。果たして「大人の発達障害」を抱える社会人たちの現状とはどんなものなのか? 本誌は『週刊SPA!(スパ) 』2018年6/26号、2018年10/9・16合併号掲載の記事を電子化したものです。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。購入前にお使いの端末で無料サンプルをお試しください。
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度) 【書籍説明】 統合失調症は百人に一人は罹患する精神の病気であり、決して珍しくはありません。 私自身、統合失調症になり、治療を進め、現在では回復し、それなりに生活できるようになりました。 統合失調症になると、普通の人に比べて無理ができなくなります。 あまりに無理をしてしまうと、嫌な症状に苛まれてしまうのです。 そのため、統合失調症になったら、無理は禁物です。 焦らずじっくりと自分のペースで行きましょう。 ですが、統合失調症になり、焦るあまり、無理をしてしまうかたが多いのもまた事実です。 私自身、病気になりかなり無理をして働こうとし、結果的に全く上手くいきませんでした。 そのような経験から、無理をして頑張ろうとしてしまうかたの気持ちがよくわかります。 ですが、ここは少し足を止めて、ゆっくりと周りを見てみましょう。 今の状態から逃げても決して悪くはないのです。 むしろ、逃げて拓く道もあります。 今回はじっくりと自分のペースで生きるための、私なりの秘訣をご紹介します。 頑張りすぎ? と感じるのであれば、ぜひ参考にしてみてください。 【目次】 統合失調症に無理は厳禁 逃げても道は残っているから安心しよう 統合失調症になり逃げても働けるのか? 嫌な仕事から逃げても大丈夫? WEBライターでも嫌なら逃げられる 逃避してもプラスに考えよう まとめ 逃避のススメ 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。 新潟県出身。 26歳のときに統合失調症を発症し、療養期間に入る。 2年間の療養を終え、28歳のときに就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はフリーランスのWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「芸能系の情報サイト」の記事を執筆。 また、2018年4月よりシナリオライターの仕事を始め、活動の幅を広げている。 書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の28ページ程度) 【書籍説明】 ADHDが本当にたいへんなのは大人になってからです。 特に女性の場合は「そそっかしい」「うっかり者」「おっちょこちょい」でも、目立たず、問題行動に気付かれにくく、大人になるまで自分がADHDだと気付かなかった人もいるかもしれません。 私がそうでした。 今の世の中はADHDの女性にとってまだ生きにくい社会です。 いくら女性が社会進出しているとはいえ、男社会の傾向はまだ根強く、自分らしく生きようと思っても、現実には「女性らしさ」を求められることもあります。 「不器用」「忘れっぽい」「時間にルーズ」「部屋が汚い」となれば、できない女のレッテルを貼られて孤立し、ダメな人間だと思い悩み、精神的にダメージを受けてしまいます。 大人の女性には仕事、結婚、出産、子育てと様々なステージがありますが、人生の途中で悩んでいる人へ、女性当事者の私の経験が少しでもみなさんのライフプランでお役に立てれば幸いです。 【目次】 「女性らしく」や「女子力」を求められる 片付けられない、汚部屋問題 約束を忘れる 時間の読みが甘い 先延ばしのクセが直らない 個人の裁量でできる仕事は向いているかも 何を話しているのかわからなくなる 忘れ物、失くし物が多すぎる 飽きっぽいを長所に 不器用すぎてヒモすらきちんと結べません 嫌われる、友達ができない、友達の作り方がわからない トラブルはいつも毎月の生理前!イライラとの闘い方 自信がない、自己肯定感がない、うつになったらどうする? パートナーは小さいことは気にしない人間に限る 遺伝したらどうする?子どもを作るかどうか考える カミングアウトしたほうがいいのか まとめ 【著者紹介】 小本儀 奈弥子(コモトギナヤコ) 典型的なADHDと学習障害(計算・推論)診断済のアラフォー主婦。 著書「学習障害(LD)で算数・数学ができない子が大人になったらもっとたいへんでした。」
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-円滑で心地よい人間関係のためには、人との物理的な距離も重要なポイント。電車、図書館、学食、男子トイレ、会議室……。さまざまな心理実験と膨大な研究データをもとに、人と人との快適な空間=パーソナル・スペースについて分析し解説した名著。人づき合いのヒントが見えてくる! I パーソナル・スペースの発見 トイレの場所には好みがある/パーソナル・スペースは伸び縮みする/外向的な人は他人に近づきたがる…etc II なわばりのパワー 場所の確保となわばり/好まれる座席と好まれない座席/数の威力/リーダーは席で決まる…etc III 快適に他人とつきあう 距離で測る人間関係/生きている空間と死んだ空間/好きな人のそばにいたい心理…etc IV 子供のパーソナル・スペース 親の空間と子供の空間/母子分離のきざし/大人にふさわしい距離…etc V 人づきあいの秘訣 話しにくい話題は遠くから/ウソは遠くからつく/恐怖、怒り、悲しみの距離…etc VIパーソナル・スペースの異常 他人の接近に過敏な人/逃走距離と臨界距離/人との距離を調整する化粧と衣服…etc VII 生活空間の病 狭さに負けない人間関係/快適な隣人はストレスを減らす/女性は込みあいに肯定的…etc VIII 住空間の病 高密度社会が寿命を縮める/生花を飾る人の気持ち/本当の「スープの冷めない距離」…etc ●渋谷昌三(しぶや・しょうぞう) 1946年、神奈川県生まれ。社会心理学者。文学博士。山梨医科大学(現山梨大学)、目白大学社会学部及び同大学大学院心理学研究科教授を経て、目白大学名誉教授。非言語コミュニケーションをベースにした空間行動学という研究分野を開拓。現代心理学の研究成果をビジネスや人間関係に応用、そのわかりやすい解説に定評がある。一般向けの著書を300冊以上刊行。
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3.0カント哲学の専門家であり、闘う哲学者と言われる著者の日々、ひたすら思考する。 「私が存在するとはいかなることなのか」「善悪とは何であるのか」「私は死後どうなるのか」と自らに問う。 デカルトの「これらの問いをまったく発しない人は稀であろう。では、それにもかかわらず、なぜほとんどの私は思惟する、よって私は存在する」という命題に疑問を持ち、『純粋理性批判』などのカントの著作をもとに答えを見つけようとする。 問い続けることは苦しみだが、それが哲学することだという。 「このすべてを認めた上で、それでも問い続ける人がいる。 その内の多くは、岩のような問いをほんの僅かでも自力で熔解していくことが無性に楽しいからである。 究極的真理には達しなくとも、真理に一ミリメートルでも近づくことが他の何にも換えがたい喜びだからである。」という言葉に、哲学者としての著者の実像がある。
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-神田明神が伝える「神社とおまつり」の基本。 江戸東京の総鎮守として1300年ちかく見守り続ける神田明神。大手町、日本橋、秋葉原といった日本の中心にある官公庁・企業関係をはじめ多くの崇敬者を抱える神田明神。平将門公をご祭神としてお祀りし、徳川家康公が関ヶ原の戦いにおいて戦勝祈願したという歴史をひもときながら、神様とは何か? 祟りとはなにか? という神道の基本的な考え方をはじめ、お札はどうおまつりすればいいのか? 古いお守りはどうすればいいのか? 厄年はどこにお参りにいけばいいのか?不幸があったときはお参りしていいのか? いくつもの神社を1日にお参りしてもいいのか? など神社にまつわる気になることにお答えします。 この作品は『神社のおしえ』の新版です。 2018年12月に境内に文化交流館が新規オープンするのを記念して、本文、カバーイラスト、境内地図等を改訂いたしました。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テレビや雑誌など多数メディアで活躍中、予約殺到の人気セミナーも話題の佐奈由紀子氏が、生年月日に秘められた暗号を6タイプ別に丁寧に解説! 9万人のデータに基づいた究極の統計心理学の実践書です。自分の隠れた「才能」を知り、能力を存分に発揮できるようになり、相手の心理を読み解いて良い人間関係を築けるようになり、“強いメンタル”を手に入れてみませんか。 【購入者特典付き!】 本書の発売を記念し、「あなたの結婚力」を無料鑑定する特設ページをご用意しました! 【著者プロフィール】 佐奈由紀子(さな・ゆきこ) 誕生日研究家。株式会社バースデイサイエンス研究所代表取締役。大学卒業後、大手上場企業、外資系IT企業にて秘書を経験。華々しく活躍する人ほど、コミュニケーションが巧みで、人心掌握術に長けていることに驚愕する。以来、「人」の研究に興味をもち、性格学、態度類型学に深く傾倒。2000年より、バースデイサイエンスを活用した講座を開催し、企業研修や人材コンサルタントとしても活動の場を広げる。講座は「何度受けても毎回新たな発見がある」と評判で、7割以上がリピーターとなっている。毎回通う熱心な受講者も多く、個人の人間関係相談には、1000人以上継続的に支援。 著書に『生年月日の暗号』『誕生日だけで相手の心理が9割読める』(ともにPHP研究所)、『生年月日の秘密』『誕生日の法則』(ともに青春出版社)、『誕生日を知れば、恋は9割うまくいく』(幻冬舎)などがある。
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-がんを前向きに考えれば、違う世界が見える。 今や2人に1人が罹ると言われるがん。かつてのように「不治の病」ではなく、早期発見すれば完全寛解するものも多い。本書は数多あるがん治療体験記だけではなく、いかにがんという病をポジティブに考えていくという趣旨だ。著者は2度のがん闘病を経験した直木賞作家で、自らの体験から得た「哲学」といってもいい。 がんをただ恐れるのではなく、「がんという病を抱えたもう一人の友人を見つけた」と考えて、あらゆることをその「友人」と相談しながらやりたいことができる。そう考えれば「がんは人を成長させる」し、新たな目覚めのチャンスを得たともいえる。 人生喜怒哀楽、いろいろある。その人生を実人生とだけ考えてしまうと愛憎が入り交じったものになるし、苦悩さえ残る。著者にしても良いばかりの人生だけではなく、実の兄が事務所の金や印税を使い込み、借金漬けにされてしまったこともあった。でも、夢だと思えば、苦しみでさえ夢だから、残るのは楽しい夢の感覚しかないという。そう、人生を夢だと思えば何も恐れることはない。諦めるのではない。「がんになった。さあ生きよう!」と前向きに病と闘えばいいのだ。
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4.0
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-誰かに「カチン!」とくることを言われたときや、不快なことをされたとき、怒りにまかせて「それ、やめてほしい」と言いたいけど、言えなくて、悶々としたことはありませんか?そうして我慢して不快感がたまっていきそうな場面で役立てたいのが、「アサーション」です。アサーションとは、1950年代にアメリカで生まれた心理療法や心理的教育の一種であり、日本でもさまざまな場面で活用されています。 「自分も相手も大切にする自己表現」ともいわれ、自分の言いたいことを相手に伝え、それをきっかけに、お互いにより良い関係をつくっていこうとする手法です。 本書ではとくに「自分の怒りをコントロールできない場面」に焦点をあててご紹介していきます。 気づかない間にたまった「イラッ!」「ムカッ!」「モヤモヤ…」といった負の感情から脱け出す、自分も相手も大切にする自己表現「アサーション」の実践書。 <こんな場面で…自分の気持ちを相手にうまく伝えるには>●満員電車で足を踏まれたうえに、無視された。●映画館で隣の人たちがうるさい!●職場で上司から「おい、そこの」と呼ばれた。●楽しみにしてた予定があるのに、残業を強いられた。●友人に貸した服が汚れたまま返ってきた。●事前に聞いていた話と違う… etc.
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3.7
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