焦り・落ち込み・不安がどうでもよくなる 読売新聞「人生案内」の回答者でもあり 45年間で10万人を診た精神科医が教える 「老子」の言葉・いつも人と自分を比べてしまう・つねに「上か下か」というジャッジをするのが習慣になっている・自分は損ばかりしている、と思っている そんなことで日々モヤモヤしている方は、今すぐ、老子のことを知ってください。
Posted by ブクログ 2022年05月08日
自分の中では、ここ10ヶ月の中で1位と
言いきれる様な良本に巡り会えたような気持ち。
今の自分に全てがピッタリで、
素直に心に言葉と例えがマッチした。
ずーーーっと、頑張って頑張って、
誰にも負けない、自分にも負けないと、
ひたすらに努力努力努力し続けてきた人生で、
ここに来て、ポキッと折れて、
...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月29日
正しい解釈なのかどうかわからないが、荘子の言葉を借りながら、他人と競争したり比べたりすることなくユルく生きる指針を与えている。他と違うのは必ずしもこれが万能で最高と押し付けていないこと。職業柄これまで数え切れない程の『追い詰められた人』を見てきたのだろう。上り坂の儒家、下り坂の老荘のとおり、心が弱っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月23日
人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉。野村総一郎先生の著書。ついつい人間関係に上下関係や勝ち負けを持ち込んでしまったり、あの人よりは上かも下かも、あのひとには勝ってる負けてると一喜一憂してしまう。人間関係のギクシャクや人間関係トラブルにつながる。でもそれはつまらないことで、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月08日
書かれていることは言ってしまえばどこかで聞いたことがあるような、当たり前の言葉ではある。
だが、人生を常に比較することを考えてしまうようなSNS時代、人生に意味や価値を求める時代にはそういった言葉をつい忘れてしまいそうになる。
気楽に読める本ではあるが、落ち込んだときやメンタルが不安定なときには優し...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月24日
つい比べてしまう思考に陥っていた時に、この本に出会いました。
環境によって、評価や価値はコロコロ変わるものという言葉に救われました。大切なのは他人からの評価ではないなと。自分自身がどう行動するかが重要だと心に刻みました。
『何も返ってこなくても、気持ちや行為自体が素敵なこと』
『「尽くしてあげ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月05日
孔子が「どんどん向上しましょう」と上向きな思想に対し、老子は「降りていく人生のススメ」ではないだろうか。その二つの相反する考えには優劣はないと著者は「ジャッジフリー」というキーワードにして伝えている。
「比べる」という行為は生きづらさを生む原因になる。学歴、容姿、収入、能力… 比べたくなるのは人間ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月26日
野村先生の語り口調と老子の内容がここまでフィットするとはオドロキです。老子の言葉でありながら野村先生ご自身の言葉であるかのような感覚に陥ってしまいます。
老子の言葉、そして野村先生の言葉に「こんな考え方もあるのだな」と気づかされるとともに、力まず、肩ひじ張らず、強がらず、ただただ”あるがまま”の自分...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月07日
通信技術の発達やSNSなどの影響により、現代人の私たちは、いつもどこかで他人と比べてしまい、勝ち負けや優劣、幸不幸などといった他人と自分の関係性に悩み、不安を感じている。
こういった悩みに対して有効だというのが、古代中国の思想家、老子(ろうし)のジャッジフリーの考えだとこの本で紹介されている。
ジ...続きを読む