長沼睦雄の一覧
「長沼睦雄」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!
-
作者をフォローする
- フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
ユーザーレビュー
-
自分がHSPだと思うなら、呼んでみる価値は十分ある!具体的な事例を上げて説明してくれるからわかりやすい。自分がHSPであることを責めることなく、あなたはあなたのままでいいんだよ!と言われている気分になれる名著!
Posted by ブクログ
-
本に書いてあるほど、簡単には解決しないとは思うけれど、これからの自分に希望が持てる本でした。発達性トラウマついて、もっと知りたくなりました。
Posted by ブクログ
-
10代の時に起こりやすい心の悩みや諸症状などを、優しく解説しており、よい1冊だと思います。
引きこもりや、不登校などの悩みを、無理やり解決したり、悩んでいる理由をしつこく詮索したりしないように、悩んでいるお子さんの目線で寄り添っている様子が伝わってきました。
敏感に物事を感じる「超敏感気質(HS
...続きを読むP)」が5人に1人ぐらいいるという話は、驚きました。私も、急な予定変更に戸惑うなど、「HSP」に当てはまるところは少しありました。意外にそういう悩みを抱えている人は結構いるんですね...。
このような本やインターネットで、十人十色な、様々な人を知り、同じ悩みを抱えている人は1人じゃないということを知る事が大事ですね。
Posted by ブクログ
-
私自身、HSPを患っています。すごく小さな幸せが一日のうちに一回でも訪れれば、その日はすごく気分良く過ごせます。逆に、すごく小さな悪い事が一日のうちに一回でも訪れれば、その日はすごく気分悪く過ごしてしまいます。小さな音でもびっくりしてしまう、傷つきやすいなど、いいことはあまりないように感じています。
...続きを読むでも、この本を読んでから、「これは生まれ持った性格だから、しっかり付き合っていこう」と思えるようになりました。
Posted by ブクログ
-
HSPに関するネットコラムを読んで、この著者を知った。
自分はHSPなんだろうなあと思っていて、それに関する書籍を読んだこともあったけれど、なんか腑に落ちなかった。
日々子育てをしている中でとんでもなく辛い時がある。
子供の泣き声とか、喧嘩する声とか、大きな声、高い声に対してある閾値を超える
...続きを読むと泣き叫びたくなるくらい辛くなる時がある。
トイレに鍵をかけて篭るか、寝室にバリケードを作って一人になって布団にくるまることでどうにか対処していて。最近では耳栓買おうと思っていて。
子供の甲高い声や泣き声を不快に感じる人は一定数いると思うのだけれど、自分が敏感すぎるのではないか、これがHSPだからなのかを知りたかった。
HSPの人がどうやって子育てをしているのか知りたくてネットサーフィンをしていたところ、上記のコラムと出会う。
そして、著書を早速読んでビックリ。納得できることしかない。
今まで読んだことのあった本はなんだったのだというくらい。
HSPの解剖書であり、取扱説明書であり、対処法のレシピ集なのだ。
共感しかない。
と同時に、また改めて自分のことを知れた気がする。
10代の頃は、"他人から見える自分"ということをいつも考えていたような気がする。
"いつも明るくて元気な私"でいたくて、周りにはそのように振るっていた。
常に明るくテンション高く、笑顔で、ネガティブなことは言わないように。
自分の本当の気持ち、というよりは他者を優先していたんでしょう。
その頃は自分の心に生じる微妙な違和感に、少しだけ気がついていたような気がしたけれど、蓋をする事が出来た。
20代、少しずつ社会が解り始め、なんとなく心もスレ始めて、大学に入ってからは友達が全く出来なくて、いつも校内を一人で歩いていた。他人から一人って思われるのが嫌で誰もいない教室を探したり、辛くなったらピアノを弾きに行ったり、常に音楽を聴いて外界を遮断していた。
授業は最低限の出席で。でもそれでも頑張れたのは、自分自身に対するプライド。出来ない(留年や退学)に負けたくないって思ったからなのかな。
アルバイトでは自分の真面目さが評価されて、自分の居場所があると思えた。やるべき仕事をきちんとしていれば、自分というアイデンティティが保てた。
自分のしたことで誰かが喜んでくれるのもとても嬉しかった。自分は仕事が好きなのだと思っていた。早く社会人になりたかった。
大学を卒業してから社会人になってビックリした。
まず、朝早く起きれない。辛い。自分のタイミングで睡眠がコントロール出来ない。
そして、朝から晩まで職場に拘束され、自宅には実質寝に帰るようなもの。
目を閉じたらまた朝が来てしまう。
金曜日の夕方が一番元気で、日曜日の夜はとんでもなく憂鬱になった。
1日8時間(プラスα)週に5日も働くことが苦痛で苦痛で仕方がなかった。
お昼は一人になりたくて近くの自宅に帰ろうとすると同僚に一緒に食べようと言われ、そのわりに相手は自由に携帯を見たりなんかしていて、しんどくて地獄だった。私は誰かといる時に携帯を見てはいけないと思っていたのだ。
この時間なに、一人になりたい…。。。
雑談が苦手なのだ。
意味のない会話が苦痛で仕方がない。
相手が何に興味があるのかということに関心がないから、質問も浮かばない。
そんな感じでやがて体調を崩し、酒と薬に依存するようになる。
そんな20代。
そして今、30代。
子供が生まれて、子育てに関する本を読み漁るうちにどんどん自分を俯瞰的に、客観的に見れるようになる。
どうして自分がこんなに生き辛いのか。
どうしてこんな風に育って来たのか、生きて来たのか。感じ方をしてしまうのか。
本当はどうしたかったのか、どうされたかったのか。
がんじがらめになった糸を、一本一本ゆっくりと解いていくような。
30年以上生きてきて、ようやく"本当の自分"を解り始めたような気がする。
それは今、夫と子供達という完全に安全な基地の中に居れるからなのだと思う。
(子供達には言葉を選んでるけど)夫に対しては本当に何でも言える。それは夫が何でも聞いてくれるし、何を言ってもフラットに受け止めてくれるから。
私という存在を丸ごと大きな愛で包んでくれてるなといつも感じる。
"健全で安心"を日々一心に感じている。
私は実家にいる頃本当に辛かった。
まるまる自分を肯定された記憶がない。
自分の好き を肯定されたこともない。
母親は特に自分の価値観と違うもの、美的感覚と異なることは容赦なく批判してきた。
羨ましいよね、自分は子供に対して自由に好き嫌いを言えるのに、子供には許さないんだから。
いつでも親の顔色を伺って、機嫌を損ねないように、自分が怒られないようにしてきた。
条件付きの愛情だったなって感じる。
幼少の頃から家を出るまで、良い思い出が本当に無いのだ。
歳を重ねるたび、実家のことを考えるだけで憂鬱になる。数時間実家にいるだけでも心臓がバクバクして、落ち着かなくてとんでもなく緊張してしまう。
辛い。
なるべく穏便に済ませたいから縁を切るとかはしないと思うけど、可能であればもう出来るだけ関わりたくない。
それはきっと、どうして私をこんな風に育てたんだという憎しみと、もっとこんな風に育てて欲しかったという絶対に叶えられない希望に板挟みになってこの感情を上手く昇華させられないからなんでしょうね。
長くなったけど、ここにこうやって書くことでだいぶ心を整理出来るのだ。
この本で面白かったのは、
"HSPは集団で過ごすことそのものに苦痛を感じやすいため、チームで行うスポーツの楽しさが理解できず〜"
というところ。
私は自分がプレイするのは嫌いじゃ無いんだけど、見るのとか、チームでというのがものすごく好きじゃ無いのでかなり腑に落ちました。
中学に入って、"99%の生徒が何かしらの部活に入ってるからどこかに入りなさい"と最初のアナウンスであって。
え、なんでみんな入ってるから自分も入らないといけないの?と思ったのをよーーく覚えてる。
案の定、部活選びに失敗し、中学の時はなんとか運動部に所属してたけど、人間関係で大失敗して、一生運動部なんて入らねーと思った。もちろん友達も出来ないから中学は最高に暗黒期だったな。
小学校の時の友達と離れたくなかったのに、親から強制されて中学受験したのにね。
そう考えると、私やっぱり思春期の頃からもうずっとこれだったんだなって。
そんなことを思いました。
この本に載ってた別のおすすめの本も読んでみるぞー!
Posted by ブクログ
長沼睦雄のレビューをもっと見る