国内小説作品一覧

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  • 春のソナタ
    3.9
    聡明で、魅力的な表情の女性だ――17歳の直樹が年上の早苗に抱いた第一印象である。高校生のバイオリニストの直樹は、音楽を愛しながらも、ピアニストの父と同じ道を進むことをためらう。そんなある時、美貌の早苗に出会った。その時から彼の生活に明らかな変化が起きる。高校生の愛と自立、人生の試練を流麗に描く青春小説。
  • 大博打
    3.8
    無茶苦茶な誘拐事件だった。身代金が金塊二トン(時価32億)。受け渡しはどうするのか、大阪府警は驚愕するが、犯行計画は緻密だった。大阪湾に繋留中の漁船に金塊を積み、オートジャイロをセットしろという。金塊を積み無人の漁船が闇をゆく。だが、奪取寸前、漁船は偶然にもタンカーと衝突炎上してしまう。万事休すと思いきや、犯人の真骨頂はここからだった。大胆不敵な誘拐サスペンス。
  • ゴルゴタ
    3.9
    1巻691円 (税込)
    最強と謳われる陸上自衛官・真田聖人の妻が斬殺された。妊娠六ヵ月、幸せの真っ只中だった。加害少年らに下った判決は、無罪にも等しい保護処分。この国の法律は真田の味方ではなかった。憤怒と虚無を抱え、世間から姿を消した真田は復讐を誓う。男は問う--何が悪で、何が正義なのかを。本物の男が心の底から怒りをあらわにしたその瞬間……残酷で華麗なる殺戮が始まった!
  • 漂泊の牙
    3.6
    【第19回新田次郎文学賞受賞作】雪深い東北の山奥で、主婦が野犬とおぼしき野獣に喰い殺されるという凄惨な事件が起きた。現場付近では、絶滅したはずのオオカミを目撃したという噂が流れる。果たして「犯人」は生きのびたニホンオオカミなのか? やがて、次々と血に飢えた謎の獣による犠牲者が…。愛妻を殺された動物学者・城島の必死の追跡が始まる。獣と人間の壮絶な闘いを描き、第19回新田次郎文学賞を受賞した傑作冒険小説。
  • 疫病神
    4.0
    建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。たび重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の〈相棒〉は、一筋縄でいく男ではなかった――。関西を舞台に、欲望と暴力が蠢く世界を描く、圧倒的長編エンターテインメント!
  • ワイルド・ソウル(上)
    4.5
    1~2巻825円 (税込)
    その地に着いた時から、地獄が始まった――。1961年、日本政府の募集でブラジルに渡った衛藤。だが入植地は密林で、移民らは病で次々と命を落とした。絶望と貧困の長い放浪生活の末、身を立てた衛藤はかつての入植地に戻る。そこには仲間の幼い息子、ケイが一人残されていた。そして現代の東京。ケイと仲間たちは、政府の裏切りへの復讐計画を実行に移す! 歴史の闇を暴く傑作小説。
  • 日蝕・一月物語
    3.8
    錬金術の秘蹟、金色に輝く両性具有者(アンドロギュノス)、崩れゆく中世キリスト教世界を貫く異界の光……。華麗な筆致と壮大な文学的探求で、芥川賞を当時最年少受賞した衝撃のデビュー作「日蝕」。明治三十年の奈良十津川村。蛇毒を逃れ、運命の女に魅入られた青年詩人の胡蝶の夢の如き一瞬を、典雅な文体で描く「一月物語」。閉塞する現代文学を揺るがした二作品を収録し、平成の文学的事件を刻む。
  • 初恋素描帖
    3.6
    一口に片思いと言っても、その想い方はさまざま。十代ならではの不器用なアプローチに胸が熱くなること必至。カップルであってもお互いの気持ちにすれ違いが生じていたり……。読み進めるごとにクラス内の人間関係が見えてくるといった立体的な楽しみ方も。巻末に、20人の想いの方向が見える“恋の相関図”付き。
  • 最後の贈り物
    -
    1巻1,408円 (税込)
    友和は弟を列車事故で喪った。自分のせいで死んだと苦しむ友和を、小料理屋を営む妻は懸命に支える。そんな時、開発計画が持ち上がり、小料理屋は追い立てに遭う。黒幕は最愛の母を自殺に追い込んだ伯父だった。友和は闘うことを決意するが……。家族はついに砕け散ってしまうのか? 注目の劇作家が、絆の意味を問う!
  • 暗号名ブルー
    -
    深夜の相模湾で繰り広げられる銃撃戦。冷静に引き金を絞る秘密諜報員、柊一の暗号名はブルー。不当な品物の密輸や密入国の阻止が彼の任務である。その最中、ターゲットの貨物船から逃げ出した中国人女性は記憶を失っていた。謎の組織に追われる彼女が握る秘密とは!? そして、孤高の諜報員の運命は大きく動き出す。アクションと恋が激しく交錯する海洋サスペンス!
  • 悪夢 童貞 未亡人
    -
    1巻110円 (税込)
    「悪夢」都会で毎日、忙しく働き、満員電車で家の戻り、ただ食べて寝るだけ生活。毎日同じ生活に、ある日凶悪なものがわき上がる。「童貞」ある日童貞を捨てて帰宅すると今までは何か違って見えた。大人への一歩近づいた男の感情。「未亡人」守山千賀子は私を見るといつもくすぐったいような表情をする。いったい好かれているのか嫌われているのか……。政治家の夫に先立たれ10歳も年下の高木を玩具にする。奔放な未亡人の話。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 茜さす(上)
    値引きあり
    5.0
    1~2巻165~275円 (税込)
    直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! お嬢様大学に通う友田なつみは、自らの名前のルーツでもある吉野を訪ねる。 そこで知り合った会社社長の泉のことが気になりながらも、卒論、就職活動と慌ただしく日常が流れていく。 友人の死を乗り越えつつ、なんとか編集に携わる仕事を得るが、他方で大学のゼミで勉強した万葉集の額田王の生き方に魅かれていく……。 【目次】 優雅なる喪服 むらさき 夏の川辺 斜光 鍵 山茶花 白いコート 霧の夜 沈める寺 行く人なしに 街路樹 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 北方定点
    -
    1巻330円 (税込)
    気象技術者として国を挙げての激動の時代を生き抜き、四十余年の勤務を終えて定年退官した主人公が、退官後の余生の生き方を探ろうとして思い立った三陸海岸への旅で、数奇な運命に翻弄されて物故した若き日の旧友にそっくりなイメージの青年と出会い、戦前・戦中・戦後にかけての時勢の推移を振り返る。
  • 真珠夫人
    -
    1巻330円 (税込)
    読みやすい!これならわかるから面白い!日本文学史上最高の美女。たぐいまれな美貌と知性を持つ男爵令嬢。男たちを魅了しても決して体は許さない瑠璃子。金で買われるように恋人と引き裂かれ、親子ほど年の離れた卑しい成り上がりの荘田の後妻として嫁ぐとき美しい少女は復讐の女神となった。恋人の直也のためにあくまでも貞操を守り抜く。果たして瑠璃子の運命は?処女のプライドをかけて世の中と戦う潔さ、男の価値観を覆す、そして惑わされる男たち。汚れなき真珠の心を知った時、感涙に咽ぶ。何度も映画化、ドラマ化された作品。主人公の瑠璃子は柳原白蓮をモデルにしたとされる。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • EAT&LOVE
    3.0
    「食べることは人間の基本。いつでも美味しい、ちゃんとしたものを食べることが、いい人生を作る」。くるくる笑い、はずみ、呼吸し、交流し、シンプルにエネルギーをめぐらせて生きている女たち。彼女たちの「愛」のまわりには色とりどりの「食べ物」たち。何を想いながら、何を食べてきたのか――。食べて、愛して、生きている、女と男の物語。
  • しようよ。
    3.0
    自分がこんなに誰かを求めることがある、ということにとまどっていた。いま、この時間、男が果てるまでの時間が少しでも長く続くのだったら、死んでもいいのに……(「雪ですよ」)。 恋をする女たちは、狂おしいまでの情熱で、何かを求める。「恋」や「セックス」──単純な言葉ではくくりきれないものを求める人間。その悲しさを淡々と描いた恋愛小説集。
  • 女たちの祝祭(パレード)
    -
    重森洋介は、隣接するマンションに住む女子大生の様子を覗き見るのを週末の愉しみにしていた。だが、別の部屋に視線を移すと、そこには見知らぬ男と浮気する妻・真子(まこ)の姿が――。週明けの月曜日、洋介が帰宅すると、その男が平然とした顔で我が家に……(「奇妙な同棲」)。奔放に、大胆に、ときにはもの悲しくも、愛を支えに生きる女性たちを描いた傑作小説集。
  • 惚れたらあかん~大阪ヤクザ、恋愛中!~
    -
    女子大生の小田真夏は、エリートの石橋左京と交際中。そんな彼女の目の前に、ある日突然現れたのは、大阪の超有名ヤクザ・役座一路(やくざかずみち)。「役ちゃんて、すっごいかわいくて純情で、いい人だもん」と、真夏は恋に落ちてしまう。しかし役座は、恐い“極妻”もいて、組同士の抗争に明け暮れる身。「わしに、惚れたら、あかんでぇ」と言うのだが!? 痛快極道ラブストーリー!
  • 恋と男と革命と
    -
    1巻495円 (税込)
    冒険小説の世界に新たな境地を拓いた傑作短編集  ロシア革命勃発の五年後、一九二二年の新生ソ連に密航した革命の闘士・高田平作は、モスクワで美しい人妻ニーナと出会い、激しい恋におちた。折りしも、たずね求めた友人がチタにいることを知った平作は、ニーナと再会を約束してシベリアへ。だが、彼を執拗に追う特務機関員米村憲兵大尉もその情報を得てチタへ向かっていた…。  表題作の他、全5作品の短篇小説を収録した傑作短編集。 ・恋と男と革命と ・野菊の島 ・蛮地の神 ・イルゼの旅 ・東から来た男 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
  • 壮士、荒野を駆ける
    -
    1巻495円 (税込)
    中国大陸を舞台にした壮大なロマンあふれる物語  昭和八年六月、はてしなく広がるゴビ砂漠の中、西域に向かう東干(トンガン)の騎馬武装兵の一隊があった。その中に、妙齢な女性と醜男の兵士という日本人が一組。それが、中国辺境に日本勢力の楔をうち込むために、東干民族を率いる馬長英に嫁ぐ由利とその護衛の佐藤上等兵だった…。  軍の密命を帯びた日本人男女、その苛酷な三月余の旅を雄渾に描いた「東干」など、中国大陸に材をとった、中篇3作品を収録。 ・東干(トンガン) ・大別山日報(ターピエシヤンエルパオ) ・易水 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
  • ぼくの小さな祖国
    -
    1巻495円 (税込)
    日系移民の末裔たちが繰り広げる南米の小国のクーデター  二派の武力抗争が続く南米の貧しい小国。老大統領を補佐するロドリゲス少佐は、国庫の外貨を奪い、大量の武器密輸入で一挙に反対派を壊滅するべく、大博打に出た。忠実につき従う混血のジョン。二人の武器密輸の道案内に立つ乞食(カポクロ)の少女カルメン。三人はともに日系移民の末裔であり、日本に見棄てられた民衆でもあった。彼らが忠誠を誓い手に入れようとする“祖国”とは?  第87回直木賞候補となった、移民史を問う衝撃の長篇作品。また、彼らそれぞれの生きざまと冒険の成り行きが独特な手法で語られ、小説構成上の実験が試みられている。 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
  • 旅人よ ロン・コン〈母の河(メコン)で唄え〉
    -
    1巻495円 (税込)
    東南アジアから南米まで…旅する人たちのロマンを描いた傑作冒険小説  東南アジア旅行中に秘密仲買人に間違えられた深川の師匠・加納清吉郎は、日本語を話すユピンという女にラオス国境へ連れていかれるが、革命が起こり、メコン河を下る演芸船にかくれて危うく窮地を脱する。ユピンを連れて帰国した師匠は四年後、再びラオスを訪れるが、そこには思わぬ陥穽が仕掛けられていた…。(「ロン・コン」)  第85回直木賞候補となった本作は、「父ちゃんバイク」「ロン・コン」など珠玉の短篇が収録された作品集である。 ・ロン・コン〈母の河で唄え〉 ・ロン・コン PARTII〈母の河に眠れ〉 ・父ちゃんバイク ・花を浮かべて ・顫音(トレモロ) ・熱い冬 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
  • 告発者
    値引きあり
    3.7
    権謀術数が渦巻く出世争い。欲望、嫉妬、裏切りが引き起こす情報操作――メガバンクが生み出した「合併」の弊害に悩まされる広報部員・裕也のもとに、写真週刊誌が頭取のスキャンダルを入手したという情報が入る。事実確認に追われる彼が掴んだ驚愕の真相とは?密告者の狙いとは?銀行を知り尽くした著者だからこそ物し得た超リアル企業小説。
  • ろくでなし奮闘~淫邪教団を潰せ!~
    -
    味木法律事務所の調査員・通称“ろくでなし”こと三橋玄章は、テレビプロデューサーの北川から、新興宗教の調査を頼まれた。夜ごと、集団で淫靡な踊りを舞いながら、UFOを呼ぶというのだ。三橋は、偶然知り合った城之内千春がその霊能舞踊の会の会員だと知り、探りを入れる。が、彼女は忽然と消えてしまう。千春の行方は? 教団の真の目的とは!? 痛快悪党小説(ピカレスク・ロマン)!
  • 天使か女か
    -
    「それであたし、今夜はだれと寝るの?」──現在の恋人・杉山と、以前関係のあった今西。福井県東尋坊(とうじんぼう)の夜、則子(のりこ)は二人のうち、どちらを選ぶか迷っていた。(久しぶりだから、今夜は今西さんと楽しんでみたいわ)と思う則子を、杉山は許してくれるのだが……?〈「北国の夜」〉 惑いながらも、禁忌をこえる男と女。人間の葛藤を鮮やかに描きだす富島文学の珠玉集!
  • 魔殺指鬼
    -
    1~3巻550円 (税込)
    「ああああああ、内部(なか)に、私の内部に蛇がああああ」……見よ、みるみる上気する白い女体の表面に次々と隆起が生じていく。指一本で相手を倒し、人間に取り憑いた魔性のものを“揉み出す”整体師二人。中年の男の名は蘭城(らんじょう)。相棒の美青年は猫馬(びょうま)。彼等は京都の資産家、葉月家の虫を揉み出しにかかるが、その背後には強力な妖術使いが!「指殺」を操る新ヒーロー登場!
  • 抗争~ごろつき~
    -
    有栖川組の若頭・砂田が、ヒットマンに狙われた。跡目相続を巡る抗争が勃発したのだ。一方、一度は極道の世界から抜け出したものの、悪の魅力が忘れられず、組に戻った瞳(あきら)と涼の前にまたもや事件が! だが、仲間を目の前で殺されたとき、二人の中で何かが弾けた! 熾烈な報復、リンチ! 二人の運命は? 現代ヤクザ社会に生きる若者をリアルに描く傑作異色長編第2弾!(『ごろつき 2 (抗争)』改題)
  • やすらいまつり
    4.0
    「やすらい花や――」春の京都に響く踊り子たちの掛け声、囃子(はやし)と笛の音。玉村修(たまむらおさむ)はかつて過ごした地にやって来た。決して拭(ぬぐ)えぬ罪の意識を抱えながら。残酷なほどに運命を変えた女に再会するとも知らず……(「やすらいまつり」)。京都の祭りの裏側で激しく燃えさかる欲望の炎。京女の情念と男女の愛憎を、艶やかに優美な筆致で描いた表題作含む6編の官能短編集。
  • 給食のおにいさん 卒業
    4.2
    「自分の店をもつ!」という夢に向かって再び歩き始めた宗は、ホテルでのアルバイトを掛け持ちし大忙し。だが、そんな彼にまたまたトラブルが。栄養士の毛利は、怪我をして病院に。さらには、空気の読めない新入職員の出現で、調理場の雰囲気は最悪に......。給食のおにいさんは、調理場の大ピンチを救うことができるのか。大人気シリーズ第三弾!
  • 最後の一球
    3.8
    自殺未遂をした母親の動機が知りたい--。青年の依頼に、いつになく渋面を浮かべる御手洗潔。やがて原因は悪徳金融業者からの巨額の借金であることが判明し、さすがの御手洗も打つ手がない。だが、奇跡が起った。突然の火事により、債務者を苦しめる書類が灰になったのだ。やがて御手洗は、この奇跡が、偉大な才能を持った1人のスラッガーと、あえなくプロ野球をクビになった凡庸なピッチャーとの友情の賜物だったことを知る。御手洗シリーズ中出色の異色&感動作。
  • 乳と卵
    3.8
    2008年の第138回芥川賞受賞作! 娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取りつかれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。夏の三日間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める。日本文学の風景を一夜にして変えてしまった傑作。
  • 硝煙街道(ガンスモーク・ロード)
    3.0
    北海道から東京へ、美しい女殺し屋・冴子を護送する任務を受けた若いはみ出し警官・外月(とげつ)と老刑事・大迫(おおどまり)。冴子奪取を狙って迫り来る武装やくざたち。そして、女殺し屋の白い肉の魔性! 危機一髪の二人の前に、忽然と現われた謎の“風来坊”とは? ガン・マニアの著者が、アクションと色気の限りを尽くして描く異色の長編力作!
  • スイングアウト・ブラザース
    3.9
    大学卒業から11年、ほぼ同時に彼女に振られた同級生3人組。冴えない彼らは、大学時代のあこがれの先輩・河島美紗子がはじめた男性向けエステティックサロンの第1期特待生になった。腕利き講師たちが用意した数々の課題をクリアして、目指すはずばりモテ男! 見た目だけでなく内面まで磨き上げようと悪戦苦闘の空振り3人組は、女心を動かす男に変身できるのか――
  • ヴァニティ
    3.7
    「こんなはずじゃなかった」との戦いだ――。恋や仕事、そして結婚に精一杯な“彼女”たちが、ふとした瞬間につまずく虚栄。それはいつかの、あるいはこれから出会う、あなたの姿かもしれない。泣きながら、それでも明日に向かう人々を、巧みに描き込んだ色とりどりの物語。アンソロジー等に掲載された貴重な中短編を、特別な装いで一冊にまとめて贈る、極上の傑作集。
  • マンゴスチンの恋人
    3.5
    すべての人に刺さる4つの恋の物語。 幼い頃のトラウマから男子とつきあえず、年上の人妻に恋する女子高生。存在感の薄いチビオタ地味男の身体の悩みを知り、心を寄せていく美少女。援交トラブルを救ってくれた男子クラスメイトの秘密を知ってしまった少女。かつての恋の痛手に苦しみながら、レズビアンであることをカムアウトすべきか悩む生物教師。  十代の後半、人は性への意識が高まり、性自認が確立しはじめる、サナギのような時期。多感な心は揺れ、痛み、傷つきながらも、人を好きにならずにいられないセクシャルマイノリティのそれぞれの恋を描いた、すべての人に刺さる4つの物語。  全国書店員さんはじめ、芸能界やマスコミから絶賛された第12回小学館文庫小説賞受賞作が、待望の電子化。
  • セカンドステージ
    3.6
    二人の子持ちの杏子は、疲れてるママ向けにマッサージと家事代行をする会社を起業した。従業員はお年寄り限定。夫の無理解、姑との確執、アルコール依存など、顧客のママ達にはいろんな悩みがあって、いちいち首を突っ込む老人達に杏子は右往左往。けれど、夫の浮気疑惑、息子の不登校など、自分の家庭にこそ問題が……!? 元気が出る長篇小説。
  • 小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~
    4.5
    新・天ノ川学園高校は卒業式とプロム・パーティーを3日後に控えていた。突如新たなゾディアーツたちが出現し、プロムをぶち壊すと宣言する。さらにその背後には仮面ライダーイカロスと名乗る謎の存在が暗躍していた。弦太朗、賢吾、ユウキ、流星……。仮面ライダー部がふたたび立ち上がった!
  • 小説 侍戦隊シンケンジャー 三度目勝機
    4.3
    この世の破滅を目論む外道衆がアヤカシ修羅を使って一斉攻撃をしかけてくる。300年前から外道衆退治の使命を受け継ぐ、志葉丈瑠率いる侍戦隊シンケンジャーに望みが託された! 国民の多くを未知のウィルスに感染させようとする邪悪な企みに丈瑠たちはどう立ち向かうのか!?
  • 小説 忍風戦隊ハリケンジャー
    3.5
    ハリケンジャーたちの身の回りに起こる不穏な出来事…一見それはバラバラに見えるが、その裏には全宇宙の支配を狙う呪術師ジャガルーダの周到な企みが隠されていた。鷹介、七海、吼太たちハリケンジャーは一甲、一鍬のゴウライジャーと力を合わせて陰謀を阻止することができるのか―!?
  • リタとマッサン
    3.9
    リタは、婚約者を第一次世界大戦で亡くし、医者だった父も喪って、失意のなかにいた。その頃、妹が通うグラスゴー大学の留学生竹鶴政孝と知り合う。日本でウイスキー作りをするため、イギリスまで学びにきた政孝に、驚きながらも惹かれていくリタ。だが、国際結婚を決意した二人は家族の猛反対に遭い……。夢の実現に邁進する夫と、献身的に支え続けた妻。ウイスキー誕生のため生涯を賭けた夫婦愛。
  • JOKER GAME ESCAPE
    3.0
    ◎私立恵比寿中学 鈴木裕乃 映画初主演で映画化!◎さあ、“脱出ゲーム”の始まりです。今度のJOKER GAMEは残酷……。前作を超える、恐怖とサスペンス、そして頭脳戦! 本当の“恐怖のゲーム”は、ここから始まる! ◎日本児童の学力低下を食い止める法案「義務教育延長法」によって、生徒それぞれが命を掛けて行った『ババヌキ』。その死のゲームに敗北を喫した7名の少女たちが「矯正施設」に送られた。そこで待ち受けていたのは、新たな試練、『死の脱出ゲーム』。ジョーカーが仕掛けた数々のトラップをクリアして、彼女たちは悪夢のような死の連鎖から逃れる事は出来るのか?◎全国の高校で実施された「ジョーカーゲーム」により“敗者”となった者たちが集められた『矯正施設』。そこでは、女性指導官・大島由美のもと、7人の女子高生たちが暮らしていた。“矯正施設”という名称とはうらはらにのんびりとした生活を送っていた。弛緩したムードの漂う中、ある日「身体検査」が行われ、注射を打たれる。たちまち眠りに落ちる7人――そして目覚めた彼女たちを待っていたのは……謎の人物からのメッセージ。「さぁ、“脱出ゲーム”の始まりです。部屋には様々なヒントが隠されています。そのヒントを見つけ、皆で協力して解答を見つけ出し、この部屋から脱出してください」各自はヒントを解くためのアイテムをもたされており、共闘しなければ抜け出せない。だが……それぞれの思惑のもと、互いに疑心暗鬼に陥る7人。そして第一の犠牲者が……パニックに陥る残りの6人。果たして彼女たちは全ての謎を解き、生きてここから脱出する事が出来るのか?◎映画『ジョーカーゲーム 脱出』DVD、絶賛発売中!
  • JOKER GAME
    -
    ◎AKB48 北原里英 主演で映画化!◎死を賭けた「ババヌキ」――生き残るのは運じゃない。『リアル鬼ごっこ』『王様ゲーム』を超える、恐怖とサスペンス、そして頭脳戦!◎生き残りたければ、「ババヌキ」をしなさい。日本児童の学力低下を食い止める法案「義務教育延長法」が制定された。義延法では特に、日本の若者の人間力の向上を目指した。若者の優劣は、生命力と交渉力と僅かな運で決まる。選別するシステムの名は「校友カード」――それは、〈ババヌキ〉だった。◎赤沢千夏は県立の進学校に通う高校3年生。文科省の指導により、今日から3年生全員での“合宿”が行われる。合宿初日、担任からクラス全員で“ババヌキ”をすることが発表される。カードは各自10枚。カードの交換の仕方は各自の自由。決められた時間内であれば、校舎内の移動も自由。但し決められた時間には教室に戻っておかなければならない。カード交換により、手持ちにペアカードができたら教師に提出することができる。カードを全部教師に提出するか、「契約システム」を使って他人にカードを引き取ってもらうことができればクリア。カードの中には1枚だけジョーカーが含まれており、最後までジョーカーを持っている者が負け。ゆるい雰囲気ではじまった“ゲーム”だったが、その日の“敗北者”が決まった瞬間、生徒たちはこれが自らの命を賭けた“ババヌキ”であることを知るのだった…。生死を賭けたババヌキに最期まで生き残るのは誰なのか…。◎映画『ジョーカーゲーム』DVD、絶賛発売中!
  • 声を聴かせて
    3.8
    女手一つで娘の奈保子を育てた花江。その奈保子が出産のため里帰りしていた。かつて奈保子には弟がいたが、不慮の事故で亡くなっていた。過去の大きな喪失と、静かに向き合って生きてきた母娘の慟哭を、切なく繊細に描いた表題作。他に、幼稚園で他の子供とうまくやっていけない息子に苛立ち、人間関係に追いつめられていく母の孤独が胸に迫る「ちいさな甲羅」も収録。
  • BONLIN ぼんとリンちゃん
    4.0
    ◎心にいつも“妄想”です。腐女子とオタクの“愛と正義”を、映像界・期待の俊英がみずみずしく描く青春物語!◎暴力をふるう彼氏から友人を救出するのだ!――アニメやゲームが大好きなオタクの幼なじみぼんとリンちゃんは、そう固く決意して一路東京へ向かう! だが、そこで待っていた“真実”とは……。◎『ももいろそらを』で、第24回東京国際映画祭をはじめ国内外の映画祭で高い評価を受け、鮮烈なデビューを飾った小林啓一、初の小説。描くのは、腐女子とオタクの“愛と正義と友情”ちょっと風変わりで、コミカル、けれど誰もが一度は経験する理想と現実の狭間で迷い悩める若者たちの青春物語! 映画では描かれない、救出劇の前日譚をたっぷり盛り込み、ぼんとリンちゃん、そして友人のみゆちゃんの3人の関係を、繊細に鮮烈に描いていく。◎カバーイラストは「おとめ妖怪ざくろ」や『輪るピングドラム』のキャラクター原案で知られる星野リリィ氏の書き下ろし。◎ボーイズラブの同人誌が大好きな女の子“ぼんちゃん”役には、女優、モデルとしてTV、CM、雑紙にと幅広く活躍する佐倉絵麻“ぼんちゃん”を「ねえさん」と慕うオタクの男の子“リンちゃん”役には、『仮面ライダー鎧武』で人気を博し、中島哲也監督最新作『渇き。』にも出演している高杉真宙。◎〈あらすじ〉ここではないどこかの地方都市に住んでいる四谷夏子(通称ぼん)は、16歳と62ヶ月を自称する女子大学生。彼女と友田麟太郎(通称リン)は、ボーイズラブ(BL)やアニメ、ゲームが大好きなオタクのカップルである。二人には斉藤みゆという友人がいる。ある日、みゆちゃんはネットで知り合った彼氏のいる東京へと旅立つ。三者三様、微妙な距離感をたもっていた3人の関係が、みゆちゃんの東京行きから、微妙に変化をしていく。そして、みゆちゃんとの連絡が途絶えた……。“妄想”の世界から飛び出し、“現実”の世界に直面する、彼らの青春の行方はいかに!?◎映画『ぼんとリンちゃん』2014年9月20日より、シネマカリテ新宿、シネ・リーブル梅田ほかにて全国順次公開決定!http://bonlin.jp/
  • 隠蔽指令
    3.3
    1巻733円 (税込)
    「僕はひときわ君を信頼している。うまくやってくれ」メガバンクの頭取の言葉に行員天野の胸は熱くなった。かつてのトップが愛人に行った七億円もの不正融資。「信頼」に応えるべく、天野はその隠蔽に奔走する。やがて介入する闇社会、起こる血の惨劇。家庭さえ崩壊させながら悪戦苦闘した天野が得た、残酷な報いとは? サラリーマンの絶望と再生。みずほ元幹部だからこそ描けた迫真の「銀行」告発小説!
  • 当選請負人 千堂タマキ
    3.6
    本邦初!?の選挙エンタテインメント小説。  就職が決まらず落ち込んでいる阿部まりあは、千堂タマキから誘われて市長選のボランティアをすることになった。タマキは選挙プランナーで、今回無所属で二度目の挑戦になる鈴木眞寿候補からの依頼を受けていた。対立候補は、親子二代で市長を務める現職の辛島一郎。  選挙戦は、投票日までわずか10日間。  タマキは、まこと候補の演説の手の使い方から、演説で何を争点にするか、どこを訴えるのかなど、事細かに指導していく。  そのうちに、経理担当の女性が突然事務所に出てこなくなる。すぐに、彼女の名前で事務所に宅配便が届く。中身はいったい?  また、応援している鈴木まこと候補と同姓同名とほとんど同じ、「鈴木マコト」という第3の候補者が立候補してきた。彼女は、キャバクラ嬢でまこと候補との交際疑惑が!?  さらには、人気の前総理が辛島市長の応援演説にくるという情報が。  次から次へと訪れるピンチの連続に、タマキは巧みな対応で、プラスの方向に持って行く。  選挙の面白さ、難しさ、楽しさを全編を通して描いた、本邦初!?の選挙エンタテインメント小説。
  • 溺れる人魚
    3.4
    ポルトガル・リスボン。ミュンヘン五輪で4つの金メダルを獲得した稀代の女性スウィマーがピストル自殺を遂げた。ほぼ同時刻、2キロ離れた自宅でリスボン大学名誉教授リカルド・コスタが射殺され、2つの命を奪ったのは同じピストルから発射された銃弾だと判明した!? 精神外科手術の恐怖を描いた表題作ほか、ナチの非人道的実験やモンゴル帝国の盛衰が現代にもたらした不思議など、最新科学の成果を盛り込んだ、“21世紀本格”へのプレリュードともいうべき短篇集。
  • 横浜グラフィティ
    -
    横浜が最も輝いていた1967年。 青春を命懸けで駆け抜けた伝説の不良グループがいた。 その名も「ナポレオン党」。 彼らは、午後6時になると海岸通りのマリンタワーの下に集結した。 リーダーがトヨタS800を駆って轟音とともに走り出すと、あっという間に30、40台が後ろにつらなる。 吉田橋から伊勢佐木町のメーンストリート、親不孝通りの裏道を疾走する、あうんのカーレースが始まる。 スマートなファッション、ジャズとロック音楽、ダンスパーティーに女と車。 永遠に刻まれる、若者たちの鮮烈で繊細なひと夏の青春群像劇!
  • 清流の宴
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    今世紀、世界が最も注目する「水」ビジネス。騒動に巻き込まれ心に傷を負った浄水技術研究者・西野俊之は、発作的に失踪、高知に辿り着き、無愛想な老主人・源さんの焼き鳥屋に住み込みで働き始めた。しかし、店に、街に、川に、不審な者たちが現れ始める。彼らの目的は? 源さんが隠している過去とは? 挫折した男に何が出来るのか? 水資源利権の闇に徒手空拳で立ち向かう、人生の苦みを知る大人たちの意地と恋の行方。
  • 未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の
    3.8
    1巻1,881円 (税込)
    第67回野間文芸賞受賞作。2013年2月、突然の高熱と激痛に襲われた作家は膠原病の一種、「混合性結合組織病」と診断される。不治、希少、専門医にも予測が難しいその病状……。劇薬の副作用、周囲からの誤解、深まる孤立感。だが長年苦しんできたこの「持病」ゆえの、生き難さは創作の源だった。それと知らないままに病と「同病二人」で生き、書き続けた半生をここに――。
  • 花色ハツコイ。
    5.0
    「花文川に恋の願いを書いた短冊を流すと、必ず叶う――」そんな伝説が残る、温泉街で育った、里緒、純平、健太。3人はいつも一緒。ずっと続くキラキラした毎日を里緒は信じて疑わなかった。でも、中学生になり、里緒が恋をしたことで3人の関係は変わり始め――。
  • この手がキミに届くまで
    -
    高1の尾崎心春は、弓道部の矢野くんと念願かなって付き合うことに。ミステリアスでつかみどころのない矢野くんとの恋はいつも不安ばかり。その頃から心春の前に不思議な魅力を持った男の人が現れるようになり……。
  • BLACK ROYAL ―邪悪ナ獅子―
    5.0
    大人しくて、ネガティブ思考の胡桃は高校1年生。 ある日、親友に誘われて遊びに行った危険な街、Black Town。 そこで、夜見京市と名乗る、邪悪な眼をした男と出会う。 嫌悪感を抱く胡桃だったけど、「言うことを聞かないと襲わせる」と脅迫される。 悪魔のような京市と、囚われた胡桃。 だが、京市の本当の姿を知り、脅迫からはじまった関係は、やがて――。
  • 闇の魔弾 シックスコイン
    4.3
    攻撃を受け地下に潜った頭領・竜弦は、代行の涼にタイに潜伏している将来の青龍候補を探し出せという命を下す。一方組織の過去を探るために里香は台湾へ飛ぶが……。壮大なスケールで描くアクション巨編!
  • Give up オフコース・ストーリー
    3.5
    1982年6月30日、オフコースは〈解散〉した――。オフコースには数々の伝説と神話があった。オフコースが出演したNHK教育テレビの視聴率が2%アップした。全国ツアーの観客動員数が25万人を越えたetc……。オフコースほど自らを語らなかったグループは珍しい。応募総数52万通という武道館での10日間連続公演を最後に、彼らはファンの前から姿を消した。個々のメンバーの隠された素顔に迫り、〈解散〉の真実を語るファン待望の書。
  • エンドレス・サマー
    4.0
    この本は“タッチ・オブ・グローリー”というタイトルで連載した文章が中心となっている。訳し方が難しい。あの男が、栄光をつかもうとしている。今まさに、勝利に手をかけようとしている。とでも訳せばいいのだろうか。だが、どんな人間にとっても栄光は一瞬のものでしかない。栄光をつかんだと思った瞬間には、それはもはや過去のものとなってしまうからだ。それゆえ、心ある人たちはもがき続けることになる。この本ではそうした輝き続けようとする男達の物語を書いてみた。山際淳司
  • 噂のメロディ・メイカー
    値引きあり
    4.5
    あの〈ラスト・クリスマス〉を作曲したのは日本人だった!?歌手であり、80年代の洋楽研究家としても人気の著者が「日本人ゴーストライター」の噂を徹底追究したルポルタージュ風長編小説。6年をかけてたどり着いた衝撃の真実とは!?
  • めたもる。
    3.6
    たとえば、すれ違いばかりの彼と彼女がいたとする。本当にちょっとしたボタンのかけ違い。でも、きっかけがなくて──。 そんな時、彼/彼女はふと善行をする。弱っている猫にエサをあげたりといった些細なことだ。だが、枕元に神様が立って、何にでもなれるお札をくれるという。え? そんなおとぎ話を信じられない? いやいや、嘘じゃない。実際彼らはお札を手に入れ、それがきっかけとなり二人の関係は変わっていくんだから。 大人のメルヘンをどうぞ。
  • つめたいオゾン
    4.3
    お互いの感覚を共有してしまう奇病を患った脩一と花絵。病を通じて彼らは出会い、やがて惹かれ合っていく。それはどちらの感情だったのか。心の融解を感じながら、二人が辿り着く未来とは。つめたく儚い人々の物語。
  • 罪色の環 ―リジャッジメント―
    4.5
    「あなたたちは裁判員に選ばれました。日給400万である事件の疑似裁判をして下さい」──大学生・音羽奏一もまた裁判員に選ばれた一人。彼は、かつて被疑者となった「首絞めピエロ事件」で無罪になった過去があった。 そんな経歴を持つ彼をはじめとして、音羽のことを先輩と呼ぶ清楚な少女、精悍な顔つきの男、深窓の令嬢、茶髪のイケメン、関西弁の伊達男という六名が識神島と呼ばれるリゾートに集められた。 その目的とは、十九年前に無罪の判決を下された強盗殺人事件の再審判。だが、彼らはこの三日間の裁判で、ある真実と因縁を知ることに……。
  • 144000人の帰還
    -
    1巻385円 (税込)
    西暦2020年秋、世界で144000人が宇宙船で救出され大気圏へ一時避難、再び地球に帰還。未来を予測する衝撃の書。
  • 幸せになる百通りの方法
    3.4
    1巻600円 (税込)
    人生は11勝10敗と心得よ! このムズカシイ時代を、滑稽だけど懸命に生きる人たち――。自己啓発書を読み漁って空回る若きサラリーマン、お見合いパーティーに参加しても動物の行動を観察するように冷静になってしまう三十代女性、リストラされたことを家族に言いだせない二代目ベンチマン……。短篇の名手が描いた、ユーモラスでビターな7つの物語。
  • 教授のお仕事
    3.5
    早稲田大学の名物教授が初めて描くキャンパス情報小説。日本のエジプト学の泰斗としてテレビ等でお馴染みの著者ですが、本業は大学の教授。21世紀の今日、大学のキャンパスでは何が起きているのか。教授たち、学生たちの素顔。事務方の官僚っぷり。モンスターペアレンツの実態や、派閥争いに走る先生たち――。架空の大学を舞台にして最高学府のトホホな舞台裏を描く痛快な小説!
  • 青きを踏む、花曇り、その他の短篇
    無料あり
    3.5
    1巻0~880円 (税込)
    小説家としてだけでなく、女優、映画監督、脚本家など、幅広いジャンルで活躍する唯野未歩子、初めての電子書籍オリジナル小説。 RADWINPS「me me she」、奥田民生「手紙」、松田聖子「制服」、松任谷由実「青いエアメール」、THE BLUE HEARTS「ラブレター」、矢野顕子「ひとつだけ」、くるり「ピアノガール」。せつないヒットソングをモチーフに、ささやかな人生を生きる様々な人たちの「片思い」模様を繊細に綴る連作小説です。 「暴風域」  別れるとき、旬くんとあたしは毎回、嵐のように啼いた。「八回ふられても嫌えない」と彼は泣く。でも、あたしは知っている、これはあたしの片思いだということを。 「冬晴れ」 みつめるだけでいいの。そういったら、「ずっと見守っていてくれ」先生はいった。――はかない片思いの記憶が、四十一歳でひとりのわたしの人生を、あたらしくしてくれる。 「五月闇」 親友は、自分の元妻と結婚しろと僕に言う。大学時代、東京で僕ら三人はともにすごした。確かに僕は彼女が好きだった。でも、彼女と結婚するのは、心底から嫌だ。 「花曇り」 卒業式。レースを縫い込んだ制服を脱ぐあたしは、明日から好きなものを着る。そして、亮くんは、もう二度と会えないひとになる。いまが、はじめての別れだ。 「老婦人の夏」 愛猫・ヒュッテを入院させた帰り、私は思い出している。交通事故で死んだつぐにいちゃま、二十五年を共に生きた不倫の恋人、そして、ヒュッテがやってきた夜のことを。 「窓霜」 妻が亡くなって三ヶ月。義妹が妻の愛犬ルルを返してきた。霜柱の断つ寒い朝、俺とルルはぎこちない散歩に行き、その道すがら、妻のはかない影をたぐり寄せる。 「青きを踏む」 毎年恒例の花見の午後。咲き乱れる桜の下、訪れるはずの友人たちを待つ夫をぼんやりと眺めながら、わたしは、夫にまだいえないでいる、授かった命のことを考える。 「ドッグデイズ」 姪の礼と、お風呂でパフェを食べながら、わたしは猛のことを考える。ふられて一年半も経つのに、からだしか知らないのに、世界でいちばん大好きな猛のことを――。
  • 妄想と錯覚の果て  ―小説現代長編新人賞落選の弁―
    5.0
    1巻880円 (税込)
    いつか必ず願いが叶うと信じ35年もの間1人の男性を待ち続けた一人の女。最後は願いが叶うのか。まさに作品のテーマである純愛そのものであり、読み終えた後、大変清々しい気持ちになれる作品です。
  • 狂墨
    値引きあり
    3.0
    80歳の男が恋したのは、17歳の裸体だった。富も名声も手に入れた書道家が人生の最後に遺そうとしたのは、少女の裸体に描く、一瞬の作品だった。究極の美を求めた男の晩年を描く書き下ろし長編小説。
  • SHELTER/CAGE
    4.0
    先進的な試みが多くなされている民営刑務所。そこへ新たに配属された河合凪は、刑務所の中であたかも自由であるかのように振舞う受刑者・阿久津真哉に奇妙な違和感を覚えていた。ここは檻(CAGE)なのか、避難所(SHELTER)なのか。語られる囚人たちの罪と罰――真実は、管理する者とされる者の境界を、ゆっくり溶かしていく。
  • 寝相
    3.8
    1巻1,584円 (税込)
    人生最後の日々を過ごす老人とその孫娘の静かな同居生活を描く「寝相」。失業中の男、元女番長、なぜか地面を這うようになった小学生が織り成す異色の群像劇「わたしの小春日和」。奇妙な美しさを放つ庭を男女四人の視点で鮮明に描き出す「楽器」(新潮新人賞受賞作)。目を凝らし、耳を澄ませるための三つの物語。瞠目のデビュー作。
  • 黒水熱
    3.5
    1巻1,672円 (税込)
    小説現代長編新人賞受賞第1作。これが女の復讐! マラリアの予防接種で一人息子を亡くしたエリカは、大物政治家の陰謀でマラリアが流行っていることをつきとめる。顔を変え、高級デートクラブ嬢となって男に接近。エリカの復讐劇がはじまった――。前作『ワーホリ任侠伝』からさらにスケールアップした、大型新人の書下ろし長編!
  • 神田川デイズ
    4.0
    世界は自分のために回ってるんじゃない、ことが、じんわりと身に滲みてきた大学時代……それでも、あたしたちは生きてゆく。凹み、泣き、ときに笑い、うっかり恋したりしながら。
  • なぎなた男子!!
    4.0
    「なぎなたをやってみませんか?」 自分に自信がない翔、翔の幼馴染みでグレ気味な孝二、女子に夢中なお調子者の泰誠、寡黙でストイックな拓弥。 屋上で青春を無駄遣いする元剣道部の4人組は、新任教師の草薙から男子なぎなた部の創設を持ちかけられる。 競技人口のほとんどが女子のなぎなた。初めは入部を渋る4人だが、打ち込む物が欲しい、好きな子に良く思われたい、強くなりたい。それぞれの理由を胸に入部を決める。 男子高生達の爽快部活物語。
  • 華族探偵1 避暑地の憂愁
    -
    1~3巻198円 (税込)
    元子爵の有働久爾彦(うどう・くにひこ)は三月十日東京大空襲の日に焼け跡から救った希巳(のぞみ)少年とともに暮らしている。 ある日、占領軍の情報部に所属する従兄弟が有働家を訪れた。機密文書を取り戻すという依頼を受けた久爾彦は希巳とともに真夏の軽井沢へと向かう。そこは占領軍の将校や旧宮家の姫君が毎夜ダンスパーティに興じる夢の世界だった。 占領下の日本を舞台にしたロマンティックサスペンス! 進駐軍の謀略にスパイ、没落華族、大盗賊がうごめくノスタルジックハードボイルドワンダーランドをお楽しみ下さい。 エンターブレイン社ビーズログ文庫の復刊です。
  • レクイエム・影と光の中に
    -
    1巻220円 (税込)
    壮年期を迎えた一人の女性が、親族や隣人の死を通して人生を見つめなおしていく物語です。  題名の『影と光の中に』は、ロマン・ロランの小説『魅せられたる魂(みせられたるたましい)』の中の、 『……彼の部屋の明暗の中に、一々の動作を包む影と光の中にいる。人はもはや彼の顔や、彼の言葉を描く必要はない。 彼はわたしたちの呼吸に混じっている……』からとりました。  彼とは、主人公アンネットが後半生に出会った盟友、ブルノー伯爵のことですが、社会主義運動に身を投じ、消息の絶えた友の死を彼女はこのように予感します。  そして彼が(その死によって)、人々にはもはや心配する必要がなくなった存在であることを理解します。  この小説を通して私の書きたかったこともそこにありました。  不幸にして死というものが避けられなくなったときでも、人生を輝かせて生きることもできるということを、実際にある人々を通して学んだことを、書いてみたいと思いました。  家族をはじめとした人との絆、かかわりも考えてみたかったことの一つですが、死の問題とともに、生きるということを見つめたいと思いこの小説を書きました。
  • 信さん(小学館文庫)
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 福岡・飯塚の炭坑町。私の小学生時代、町で知らないものはいないひとりの悪童がいた。その少年、信さんは、内向的で漫画を読むことが唯一の楽しみだった私を、ある日、いじめから助けてくれた。直後、その場を偶然通りかかった私の母は、誰もが恐れる信さんに微笑みかけた。その日から、信さんと私はいつも一緒だった。昆虫の群れる樹木の在りかから、鉄人28号の似顔絵まで、信さんは様々なことを教えてくれる遊びの天才でもあった。しかし、そんな日々も長くは続かなかった-。人生という名の野っ原を全力で駈けた少年が、いた。心に青く沁みる、名もなき魂の物語。
  • 春雷
    -
    1巻440円 (税込)
    父清四郎が94歳で不慮の事故で死亡。母千代もその2年後にこの世を去った。重度の痴呆症であった母に父清志郎の死を伝えるすべはなかった。夫婦それぞれの骨は、父は本家のカトリック教会の納骨堂に入り、母は代々の墓がある浄土宗のお寺に入ることになった。『父ちゃん死んだら一緒に天国へ行こうね』と生前繰り返し言っていた母であったが…。死して二人は、宇和島と松山、100キロも離れた別々の場所に納骨されることとなった。 残された子供たち5人それぞれの思いと三男構造に伝えられた母からのメッセージ。母の思いは遂げられるのか。 松山、宇和島を舞台背景に、主人公毛利構造の母への思いを、情感あふれる筆致で書き綴る「春雷」書き下ろし。 通常価格400円のところ、今だけキャンペーン価格100円で読むことができます。
  • おがたQ、という女(小学館文庫)
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 あれから長い年月を経た今も、おがたQはひとつの暗い謎である-。「おがたQ」と名乗る主人公の謎の美少女の「おんなの一生」を、文化人の父・小林徳二郎、なすがままの母、そのふたりが子育てを放棄したため実質的な育ての親である沖縄県石垣島在住の神懸かり的な祖母・浦添マツ、そして大学の映画学科の愛すべき超まぬけ男・海野鉄男などくせのある登場人物などに絡めて描き出す。三島由紀夫賞候補作家の原点、地球の自転の音が鳴り響くネガティブ・シンデレラ・ストーリー。
  • ズームーデイズ(小学館文庫)
    3.6
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 妻ある「恋人」カシキとつきあっていた小説家の私は、恋も仕事もうまくいかない日々から抜け出すため、テレビ局で知り合った8歳年下の学生アルバイト、ズームーと暮らし始める。服装やヘアスタイルに細やかに気を配る繊細な心の持ち主であるズームーは、カシキでは得られない大きな安らぎと平穏を私にもたらす。しかしひとたびカシキから電話で呼び出されると、真夜中でもタクシーを飛ばしてすぐに会いに行ってしまう私。新直木賞作家が、辛い恋と安らかな恋の間で、激しく揺れ動く「厄介な私」を描いた甘美で愚かで危険な恋愛小説。
  • 湖畔亭
    5.0
    温泉地の老舗旅館に、ひょっこり現れた初老の小笠さん。悠々自適の湯治客と思ったら、ある日、湯番を買って出た。湯かげんはもとより、料理、笛に新内、なんでもイケて、物腰もやわらかく、にこっと笑えば名推理。難事件をつぎつぎ解決し、人助けに精を出す。そんな「小笠さん」の正体は……? たっぷりのお湯と美味とユーモアで、心の底から温まる連続小説。
  • 夏花
    -
    著者のもっとも多作だった時代の秀作を集めた短編集。鋭い感性と美貌ゆえに奔放に生きた女性が、自ら崩れていく薄幸な宿命を描いた「傍観者」「夏花」。青春の清冽で一途な恋愛を、谷間の自然の中に描いた「伊那の白梅」、「石の面」「かしわんば」「薄氷」「騎手」「失われた時間」「暗い舞踏会」の九編を収録。愛ゆえに数奇な運命をたどる男女を淡々と描いた名作選。
  • 三ノ宮炎上
    -
    “そのころ、わたしは三ノ宮ではいい顔だった”太平洋戦争敗戦直前の神戸・三ノ宮。荒廃して行く人々の間で時代にあらがい、野生の純粋さをもって満たされぬものの中をひたむきに生き抜く、美しい不良少女の姿と、戦災で燃え落ちる街への挽歌を奏でる表題作ほか、女性心理の妖しい美しさをリリカルに描く傑作九篇を収録。
  • 火の燃える海
    -
    海にきらめく不知火のように、燃えて消えていった愛のいたみ。戦前から戦後の14年間にめぐり会い、別れ、おし流されていった石見光二が、かつて有明みよ子の眼の中に見たものは激しい愛情に燃える火ではなかったか。男女の交情と流離を香り高く描く表題作ほか「ある旅行」「訪問者」「盛装」など十篇を収録。
  • 楼門
    -
    出世欲も捨て、名聞とも隔てられた男の孤独、倦怠、憂悶、諦念が、古都の楼門を冴え冴えと照らす白い月に浮かび上がり、凄絶な絵画のように描かれた「楼門」ほか、人生のさりげない側面を淡々とした筆致で描き、垣間見る一瞬に生の真実をとらえた「ある日曜日」「北国の春」など心に沁みる珠玉の十編を収録。
  • 白い牙
    -
    “わたしの憧憬。わたしの夢。わたしの悲願。わたしの生命。……”ガラスの破片のようなきらめきと危うさを持つ沙夷子の愛は、療養中の妻ある学究の徒・康之へはげしく傾斜する。乱脈な父母の生活、大人の愛欲の世界への嫌悪から、純粋で観念的に育ってゆく少女の愛のかたちを、リリックに描いて、幼い愛の終りを予見する。
  • 冬の月
    -
    過ぎ去った日々のきらめく記憶の断片、懐かしき伊豆の海、山……。数十年を経て相見える旧友との交情、ふたたび蘇って来る若き日の情熱。少年の頃の肉親や、新聞記者時代の体験から生まれた、著者のロマネスクな世界を淡く、涼やかに描きだす珠玉集。表題作のほか「土の絵」「ある交友」「明るい海」「海の欠片」「四角な石」など九編を収録。
  • 青葉の旅
    -
    愛別離苦――たまさかの出会いに垣間みる人生の断片、愛の余情を描き、男と女の哀しみとわびしさを浮き上らせる珠玉集。結婚20年を迎えた妻の哀愁にみちたひとり旅を描く表題作のほか「波の音」「良夜」「トランプ占い」「別れの旅」「冬の外套」「一年契約」「春の入り江」「城あと」の八編を収録。
  • シナリオ仁義なき戦い 仁義なき戦い 広島死闘篇  代理戦争  頂上作戦
    値引きあり
    3.3
    昭和22年、復員後ぶらぶらしていた広能昌三(菅原文太)は闇市で暴れる男を射殺、刑務所送りになったことから暴力社会に身を置く。以来20年、血で血を洗う、広島ヤクザ抗争の火蓋が切って落とされた。暗殺、裏切り、復讐、非業の死、力の均衡のみならず、暴力の抒情、男女の愚かしさまでを活写し、戦後日本の現実と人間を描ききったアウトロー映画の傑作。 ※閲覧する環境によっては、収録画像に網がかかったように表示される場合があります。予めご了承ください。
  • アンダンテ・モッツァレラ・チーズ(小学館文庫)
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「エッフェル塔の先端にスカートのお尻を引っかけて宙ぶらりんになったままトランペットを吹いている花嫁さん」など全身不思議な洋ものタトゥーだらけの由果のまわりには、一筋縄ではいかない同じ会社の仲間たちが集まっていた。恋人の博覧強記男・健次、下北沢路上美形弾き語り青年・京一、彼を好きな謎のお金持ち令嬢・千石さん、ハードボイルドで映画おたくな浩一郎と共にみんなでどれだけバカで笑える話ができるかに命をかけて日々を過ごしていた。しかし、タトゥー・フェチの野茂美津夫部長の策略が引き金になって、事態は思わぬ展開を迎えることに。
  • 一九七二年のレイニー・ラウ(小学館文庫)
    3.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 香港でわかれた女性レイニー・ラウに主人公が25年ぶりに再会を果たす表題作をはじめ、借金とりたてに訪れたやくざと主婦の危険な関係を描いた「花におう日曜日」、美しい背中の女性と知り合い、著者自身の小説観まで投影される「ここから遠く離れて」など、静かに心を打つ8篇所収。あなたが出逢えたかもしれない「恋人」たちがきっとここにいる-珠玉の恋愛小説集。
  • 恋するたなだ君(小学館文庫)
    3.7
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 さえない、しつこい、思いこみ激しい。そんな三重苦男たなだ君が、いつものように情けない面持ちで愛車・ろんぽう君を運転しているうち、変な看板を掲げた店ばかりの妙な町にやってきてしまう。冷蔵庫型の噴水のある駅前のロータリー。そこで、目の前をよぎった髪の長い女性・まばさんに一目惚れをしたことから、とんでもない災難に巻き込まれる。巨大な金の布袋像が鎮座する謎の「ホテイホテル」を主な舞台に展開する「不思議の国のアリス」のような、どこか奇妙なのにラブリーな目くるめく想像世界!よしもとばなな氏推薦の奇想天外なラブストーリー。
  • なぜ泣くの
    4.0
    最初の30分は「仕事」、残りの30分は「物語」。見知らぬ男と過ごす1時間。愉楽の波間を漂いながら泣く。「俺の話聞いてくれる?」客は私の胸に顔を埋める。からだから、涙に似た欲望のかたまりがわきだしてくるのはなぜ? ホスピスでのひそやかな逢い引き。からだ中が泣き出す。歌い出す。踊り出す。郊外に建つログハウス風のアパートの各部屋で繰り広げられる恋と官能を連作で描ききる。
  • 神様の贈り物
    4.0
    無表情で無反応。全てに無関心な殺し屋チャンスは、バスジャック事件に遭遇し一躍ヒーローになった。だが、恩人に頭を撃ち抜かれ、死の淵から奇跡的に甦った彼の目に映る世界は、劇的に変化していた。「水は美味しく花は美しい」。脳の障害を取り除かれ「心」を手に入れたチャンスは自分の過去と対峙していく。
  • 実験的経験 Experimental experience
    3.8
    たとえば括弧を空集合にしてみる。」あ、もしかして、先生……「こんなに自由な原稿を読んだことがあるか? 小説であり、小説でない。ミステリィでもエッセィでも詩でもない。創作の可能性を無限に広げる、奇才・森博嗣の新たな境地がここにある。究極の読書体験が味わえる話題作、待望の文庫化!
  • どまんなか(1)(文庫版)
    4.0
    1~3巻671~770円 (税込)
    走りこみも投げこみも禁止。猛特訓よりミーティング重視。そんな超脱力系の大代台高校野球部に入った、快速球投手のレブンこと青居礼文。初めは戸惑うことだらけだったけど、最高の仲間に恵まれて、甲子園も夢じゃなくなってきた! 野球を愛するすべての人たちに捧げたい傑作青春小説。推薦のことば・松井秀喜
  • ラプソディ・イン・ラブ(PHP文芸文庫)
    4.0
    おそらく、これが父の最後の映画。きっと家族で過ごす、最後の時間。俳優たちの台詞は演技か、真実か。――日本映画界を支えてきた名優・笠松市朗は、ろくでなしだった。そのせいで、家族は崩壊した。その笠松の最後の撮影がはじまった。共演者は別れた妻と息子、後妻の息子と彼の恋人、みな、かつて笠松が愛した家族だった。ひとつ屋根の下、それぞれが役者としての矜持を胸に秘め、父でもある笠松とカメラの前に立つ。彼らは「家族を演じる」ことで、再び家族に戻れるのか。虚と実の交錯する物語の幕が開く。連続TVドラマ「東京バンドワゴン―下町大家族物語」の原作者が描く、もうひとつの家族小説。解説:西山繭子。

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  • Dr.ルナの不思議なカルテ
    3.5
    あがり症、重圧(プレッシャー)に弱い、優柔不断……と、誰しも治したい性格の一つや二つはあるもの。当院は、そんなあなたのメンタルの弱い部分、治したい心の癖を治療いたします。ルナ先生のワクチンの効果は絶大ですのよ。えっ!? なら患者が長蛇の列を成すんじゃないかって? そうよねぇ。でも先生のワクチン、確かに効くには効くんだけど……。カランコロン♪ あら、患者さんかしら、失礼しますね。クスリと笑えるちょっぴりビターな連作短篇集。

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  • 水の柩
    3.4
    タイムカプセルに託した未来と、水没した村が封印した過去。時計の針を動かす、彼女の「嘘」。平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに同級生の敦子と言葉を交わすようになる。タイムカプセルの手紙を取り替えたいという彼女の頼みには秘めた真意があった。同じ頃、逸夫は祖母が五十年前にダムの底に沈めた「罪」の真実を知ってしまう。それぞれの「嘘」が、祖母と敦子の過去と未来を繋いでいく。
  • 兄いもうと 子規庵日記
    -
    正岡子規の妹・律は、幼いころ「私は兄さまのお嫁さんになるんよ」が口癖だった。実際、二度結婚し、二度とも離婚して実家に戻る律。やがて、脊椎カリエスを病み、激痛にのたうちまわりながら仕事を続ける子規の闘病生活を、彼女は命を燃やすかのような献身的な看病で支える。壮絶な兄妹愛を描く傑作長編!
  • 哀愁の町に霧が降るのだ(上)
    4.0
    1~2巻946~957円 (税込)
    青春小説の名作、ついに復刊! 「青春」が「絶滅危惧種」になってしまった今の時代だからこそ、読んでほしい。 東京・江戸川区小岩の中川放水路近くにあるアパート「克美荘」。 家賃はべらぼうに安いが、昼でも太陽の光が入ることのない暗く汚い六畳の部屋で、四人の男たちの共同貧乏生活がはじまった――。 アルバイトをしながら市ヶ谷の演劇学校に通う椎名誠、大学生の沢野ひとし、司法試験合格をめざし勉強中の木村晋介、親戚が経営する会社で働くサラリーマンのイサオ。 椎名誠と個性豊かな仲間たちが繰り広げる、大酒と食欲と友情と恋の日々。悲しくもバカバカしく、けれどひたむきな青春の姿を描いた傑作長編。
  • 塀の中の運動会
    3.3
    1巻1,320円 (税込)
    主人公の光岡は妻子ある平凡なサラリーマン。魔がさして使用した「覚醒剤」のおかげで逮捕され、さらに送られた先が「LB刑務所」という「長期・再犯刑務所」。 その中で罪と向き合い、家族を思い、自分の人生をあらためて歩む決意をするまでの群像活劇。刑務所内にいる著者にしか書けない、リアル小説!
  • その名もエスペランサ
    3.5
    1巻1,496円 (税込)
    本郷苑子29歳、黒縁めがね、生マジメ、独り暮らし、日課は通い猫のエサやり。前の職場で受難、三ヶ月ぶりの新たな派遣先は……英文事務のはずが、作業服で部品係とトラブル処理班も兼務、しかもチャラ男に仙人、いびりの鬼がいた。こんなエンジン工場から「希望」は生まれるのか? 大注目『片桐酒店の副業』の新鋭の傑作長篇。

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