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Posted by ブクログ
実は短編集というのは初めて読む本。
作詞などで、何かぐっとくるものを私は感じる大槻ケンヂさんの書いた作品、ということで読ませていただきました。
結論からいうと面白いです。
短い話の中に感動がありバラエティがあり。
感動の後に笑い、というのはよくあることなのに、この本の場合は何か不意打ちのようなものがあります。
ちなみに、題名に「ゴシック&ロリータ」とありますが、別にそれに固執した話ではなく、話に何かしらの形で「ゴシック&ロリータ」が関わってくる、という形です。
どの作品も味があり、下手に「感動するよ!」といわれて読んだものよりかは私は面白いと感じました。
短編集というのは読み返しやすいですし、是非是非一読してほしい本でした。
Posted by ブクログ
はい、大槻さんの作品の中で一番好きな作品です。どのくらい好きかと言うと、ワイルドの童話くらい好きです(笑)。中毒性がすごくて、抜け出せなくなるんですよねぇ大槻ケンヂワールドに。
登場するのはゴシック・ロリータな女の子。ちょっぴりグロテスクなお話もありますが、基本は幻想的、童話みたいな読後感のある温かい世界です(個人の感想)。クスッと笑っていて気を抜いていると「やられた〜」と泣きそうになります。とてもいい意味で情緒不安定。それが大槻さんの描く幻想だと、私は思っています。
また、私の読書傾向はどうやら大槻さんと近いようで、作中の細かいネタにも過敏反応! 思わずニヤニヤしてしまいます。ファッション描写にも敏感! です。
なかんずくお気に入りの作品は『妖精対弓道部』『おっかけ屋さん』『ぼくらのロマン旅行』になります。
「お前は画家になった」
「うん」
「俺だけがダメだった」
「夢だけが人生じゃないんだろ」
「表現意欲を持って生まれた者には夢だけが人生のすべてだ」
「だったら諦めるな」
「うん、俺はやっぱり小説家だ」
「わかってるさ」
(p64『夢だけが人生のすべて』)
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小説・文芸
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