てのひらの闇

てのひらの闇

小説・文芸
784円 (税込)

3pt

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著者の新たな到達点を示す長篇ハードボイルド

20年前に起きたテレビCMの事故が、二人の男の運命を変えた。男は、もう一人の男の死の謎を解くべく孤独な戦いに身を投じる……

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    てのひらの闇
  • タイトルID
    :
    305398
  • ページ数
    :
    464ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年03月13日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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てのひらの闇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    でも

    読んでしまう

    過去を持った堅気がいて
    密かに思いを寄せる美人がいて
    謎解きが進んで
    伏線回収されて
    粋な言葉で埋め尽くされて

    そんなパティーンばっかり
    でも読んでしまう伊織ワールド

    最高!

    #エモい #カッコいい #萌え

    0
    2026年05月16日

    Posted by ブクログ

    いろいろとできる人間ではある。喧嘩もできるし、人を庇う嘘も咄嗟でついたし、アナログとデジタルの一瞬の違いも見分けられた。
    だが、それらを「できる」と思うか「できてしまった」と思うかは人それぞれで、いつの場合でも、本人がどう思っているのかがすべてだと思う。

    だから、てのひらに闇があったってあなたはできることがいろいろあってすごいねなどと他人を評価してはいけないのだろうと思う。
    本人は、いろいろできるかもしれないが自分のてのひらには闇があるのだと思っているかもしれず、そのどちらなのかは簡単に知れないと思うからである。

    そういう探りを入れず、興味もなく、自分がしたいからこうすると行動するのは、関わる人間からすれば邪魔だったり、好ましかったりするが、それもやはり人それぞれだろうと思う。たまたまこの主人公堀江は、少しの人間から気に入られたし、多くの人間から嫌われたようだった。

    自分のしたいことが、相手にとっても歓迎されることだといいなと思いながら行動する。人間は思うことばかりだなと思うが、何も思わないなら人間ではないとも思う。

    0
    2024年02月05日

    Posted by ブクログ

    ー そうだ。考えるのはさきでいい。二十年、サラリーマンをやってきた。いつだって、考えるのがさきだった。考えなければ、生きていけなかった。そうでないときは、身体が動いていた。息つく暇がなかったのだ。疲労のすこしずつ溜まっていく生活が、この環状線みたいにずっとつづいた。沼の底の泥みたいに知らないうちに溜まっていった。それがこの国の企業社会だった。最後に一度くらい、例外があってもいいだろう。この奇妙な状況ではじめて、そのことに気づいたのだった。 ー

    訳ありサラリーマンが巻き込まれるハードボイルド!
    藤原伊織の作品はどれも面白い。
    今回もハラハラしたなぁ〜。

    0
    2019年10月14日

    Posted by ブクログ

    主人公の堀江ははくたびれたアウトローっぽいおっちゃん・・・
    しかし、うだうだしているのに知的でカッコイイ。また、堀江の部下の大原や
    友人の柿島、バーの姉弟、やくざの親分など堀江の周りの人達も魅力的な人ばかりでほれぼれしちゃいます。

    堀江の育った特殊な環境や
    会長の自殺など非現実ぽいんですがストーリーと展開が面白く
    あっという間に読んでしまいました。







    0
    2017年09月20日

    Posted by ブクログ

    「好きな作家」のところに『藤原伊織さんはもう出ないよね』と書いていたけど、文春文庫から「名残り火」が出ててこれに“てのひらの闇2”ってあったので、まずは未読の前作からと、新刊は平積みに戻してこちらを棚から引っ張り出して買って帰る。
    知悉の広告の世界を舞台に、いつもの如く何かを背負いながら生きたいように生きる堀江、そしてまた周りには気の利いた美しい女性の部下と同期で出世競走の先を行きながらそれを笠に着ぬ上司。
    登場人物の類型は変わらねれど、堀江の素性や自殺した会長との過去を小出しにしながら事件の輪郭をたどっていく展開は予想もつかせず、そして見事に収束する。
    借り着の生活の中で過去に封印した筈のものに突き動かされる堀江はちょっと格好良すぎだけど、リストラの嵐吹き荒れるサラリーマン社会の悲哀が荒唐無稽な物語に現実感を与える。

    0
    2020年10月25日

    Posted by ブクログ

    主人公堀江がとにかく痺れる。うまく表現できないが、物語の主人公はこういう器用じゃない男が一番良い。藤原伊織の小説を読むのは、テロリストのパラソルに続き2冊目だが、すっかり虜となってしまった

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    ハードボイルド系。結構複雑なストーリー展開だけどそれぞれのキャラが濃いので引き込まれる。その暴力の描写から主人公がただのサラリーマンじゃないことも明らかになって、あちらこちらの謎が解ける。

    0
    2026年06月22日

    Posted by ブクログ

    主人公は堀江だけど、裏主人公というか惹かれるのは石崎会長。主人公周りの設定なんかはシリウスの道に近しい雰囲気で、ヤクザが深く関わってくるのは蚊トンボを思わせる。ただ蚊トンボより設定がわかりやすい。

    0
    2024年02月14日

    Posted by ブクログ

    面白かった。テロリストのパラソル以来に藤原伊織を読んだ。政治家の佐藤の処遇とCGの理由だけが自分にしっくりこなかった。カッコいい男といい女達が際立つ話だった。

    0
    2022年07月14日

    Posted by ブクログ

    主人公が中年男性でサラリーマンであること、そしてその目線での物語の進行であること が、私が藤原伊織氏を好む大きな理由ですが、本書もまたサラリーマン社会での事件を主人公の目線や思考を丁寧に描きつつ解決へと進めて行く過程がとてもスリリングで引き込まれました。主人公の生い立ちは特異なものですが、そこに起因する思考も丁寧に書いてあるので、その点も含め私のお気に入りの作品です。

    0
    2022年06月11日

てのひらの闇 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    てのひらの闇
  • タイトルID
    :
    305398
  • ページ数
    :
    464ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年03月13日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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