名残り火
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名残り火

作者名 :
733円 (税込)

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作品内容

惜しまれつつ逝った著者、最後の長篇

堀江の無二の友人・柿島が殺された。謎に満ちた死に疑問を持った堀江は調査に乗り出す。病床の著者が最後までこだわった傑作長篇

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    文春文庫
  • ページ数
    464ページ
  • 電子版発売日
    2015年03月13日
  • 紙の本の発売
    2010年06月
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

名残り火 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年11月02日

    ー 承っております、 こちらへ。そういって案内されたテーブルは表面が磨きあげられた黒い大理石で、そこから間接照明でほの明るい周囲に目をやると、一種の感慨が訪れた。

    この国のてっペんにある階層の富を吸収するシステム。それはいかなるかたちでいかに存在すべきか、しかるべき立場の人間の探究心を満足させるに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月12日

    シリーズ化するつもりだったのだろうと思えるラスト。まさかのナミちゃん、登場人物たちのその後が気になります

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    Posted by ブクログ 2017年01月02日

    こんな面白いハードボイルドってあるのだろうか。って言うほど読んでないけど。
    てのひらの闇以上に難解だけど凄く面白かった。

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    Posted by ブクログ 2010年08月03日

     親友の柿島が死んだ――。とおりすがりの若者たちと思わしき連中からの暴行が行き過ぎた結果、意識不明となって入院していた柿島は、一度は助かると思われたにもかかわらず、容態が急変。あっけなく逝ってしまった。その報を受けた主人公・堀江は、警察に煙たがられるのも一向にかまわず、独力で犯人を捜し始める。はじめ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年06月30日

    帯に「藤原伊織、最後の長編小説」とあって、ああ本当に亡くなってしまったのだなと改めて思いました。もっとたくさん書いてほしかった。「人は二度死ぬ、二度目の死は人に忘れられたとき」といいますが、作家は作品が読まれ続ける限り二度目の死を迎えることはないのですね。

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    Posted by ブクログ 2010年06月20日

    藤原伊織氏の作品は主人公が本当にかっこいい。この作品の校正の途中で亡くなったらしく、途中から文章が藤原氏にしては粗い印象を実際に受けた。でも、キャラもストーリーも魅力的で読み始めたら続きが気になって止まらん。大きなトリックがある訳でもないけど、サスペンスとしてオススメです。

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    Posted by ブクログ 2011年07月22日

    ああ、そうか、もう、去る5月17日で3周忌なんだわ、と、平積みにしてある本書を手にとって、しみじみ感慨深げにつぶやいてしまいました。

    巻末のエッセイで、我が逢坂剛が、「いおりんは・・・」「いおりんが・・・」と、共に直木三十五賞をとった同じ大手広告会社繋がりもあって、親しみを込めた愛称で呼んで懐古し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月23日

    先々月に『てのひらの闇』を再読し、続編があると知り大型書店へ。10年前の刊行本だが、無事get。
    話は前作の3年後。主人公堀江の親友柿島が、集団暴行で死んだ。犯人を探すべく、堀江は行動を起こす。
    彼を助力するのは前作と同じく、かつての彼の部下大原真理。
    さらに今作は、三上という「ファンキーなジジイ」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月25日

    手のひらの闇の続編。
    また癖のある魅力的な登場人物が登場。
    大入道みたない三上。なみさんとねー・・・。
    大原さんは、報われるのか報われないのか。何だかやきもきします。
    まだまだシリーズとして読んでみたい作品だったのですが。合掌。

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    Posted by ブクログ 2017年06月11日

    これが最後の長編になるなんて。
    こんなに早く亡くなるなんて思いもしなかった。好きな作家さんの1人で だいたいの作品を読んできたけど どれも良かった。
    ほんとに残念です。
    合掌。

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