ひまわりの祝祭

ひまわりの祝祭

814円 (税込)

4pt

妻が妊娠をかくしたまま自殺した。ショックで隠遁生活を送る秋山に、元上司から奇妙な依頼が来た。「一晩で500万、カジノで負けてくれ。」その日から、妻に似た謎の美女、やくざ、闇社会の大物などが現れ、執拗に付けまわされる。謎を解く鍵は、ゴッホの名画「ひまわり」だった――。直木賞・乱歩賞受賞第1作。名作『テロリストのパラソル』に並ぶ、疾走感溢れる展開と緻密な構成が秀逸なミステリの傑作。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ひまわりの祝祭 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この作家が書く日本語は本当に美しい。タイトルにある「祝祭」の意味は物語のラストで明らかになるが、これぞ藤原伊織というような唯一無二で衝撃的なラストだった。

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    第41回江戸川乱歩賞、第114回直木賞を受賞した『テロリストのパラソル』の著者・藤原伊織の受賞後初作品。
    かつては優秀なデザイナーだった秋山は、妻を亡くして以降仕事もせず変化の乏しい「つるつるのプラスチックみたいに平板な生活」を送っていた。そこへ現れるかつての上司。彼は500万円を一晩で捨てる手助け

    0
    2011年04月12日

    Posted by ブクログ

     七年前、妻が自殺した。自分以外の男の子どもを身ごもったまま。
     妻を失って以来、それまでの事業からいっさい手を引き、めったに外出することもなく、ただひっそりと平板な毎日を生きていた主人公。そこに突然、昔の上司が奇妙な依頼を持ち込む。ある事情から五百万円のカネを処分してしまいたい、手を貸してくれ――

    0
    2009年12月03日

    Posted by ブクログ

    妻の死後、なにもかも捨てたような暮らしをしていた主人公

    かつての同僚が訪ねてきたところから時間が動き出す。

    妻の死の謎
    8枚目のゴッホの「ひまわり」は本当にあったのか

    ミステリとしてが、ちょっと無理やり感はあるけれど
    ハードボイルドとしては登場人物が魅力的。

    0
    2023年08月07日

    Posted by ブクログ

    高校時代からの付き合いの最愛の妻に自殺され、唯一の才能であった絵画やデザインをやめて、銀座の済のボロ家で貯金を食いつぶす秋山。そこへ元上司の村木が「この金を今すぐスってほしい」と500万円を持ち込む。向かった先のカジノで出会った女性から、妻の死についての情報の断片が持ち込まれる。妻はファン・ゴッホの

    0
    2022年06月11日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んだハードボイルド小説。読み始めて早々、序盤から読むのが苦痛で何度も挫折しかけた。読むぞと意気込んでみても1日数ページしか進まない。毎日その数ページを繰り返しやっとのことで中盤を乗り越えた辺りから物語は動き出す。これぞハードボイルド小説。総評としは、面白かったです。

    0
    2022年04月26日

    Posted by ブクログ

    個人的には今一歩のハードボイルドミステリー

    ハードボイルドだからかもしれませんが、会話がくどい。
    さらに、前半では何がなんだかわからない状態で物事が進んでいくのが耐えらず、かなり退屈してしまいます。これ以上続いたら、読むのやめようと思うぐらい..しかし、後半戦はようやく話が盛り上がって、話の全貌が

    0
    2015年10月25日

    Posted by ブクログ

    妻が自殺してからデザインの仕事をやめて隠居状態だった僕は
    かつての上司である村林から五百万をギャンブルですってくれという
    風変わりな頼みを受けた。
    連れて行かれたカジノには村林の顔見知りである老人と
    死んだ妻にそっくりの女がいた。
    女は僕を追って来たので妻のことやなぜそこにいたのか尋ねたが
    彼女は何

    0
    2010年12月18日

    Posted by ブクログ

    気に入った作家さんの作品は古本屋で見つけるととりあえずまとめて買っておく癖があります。そして気が向いたときに読むのですがふと気づいたら同じタイトルが2冊ありました…。しかも同じ日に買ったらしい。アホじゃないか、私。

    それはさておき。
    この方の書く主人公は本当に独特ですね。厭世感に満ちているとい

    0
    2010年10月01日

    Posted by ブクログ

    前作程サクサク読めるわけでも、スリルが味わえるわけでもないのですが、落ちついて読める感じの作品でした。
    主人公の幼稚さがいろいろな人にやたら指摘されてて、若干違和感が・・・
    ラストはえー・・・って感じでした(笑)
    まああのラストも、主人公の幼稚さゆえなのかな。
    世界的な文化遺産なのに・・・
    テロリス

    0
    2010年01月09日

ひまわりの祝祭 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

藤原伊織 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す