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Posted by ブクログ 2013年03月02日
花師にして絵画修復師の佐月恭壱。どちらの職業にも惹かれる。どちらかというと、絵画修復師の佐月がメインだけど、垣間見える花師の仕事ぶりも素晴らしい。そして、やはり登場するのは、冬の狐♪ 北森作品は、登場人物の交差が魅力でもある。本当に惜しい方を失くした。まだ読み切れていないけど、もっともっと読みたかっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月17日
深淵のガランスに続くシリーズ第2弾にして最終巻。
「虚栄の肖像」「葡萄と乳房」「秘画師遺聞」の全三篇を収録。
北森氏の描く主要キャラは本当に魅力的だと思う。
中でも萌えまくりだったのが、佐月恭壱。
絵画修復には危険が付きまとう。
その絵が偽物だった場合、修復したことで、偽物を本物に
仕立て上げてしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月14日
花師&絵画修復師の佐月恭壱シリーズの短編集。今回は恭壱のかつての恋人が深く関わってくる。久しぶりに読んだ大人による大人のためのミステリーという感じ。登場人物たちそれぞれの思惑が絡み合い謎が深まっていく。冬狐堂がよりトラブルを大きくしていくところが好きです。北森作品はどのシリーズも大好きなので、もう読...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月10日
北森鴻が亡くなって、もう半年以上経つのですね。訃報を耳にしたときは本当にショックでした。大好きだった「香菜里屋シリーズ」ももう読めない。そしてこの「佐月恭壱シリーズ」は「旗師・冬狐堂シリーズ」と同じ世界で展開される(ということは「民俗学者・蓮丈那智シリーズ」とも同じということ)、花師と絵画修復師の物...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月27日
花師で絵画修復師の佐月の物語。
*虚栄の肖像
*葡萄と乳房
*秘画師異聞
かつての恋人の出現で、佐月の過去が垣間見えるのだが、それは、彼と彼の父親との確執の物語を示していて…でも、それが語られることはもうない。
北森氏の急逝を悼むばかりだ。
花も、絵も儚い。
佐月は、それらに...続きを読む
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