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夢遊の大地
現代アフリカ文学の最前線を紹介する、新海外文学シリーズ《アフリカ文学の愉楽》第2回配本! 現代アフリカ文学最重要作家、モザンビーク出身のミア・コウトの長篇デビュー作にして映画化もされた代表作がついに登場! 長引く内戦に荒廃した東アフリカ、モザンビーク。 ひとりの老人と、記憶を失った少年が、戦火を逃れ、どこまでも続く道路を歩いている。 焼け焦げたバスの傍らで、彼らは血まみれの死体と殴り書きされた何冊ものノートを見つける。頁に残された男の名はキンヅ。文字の読める少年は老人にノートを読み聞かせはじめ、やがて物語はキンヅの遍歴とパラレルに進んでゆく。 現実とおぼしき老人と少年の世界、夢とも事実ともつかないキンヅの旅と人生。過去と現在が溶け合い、記憶と語りが幻想へと変容する。 果たして夢遊の大地に翻弄されるふたりの行き着く先は……。 その業績に対して、2007年にはアフリカ人としてはじめてラテン連合文学賞を、2013年にはポルトガル語圏でもっとも重要な文学賞のカモンイス賞を、そして2014年にはノーベル文学賞に次ぐ権威があるとされるノイシュタット国際文学賞を受賞。さらに2025年には、ポルトガル語圏の作家としてはじめてPEN/ナボコフ賞国際文学賞を受賞するなど、現在に至るまで精力的に詩・短篇・長篇・評論とさまざまな作品を発表し続けているミア・コウト。 ポルトガル語圏を超えて世界中で読み継がれている長篇デビュー作にして代表作がついに登場! ◉《アフリカ文学の愉楽》全6巻◉ 【編集委員】 粟飯原文子、桑田光平、中尾沙季子、中村隆之、福島亮 ◆アラン・マバンク(コンゴ共和国) 【第1回配本】 『割れたグラス』桑田光平 訳 バー"ツケ払いお断り"を舞台に繰り広げられる、酔いどれたちのめくるめく狂想曲! コンゴ共和国出身、現代アフリカ文学随一のヒップスターによる代表作。 『ヤマアラシの回想』桑田光平・福島亮 訳 その国には分身遣いがいるという―― 人間の〈分身〉として生き、殺人を定めとされた一匹の雄ヤマアラシが語る人間界の悲喜劇。 人間の内奥を抉り出す、マバンクのルノドー賞受賞作。 ◆ミア・コウト(モザンビーク) 【第2回配本】 『夢遊の大地』伊藤秋仁 訳 長引く内戦で荒廃したモザンビーク。 記憶喪失の少年とひとりの老人の幻想的な彷徨を、言葉遊びや詩的な描写を自由自在に駆使して、アフリカ的な幻想と現実が入り混じったイメージを浮かび上がらせる、カモンイス賞受賞作家のデビュー作にして世界中で読み継がれている代表作。 ◆サミ・チャック(トーゴ) 『エルミナ』福島亮 訳 キューバやメキシコなどのさまざまな場所を舞台に、魔性の美少女とそれに魅せられた青年の淫靡な実践の数々。 「アフリカのサド」の異名をほしいままにするサミ・チャックが、プラトンから山田詠美、さらには作中小説『エルミナ』まで、めくるめく引用を重ねながら綴る、悦楽と残酷に満ちた代表作。 ◆レオノラ・ミアノ(カメルーン) 『影の季節』粟飯原文子 訳 カメルーンのドゥアラを舞台のモデルに、口承によって受け継がれてきた大西洋横断奴隷貿易の起源に迫るフェミナ賞、メティス小説大賞受賞作。 ◆アクウェケ・エメズィ(ナイジェリア) 『フレッシュウォーター』粟飯原文子 訳 ナイジェリア南部に暮らすアダは気性の激しい扱いにくい子どもだった。イボの言い伝えによれば、精霊オバンジェとして生まれた子はたいてい幼いときに死ぬが、オバンジェのアダは生き延びて16歳で大学進学のために渡米する。やがてアダの中の精霊/自己たちが力を増していき、痛ましい事件の後、名前を持つ存在が前面に現れ、身体を支配するようになるが……。 「複数のわたし」と対話し、折り合いをつけることとはどういう経験なのか。 いま世界でもっとも注目される作家のひとり、エメズィの鮮烈なデビュー作にして自伝的小説。 PEN/ヘミングウェイ賞最終候補作。 -
村怪談 現代実話異録
「ここいらは、しびとの集落だ」 赤錆びた道路標識の先の廃村。 片目の老婆の語る恐ろしい話とは… ――「四人集落」より 神隠しの山 初子と生贄 土葬の秘儀 カミサマと呪い屋 隠された禁忌の風習、村と集落の怖い話25! 日本の中の異界、村。独自の文化を持ち、様々な掟と共に生きる閉鎖社会の恐怖譚を聞き集めた現代の実話怪奇録。 ●山梨の山中で迷い込んだ廃村。脱出するにはある問答に答える必要が…「四人集落」 ●土葬の風習が残る村。棺に蓋をせずに故人と一夜過ごすと死者と話せるというが…「言うことなし」 ●小倉南区にかつてあった集落では正月に餅を食べてはならない。禁を破ると…「カプグラ」 ●初子が誕生したら家の年長者を山の縦穴に放り込んできた青森の村。山神への生贄だと言うが真実は…「山神穴」 ●四国のとある村。真新しい公民館が建つ土地には禍々しき因縁が…「生焼け」 他、日本の闇に迫る最恐25話。 -
村上春樹短篇再読
村上春樹ファンには、とりわけ彼の短篇が好きだという人も多い。この作家の短篇小説には、〈短篇〉という形式において、長篇とはまた異なる、比喩や象徴性に優れた村上ワールド独特の魅力があるからだ。著者は、村上春樹作品をデビュー作「風の歌を聴け」(1979年)以来、「自分たちの物語」として鮮烈に受け止めてきた、コアな読者世代。村上春樹と共に同時代を呼吸してきた感覚による読解は、ほかの研究・批評書とは異なる肌理をもち、本書自体が、村上春樹のテイストを有している。村上春樹の小説を、仕掛け共々、隅々まで楽しめる評論である。村上春樹の短篇15作品と、村上訳のアメリカ短篇小説3本(カーヴァー、フィッツジェラルド)を、春樹ファンに向けてディテイルに踏み込んで語る。コアなファンが非常に多い村上春樹作品を味読再読するには格好の書。普通の読み方では飽き足らぬハルキリーダーにとって打ってつけの一冊。 -
村上春樹 翻訳ライブラリー ある作家の夕刻 フィッツジェラルド後期作品集
作家としての窮状さえも、フィッツジェラルドは 見事に小説に結実させていった―― 華やかな喧噪の日々から一転、三十代にして迎えた不遇の時代にも、 フィッツジェラルドは多彩なスタイルの短篇小説と、 「壊れる」三部作ほか秀逸なエッセイを残した。 人生の暮れ方に描かれた、美しくゆるぎない物語。 早すぎる晩年となった一九三〇年代のベスト集。 〈短篇小説〉 異国の旅人 ひとの犯す過ち クレイジー・サンデー 風の中の家族 ある作家の午後 アルコールに溺れて フィネガンの借金 失われた十年 〈エッセイ〉 私の失われた都市(『マイ・ロスト・シティー』改訳) 壊れる 貼り合わせる 取り扱い注意 若き日の成功 -
村上春樹〈訳〉短篇再読
村上春樹ファンの多くは、彼が訳したアメリカ短篇小説を、彼自身の作品同等に愛読している。村上テイストあふれる翻訳短篇は、相似形で読者を招き、原作の核心へと誘い込んでいる。村上氏が翻訳紹介する短篇作品は、小説の魅力と共に、アメリカの文化・社会のディテールを繊細に掬い上げており、そこが重要なんだと私たちに気づかせてくれる。村上訳の大胆な柔らかい言葉と原文を往き来するなかで、私たちは一篇の小説から豊穣を得るのだ。本書は、村上春樹作品をデビュー作以来熱心に追ってきた著者の『村上春樹短篇再読』に継ぐ評論集であり、ムラカミ訳経由で原作を味読精読するための格好のガイドとなっている。作品の細部に分け入り、各々の小説の粋と技巧を楽しんでいただければ幸いだ。T.カポーティ「ティファニーで朝食を」、F.S.フィッツジェラルド「カットグラスの鉢」、R.カーヴァー「ダンスしないか?」、U.K.ル=グウィン「空飛び猫」ほか、村上春樹氏が訳した短篇15作品を取りあげる。 -
村上春樹論 『海辺のカフカ』を精読する
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本、アメリカ、中国等で大ヒットした『海辺のカフカ』。カフカ少年とナカタさんのパラレルな物語に"癒し"や"救い"を感じた人も少なくなかった。けれども、本当にそういった内容なのだろうか?丁寧なテクスト分析によって、隠された構造が浮かび上がる。暴力が前面に現れつつある「九・一一」後の世界に、記憶と言葉の大切さを訴える、渾身の村上春樹論。 -
村上宗隆 ブレイクスルーを起こす84のメッセージ
2026年シーズン、MLBのシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した村上宗隆の「自分の殻を破って成長するメソッド」を本人のコメントから読み解く1冊。臨床スポーツ心理学者として数多くの選手のメンタルカウンセラーを務めてきた著者が「村神様」のメンタルに迫る! 本書で紹介した村上の考えは、あなたの夢をかなえるヒントになるはずだ。 ※本作品は2023年3月に刊行された単行本『突出力 村上宗隆に学ぶ 「自分の限界」の超え方』を文庫化に際し、加筆、改筆、改題したものです。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
紫草
「アララギ」歌人である今井邦子による短歌集。 (※本書は2000/4/25に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました) -
紫式部と男たち
男たちは日記を書き、女たちは歴史を書いた 2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の最良の手引き! 物語が女の人生を照らし、男たちの政治をも動かす――。 宮廷を中心に文学が花開いた平安時代。 壮大な人間ドラマである『源氏物語』はいかにして書かれ、どう読まれたか? セクシュアリティと権力の観点から平安文学を読み解いてきた日本文学研究者が、紫式部と同時代を生きた男たちの実像を通してその歴史を描き出す。 〈目次〉 はじめに 紫式部はなぜ『源氏物語』を書いたのか 第1章 『源氏物語』の時代 第2章 摂関政治下の色好みの力 第3章 すべては『蜻蛉日記』からはじまった 第4章 女の物語の系譜 第5章 呪いと祈祷と運命と 第6章 女房たちの文化資本 第7章 『源氏物語』はどう読まれたか 第8章 女が歴史を書いた おわりに 色ごとが政治に直結していた平安時代。女房たちが宮廷に出仕し、和歌や散文を読む教養あふれるサロンが形成され、そのサロンの趨勢もが政治を左右しました。紫式部をはじめとする女たちが物語を書き、その物語が女たちの人生を照らし、時に男たちの政治をも動かす。物語と現実とが深く響き合った稀有なこの時代の手触り、そして人々の生きざまを、『源氏物語』を読み解きながら蘇らせる、めっぽう面白い一冊が誕生! 〈性と権力〉に着目して平安文学を読み解いてきた著者・木村朗子さんの鋭くも小気味よい読みに誘われ、いつしか紫式部の人生、『源氏物語』の神髄に触れることになるはずです。 2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』のまたとない手引きである本書、ぜひお読みください。 -
紫式部日記
紫式部が中宮彰子に仕えた期間のうち寛弘五(一○○八)年七月から約一年半にわたる日記と消息文から成る.道長邸の生活,彰子の出産,正月の節会など大小の見聞が,式部独特の鋭敏な感覚を通して記録されている.自他の人間を見すえてたじろぐことのなかった『源氏物語』の作者の複雑な内面生活をうかがい知るうえからも貴重な文献.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. -
紫式部日記
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おのが内部に「暗闇」をもつ紫女の言説を犀利に読み解く。現代語訳対照・解説・改訂本文一覧・和歌各句索引付き。 -
紫式部日記解読 天才作家の心を覗く
道長の要請によって書かれたとされる紫式部日記。中宮彰子の出産や、華やかな行事にあふれた宮廷を描写しているようにも思える日記だが、著者はそこにたぐいまれな人間観察の筆致を見る。たとえば皇子誕生の祝いの場で、一見くったくなくたわむれているようであっても心中穏やかでない人たちを描く紫式部の洞察力が見逃すことはなく、馬鹿な男、立派な男をどのようなことで判断しているかも教えてくれる。また、有名な清少納言への批評は、彰子の周囲はこうあってはならぬという道長への密かな具申と解釈すべきと考え、単なる個人的な評価だという考えを退ける。 読み進めるうちに、紫式部は女性たちにどう生きることを望んだのかが私たちにわかってくる。日記文学の解読を通して、現代にも通じる女性の生き方を指南する画期的な書。 -
紫式部の暗号
京都<千年の古都・世界のKYOTO>を、今よりもっと味わい深く――。 本書は、気象予報士の著者が『源氏物語』をまったく新しい視点から読み解きます。 「気象」から『源氏物語』に触れると、京都はいつもより魅力的に映ってくるのです。 紫式部は、科学的といえるほど精緻に気象現象を描写していたことがわかりました。 ――そう、まるで平安時代の気象予報士かのように……!! 紫式部はなぜここまで気象の描写にこだわったのか? 本書はその謎にも迫ります! <著者からのメッセージ> 「京都を歩くと、『源氏物語』の気配を感じることがあります。 山や川、日々の天気や四季折々の風や光、雨、しぐれ……。 そこに平安人たちの気配を感じることができたら、どんなに素敵なことでしょう。 ぜひみなさんの新しい目で、紫式部が気象の描写に込めた意図や思いを楽しんでください。 私にはそれが、はるか千年の時を超えて現代に届いた、紫式部からのメッセージにも思えるのです」 『源氏物語』に描かれた風と光を、千年後の京都に探しにいきませんか? (※本書は2016/10/22に株式会社 三五館より発売された書籍を電子化したものです) -
紫の咲く頃
夏休みに祖父の家に遊びに来ていた紅(コウ)はアオという少年と出会い、毎日のように遊んでいた。しかし、ある日アオが死んでしまい、紅の日常は一変する。自分の所為で死んでしまったと、その日を境に生きる気力を失くした紅はただ過ぎる毎日を過ごしていた。そんな時、転校生として「宮野蒼」というアオと同じ名前の人物がやってくる。別人だと分かっていても、ざわざわと心が揺れるのを止められなかった。しかし、一度話してみれば蒼は本当に”いい奴”で、転校してすぐクラスの皆とも打ち解け、紅自身も穏やかな気持ちで過ごすことが出来た。完璧な人物像、隙が無い蒼だからこそ日に日に増していく違和感。果たして蒼とアオの関係は、紅は後悔の日々から抜け出すことは出来るのか。 ■著者コメント■ 何気ない日常に潜む少し不思議な友情物語。コウとアオの友情は、紅と蒼を通してどういう結末を迎えるのか。 -
紫の館の幻惑 卍卍教殺人事件
吸血鬼原理主義者が興した新興宗教「卍卍教」。飲食店、風俗店まで展開する怪しげな宗教団体の秘密を暴くべく、ゴーストハンターは黒川、山田宮司、そしてぬいぐるみのミーコ姫と共に、教団本部に潜入する。教祖・紫堂大天との血戦の火蓋が切って落とされ、そして衝撃のラストへ……。長篇ホラー・ミステリ小説。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。 -
村の怖い話
実在する!? 怖い村の怪異 「指を喰われちまった、賽銭箱に。左手の指を」 村はずれの古い社に巣くう恐ろしいもの――「もう一つの神社」(内藤駆)より 日本の暗部!〈村〉の闇を凝集したテーマ別傑作怪談集 因習や禁忌に縛られ閉ざされた村――そこは深い闇に蠢く怪異が巣食う異界なのだ。 ・祖母の暮らす村にある小屋に住む奇妙な男「人間ではない」(つくね乱蔵) ・地蔵をめぐる凄惨な伝承の行方「隠蔽」(鶴乃大助) ・集落にいた巫女に纏わる不思議な話「かみながし」(黒木あるじ) ・とある村出身の女性の周りで起こる怪異「くだぎつね」(真白圭) ・山村の道にあった大きな石の禁忌とは「岐阜の石舞台」(戸神重明) ・村に住む孤独な老女の最期「多頭飼い」(内藤駆) ――ほか、中縞虎徹、卯ちり、丸山政也の書き下ろし23編を含む選りすぐりの村の最恐作の数々を収録。 -
MURAMURA満月の人獣交渉史
こんな娘になら、撃たれてもOK⁉ 日本SF新人賞受賞後、待望の第一作長篇、書き下し 伊佐チエはいわゆる普通の女子高生……だったはずなんだけど……。彼女が卒業した小学校が、この世から忽然と消えてしまうという怪事件をきっかけに、何の因果か、ケッタイな獣たちが蠢く不可思議な世界へ行く羽目に。そこはチエの曾祖父・小五郎のつくった夢の世界、夢羅。同級生のコザケンらを従え、夢羅に潜って、果敢に闘いを挑むチエ。伝説の化け狐・キトネを追え! 操るは、先祖伝来の滅魔の銃!『ルナOrphan’sTrouble』で第4回日本SF新人賞を受賞した奇才が描く、ネオ・ジャパネスク・アクションSF!待望の受賞後第一作長篇。 -
「無理」の構造 この世の理不尽さを可視化する
ヒット作『具体と抽象』に続く第二弾。努力が報われないメカニズムを可視化し、思考のコペルニクス的転回を 努力が報われず、抵抗が無駄に終わるのはなぜか。 本書では、「世の中」と「頭の中」の関係を明らかにし、閉塞感や苛立ちの原因に迫ります。 抵抗が無駄に終わる原因の一つは、「自然な流れや法則に逆らっている」ことにあります。つまりどこかに「無理」があるということなのでしょう。 本書では、読者の頭の中の「コペルニクス的転回」に挑戦します。—「まえがき」より 本書のタイトル、〈「無理」の構造〉は、〈理(ことわり)なきことのしくみ〉、あるいは〈理不尽さのメカニズム〉です。 【目次】 第1章 錯覚の積み重ねと「三つの非対称性」 第2章 「知識」の非対称性、「思考」の非対称性 第3章 「具体と抽象」の非対称性 第4章 「言葉」という幻想 第5章 「人間心理」の非対称性 第6章 1:9の「ねじれの法則」 第7章 気づきにくい社会や心の不可逆性 第8章 社会・会社の劣化の法則 第9章 具体化・細分化の法則 第10章 上流・下流の法則 第11章 「微分と積分」と現実 第12章 のこぎりの法則 第13章 折り曲げの法則とストックのジレンマ 第14章 大企業「病」という幻想 第15章 宇宙と「人間の心」 第16章 コミュニケーションという幻想 第17章 「公平」という幻想 第18章 「対等」という幻想 第19章 決定的な非対称性 第20章 「全体像」という幻想 第21章 「経験則」という幻想 第22章 「啓蒙」という幻想 【著者】 細谷功 著述家、ビジネスコンサルタント。1964年、神奈川県に生まれる。東京大学工学部を卒業後、東芝のエンジニアを経てビジネスコンサルティングの世界へ。問題解決や思考に関する講演やセミナーを国内外の大学や企業などに対して実施している。著書に『地頭力を鍛える』(東洋経済新報社)、『メタ思考トレーニング』(PHPビジネス新書)、『会社の老化は止められない』(亜紀書房)、『具体と抽象』『自己矛盾劇場』(以上、dZERO)などがある。 -
無理矢理な人たち ~この素晴らしき世界~
物語の語り手である《おれ》は、とあるバーで出会った奇妙な老紳士《傷の痕》氏から、人の内面をのぞき見ることができるという不思議なコンタクトレンズを受け取る。《おれ》は個性豊かな7人の人生を覗き見て老紳士に語り聞かせる。 一見普通に見かけるような人々…。愛嬌がある太めの女の子。データ入力を生業にする痩せ細った男。変態性癖を隠し持つビルの清掃員兼ブルースギタリスト。勘違いな超ナルシストのビジュアル系バンドマン。男性不信の三十代後半独身キャリアウーマン。過去のトラウマゆえ人形にしか心を開かないSV(スーバーバイザー)の男。石膏のような厚化粧をした良家の令嬢。 物語はそれぞれの人生を細やかに描き出していく。彼らがそれぞれに抱えている決して普通ではない闇と光、痛みと喜び。何が今の彼らをつくったのか。やがてそれぞれの物語が交錯して絡み合ってゆき、《おれ》と老紳士《傷の痕》の関係にも劇的な変化が訪れるのであった。 救いのないようにも思えるエピソードの中で、愚かでどうしようもない、それでも愛すべき「人という生き物」を軽妙な語り口で描いた一冊。 ※本作品は2010年に、ぶんか社より電子出版されていたものを加筆訂正し再発売。 表紙絵・寺澤晋吾 -
【無料お試し版】小田くん家は南部せんべい店
絶賛の声続々! 映画「バカ塗りの娘」の原作者、髙森美由紀の最新作を特別無料配信! 伝統の南部せんべい店を営む一家の心優しい人間ドラマに、全身がぽかぽかと温かくなりました。 (紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん) 家族のこと、友達のこと、生死や、家業のこと。 それらを見つめ、考え、少しずつ自分なりに気付き成長していく弘毅の姿に、大人の私も新鮮な気持ちを取り戻していくようでした。 (東京旭屋書店 新越谷店 猪股宏美さん) 激動の日本を優しく癒してくれる格好の特効薬になるのかも。 (テレビ東京 深谷守さん) 「さあ、焼くぞ。大切な人のために、そして自分のために」 青森県の片田舎にある「小田せんべい店」。 小学四年生の弘毅は嫌だった。課外授業でクラスのみんなが家に来ることになったのだ。 南部せんべいなんか、バカにされるに決まってる。 しかし当日、不登校の同級生・潤が来たことで弘毅は南部せんべいを焼くことになり……。 六十九年間せんべい一筋の祖父・よっしーを始め、家族みんなに見守られて弘毅は少しずつ大人になって行く。 ひと口かじると涙がほろり あなたの心を優しく癒すぽかぽか家族小説 2024年2月29日発売予定 ※発売前の校正刷をもとにしており刊行時には内容が異なる場合がございます。 -
【無料お試し版】『デルタの羊』試し読み&雑誌ダ・ヴィンチ<『デルタの羊』刊行記念特別企画>記事付(著者インタビュー/特別対談 作家・塩田武士×声優・速水奨/アニメ関係者の声!)
製作委員会、制作会社、ゲーム、配信、中国、テクノロジー、コロナ後…… これが日本のアニメの“リアル”! 「俺たちはあまりに善人だ」 「誰かが羊飼いにならなきゃ、日本アニメは地盤沈下していく」 アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。 しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。 一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる “前代未聞のアニメ”への参加を決意するが……。 アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、【逆転のシナリオ】が始動する! ※本電子書籍は『デルタの羊』の第二章までと「ダ・ヴィンチ 2020年12月号」の特集記事を合本にしたものです。 -
【無料お試し版】冬眠族の棲む穴
25万部突破! ベストセラー「喫茶ドードー」シリーズの標野凪が贈る二十四節気のショートショート。 収録作品 「冬眠族の棲む穴」「マダムの時計」を特別無料配信! 日本の美しい春夏秋冬にふさわしい24編の短編小説、惚れ惚れした。 標野先生にしか書けない、不思議でどこか奇妙な中毒性のある世界観。とっておきの魔法をかけてもらった。 ぐるぐる変わる自分の感情が心地よくて、久しぶりにテンション上がって元気が出た。 小説を読み切ったことが無い人や、これから小説を読んでみようと考える人にも、おすすめしたい一冊。 (文真堂書店ビバモール本庄店 新井さゆりさん) どのお話もちょっぴり切なく、優しく、 1日1話すこしずつ読み進めたいと思うお話たちでした。 中でもやはり、表題作である「冬眠族の棲む穴」が素敵なお話だと思いました。 毎日元気よく働ける人もいるでしょうけれど、 冬眠族のように、寒くなったら冬眠してゆっくり休む必要がある人だっているんです。 りんごを食べて、寒い間はゆっくりおやすみできる穴。読んだ人はきっと、ああ私も冬眠族だ、そう思うのではないでしょうか。わたしも行きたいものです。 (くまざわ書店調布店 山下真央さん) 【著者より】 心もからだも冷え冷えする夜には、この本を携え、冬眠族の巣穴にすとんと落ちてください。 そんな冬ごもりのおともに、と24の小さな物語を書きました。 日常の延長にある、ほんの少しだけ不思議な世界で繰り広げられるお話を、 季節を繰るようにゆったり楽しんでいただけますと嬉しいです。 どこかにあなたがいる、やもしれません。 2024年12月12日発売予定 ※発売前の校正刷をもとにしており刊行時には内容が異なる場合がございます。 -
【無料小冊子】恋愛やめたら、王子様が現れた ~幸せにしかならない魔法の恋愛~
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【こちらは無料小冊子版となります】 *+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+* 【全ての恋愛に対するアンサーがココにあります。】 泣いたり怒ったりする苦しい恋愛に散々振り回されてきた舞香がたどり着いた恋愛に対しての1つの答え。 その答えを手にしたことで、自分の理想100%の年下王子様と愛し愛され幸せしかない最高の恋愛をするようになりました。 シングルの方にも、パートナーがいる方にも、ぜひ読んでもらいたい新しい恋愛のバイブルです。 *+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+* 【著者プロフィール】 舞香(まいか) 東京都出身。1982年10月4日生まれ。 Ameba公式トップブロガー。魔法の生き方伝道師。 オンラインサロンMAIKALAND運営。 15歳で子供を出産してシングルマザーとなる。 10代の頃から幸せについて研究し、現実創造の仕組みやメンタルコーチングについて学ぶ。 そんな中で24歳で魔法の生き方に出会い、実践していくことで次々と夢を実現し、現在は理想的な王子様に愛されながら幸せな毎日を送っている。 -
【無料電子版】アイアムマイヒーロー! 特典付き試し読み
はやみねかおる氏、三部けい氏も推薦! 鯨井あめ『アイアムマイヒーロー!』の、無料試し読み版です。 本編冒頭16ページ分の試し読みに加え、著者メッセージ、全国の書店員さんから集まった感想なども収録しています。 ★ ★ ★ 今までの自分をきれいさっぱり捨て去って生まれ変わることができたら、どんなに幸せだろうか――。 そんな「奇跡」を願うすべての人に読んでほしい。 自分に何の期待もできず、自堕落な生活を送る大学生の敷石和也(たかなり)。 ある日突然、全く知らない子どもの姿となって目覚める。目の前には、小学生時代の自分が。 なんと「赤の他人」となって10年前にタイムスリップしてしまった……! 大人びた優等生のクラスメイト・渡来凜、いつも一緒だった友達の飯塚正人と田島拓郎。 その中にあって小学生時代の自分を客観的に見つめる和也。 そして自分の行く末に思いを馳せる。 「こんなダメダメな子どもだから、将来あんなろくでもない大人になるんだ――」 和也は自分の身に起こった奇妙な「奇跡」とどう向き合っていくのか? デビュー作『晴れ、時々くらげを呼ぶ』が3刷の大反響、鯨井あめが紡ぐ最新作! ★ ★ ★ 装画:あすぱら -
【無料版】『ガザ、西岸地区、アンマン 「国境なき医師団」を見に行く』試し読み いとうせいこう×白川優子特別対談付き
『ガザ、西岸地区、アンマン 「国境なき医師団」を見に行く』刊行記念として、第一章「ウェルカム・トゥ・ガザ!」を無料で試し読みいただけます。 さらに特典として、いとうせいこう氏と、国境なき医師団の看護師である白川優子氏の対談も収録! ☆『ガザ、西岸地区、アンマン 「国境なき医師団」を見に行く』内容紹介 いとうせいこうが「国境なき医師団」に同行して世界の現場を訪ねる好評ルポルタージュ最新刊。 世界の矛盾が凝縮された場所・パレスチナで、イスラエルに対する返還デモに参加して銃撃される若者たちや、巨大な分離壁に囲まれたヨルダン川西岸地区、中東全域から紛争被害者が集まるアンマンの再建外科病院を取材。 作家の眼がとらえた「世界のリアル」を、等身大の言葉で深く伝える感動作。 写真:横田徹、MSF -
【無料版】『今度生まれたら』試し読み 内館牧子特別インタビュー付き
『終わった人』『すぐ死ぬんだから』に続く最新刊『今度生まれたら』。その第一章を無料お試し読み切り版として特別配信! 70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。 「今度生まれたら、この人とは結婚しない」 夫はエリートサラリーマンだったが、退職後は「蟻んこクラブ」という歩く会で楽しく余生を過ごしている。 2人の息子は独立して、別々の道を歩んでいる。 でも、実は娘がほしかった。 自分の人生を振り返ると、節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか。進学は、仕事は、それぞれ別の道があったのではないか。 やり直しのきかない年齢になって、夏江はそれでもやりたいことを始めようとあがく。 2大ベストセラー『終わった人』『すぐ死ぬんだから』の著者が放つ最新「高齢者」小説! -
【無料版】『宝島』試し読み 特別書下ろしエッセイ&著者インタビュー付き
真藤順丈『宝島』試し読み版です。 本編冒頭試し読みのほか、特別書下ろしエッセイ、著者インタビューも収録されています! ※※※ 第160回直木賞・第9回山田風太郎賞・第5回沖縄書店大賞、三冠達成の傑作! さあ、起(う)きらんね。 そろそろほんとうに生きるときがきた―― その言葉を残して、故郷(シマ)いちばんの英雄が消えた。 米軍統治下の沖縄で、英雄の帰還を待ち望みながらも、 奪われた故郷を取り戻すため立ち上がる、グスク、ヤマコ、レイ。 それぞれの信じるものに従い、警官となり、教師となり、テロリストとなった幼馴染たちは、 時代のうねりに翻弄されながらも、抗い、立ち向かい、したたかに生き抜こうとする。 故郷と基地。沖縄(ウチナー)とアメリカ。現在と過去。こちら側とあちら側。 その境界線を、越えてゆけ。 -
【無料版】『ヒカリ文集』抜粋 特別エッセイ付き
『ヒカリ文集』刊行記念! 一部を無料で試し読みいただけます。さらに特典として、著者・松浦理英子氏の特別エッセイも収録。 二年前、東北で横死した劇作家兼演出家の破月悠高。妻の久代がその未完成の遺作を発見した。学生時代に夫妻も所属していた劇団NTRをモデルにしたその戯曲を読んだ久代は、同じく劇団員だった鷹野裕に声を掛ける。「裕、あの戯曲の続き書かない?」 相談の結果、元劇団員たちがそれぞれ好きな形式で文章を寄せることになった。作品集のタイトルは「ヒカリ文集」。劇団のマドンナであり、あるとき姿を消してしまった不思議な魅力を持った女性、賀集ヒカリの思い出が描かれてゆく。 『親指Pの修業時代』『犬身』『最愛の子ども』……そして新たな傑作が誕生!
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