名探偵 木更津悠也

名探偵 木更津悠也

605円 (税込)

3pt

資産家・戸梶康和が自宅の洋館で刺殺された。財産相続がからんでいるものの、遺族たちには、それぞれ完璧なアリバイがある。被害者の甥・彰敏が証言した幽霊の目撃談。そこから名探偵・木更津悠也が導きだした犯人とは―!?(「白幽霊」) 白い幽霊の出没に連動して事件が起こる4編で、名探偵・木更津悠也と助手役・香月実朝が名コンビぶりを発揮する!

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名探偵 木更津悠也 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年07月02日

    『翼ある闇』から辿り着きました。
    主人公・木更津さんの名探偵たろうとする姿勢が潔くて本当に格好いい。「禁区」が特に好きです。
    いつかシリーズ続編が読んでみたいなぁ。

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    Posted by ブクログ 2017年05月20日

    既存の名探偵と助手の枠組みを完全にぶち破る木更津と香月の素敵な関係性がとにかくいい。
    香月の驚異的な頭脳もさることながら、探偵としての美学や最後のカウンターで単なる傀儡ではないことを示した木更津の描き方がまた上手い。あくまでこの作品は「名探偵 木更津悠也」であるのだなぁ、と再認識しました。
    「禁区」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「翼ある闇」の記憶があるうちに読んでおこうかと。
    香月くんは木更津にべたぼれですね(笑)
    ていうか香月くんてこんなキャラだったの・・・!
    探偵より助手のほうが実は先を行くっていうちょっと珍しい探偵助手コンビかも。助手が探偵を導くって言うか自分の理想とする探偵像を現実とすべく操ってるとしか(笑)...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月08日

    このホームズ&ワトソンは「翼ある闇」以来だが、関係が怪しくなっている(というより、明らかになるというべきか)。それと各話に共通する非現実的なモノの介入もあって、正統派本格なのに歪んでいる。「禁区」が好き。「交換殺人」はややこしくて1回で理解できなかった。

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    Posted by ブクログ 2014年09月11日

    「白幽霊」という存在が一つの装置として全編に登場する短編集。
    中でも『禁区』はその装置が綺麗に作用して意外な真相をもたらしてくれる。
    探偵役はお馴染みの木更津悠也なのだが、ワトソン役である香月が語り部に収まらない立ち位置にいるのが面白い。

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    Posted by ブクログ 2013年01月10日

    この本で、麻耶雄嵩を買い漁ることを決定!! ホームズ&ワトソンな関係で、ワトソン側の肩を持っちゃう読者にはたまらんよ!! やられた!!

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    Posted by ブクログ 2011年02月04日

    名探偵 木更津の短編集。ワトソン役香月の賢さ+腹黒さ+木更津ラブっぷりが何とも良い味ですね。
    全編に共通して「白い幽霊」が絡んでいて最後に何かあかされるのか?と思いきや、そこは謎のままなのですね。
    妙な薀蓄も少なく読みやすかった。

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    Posted by ブクログ 2010年09月14日

    名探偵であるために必要なこととは何か?……「なるほどなー」と思いながら読みました。ワトソン役が歪んでいるというか、腹黒いというかでビックリしたのですが……「名探偵・木更津悠也かっこいい!」と感激している香月君が、段々可愛くも見えてきました(?)幽霊の謎は残るけれど、殺人事件の謎は綺麗に解き明かされて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年07月08日

    トンチンカンな探偵と有能な助手。その時点で込み上げるものが。
    香月が探偵・木更津に思い入れ過ぎてて、木更津を自分の理想の華麗なる名探偵に仕立て上げたがってんのが、なんつか、いい意味できもちわるい。笑。

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    Posted by ブクログ 2010年01月11日

    相変わらず香月君が木更津を手玉にと…もとい、操っててニヨニヨ
    香月君がいなくても木更津は”名”探偵なんだろうか?

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